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wagamama oji to naisho no
ハルト×レイ
レイが突然姿を消してしまい、
ハルトの心は荒れ狂っている。
レイからまっすぐな感情を向けられ、
愛を与えられていて、
次第に自分の気持ちに気づいていく。
彼はレイを追いかける決意を固める!
下巻では上巻とは対照的、
レイの故郷である
エンクレモ王国の美しい街が舞台となる。
それに、
上巻はレイからの猛アプローチだったけど、
下巻はハルトがレイに熱いアピールをかける!
2人の関係性が真逆になっているところが
熱さが胸に迫ってきますよ。
レイが巻き込まれた跡継ぎ争いや、
レンが女性と婚約してるとか、
いろいろなトラブルが2人の愛を試すことになってしまう。
その中で
ハルトはレイを抗えない本能で愛を投げ出して、
必死に彼を守ろうと立ち上がる姿にグッときてしまいました。
ハルトもレイも感情の起伏が激しい。
ハルトは最初はただレイに翻弄されていたけど、
ついにはレイの婚約者として
素直な気持ちを表現するようになった姿に感心。
レイは厚かましくてガンガン攻めてくる時もあるし、
ツンツンした態度をとる時もあって、
王子って複雑なんだね。
それは愛だね。
ハルトは突然姿を消したレイを失ったことで、
初めてレイへの愛に気づいた。
レイは、自分の立場で、
ハルトを危険に巻き込まないようにという思いから、
距離を置いてしまった。
賢明な王子が、
すべてを捨ててでもハルトを守ろうとするその姿に、
本当にハルトを大切に思っているのが伝わってくるのだ。
しおりを大切にしている姿も愛しい。
やっぱり日本と異国情緒が絡み合っているのが、
この作品の魅力の1つ。
ハルトが普通の日本の高校生だからこそ、
レイの国の風情が際立って見える。
美しい街並みや建物、衣装などが、
レイの王子様という立場からくる
エキゾチックな雰囲気をさらに増幅させている。
ハルトがレイに出会うことで、
世界が広がっていくのを感じるし、
異国衣装も似合う!
当然異国デートは最高!
ハルトが少しずつレイの世界に溶け込んでいく様子が、
見ていてワクワクし
街に出るレイは、
雰囲気が全然違って、別次元で可愛い。
ハルトからのプロポーズはまるで映画のようだ!
恋がついに結実し、
それまでに積み上げた2人の想いが爆発する
エッチは本当に熱い!
普段は可愛さ満点のレイが、
紐パン姿で大胆に振る舞い、
それに対してハルトは男前なカッコよさを見せるのだ!
童貞同士とは思えないほど上手く操られていて、
もう甘々で甘々でキュンキュンしてしまいました!
日本の高校でのラストは胸キュン無限だ!
2人は恋を知って、それぞれが成長したのだね。
レイと兄上のアランとノア、
美形3王子はそれぞれ個性が光っていて、超素晴らしい!
そしてレイの父、国王もかなり面白い!
レイのボディガードのセシルも、
しっかりとレイ守ってくれているから安心しました。
テンションが上がるコミカルな展開と、
上巻と下巻での舞台や立場のギャップがバチバチで、
高校生の青春ドラマと
異国情緒が絡み合い、
ハルトが愛に目覚めて
ド肝を抜かれる姿がカッコよすぎる!
レイの王子様としての颯爽な姿と
図太い一途さがたまらなく可愛い!
2人の愛がぶわーっと湧き上がって、
胸キュンの波に乗って夢見心地に浸ってしまいました。
離れ離れになって、さあどうする!の下巻。
予想通り込み入ったお話にはなりますが、そこは文川先生、凄惨な描写にはならず、どこかコミカルかつやさしい落としどころでした。
前半はお国のゴタゴタが描かれるので、上巻で激萌えだった2人のやりとりはどうしても控えめ。
それでも再会時の2人は熱いし、気持ちは全くゆるがない。
それどころかハルトはレイの国に来る時にもう迷わないと覚悟していたのがかっこいいです。
高校生にしてすごい成長っぷり。
レイの婚約者だと言い切るし、レイの「ハルトが隣にいない人生こそ最大の不幸だ!」もグッときた。
文川先生が描かれる最期まで添い遂げる2人が大好きです。こういうBLが読みたいんです!とうれしくなります。
文川先生が描かれるエロシーンもいい。
好きが溢れているし、全身描いて下さるし、喜びが伝わってきます。いいエロ。
兄上たちの登場シーンも薔薇とキラキラでデコられていてツボでしたw
弟思いのいい人たちだしイケメンだし。
父国王もセシルもナイスキャラでした。
文川先生が描くキャラはいい人ばかり。
悪役としても、今回ではレイの叔父夫婦は小者で、不快感なく読めるのがいいですね。
期待通りのハピエンで読後感よかったです。
ただ、個人的に上巻があまりに萌えどストライクだったので、下巻はそれを上回るほどではなかったな〜というのが正直なところです。すみません。おもしろいことは間違いないです。
何も言わず帰ってしまったレイを追いかけ、彼の国まで会いに行くことを決めたハルト。
レイが居なくなってから気付いた自分の気持ちを伝えるために腹を決めて会いにいったものの、レイの国の事情などもあってなかなか結ばれることのないふたりにちょっぴりヤキモキしつつ。
困難がある中で一緒に居ることをどんな風に選択していくのか、見守るように読み進めました。
ハルトの「婚約者です」という発言を兄達の前では否定したレイでしたが、口では突っぱねるようなことを言っていてもその表情からはハルトへの想いがだだ漏れなので、それが本心ではないことは一目瞭然。
結局それはハルトの身に危険が及ばないようにするための優しさなのがわかり、レイの愛の大きさにキュンとしてしまいました。
色々と乗り越えるべきものはありましたが、周りの人たちが彼らの味方ばかりなのでわりとあっさりとくっついてくれて一安心。
結構なボリュームがあった下巻ですが、込み入ったエピソードがないのでサクサク読むことができたかなと思います。
ふたりはめちゃくちゃオープンな関係だったと思うのですが、タイトルになっている「ないしょの、」は何を指すのだろう…?というのは地味に気になりました。