P.B.B. プレイボーイブルース 3

P.B.B.

忧郁的花心男子P.B.B

P.B.B. プレイボーイブルース 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神23
  • 萌×210
  • 萌16
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
204
評価数
50
平均
4.1 / 5
神率
46%
著者
鹿乃しうこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
Punch↑
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862633446

あらすじ

No.1ホストとして、たくさんの女性だけでなく同僚ホストをも(!)魅了する純佑。けれど相変わらず純佑の愛情のターゲットは忍だけ!2人の同居当初の眩しい日々や、秘められていた家族のことなどがこぼれだす第3巻★club DANDY」の浴衣デーの出来事を収録&4コマ漫画もギッシリで、愛情たっぷりv

表題作P.B.B. プレイボーイブルース 3

NO.1ホスト
ガテン,元NO.1ホスト(たまにバイト)

その他の収録作品

  • 浴衣はじめました。
  • ラブ自慢対決(受編)
  • ラブ自慢対決(攻編)
  • 安芸・菱谷邸 間取り。
  • 続・5年前【1】~【3】
  • 純佑×忍インタビュー
  • セカンドH【1】~【4】

レビュー投稿数14

2人の関係性の説得力が格段に増した

 とても読み応えのある展開ばかりが詰め込まれていて、今までよりもさらに濃さが増していた気がしました。純佑の異母弟や忍の母親が絡んで来て、それぞれ恋人の家族に対して接し方を考える話が続きます。信頼のおけるカップルであるからこそ、そこまでできるわけですよね。純佑の弟はなかなか取っ付きにくい鋭さがあるし、忍の母親はかつて忍を蔑ろにしていた人。けっして穏やかなだけではない赤の他人(恋人の家族とはいえ)に対して、純佑も忍も恋人のことを想って真剣に、温かく接していたところが素敵だなと思いました。

 純佑がホストに成り立てだった頃の話も収録されていて、そちらも読めて良かったです。嘘が上手くないというか、嘘をつきたくなくていつでも本音で客に対峙するという、ホストらしからぬスタイルはやはり彼の最大の持ち味ですね。1人くらいこういう人がいてもいいんだと思う。客の求めるものは十人十色、お世辞や人を乗せることが上手いばかりのホストは嫌だという女性も少なからずいるでしょう。私ももし自分が客なら、純佑のようなホスト相手の方が猫を被らずリラックスして会話できる気がします。一方で、どんな場でも瞬時に柔らかい雰囲気に変えられる忍の手腕も素晴らしい。彼を尊敬しているという純佑の言葉に改めて納得させられました。私自身の好みの問題でまだ2人の関係にどっぷりとはハマれていないのですが、内容には十分満足しています。

0

お互いの家族を大切にするっていいよね

3巻、そろそろ二人の背景も出てくる頃ですね。

純佑の弟や忍の母の登場や、二人の出会って同居し始め純佑がホストを始めた頃のお話です。

純佑の弟によると継母が旅館を乗っ取ったと噂されてるとか。家族も野球も執着ないとか。
でも純佑は今はホストの仕事を頑張ってるし別に家族や実家を嫌ってる訳ではなさそう。
弟君も純佑がホストを半端な気持ちでやってないことをわかってくれて大人しく帰って行きます。
兄の顔を垣間見れたお話でした。

忍の母が落ち着いてましたね。忍の昔話の頃より。
忍は純佑に母の事を隠してましたがバレてましたね。誠実に忍母と向き合う純佑、大人ですね。
忍の辛い過去も純佑が包み込んで今は幸せになって、母との確執も解けたかな?

二人が同居始めた頃のお話ではまだまだ純佑は忍になついてませんね。でも超えてやるとは思ってて。
肘を故障して野球が続けられなく落ち込んでいたんですね。そんな時に忍に声をかけられて。
その後こんな関係になるとは。

相変わらずエッチも多くてラブラブな二人でした。
この先はどうなるんだろう。トラブルとか起きたり二人の危機とかあるのかなあ。

0

プレイボーイブルース3巻

第3巻。

純佑x忍の激アツloveストーリーの第3巻ですが、この巻では忍のガテン度は非常に低く、時々バイトで入っているホストクラブ内での話や過去時代の話で構成されています。
第2巻と似た構成で、純佑や忍の周りの人間たちが関係するエピソードを重ねて、純佑がいかに深く忍を愛しているのか、また明るい忍のチャラい性格の裏には深い淵があることなどがあぶり出されてきます。
ホストに偏見丸出しの純佑の弟の心を開く忍。
過去にオトコを優先して自分を守ってくれなかった母親からの手紙に動揺する忍。
そして、純佑がホストになりたてで忍がバリバリのNo.1時代のエピソード。人たらしの忍と他のどのホストとも違う個性を持つ純佑の姿。
そしてこの3巻には楽しいオマケページもいっぱいで、4コママンガや2人の浴衣艶姿、2人の暮らす部屋の間取り図などなども掲載。
激しすぎないHシーン、純佑+忍のイケメンぶりが眼福です。

