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ookamidenka to kuronekoniizuma no mitsugetsu
続編楽しみにしてました!
ランフォードの溺愛がワをかけてパワーアップしてます。みんな困ってます。やり過ぎてウェロンのみんなが恐怖を感じています。
蜜月ってより、ランフォードのシェイン警戒モードが最大限に暴走してまして、家族みんな…いや王国全体をブルわせてちゃってるんですよね〜。(ははは…苦笑)
シェイン1人だけがその匂いに気付かないのが救いですが、とにかくとにかくシェインへの愛情をたっぷりと、どっぷりと感じる甘い甘い続編になっています。
さてさてこの蜜月編。どんなお話かと言うと、シェインの身に起こる困った事案が起こります。これが蜜月編での大きな見どころです。
1つはシェインが見る夢。
ウェロン国で4年に一度死者の魂が里帰りする祭り(日本で言うところのお盆みたいな行事かな?)があって、シェインは母親の夢を見てはうなされることが続きます。
シェインの過去について、シェインの声が出なくなった理由について語られる超重要なエピソードでした。
シェインの声が出ないのは精神的なものによる…というのが強く伝わる切なく悲しい過去に心が痛みました。シェインの声を取り戻すことは、単純な話ではありませんでした。
子どものシェインが背負うには大きなトラウマで、1人でそれを抱え生きてきたなんて想像を絶します。だけど、シェインの悩みはランフォードの悩み。ランフォードが放っておくはずがありません。
シェインの傍にはランフォードがいるし、シェインを愛し見守る家族がたくさんいます。
シェインがこの国に来て良かった。本当に良かった…。シェインのランフォードを想う気持ちが最後どんな形で現れるのか見届けて下さい。
もう1つの見どころはアンデロからの使者来訪です。
この使者が…なんとまぁヒール中のヒール!強烈なキャラでインパクトが強すぎでした。
ウェロン内を引っ掻き回すんですが、読んでてイライラします。コテンパンエンドを期待しながらでないと、読めないかも。ああ言えばこう言うだし、本当に本当にムカつきます。
この使者、カテリーナにウェロンの王室はみんなカンカンです。でも!王妃始め皆がドスッとチクッとやり込めるから面白いんですよーー!!
貫井先生の描く成敗劇が痛快・愉快すぎてめちゃくちゃ面白い!
カテリーナは最高にムカつきますが、このおもしろ楽しい成敗劇が成立すると思ったら、カテリーナには多少ピエロになってもらっても良いかな、と思うほどワクワクニヤニヤしました。
むしろカテリーナの登場した意味はそこか?と思えば、彼女のウザさも少しは多めにみようとも(笑)
シェインをみんなで守る=厚かましい使者を責めるの図が、最高に最強にスカッとジャパンならぬスカッとウェロンです^ ^
カテリーナの最後はウッヒッヒ。となる展開なので、大いに期待して読んで下さい(≧∀≦)
蜜月編最高でした。
夫婦愛や家族愛の側面からもグッドです!
シェインとランフォードのラブっぷりが一応メインですが、それと同じくらい家族愛にも溢れていて心が温かくなる素敵で素晴らしいストーリーでした。
本当に素敵な家族だよ〜…義父の存在感も素敵すぎる。(きっとイケおじに違いない)
この作品のふんわりとした雰囲気と優しさとポカポカに満たされる読後感が大好きです。
発売日の4月に相応しい春の陽気のように、温かくてホッコリする素晴らしいストーリーでした(*´︶`*)
狼獣人族の王弟と、そのお嫁さんになった猫獣人のお話の続き。
前作の溺愛っぷりがきゅんでしかなく、とてもとても好みのお話だったので、続きが出ると知って楽しみにしてました"(ノ*>∀<)ノ
王弟で国一番の騎士でもあるランフォード(愛称ランス)と、心を通わせて番となった身代わり花嫁のシェイン。
声が出ないシェインだけど、ランスはその鋭敏な嗅覚でシェインの気持ちは十分に理解しているし、兄である国王一家にも可愛がられて、幸せの日々。
そんな中、そもそも猫獣人の王子シェインが狼獣人国へ嫁ぐ原因となった狐獣人国から和平の使者が訪れる。
この使者、嫌味や当てこすりの物言いが達者!
