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1週間限定のお試し交際から始まる2人のピュアで真っ直ぐな恋模様が丁寧に描かれたお話です!
BL沼にハマったきっかけの作品。
エロはなく、二人の想いが通じるまでをじっくり描いているのでBL初心者にはかなりオススメの一冊です!
●カップリング
攻(?):モテまくりのイケメンわんこ系後輩
(若干M?尻に敷かれるのも満更でもなさそう)
×
受(?):美人だけど自由で豪胆な先輩
(芹生を尻に敷くのが上手い自由人)
●あらすじ
週の始めに告白してきた相手と必ず付き合うという噂の芹生。
でも交際期間はきっかり1週間で、週の終わりに必ず「好きになれなかった」と言われて別れることになるらしい。色仕掛けも全く通じないという。
月曜日にたまたま遅刻してきた芹生と校門の前で出くわした篠は、興味本位で自分と付き合ってみないかと提案する。
そうして始まった1週間限定の恋人関係だったが、彼氏としての芹生は完璧でとにかく居心地が良い。
次第に芹生に惹かれていく篠だったが、終わりの日は確実に近づいていて…。
なぜ芹生は1週間限定でしか人と付き合わないのか、篠の気持ちの行方は…?
●感想
DK二人の青春が眩しい。
イケメン同士の真っ直ぐでピュアな恋愛がとにかく尊い!自然体な二人のやりとりがとても素敵です。
弓道部の先輩後輩でもある二人ですが、弓を引く姿がとても美しいのも魅力。
個人的に好きなシーンとしては、公園でのキスシーンがとても綺麗で感動しました。
あとは二人きりで部屋に居る時の緊張感が絶妙で…何で電話が鳴ってしまったのか…(笑)
付き合ってからの2人がもっと見たいです。
何年経っても続編希望。
宝井先生の初単行本なんですね。
1週間のお話をリアルタイムでは3年かけての連載とは気の長いこと。
(あ、でも1.2巻を3年かけて出版することは今でもあるか)
冗談で始まった交際が曖昧なままだんだん惹かれ合っていく。
時間や気持ちが丁寧に描かれていますね。
説明が少なく絵で見せるところが好きです。
特に、背景を描いた引きのコマがいいですね。
風が吹き、一瞬の心情が風景と共に描き出される。
みずみずしくてハッとします。
宝井先生のいいところだと思います。
冬至が自分の気持ちを自覚したところで、木曜日は終わり。
どうくっつくのか週末巻楽しみに読みます。
モテるけど付き合った相手に「思ってたのじゃなかった」と振られ続けていて、付き合う事に少々投げやりになっている弓弦と、月曜日に告白してきた人と付き合って1週間で好きになれなかったら別れを告げる芹生が付き合うという高校生2人のお話の月曜日〜木曜日編でした。
ただの思いつきというか興味本意で付き合おうって言った弓弦だったが、芹生は休み時間にクラスに来たりメールしたり、家まで送って行ったり恋人として接する。
「お付き合い」を続けるうちにお互いに何かが芽生え始めるのですが、この2人最初の根本的な部分ですでにすれ違いがあるのですよね。
すれ違いというか思い違いかな。
弓弦は1週間限定の関係だと思っている。
一方で芹生はもし好きになれなかったら、1週間で振る。
この辺りのズレが2人にどんな影響を与えるのか、そして週末にどんな答えが出るのか…気になります。
次もすぐに読みます。
商業BLを読み始めた頃に一度読んでいるのですが、当時はまだレビューを書いていなかったので再読。最近の宝井先生の作画に慣れていると、本当に宝井先生?というほどタッチが異なるように見えました。面影はあるけれど。最近のタッチもものすごく綺麗ですが、私はこの頃のタッチの方が好みかもしれません。特に高校が舞台の青春ものなので、洗練され過ぎていない方が雰囲気に合うように感じるのかもしれないですね。
当時は、1週間で恋人を取っ替え引っ替えするという芹生のキャラ設定が、真似しやすそうというか、真似したくなりそうな設定だなぁなんて思った記憶がありますが、千冊以上読んできた今でも、そんなキャラは芹生の他に見たことないかも。改めて新鮮な気持ちで読むことができました。
芹生は1週間限定を前提に付き合うわけではなく、付き合うのを承諾する時はいつだって真剣で、この人を好きになれたらいいなという気持ちでいるんですよね。モテるけれど、中身はとても誠実なところが素敵。先輩である弓弦も、はっきりとした話し方や弓道が上手いところが魅力的で、見た目も可愛いです。お互い相手への期待値が低いからこそ、ふとした時にときめくんですよね。甘酸っぱい青春を、2巻でも存分に味わいたいと思います。
受けの弓弦くんは顔が綺麗で学校の女子に大人気。学校が元女子校で夢見がちな子が多く(お嬢様校のような雰囲気)サバサバしてちょっと下品な普通の高校生な一面についていけず、ちょっと違う...といつも振られてしまうのです。冗談で冬至くんと付き合い始めますが、冬至くんが元カノと電話するのが気になりモヤモヤして怒ったり、かなりべったり一緒にいるけどそれが嫌ではないあたりかなり脈ありな感じです。
冬至くんは、1週間限定の恋人関係により本気で愛せる人を探しているちょっと変わった子...(失礼)です。すごいモテます。めちゃくちゃモテます。眉目秀麗な容姿と余裕のある姿は高校生とは思えないほどなので、こんな子が同級生にいたらそりゃ好きになるだろうなぁと思います。部活に全然出ないのに結果出しちゃったりするところとか、1巻では友達といるところが描かれていないので同性からは遠巻きに見られているのかな?という印象です。弓道をするときの美しい立ち姿とは一転、表情がクルクルと変わったり弓弦くんの新たな一面を知ることでどんどん好きになっていく様子はまさに恋する男という感じでした。
1巻がいいところで終わるので、これから購入する方は2巻揃えて買うのがおススメです。
はじめて買ったBL本で純愛ものを探した結果たどり着きました。
美形だけど結構ずぼらで所謂残念なイケメンの先輩の弓弦さんと月曜日に告白されたら誰でも付き合うが決まって1週間で別れると噂のイケメン1年芹生くんのお話です。
1週間だけの珍しい遊びくらいにしか思っていなかった弓弦さんが、自分の性格を肯定されてだんだんと芹生くんを離したくなくなっていく描写が、繊細で焦れったくて、ジリジリさせられます。
あと弓弦さんが終始愛らしく見えます。
エッチな描写も少なく甘々で初々しい感じなのでBL興味あるけどエッチな感じはまだ早い!という方やエッチな描写がそこまで好きではない方は見やすいと思います。
宝井理人さんの繊細で感情が溢れてくるような美しい絵もとってもオススメです!
