よつもじ。~おはよう、おやすみ~

yotsumoji

よつもじ。~おはよう、おやすみ~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×26
  • 萌7
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
4
得点
120
評価数
28
平均
4.3 / 5
神率
53.6%
著者
 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866537023

あらすじ

編集者の中井と担当作家の岡村は、仕事でもプライベートでも相性抜群のおしどりカップル♡
ほどよい距離感で過ごしていた2人だけど、最近先生の家で過ごすことが多くなった中井は、自然と将来のことについて意識し始め…?

表題作よつもじ。~おはよう、おやすみ~

小説家
担当編集者

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数4

一番初めにおはようを 一番最後におやすみを

作家の岡村康彦先生(42歳・攻め)と、先生の担当編集の中井優誠(40歳・受け)の、「おじ✕おじ」且つ「作家×編集」カップルの日常ラブストーリー短編集でした。「よつもじ。〜今日も、明日も〜」→「よつもじ。〜過去も、未来も〜」に続く第3弾となります。前2冊を読んだ方が深みが増しますが、今作から読んでも大丈夫かと思います。

今回、いつもと趣の違う先生が見れたり、中井さんの意外なギャップが見れたりしてしまったのですが、二人それぞれが、生活をしていくなかで、ふと、今をかみしめてこれからを考える描写がすごく身近に感じられていいなぁと思いました。

先生の膝で眠る中井さんと三四郎。日常にありそうな光景なのに、「幸せ」がすごく伝わってきて、好きでした。

改めて1巻から読み返したのですが、本当に終始穏やかで、ほんわかして、ゆったりとした時が過ぎるような作品でした。
ここで一区切りとのことでしたが、またいつか彼らの何気ない日常を垣間見ることができたらいいな、と思いました。

癒やされました!ありがとうございました!

0

じんわりくる幸せ感

大人のまったりLOVE、「よつもじ。」3作目。
4文字のタイトルで統一された15篇で、2人の日常が綴られていきます。

小説家の岡村と担当編集の中井の関係性はもはや落ち着いていて、特記すべき事件などは起こりません。
BLあるあるの、波乱・当て馬・転勤などなど…そういうナニカはナシ。
(ついでに、キスもエロもナシ!)
とはいえ、そんな落ち着いた2人の関係性は、落ち着いているがゆえに「先に進むべきか?」という地点にやってきているわけで。
割合感情が顔に出る岡村はともかく、中井の方は本当に表情筋が固いというか動きがないというか…なんかお疲れに見えちゃう。
ですが。
一歩を進める「何か」を先に動かすのは、意外や中井の方なのですよ。
一緒に住みませんか?
も。
下の名前呼び、も。

お互いが自分が自分のままで一緒にいられる。そんな2人の落ち着きLOVEが遂に「同居」という次のステージへ。
作者様曰くこの巻で一区切りだそうですが、この2人ならきっとこの先も柔らかい空気感で続いていくんだろうな…
三四郎も元気でね。

4

大人のリアル日常BL

ほっこり日常BLの続編。
お付き合いする2人のお話が好きなのでうれしいです。
続編BLあるあるの新キャラ当て馬が登場しないのもとてもいいです。
本当に何も起こらない。平和。地味。だけどほんわかする。安心する。
ただ日常が過ぎ四季が巡り、2人が相手を好きで一緒にいたいと思う。とても自然な流れで。
この描き方がいいんです。
何も変わらないようでいて、月日の経過と共に少しずつ変わっていく。

誕生日にケーキと万年筆をプレゼントしたり(万年筆いいですよね。しかも青。編集者て感じがして好き)
一緒に夏祭りに行ったり。
中井くんの部屋に行ったら足の踏み場がないほどだったり。
岡村先生んちに中井くんの私物が増えていたり。
岡村先生が発熱して中井くんに側にいてほしいと思ったり。 
全部よくある普通のことのようなんだけど、それを好きな人と一緒にすごせるという幸福感。
何でもない日常がいかにありがたいか。と思えます。

自然な流れで一緒に住むことになり、ここで一旦完結なんですね。
少し寂しい気がしますが、この2人はこれからもこんなほんわか日常を過ごしていくんだろうなと思えました。先生おつかれさまでした。ステキな作品をありがとうございます。

1

ずっと続いていくしあわせ

数年前 姪からキラーパスを受けたんですよ(彼女の中の絶対1位はあの潔癖性な彼)

「おじさんだったぁ」って

おじさんがいいんじゃないかッ!たわけかこの小娘がッ!
オホホホホ おばちゃん大人気なくキレちゃったわ ←姪かまうの大好き


おかげさまで読んでます

日常にありふれる うれしい とか たのしい ちょっとさみしい とか でもいとしい
を隣にいる理解者を通じて拾い集めるようなお話

って感じでゆるゆる楽しませていただいてます


このゆるさがね お粥ですわ
中華粥だったり 白粥 たまご粥に 茶粥?
ほっこりやさしい味の

やべ やさしい味って薄い味つけって言ってるみたいだし
ましてあたしごときが ほっこり なんてクチにしようものなら 粉ふき芋 しか連想されない気が

素材の味をいかした も アジないの?になりかねないし
ダメだ 言えば言っただけドツボにはまる
 
あたしの表現力では洗練された風に聞こえないし なけなしの語彙ではこの良さが言い表せない
どエロが嫌いな訳じゃないが食べ続けた後の胸焼け感とか どろどろの闇を読んだ後の不快感とかを一掃してくれるような

爽快さはないけど 太田胃散A坐剤みたいな ←Aは錠剤だ

単話を積み重ねて進行するのも手伝ってかほんと 微睡みの中にいるような

Σ だからつまんないとかじゃないってばッ!


戸惑って躊躇ってきた一線をやっと越える不器用で寡黙な彼の一世一代の って大袈裟なもんはなかったけど 1度決心がつくと物怖じしない潔さ

うーん これで終わっちゃうのか ちょっと寂しいのはあたしだけかな

0

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