感心しちゃうレベルでした(^_^;
国王との婉曲で通じない会話、王妃のキッパリとしながら上流階級の嫌味とか、みものでした。
気持ちがザワつくランスの強烈な匂い付けに、甥たちの「妄想してしまいます」には笑っちゃいました。
そうか、そうか健全だね(≧∇≦)
前作ではシェインを傷付けてしまった甥っこの”純粋なときめき”にもにまにまです。
かわいいねぇ⸜(*´ᗜ`)⸝♡
シェインと母親との結末、そうきたか~。
前作にてシェインに辛く当たった人たちのその後が、今作でキッチリ描かれていて、めっちゃスッキリしました。
勧善懲悪&愛しさと優しさと。
とっても面白かったです(*^^*)
勝手ながら貫井ひつじ先生をルビー文庫の救世主だと思っております。だってあのペラッペラの薄い(すいません…)文庫でも圧倒的に面白い作品を書いていると思うんです。先月発売された「孤独な煌帝の幸せの金糸雀」も面白かったし、この作品の前作である「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」も凄く面白かったからこそ、こちらが発売されるのがとても楽しみでした。
あらすじにあった「狐獣人の国からランフォードを篭絡するために送り込まれた公爵・カテリーナ」に、どんな罰が与えられるのかとワクワクしながら読みました。
伴侶のランフォードだけではなく王妃にも気に入られて家族の一員として扱われ、王宮中から大事にされているシェインですが、狼獣人の価値観とかがこの作品にとても生かされていて、狐獣人のカテリーナが墓穴を掘る度にニヤニヤが止まりませんでした。
彼女がシェインどころか王妃まで愚弄した事から、ランフォードの兄の王が企んだ事がえげつなくて最高でした。
今作でクスッとしたのがランフォードがシェインに行っている匂い付けでした。親族一同がドン引きするくらい凄いし、年頃の甥っ子たちは悲鳴をあげていました。
でも、それくらいシェインは愛されて大事にされてると知りホッコリもしたんです。
そして、ロルヘルディという祭に絡めてシェインの過去と声が出なくなった原因が明らかになる辺りが流石でした。
あのページの中にこれだけの内容が入ってて、更に2人の夜のシーンまで入れてるのが凄いです。悪人の末路もちゃんと書かれててスカッとするし、健気受けに溺愛攻めが好きな方には堪らないのでは無いでしょうか?
狼×黒猫続編です!
前巻よりも溺愛度がめちゃめちゃにパワーアップしていて本当に最高でした!!
今回は城に狐獣人のやっかいな客が訪れすったもんだが起こります。もちろんシェインも標的になるのですが、どれだけいじめられても絶対に助けにくるランスがいると思うと本当に安心して読めますし、むしろどうやって登場してくれるのかウキウキします。
また前巻でもそうでしたが、敵というか悪役が本当に嫌な奴で同情の余地もなくひたすら憎らしいやつであること、そして狼獣人側がそれを本当にすっきりとやり返して追い払ってくれるので読んでいて最高に気持ちのいい作品です。
BLとしても物語としても読みやすくとても大満足な1冊でした!
シェインが話せるようになってみんなと仲良く話す未来も是非覗きたいです!
もう、これ、他の方もおっしゃっていますが、全ての溺愛甘々好きさんにぜひぜひぜひぜひ!読んでいただきたい…!!
『狼殿下と身代わりの黒猫恋妻』の続編です。
王弟の狼獣人ランス(ランフォード)× 声の出せない猫獣人シェインの蜜月。
前作も蕩けるような攻めの溺愛っぷりに悶絶させられましたが、無事二人が結ばれてからのお話となるこちら、糖度がより増しております。(ましましです!)
「君が苦しいと私も苦しい。君が悲しいなら私も悲しい。君が不幸なら私も不幸だ」
…なにこれ。言われたい←
生まれ変わったらこんな台詞を言われる人生でありますように。(言う方でもよし)
今作も、ランスのシェインへの愛は止まりません。
「匂いづけ」が強過ぎる…と兄王や父親である前国王からも苦言を呈される場面が、何度も出てきます。(さいこう…!)
頭のてっぺんから足の爪の先まで、シェイン自身の匂いがもう分からないくらい、匂いづけされているんですって。最高✨
シェインを愛し、守り、慈しむことに全力を捧げるランス。
そんなランスの姿が可愛すぎて個人的に萌え転がったシーンは…↓↓
王妃の娘エリィに「にゃんにゃん」と呼ばれるシェイン。
シェインの尻尾に触りたがるエリィに対し、「(シェインは)叔父さんのにゃんにゃんだから、だめだ」と真面目な顔で言うランス…たまらんです。。
想像するだけでにやけちゃう。「俺のにゃんにゃん(そうは言ってないけど)」って、可愛すぎ。
やたらとランスについてのみ語ってしまいましたが、ストーリーもぐっと感動するところ、切なさを感じさせるところ、悪役に怒りを感じるところなど盛り上がる部分が沢山ありまして。
特にこのシリーズは悪役がとことん悪役で、最後には必ず報いを受ける”勧善懲悪”のスッキリ爽快感がたまりません。ランスが自ら手を下すというよりも、兄王のレンフォードが政の手腕を発揮するのがまた、格好いいんだな。。
そして悪を征伐した後の、寝室にある方が現れ…というシーン。
シェインーーーー!!シェインがー!!
