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暴君シリーズに繋がる作品なわけですが、
1996年出版！
『恋する暴君』の宗一が初登場する作品でもあります。主役は宗一の弟ですが。
この話は『チャレンジャーズ』シリーズへと続き、メインキャラが変わって名作『恋する暴君』へと続いていくわけですね。
私は反対側からさかのぼって読みました。
暴君シリーズの大ファンだから、感慨深い気持ちにはなりましたが、正直あんまり面白くなかったなァ…。
『チャレンジャーズ』もそんなに好きじゃなかったし期待もしてなかったんですが、それよりさらに古い絵柄とベタベタで古い少女漫画的展開が、どうにも肌に合わなかったです。
宗一ファンとしての義務は果たしたぞ。そんな感じ。
あ、でも磯貝が出てたのは嬉しかったかな。
最強の兄弟だなぁと
新装版は海王社GUSH COMICS「チャレンジャーズ」全４巻（のうちの１巻目）です。しかし手元には花丸コミックスしかなく内容が新装版と変わっていたら大変なのでこちらで…
笑いあり感動ありとコミカルにどたばたとストーリーは展開しますが、ふたりの仲は遅々として進展しない。
それなのに色々な厄介事が雨霰のように降ってくる。
最大の厄介事はトモエくんのお兄さん（事あるごとに上京してくる）でしょうが、目に見えない厄介事はトモエくんの態度だと思うと、この兄弟は最強…個々が個々にマイペース。
ラブコメディーの決定版！ですね。
久方ぶりに再読して1995年ってこんな感じだったなぁと思いました。
携帯もパソコンも普及率が低く連絡手段は手紙と電話のみだったころ。
連絡が取れない恐怖は今より身近だったと思います。
