最愛オメガに花束を

saiai omega ni hanatabao

最愛オメガに花束を
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
64
評価数
17
平均
3.9 / 5
神率
41.2%
著者
倉橋蝶子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
渇欲スキャンダル
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784344852419

あらすじ

【α×Ω夫婦と幼い息子、家族の絆を描くオメガバースBL】
人を寄せ付けない一匹狼のエリート家系α・広樹と、優しい家族のもと平穏に生きてきたΩ・秋人。高校で出会った二人は、家族との確執、世間に残るΩへの差別的意識など、困難を乗り越え結婚した。今は、愛する幼稚園児の息子・蓮と家族三人で幸せな日々を送っていたのだが、蓮が幼稚園で友達の項を噛んでしまったことから、新たな波乱が――? 夫婦の出逢いを描く高校編も同時収録!

表題作最愛オメガに花束を

桐島広樹、高校生→ビジネスマン、α
桐島秋人、高校生→カフェ店長、24歳、Ω

その他の収録作品

  • 描き下ろし アルファの小さな宝物
  • 描き下ろし アルファとオメガの結婚記念日

レビュー投稿数3

人間ドラマオメガバース

広樹α×秋人Ω


α×Ω夫婦と幼い息子、
家族の絆を描いたオメガバースBLだけど、
ただの家族オメガバースではなく、深い。
切なさや痛みが心に染みる。
オメガバースの世界の重厚さも感じられるし、
感動の嵐でした。


『渇欲スキャンダル』の沙里と大河の先輩である
秋人と広樹のストーリー。

秋人と広樹と愛する幼稚園児の息子・蓮との
三人家族で幸せな日々を過ごしている。
それが始まりの部分。3話の展開。

その後は、2人が出会った
高校時代から結婚前までのお話が4話分描かれている。
彼らの揺れる感情の葛藤がドキドキさせてくれる。

さらに、可愛くて甘い描き下ろし2編もあって、
キュンキュンが止まらない!

高校生から大人になるまでの成長と家族の絆も濃厚で、
波乱が訪れたり、
家族との確執や、関係性の複雑さ、
オメガバースの社会的な偏見や差別意識など、
ガチで生々しい人間ドラマのようだ。

それを乗り越えながら、
2人が思いや悩みを抱えながら愛と絆を築いていく姿に心が揺さぶられる!

超萌えるエロエロも満足できる!
可愛らしさやイケメンぶりにメロメロになってしまう!

一冊でストーリーの展開がやや速い、複雑すぎて、
ちょっと理解しづらい場面もあるかもしれないけど・・・。

オメガバースの世界観がすごくて、
秋人の可憐な健気さと芯の強さ、
そして可愛さが最高!
広樹が傲慢ボーイから
頼りがいのある男に変わっていく姿がカッコいい!
2人が繰り広げられる熱い愛情と感動で、
切なさと愛しさがギュッと詰まった作品でした。

5

あの先輩たちのお話

大好きだった「渇欲スキャンダル」の大河の先輩のお話でした。沙里が誤解したあのオメガの先輩と元不良の番の2人だと知り、読まないという選択はありませんでした。

最初は2人のお子ちゃまが既に幼稚園児でしたので、全然気が付きませんでした。既に結婚していて子どもが産まれていてからの家族として困難を乗り越えて行くお話から、2人の過去の出会いのお話に戻るのは個人的にとても斬新だと思いました。

でも最初に家族のお話を読んでから、高校時代の2人の出逢い編を読むと、凄く広樹の秋人への愛情を感じて彼が花を贈る意味に感動するんです。
この高校編で「渇欲スキャンダル」の大河が怪我をした事件のあらましが分かるし、「最愛アルファに言の葉を」の最後では大河&沙里ファミリーと広樹&秋人ファミリーが仲良くお花見していました。

事件のキッカケとなった異母弟とも和解していて、色々あった割には読後感の良いお話となっていました。

0

すべては表紙にあらわれている

んー、ふわふわ砂糖菓子系のオメガバースの家族もの、でした。
学生の時にカップルになった二人が結婚して授かった子供と暮らしています。
まさに家族ものです。お子さんは幼稚園に通っています。
働きながら、子育てしながら、大変だけど幸せな日常に、オメガバースらしい問題がスパイスのようにちょこっと絡んできます。
そして、時代がさかのぼって、二人が高校生の時のお話。
出会って恋をして、離れがたい関係になっていくという。
王道というか、オメガバース的には王道でもない気もしますが(ヒートもきつくなさそうだし)、スタンダードな恋と家族のお話でした。
ぎりぎりを攻めたり、欲望だの裏切りだのそういう殺伐とした事にはもう疲れた、もっと心穏やかな普通の恋物語を読みたい、という方は、癒やされるかもしれないです。
私は個人的に好みではなかったので評価が低くて申し訳ないです。

0

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