漫画家さんとメッシとアッシ

mangaka san to messhi to asshi

漫画家さんとメッシとアッシ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神26
  • 萌×211
  • 萌6
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
11
得点
195
評価数
46
平均
4.3 / 5
神率
56.5%
著者
ポケラふじ子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784199609497

あらすじ

憧れの大人気漫画家・烈斗から
アシスタントの依頼が舞い込んできた!? 
色んな現場から引っ張りだこな漫画アシの飯見。
喜んで現場に向かうと、出迎えてくれたのはなんと
高校時代に決別した同級生の芦田だった――!? 
気まずさを抱えたまま、同じアシ仲間として働くことに。
ぶっきらぼうな芦田だけど、
意外と飯見の仕事ぶりを評価してくれる。
机を並べ修羅場と闘う日々を一緒に過ごすうちに、
芦田の隣が居心地よくなってきて…!?

表題作漫画家さんとメッシとアッシ

芦田,漫画家(烈斗)アシスタント
飯見,烈斗の新人アシスタント

その他の収録作品

  • してほしい
  • カバー下:サブキャラの人達

レビュー投稿数11

漫画家マンガにハズレなし。

面白かった〜!

「漫画家さんが描く漫画家マンガに外れなし」と言われていますが、本当にそうだなあと。

ストーリーの核となる点については「いや、、そこは普通気付くだろ!」と思わずリアルにツッコミを入れたりはしたんですけど、お仕事漫画としてもBLとしても面白くて、一気に読んじゃいました。

ぶっきらぼうな攻めが、高校時代の失敗を繰り返さないよう慎重になりつつも、「絶対逃がさない〜…!」って執着を見せるのに、萌え。執着攻めはいつ見ても本当にいいですね✨

受け君のキャラについては、「自分を見て欲しい、愛して欲しい」欲の強い感じが正直あまり好みではない。。ですが、大好きなマンガに関しては手を抜かないし一生懸命取り組んでいて、ちゃんと技術もあるところがカッコいいと思いました。

ところで、受け君はアシスタントでいいのかな…?デビューは目指さないの‥?と、お仕事的な面が気になったり。

おまけマンガで、徹夜明けでベッドに倒れ込んだのに「待ってたんだけど…」と受けに誘われ、「ギンッ」と正直に反応する攻めに笑いました。

0

お仕事BLに拗らせカプ

はじめてポケラふじ子先生の作品を購入しました。
前から絵がキレイだとは思っていたのですが、ちょっと受けが女性っぽいので購入を躊躇していました。でも今作は大好きなお仕事BLでしかも漫画家さんで、攻めが黒髪メガネなので手に取りました。
アナログ原稿の様子を見るのはとても楽しかったです。

タイトルから昭和の「メッシ―とアッシー」のことなのかと思ったら違うんですね。アシスタントのふたり飯見(メッシ)と芦田(アッシ)のことでした。でも作中でそんなあだ名を使ってません。
そして、カップリングも逆で、芦田が攻めでした。

物語ですが、元同級生、拗らせ、再会、勘違い、すれ違い、両片想いはいいですよね!
どうなるのかわかるけど、わくわくしながら読んでしまいます。

飯見が人から認められたいからとピアスへの依存、そして芦田がイライラ解消のためにタバコ中毒というキャラ設定の説明も興味深かったです。ぱっとわかりやすいキャラの特徴になっていました。

そしてポケラふじ子先生、絵がとても美しいです。トーンが多めなシックな絵柄で、攻めの執着している気持ちがよく表れていました。軽くない絵柄ならではの官能さやダークさで物語がより伝わってきました。

一番好きなシーンは「今日したいんだよっ」「明日から仕事だし」ってところです。
もう今までの想いが!男の身体の事情が!かわいかったです!!

ちょっとご都合主義なところもありますが、BLはファンタジーですのでわたしは気になりませんでした。

0

お仕事BLとしても面白いです

こちらの作家さまの作品を読むのは「偽りの愛を孕む -オメガバース-」以来になります。
今作の方が凄く好みだし夢中になって読みました。

お仕事BLとしても面白くて、漫画家とアシスタントのお話を興味深く読みました。デジタルに移行する作家さまも多い中、アナログの原稿だったのは芦田の画力の凄さを強調する為なんでしょうね。アシとしての飯見の実力もお見事でした。漫画の原稿のコマをマジマジと見てしまったのは、この作品が初めてかもしれません。

芦田が再会を機に飯見を今度こそ恋人にしたいと画策し、飯見は芦田と並んで作業してる間に好きになって行くので2人は暫く両片思いなのです。

飯見が他作家との仕事で落ち込んだ時も、芦田が欲しかった言葉をサラッと言って来るのにキュンとしました。こんなん好きにならないわけない!ただ、芦田の手しか見てないと言っても烈斗先生本人だと気が付かない飯田もよっぽどだと思いました。www

