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komadori ha, yoru no tobari
不審死が続き内々に捜査を命じられた警察官の紀人は、民俗学者である双子の弟慎仁と共に秘境の片阪村へ向かう事に。そこで神職に就く美しい男慶臣と出会うが、その村には謎めいた信仰と儀式が根付いていて…。
幽閉されている慶臣の双子の弟三輪、サドメ様、村中に漂う不穏な空気…。横溝正史の好きな自分にはたまらないこの感じ。ミステリーの謎解きと秘境の村の因習に殺人ときたらもう!
そしてお互いに惹かれていく紀人と慶臣の関係の変化が、上巻と下巻の表紙にもよく表れてる〜。三輪と慎仁の2人の今後もめちゃめちゃ気になる。
続編が間もなく開始との事で、そのタイトルが「こまどりは、今際の目醒め」なので、昏睡状態になったままの三輪が目覚めるのか、まだ忌まわしい呪いは続くのか、続きがとても楽しみなのである〜。