私もランスと一緒に目を見開いて硬直……はしなかったけど、しそうでした。笑
感動とふわふわした高揚感に包まれて、今夜はぐっすり眠れそうです。
溺愛あまあま成分に存分に浸りたい時、ぜひぜひお手にとっていただきたい作品です。
「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」の続編になります。
前作を読まれてからのほうがより楽しめると思います。
死者の魂が帰ってくるロルヘルディでシェインが母親の夢を見てうなされたり、アンデロから来た使者のカテリーナが火のないところに煙を立てまくったりしますが、最後は全て丸く収まるので楽しく読めました!
悪いことをした人たちにはちゃんと制裁が下されるので清々しかったです!
シェインへの溺愛ぶりに磨きがかかるランスとランスの溺愛を受け止めるシェインの関係が素敵で、もっともっと二人のお話が読みたいですし、ずっとこの世界観に浸っていたいです!!
切実に続編希望です!!
前作から溺愛がパワーアップしてます。
攻めが周りを見えなくなるほど受けに骨抜きで、二人の関係になんの支障もないよう思えますが…
今回は狐獣人の国の使者なるものが、二人の周りをかき乱していきます。
前作の冒頭にちょこっと書いてありましたが、狐獣人の軍が猫獣人の国に乗り込んできて、それを救ったがランフォードを筆頭とする狼獣人の国でしたね。
前回は本物の猫国の王子がとことんヒールでしたが、今回は狐獣人の女性がとんでもない性格の人物でした。
最後まで出ずっぱりでシェインを貶めようとしますが、シェインの周りの人たちがちゃんと守ってくれますので安心して読めると思います!
国王やその妻や子どもたちにもシェインが愛されていてほっとしました。
どんな非情な相手に対しても、怒りより悲しみだったり憐れみの感情を抱いてしまうシェイン。
慈悲深くて優しくて健気な子です。
シェインの代わりに感情をあらわにして、シェインの心を守ろうとするランフォード。
ランフォードがシェインを守るときに口にする「私の番」って言葉が今回も聞けて満足です!
そして前回、ランフォードの甥のカーライルが正義感からシェインを糾弾していましたが、彼がまさか…笑
しっかり叔父に釘を刺されて笑いました。
溺愛ハッピーエンドが好きな方におすすめです!
個人的にシェインが下働きしていた公爵家の仲間たちがどうなっているか気になります…
続きがあったら嬉しいなぁ。
今回は王弟の狼獣人と声を失くした猫獣人のお話です。
ロルハルディにやってきた者達に苦しめられた受様が
攻様に守られて奇跡を起こすまで。
猫獣人の受様の生国ヴェルニルは
狐獣人のアンデロと小競り合いに決着をつけるために
狼獣人のウェロンの協力を仰ぎ、勝利します。
ヴェルニル王は末王子を
ウェロン王弟の攻様の伴侶として差し出しますが
末王子は侯爵家の下働きをしていた受様だったのです。
攻様は敏感すぎる嗅覚で相手の感情を見抜く事から
伴侶を持つ事は叶わないと思っていましたが
偽物と知りつつも純粋無垢な受様に惹かれて
2人は互いを唯一無二の相手とするのです。
ウェロンでは4年に1度、
使者の魂と過ごすロルヘルディという祭りがあり
この期間は郷里へと帰る者が多く
王城の使用人達も最低限の人数が残るのみになります。
妃の喪に服す攻様の父である前王
他国に留学している王の第一王子、
騎士団に所属する第二、第三、第四王子と次々に
国王夫妻の家族が集結する事となります。
そんな中、狐獣人のアンデロの内紛が終息し
勝利した王子は父王を粛清して王座につき
ウェロンとの和平を願うための使者を送ってきたのです。
しかも使者となったのは新王の異母姉で
最初の夫は病死、次は事故死と何度も結婚を繰り返し
夫の財産や領地を自分のものとした女侯爵で
新王は攻様の篭絡も狙っているようです。
それは攻様にとって伴侶を侮辱されるに等しいながら
アンブロの使者を切り殺せば戦の開幕となり
それすらもアンブロ王には美味しい展開になり得ます。
果たして望れぬ使者の到来が巻き起こす騒乱の行方とは!?