両思いの筈なのにすれ違っていたのでどんな形に落ち着くのか心配でしたが、やっと同一人物だと気が付いた時には安心しました。

思いの外面白かったのでこの作品の続編を読みたいと思いました。このCP大好きです。

2

漫画家さん

作家買いです。
今回はいつもよりドロドロしていません。ちょっとお互いの感情が重いくらいです。
冒頭のレ○プも未遂ですし…地雷要素はなさそうなので、他の作品読んでみたいけど…な人にオススメです。

漫画家さんとアシさんのお話でした!
早々に読者側ではネタバレしているので、言いますが憧れの漫画家さんと嫌われていると思っているアシの人と同一人物です。

憧れの漫画家さんにドキドキしている飯見くんが可愛かったです。
雰囲気違うし、先入観で芦田くんがアシだと思ってるので気付かないのは、特に疑問持ちませんでした。

盛大に拗れていますが、ハッピーエンドで良かったです。






シーモア電子購入
修正は白短冊と久しぶりに見たホタルです。

0

バランスがいい

初読みの作家さまです
オメガバースのものも気になってはいたのですが、イラストが女の子らしくて手が出せないでいました

お仕事もの×再会×恋、物語として扱いの塩梅が丁度よくまとまっていて、完成度で見ると高いものと思えました。

憧れの漫画家・烈斗先生のアシスタントに入ることになった飯見が、高校時代に微妙な別れ方をしてしまった芦田と同僚として再会し、恋をやり直していくお話。

①お仕事もの
漫画家、アシスタントの描写が細かく、職業としては実態は知らないものの、想像しやすく納得させられました。

②再会
高校時代の襲われ(なの?)での決別から、お仕事で再会。お仕事としての面と、旧友としての面の切り替わりがよかったです。
もう少し高校時代のお話があればよかったかと思いました。高校時代の飯見の感情が捉えられなかったです。

③恋
"手"を見ているのか、"絵"を見ているのか、"顔"を見ているのか、"自分自身"を見てくれているのか、葛藤と認められたいの気持ち、高校時代と現在、と対比が上手い。
芦田の執着攻めもよかったです。

描き方としても、対比や回想や比喩、小道具での表現と、手法もよく作られた作品に感じられました。

0

再会、ペン先に宿る想い

芦田 ×飯見


飯見が烈斗先生に憧れつつ
アシスタントのお仕事をもらい、
そこで高校時代のある出来事をきっかけに、
縁を切った芦田と再会する。

芦田も烈斗先生のアシスタントとして、
一緒に仕事することに。

超絶イケメンの烈斗先生が、
いつも芦田のいないタイミングで飯見の前に現れて、
なんと飯見に愛の告白までしてくる!

飯見も当然戸惑いながらも、
芦田の隣にいることが居心地よくなってきて、
そうなったらもう、
芦田への恋の予感しかしない感じ。

すごい結論だけど、
それもアリかもしれない!
イケメンの烈斗先生が実は芦田だ!
芦田がメガネを取ってちょっと髪型を変えるという変身をして、
烈斗先生として飯見の前に現れるということ。

ホントにー!
芦田がメガネを取ってちょっと髪型変えただけで、
飯見が烈斗先生と芦田の同一人物に気づかなくて、
「烈斗先生」に見間違えられるなんて超笑える!
それともバレずに過ごすのが普通ではありえないから、
思わず爆笑して、ずっと止まらなかったの!!!
ここが個人的にめちゃくちゃ面白いポイント!!!

芦田の気持ちがド熱い!
もう二度と失いたくないという
重愛情が伝わってくる!

飯見が揺れながら、
芦田への恋心に気づいていく様子が可愛らしくて、
甘酸っぱくてドキドキ感がたまらない!

飯見が照れながら、
一生懸命に芦田と繋がりたい姿や、
芦田の理想のボディを拝見することできる
一回のエッチでも萌えてしまう!

高校時代のちょっと切ない誤解が絡んで、
再会することで、
2人の感情が再びに重なり合って、
より燃えるような恋が芽生えてくるでしょう。

そして、恋は不思議なもの。
痛みや葛藤を経て成長することもある。
飯見の心の奥には、複雑な感情が渦巻いていても、
ピアスなどの穴開け癖が痛々しくても、
大丈夫!芦田と一緒に新たな道を切り開いていけるから!

飯見の疼きの中の純粋さが可憐だし、
芦田の必死な一途な想いがカッコよすぎて、
「烈斗先生」の魅力もハンパなくて、
全部ハマってしまい、
2人の恋の行方の胸キュン度がMAXで、
ドキドキが暴走してしまいました!

