赫赫 一二〇〇年前の春

kakukaku sennihyaku nem mae no haru

赫赫 一二〇〇年前の春
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神6
  • 萌×22
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
41
評価数
9
平均
4.6 / 5
神率
66.7%
著者
トウテムポール 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784863499416

あらすじ

現在からおよそ一二〇〇年前、後に時代の英雄<征夷大将軍>坂上田村麻呂と手をとる貴族の青年山部王、不思議な力を持つ謎の少年アカ、彼らとの出会いが田村麻呂の運命を変える。躍動感あふれるタッチで描く、BL歴史ロマン開幕!

表題作赫赫 一二〇〇年前の春

レビュー投稿数3

未来の激重感情に期待しかない……!

この二人が後にBLになるの…???!と言う衝撃で震えています……(喜)

奈良時代の史実を元にした和風ファンタジー作品です!
1巻は序章で、BLと言うより二人の少年が出会い友情を育んでいく…まるで少年漫画のような印象です
だからこそ「この二人が後にBLするの‼︎⁉︎」と喜びが抑えきれず、何度もレーベル名を確認しちゃいました笑
日本書紀や歴史に詳しい方なら〝坂上田村麻呂〟や〝蝦夷〟のキーワードでBLセンサーがビンッて反応すると思うんですが、如何でしょうか!!?

因みに、私は日本史から長く離れていたせいか「征夷大将軍」って何だっけ?レベルの歴史知識で、wiki片手に読みながら「あーそう言えば習ったわ!」みたいに徐々に思い出していき……
アーーーーーーーーーーーッ(激重感情)
と、なりました(何も伝わらねぇ)

すみません、以下めちゃくちゃネタバレします!
ネタバレNGの方はそっと閉じて、今すぐ電書サイトで1巻をご購入ください‼︎(布教)




坂上田村麻呂(以下、利仁)と言えば、桓武天皇の命により蝦夷討伐に出陣する征夷大将軍な訳ですが、
今作では正義感が強く、困ってる人を見かけると放っておけない天真爛漫な少年として描かれています(正に少年漫画の主人公)

そんな、利仁と若かりし頃の桓武天皇(山部)が出会い「苦しんでいる者を救う世の中にする」と誓い合う
しかし、 平和な世の中にする為には反対勢力である〝蝦夷〟を討伐する必要がある訳で……

一方、植物を自在に操る異能持ちの少年・アカ
能力を使う代償として自らの命が削られる事も厭わず、それを当たり前のように受け入れていて、更に彼の村では皆の為に能力を使う事を強いられている…と言う、不憫な少年です;;

そんなアカの閉ざされた世界が、天真爛漫な利仁や、心優しい山爺との交流で柔らかく解けていく……

事情を知った利仁が、アカを抱きしめて「ありがとう」と伝えるシーンは本当にキュン♡で、普段はツンツンなのに、嬉しくて思わず能力を発動してしまうアカのデレが破茶滅茶に尊いんです(拝)

そんな熱い友情で結ばれた、アカと利仁
しかし、この少年・アカは後に東北蝦夷の族長となるアテルイだったのです……!

いや、ほんまかいな……(呆然)と。
作中で「また会おう!」と堅い握手を交わした二人が、次に会う時には敵同士って事なの??? と、wiki片手に激重感情好きの心がめちゃくちゃに揺さぶられました

そして、そんな二人を描くのが人間ドラマに定評のあるトウテムポール先生ですよ……!
もう、今後の展開に期待しかない訳です!!!!
お互いに譲れない正義のため、時代と運命に翻弄される少年たちの行末を、最後までしっかりと見届けたいと思います

▶︎シーモア/ハグのみの超健全

1

面白い

珍しい歴史BLで時代は奈良です。
主人公は表紙の坂上田村麻呂。
個人的には一般向けで田村麻呂の漫画を読んでいたので、どういう感じかな〜と軽い気持ちで手に取りました。
一般向け田村麻呂の方は結構平和なんですが、
こちらはまぁすごいです。皇族のバチバチの対立、田村麻呂の父のこともあり、メインどころの子ども時代からと、で大河ドラマのようです。

歴史的には田村麻呂は桓武天皇政権で蝦夷を討伐にいきアテルイと戦いますが、そこまでいくのにここからの始まりだと結構かかるんじゃないか、いやかけてほしいと思います。
アテルイは色んな創作で使われていますが、こちらのアテルイはなんと植物を育てる力を持っています。
異能ですね。

山部王(桓武天皇)、田村麻呂、アテルイの三人が主軸で展開されている1巻はBL感皆無ですが、生き生きとした田村麻呂、野心家の桓武天皇、不思議なアテルイの対比でワクワクします。

桓武天皇のウィ○を読むと盛りだくさんなので、ウィ○片手に想像しながら読むとポール先生の描く桓武天皇像のすごさがわかります。このあとも楽しみです。

田村麻呂とアテルイを半年間もの間、面倒みてくれた東北のおじいちゃんは何者なんだろうか‥めちゃくちゃいい人すぎてホロリときましたが、2人を送り出したキッカケだけはなんでその気持ちになるのか??でした。長生きしてほしいじいちゃんです。

奈良にいきたくなりました。

3

導入巻

トウテムポール先生の待望の新作。
電子化まで待ちました〜。

奈良時代もの…私は馴染みがないこともあり、固有名詞や事実関係を理解するのが難しかったです。
どれくらいの長編になるのかわかりませんが、人物、舞台背景等の紹介の巻ですね。
まだBのLの気配すらない。
BL的には利仁とアカ(アテルイ)のお話なんですかね。
唯一の萌えポイントは利仁がアカを抱きしめたら、アカの感情(力)が溢れて、利仁の頭に花が咲いたところです。

これから、国づくりという壮大なスケールで描かれるんでしょうか。
大和、蝦夷、不思議な力…いろんな要素がどう絡んでくるのか。
ストーリーが動き出していくのが楽しみです。

しかし、悪役が醜悪な表情しますねw

4

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