1

【純佑×忍】編が一旦区切りを迎える第3巻。

1巻で完結していても2巻で完結していても十分満足できたくらいに各巻ごとにエピソードが充実している「P.B.B.」ですが、この第3巻で【純佑×忍】編はいったん区切りを迎えます。

3巻は2巻のドロドロとはまた違う結構ヘビーな内容です。
…というのも、忍の母親が登場するから。
その前に純佑の弟で、4巻から主役となる〔能成〕が初登場するお話が入っていますが、こちらはサラッとしたエピソードで終わっており、次の家族(=忍母)登場のお話へと繋げる布石的役割だったのかなと思っています。
しかしまさか彼が次巻以降の主役になるとはね。

で、本題の忍母登場回。第9話です。
2巻で母親の元彼が登場し、女としても母親としてもダメそうな人であることが仄めかされていました。
今巻でついに登場した彼女は、ひと目で「あぁ…」と思ってしまうような女性。
見た目もそうですが、発言の全てに嫌悪感を覚えるような。
リアルで同じ女として一番虫唾が走るタイプです。
他の登場人物の女性キャラ達がこの「P.B.B.」はタフ揃いなので、彼女の人としての空っぽさが余計に際立って見えてしまいます。
忍に会いに来た理由がまた何というかもうホントどこまでも自分のことしか考えてなくて呆れる…
それでも忍にとっては親は親なんだよなぁ。それがまた何とも…はぁ。。
純佑の誠実な対応に、純佑の株がグイグイと上がる1編でした。
彼女の登場をきっかけに明かされる忍の子供時代が気の毒過ぎます。

そしてラストの第10話。これが素敵なんです!
純佑と忍が一緒に住み始めた5年前に時間を戻しての回想エピソードから始まるのですが、こちらにもまた一人、厄介な女性客が登場します。
女性を描くのがつくづく上手いなぁって思っちゃう。
9話での誠実な純佑の姿に一層の説得力を持たせてくれる、新人ホスト時代の純佑のお話です。
彼女の5年後(現在)の姿が見れて良かった!

そして、本編以外のお楽しみも毎巻充実している「P.B.B.」
中でも特に4コマが巻を追うごとに面白くなっています( ´艸`)

2

個性のあるキャラたち

 同じカップルのお話を描いているのに、毎回楽しませてくれるしうこ先生。ワンパターンにならないストーリー作りの上手さはさすがです!

 今回は純佑の弟の能成と忍の母親が出てきます。能成は純佑と向き合ってちょっぴり大人になって、いい感じに東京を後にしたと思ったので、新章(4巻から)で再登場したときは驚きました。
 忍の母親の容姿にもびっくりです。もっとお水っぽい派手な母親を想像していたんです。忍が話す「消えろ」と我が子に言うような女には全然見えなかった。だけど忍に会いに来た理由がわかって納得です。母親もやっと幸せになれる相手を見つけたようです。
 忍の過去の話はたまらなかったな。なんて悲しいんだろう。純佑は弱いところも見せて欲しいと願っていただろうけど、目の当たりにするとやっぱり悲しかったと思う。忍が純佑に甘えられて良かった。
 act10は恋人になる前の二人です!純佑が忍のことをどんな風に見ていたのかがわかる純佑視点。ホストのお仕事を中心に描かれています。現実にはホストとかまったく興味がないんだけど、こんなホストクラブなら行ってみたいと思ってしまう。忍がカッコイイです\(^o^)/
 主役二人はもちろん、他の登場人物たちも薄っぺらくないんです。今回は弟、母親、ホスト達、女性客、どのキャラもちゃんと個性があるから、ストーリーに深みが出て感情移入出来きます。
 そして恒例の4コマ漫画がめちゃくちゃ面白い。牧さんとコータンもコラボしてます。「4コマになると活き活きする純佑」byしうこ先生と言うことで、本編とは一味違う純佑が楽しめますよ。

5

「家族」と「過去」

第1巻、第2巻と比べると、どことなくオトナな雰囲気になった第3巻です。この巻から読み切りではなく連載になったこともあり、基本的には1話完結しつつお話が続いています。

本巻のテーマは「家族」と「過去」です。続刊のキーパーソンである、純佑の弟・能成が登場したり、忍の生い立ちが垣間見えたりと、二人の人間しての魅力がより深みを増す一冊になっています。

恒例の4コマ漫画も沢山で嬉しかったです。牧さんが相変わらずで安心しました笑

1

じゅんしゅけ男前♡

前巻では距離が近づきよりラブラブになった二人ですが。
この3巻は純佑と忍の家族のことが出てきます。

純佑の弟が突然純佑のもとを訪ねてくる。
世話焼きぃの忍はせっせと弟をかまうわけですが…うん、この兄弟コミュニケーション不足じゃね?