1

途中までは楽しかったです。

これは、感想がとても難しいです。
というのは、途中まで本当に面白くて、この先どうなってしまうのかとわくわくしていたからです。
実際、いくらなんでも烈斗先生の正体に気がつくのでは、と思わないでもなかったのですが、憧れている人を目の前にして緊張とキラキラ補正で頭が正常に働かないことはあるし、そもそも芦田の「手が」きれいで好きっていうことだったので、別人として認識することもあるかなと解釈した次第です。
その中で、お話を読み進めるうちに、お互いの距離が近くなっていくし、飯見は居心地の良さを感じるようになる。また、別の現場では顔を褒められるけどここでは絵や技術を褒められる、とやりがいのようなものも描かれます。
一方で、その顔採用(ではないと思うんですが)の現場で「絵を見てほしい、正当に評価してほしい」とじりじり思いつつ、芦田から絵を褒められると飯見本人を見てほしい、と願うなど、矛盾が起こっていて、ここで私は少し混乱しました。
芦田については、一緒に作業をして距離が近くなったことでこれまでと違う感情が芽生え、そのためほかの現場で味わった気持ちとは違う気持ちになった、ということなのかもしれないのですが、高校時代、芦田の絵のうまさに劣等感も感じていたらしい描写もあり、その辺りが混在していて、わかりにくいなと思いました。
いろいろあって両思いになるのも秒速だったのと、そこからエッチになだれこむのも速くて、それまで飯見が頑なに仕事の現場に恋愛を持ち込むことに抵抗を感じていたわりには、あっさりと自分から誘うような仕草をするのも違和感がありました。
絵がとても丁寧できれいで、特に町の背景などの書き込みがすごくて、全体的に劇画チックであるからこそ、余計に少しの骨格のずれが目立つのも、もったいなかったです。

0

一気に読みました。

最近、歳のせいか、途中であきちゃって頑張って読むコミックが多かったんですが、これは読ませてくれました。
受けくんが、意地っ張りで、自己愛強いタイプで、そこが気に入るかどうかで、この作品への評価は分かれるかと思います。
ストーリーについては、いろいろツッコミどころはあるかもしれませんが、わたしは楽しめました。

7

どうにもスッキリしない

たいして得意でもないのにちょいちょい手を出すオメガバではじめましてはしておりました が アッシーだメッシーだと騒いだ時代もあったねと 踊らされてのタイトル買いです

内容全然違うんだけどね いや 飯は作ってたけど


憧れの漫画家のアシ
喜び勇んで尋ねてみれば 出てきた男は同級生

欲と執着の強さだけが目についたな
手への執着 顔への執着 自己顕示欲に 承認欲求に 独占欲と

思い込みと勘違いをふんだんに盛り込んですれ違うのはいいのだけれど 互いの「嫌われた」が些細なことではじまってるからなのか どうにも煮えきらないぐずぐずした想いしか読めない

苦しいとか せつないは皆無
自分のしてきたことをされて傷ついて でも自分のそれには気づかない 
ってのを見たところで胸の痛みも感じない

なんだろうな 受け側の目線だからなんだろうけど 調子いいんだよな 自分ばかりが求めてるのに気づいてないとか

んんん 恋をみてる気がしない

出だしの勘違いを正せないまま空回る虚しさはわかるんだけど よくわかんない彼の苦悩のせいでオチに感動できなかったし
そこでまた手指に拘るならいっそ手フェチとボディピアスを極めたらよかったのに

ぁぁごめんなさい せっかく盛っていただいたものの大半が話をややこしくしてるだけで 読ませたい 互いをきちんと見ているようで見ていない ふたりの未熟な恋ってのが少々ぼやけ気味になっちゃったかな と 

これもあたしの理解力の無さのせいなんだろうな 
とりあえず 仕事も恋も一生懸命 ってとこは読めたので 

1

BLとしても〝お仕事漫画〟としても読み応え抜群!

巧みな心理描写に引き込まれ、主人公と一緒に胸が痛くなったり、胃がキリキリしたり、そしてドキドキしたり……
凄く充実した漫画時間でした◎

シーモアで1話丸っと試し読み出来るので、是非とも、何の前情報を入れずに読んでみてほしいです。

タイトルの『漫画家さんとメッシとアッシ』から、何となく三角関係モノかな〜…と読み始めたのですが……
予想外の展開に、思わず「面白っ」と声に出てしまった。

BLですが、漫画家さんやアシスタントさんを取り巻く環境がリアルに描かれていて、〝お仕事漫画〟としても知らない世界を垣間見るようで、凄く読み応えがありました。
何より、背景や装飾美術の描き込みが凄い!!
キャラクターが描く背景まで、めちゃくちゃ細かい。

そして、恋愛面では破茶滅茶に拗れている……!
両片思いの焦ったさがお好きな方に全力でお勧めしたい。
もう、攻め様の一途な片想いと、途轍もない執着心に拍手!
その執着心から、とある行動に出るのですが、コレまた凄くややこしい……笑

恋心を自覚した主人公の言葉、
「どうして、俺の恋はキレイじゃないんだ」が胸に突き刺さりました。

好きな相手なのに、自分とのスペックの違いを実感して、どんどん卑屈になっていく感じ、よく分かるなぁ……
あと、季節の変わり目に季節感チグハグな服着ちゃって、惨めに感じるのもアルアル!

恋人として、仕事仲間として、今後2人がどのような作品を世に出していくのか…素敵な余韻が残る作品でした。

▶︎シーモア/刻み海苔・ホタル

7

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