既刊「狼殿下と身代わりの黒猫恋妻」の続刊で
匂いで嘘や欺瞞を見抜くために人を寄せ付けない攻様と
声を失ってはいるものの純真無垢な受様の
もふもふファンタジーになります♪
アンブロの使者は狐獣人の性質と高位貴族の傲慢さで
王宮内でも傍若無人に振舞うだけでなく
使者の役目は全く果さず、王宮内をかき回すのです。
狼獣人が生涯1人の伴侶しか持たないを知りつつ
武人である攻様の受様を詰るなど言語道断、
怖い物知らずにもほどがあるのですが
受様は使者の言葉に胸を痛めます。
その上、ロルヘルディが始まって以来
受様の夢の中はとある女性が訪れるようになっていて
受様は泣き濡れる夜を過ごす事になるのです。
使者が痛い目にあうだろうと事は予想できますし
ハピエンはお約束でも徐々に弱る受様の未来は見えず
ハラハラ&ドキドキ♪
ロルヘルディの奇跡が起こる幕引きまで
たいへん楽しく読ませて頂きました (^O^)/
最近のルビー文庫では続編って珍しいですが
もっと2人のお話が続くのでもいいし
甥っ子たちの誰かのスピンオフとかも楽しそうです。
期待してます。
前作がめちゃくちゃ好きだったので、迷わず購入しました。
嬉しかったのは、ノエラ王妃やちびっこたちの登場が多かったこと。
前作の電子特典SSでノエラ王妃はランフォードから「強い」「とにかく、強い」「ただ、強い」と評されていたんですね。
大騒ぎするちびっこたちにガツーンと雷を落とす様子にすっかりファンになってしまっていたので、今作ではノエラ王妃の登場回数が多くて嬉しかったです。
あのお上品かつ強烈な嫌味!そしてその後の様子。
姉さんついていきます!!って思いました。
一方で、女狐の厚顔無恥さが読んでてちょっとキッツイなーと辟易してしまいました。
ちょっとしたスパイスどころか鼻が曲がるほどの毒々しさ全開な悪役キャラなんですが、ああ言えばこう言う様子にこいつはいつまでいるんだ?と。
イライラ、ムカムカしちゃって。
(もちろんその後、ガッツん!!!と清々しいまでの制裁が下るのですが、そこまでが長く感じた。)
再読時にはその後のザマァ展開を知ってるので、へっ!こんなにイキがってるのも今のうちだぜ!ってな気持ちで読めましたが。
ダルニエ医師も、相変わらずダルニエ医師って感じで良かったです。
女狐の言い草に激昂して、シェインのことを「奥手」ランフォードのことを「朴念仁」と称してる様子に、前巻を思い出してふふふとなりました。
あと、シェインと母とのこと。
己を責めるシェインに向かって「んなはずない!!君悪くない!!」と怒りをあらわにしつつ説得するランフォードに、そーだ!そーだ!!!と加勢しながら読んでましたが、シェインはただただ自分を責めて弱ってしまうんですよね……。
でもランフォードに言われて「はっ!確かにそーだよなっ!」となるようならシェインではないわけで、読んでてなんとももどかしかったです。
甥っ子たちからドン引きされるくらい強烈な匂い付けをして、レンフォードからも「少しは加減したら……?」とたしなめられても「加減が出来たら、とっくにしている」とキッパリ言い切るランフォード。
ちるちるの属性登録で「ヤンデレ」とされていて、思わず笑ってしまいました。
ランフォード自身は正義の人なので純粋な「ヤンデレ」とは思わないけど、確かに「ヤンデレ」としての資質も立派に備えているなぁ。と。
人間不信の人が、一度懐に入れたら溺愛するのはBL世界の常識ですね。
そして人目をはばからずベタベタしたり(本人自覚なし)、独占欲丸出しするのもBL界の常識。
挿絵の方ですが、ネコとオオカミとキツネを描き分けていて素晴らしかったです。王妃が怒っている姿が可愛い。
今回はキツネ族の人が良い性格していてイライラさせられましたね。
ランスはシェインのために匂いがきついキツネ族の人の前でもマスクを外していたんでしょうか?愛が強いですね。
スコッツが出てきたとき、シェインの素性が明らかにされるのかと思ってハラハラしたけれど、まさか顔を全然覚えていなかったとは!
覚えていなくて結果的には良かったけれど、こいつのせいでシェインが辛い思いをしたのかと思うとランスが怒るのも無理ないですね。
そして本当のシェイン王子は幽閉されているとは。オオカミ族のランスを怒らせましたからね。シェイン王子を野放しにしては戦争になるのでしょう。
そして少し話せるようになったシェイン。これは続編があると期待していいのかな。ランスがシェインにつける匂いは具体的にどんな匂いなのか知りたいです。