純佑に悪態をつきつっかかる弟・能成。
自慢の兄貴で『俺の理想』からはずれた純佑を責めたくなったんでしょうか。
それでもそんな弟を受け止め自分の思いをハッキリと言葉にする純佑はかっこよかったです。

そして次は忍の母が登場。
会いたい、そう手紙に書いてあり複雑な心境になる忍。
臆病な忍はちょっと弱ってしまい、純佑に助けを求めそうになりますがそれでも何でもない風を装う。
一見優しげでどうして忍は母を邪険に扱うのかが最初は不思議で、けれどそうなる理由が分かり…痛かった。

忍に変わって母を見送りに行く純佑の誠実さ。
そしてわだかまりを抱えながらも『俺の彼氏どーだった?』と母にメールをする忍の前向きさにホロッときました。
純佑だから、自慢したくなったんだよね。

相変わらず四コマのおバカ加減に笑わせてもらいました。
ラブ自慢対決(受編)の伏せ字が気になるw

3

深まる絆

3巻は純佑の弟能成、忍の母親が登場します。
そして後半は純佑のホスト新入り時代のお話です。

純佑の弟を面倒みたり、忍の過去に触れて信頼と絆をより強固にしていく2人でした。
すっかりラブラブなので忘れてましたけど、純佑は実家の問題がまだ解決されていないんですよね。
純佑の今後の身の振り方は凄く気になる所です。

弟の能成は、純祐に何を訴えたくてどうしたいのかよく分かりませんでした。
春に上京する報告と兄に嫌味を言いに来た、そして忍と接することで兄への幻想がちょっと崩れた、という部分しか読み取れませんでした。

個人的に忍母の方が興味を引かれます。
どんな最低な母親なんだろうと思っていましたが、優しげな普通の女性に見えるんですよね。
でも、言葉の端々から忍への愛情の薄さがビシバシと伝わってきて(ー ー;)
この人が抱える痛みや闇について、いろいろと想像が掻き立てられました。
そしてそんな忍母に特攻する純佑(笑)
忍にとって触れてほしくない部分だし、忍に黙って母親に会いにいった純佑に忍はとり乱します。
母親に対する押し殺していた怒りまでを爆発させてヘバッた忍を、優しく包み込む純佑でした。
荒療治だとは思うけど、純佑の受け止めてあげたいという気持ちが健気でとても感動しました。

4コマで「Punch↑」の牧と浩太が登場しますが、読者はもう「Punch↑」を読んでいる前提なんですね。
時間軸もよく分からなくなってきました。
2巻の時点で牧と浩太はまだ知りあっていないはずですが、この4コマではもう付き合っている感じです。
「P.B.B」1、2巻→「Punch↑」→「P.B.B」3巻〜
という順番が、読者的に1番自然に読める流れだと思います。
タイムリーにコミックスを追っていたら問題ないだろうけど、後から追う身としてはちょっと混乱する部分がありました。

1

ギラギラからモジモジ

ホスト臭満載なオープニング。
2人の中は完全に出来上がっていて、ぐらつく要素もなく、ラブラブ感に恥ずかしくなったりします。

純祐の弟の登場で違うベクトルが生まれてしまいますが、家族との溝は既に解消されているので、割と弟想いな一面が見れるエピソードに。

ただ問題なのは忍の方。
手紙1枚で、いろんなものを拒絶して独りでやり過ごそうとする悲しい習性に、笑顔の見方が変わってしまいます。
想い描いていたお母様のイメージとは大分異なりますが、純祐の存在もあり過去のトラウマとも上手く決別できたのかなと思ってみたり。

そして純祐の初ホストぶりに予想通りで、影でみんながソワソワしてる姿が想像できます。

「浴衣始めました。」や4コマ等。
小ネタ満載でイチャラブを堪能。
段々イチャイチャに照れが入る微笑ましい1冊でした。

0

や~、やっぱいいなぁ、ガチンコラブ!

思えばこの二人は、最初っから「恋人」というよりも「パートナー」という付き合いだったように思います。
どうやったら一緒に人生を歩いていけるか、どうやったらちょっとでも長く傍に居られるか、そのためにどんな自分で居ればいいのか。
そういうことに真剣に向き合ってきたんですよね。

純佑の愛情は、ホントに溢れて溢れて仕方ないって感じです。
それが時々逃げ道を塞ぐようで忍を追い詰めたりもするんだけど、そんなときに忍を救い上げるのもやっぱり純佑なんですよね~。

今回は2人それぞれの家族の問題が出てきます。
忍の母親との関係が、思っていた以上に重くてビックリしました。
こんなものを抱えて、それでも忍はいつも笑っているんだなぁ…って、惚れ直しました。
それを受け止めよう支えようと足掻く純佑にも、惚れ直しました。
この2人って、ホント、どっちもそれぞれに惚れずにはいられないイイ男なんですよね~。

優しい嘘をつき通したくて、けども純佑の前では嘘をつけなくなってしまった自分を知っているから純佑と一緒に母親に会うのはキツイ。
そんな思いを糸が切れたみたいに吐露する忍にも、そんな忍を抱きしめて間違ってないよと言ってあげられる純佑にも、すごくじ~んとしました。
このシリーズで一番好きなシーンです。

今回はそんな2人の物語に加えて、まだくっつく前の5年前のお話とか、2度目のHのネタとか、てんこ盛り♪
こうして過去も覗き見てみると、純佑って「いつから忍を好きなの」とか、「どんだけ好きすぎるの」とか、ニマニマします☆

すごく2人や2人の関係に惚れ直す1冊でした!

3

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う