(※かなり特殊なレビューになっております。不快に感じる方は飛ばして頂けると幸いです。)
極論を言ってしまえば「表紙がうっとりするほど美しいです。以上。」
で私の感想は終わってしまうのですが、どうしてもこの作品淡々としすぎていて萌えポイントがわからないんですよ。キャラの個性も弱いかなぁ。
まず、月曜日一番最初に告白してきた相手と必ずつきあい、週末に必ず別れるという芹生の行動。
「月曜日一番最初」であれば誰でもOKなんですよね?
じゃあ例えば教頭先生(仮に53歳、妻子あり。バーコードヘアーでややオネエ。内股、隠れゲイとしましょう)に告白されてもつきあうのか。(それはそれで見てみたいですが)
相手がガンガン攻めてくる肉食系女子で初日から「ホテル行こう♥」と誘われたら、一週間待たずにすぐ別れるのか。(芹生は色方面では絶対落ちないと有名だそうです)
まぁ、お嬢様学校だからそんなお下品なことしないわ!という設定なんでしょうが、もはや最初からつっこみ所満載なのですよ。
兄の彼女・紫乃への叶わない恋を早く終わらせたいのはわかります。芹生が決して遊びではなく、月曜ごとに「今度こそ好きになれるだろうか」と期待しているのも後にわかります。
一週間限定の理由。自分が紫乃に落ちるのは日ごとだったから。だから一週間で充分。
でも紫乃のケースが特殊であって、普通は一週間では相手のことなんてほぼ全く理解し切れないと私は思う。
そしてここで最大の疑問発生。芹生、なぜ弓弦と付き合った?
ノンケ×ノンケですよね?芹生は兄の恋人を忘れたいんですよね?なのになぜ男とつきあった?弓をひく弓弦が綺麗だったから?
ゲーム感覚でどうせつきあうなら一週間楽しもう!とノリノリの弓弦。違う、本当は一週間じゃなく、本気になれる相手を探しているんだ、別れなきゃ…と思いつつ言いそびれてしまう芹生。相手の意外な一面を見つけては徐々に意識し始める2人…。
確かに美しくまとまってはいます。一昔前の少女マンガのような美しさ。
私はあまり小奇麗なBLは得意ではなく、もっと登場人物の剥き出しの感情や、読者に訴えかけたい強烈な何かに魅かれるタイプなので、単純にこの作風に合わなかったのだと思います。ごめんなさい。
最後にもうひとつだけ大きな疑問。
この作品、キスシーンしかないのですが、攻め、受けどうやって決めたんでしょうか。
私にとっては謎が謎を呼ぶ不思議な作品でした。
一週間付き合っては別れる、という噂のイケメン芹生。
部活の先輩、弓弦は何となく彼と一週間のゲームを始める。
「こんどこそ好きになれるだろうか。」芹生のそれは、ゲームでは無く自分の心が動く事を望んでいただけだった。一週間。自分の心に見切りをつけるのに充分だと彼は決めていた。
…兄の彼女に横恋慕していた頃は日毎に落ちて行ったから。
弓弦はまた、その美しいルックスだけで無く、結果的に小悪魔的な魅力でもって芹生の心を動かして行く、たぶん。(まだ1巻だからね。そこには言及しないでおく。)
恋は試しにするもんじゃ無くて、どうしようも無く落ちてしまうものだからね。
意外にも一週間の間、芹生はヤリ捨てしまくってたわけでは無く。エロスは無し!
「男子高校生初めての」程度を期待してたので(なんかそれっぽいし。)ちょっとだけビックリしたよー。
私だけではないと思…う…。
花のみぞ知るや、テンカウントから流れて来たら、まぁハードル上がるし、絵柄も変わっているしで、評価も変わってきそう…。(ちなみに私はテンカウント未読者です。)
それは置いといてタイトル、設定、ストーリーの流れなど上手だなぁと思いながら読ませて頂きました。
たださ…キャラに魅力が無い…。
高校生なのに誰一人良い意味での子供らしさ、愛らしさがないと言うか…憎めない可愛らしさもなく、変なところが大人っぽくてちょいちょいそれぞれのキャラにイラッっとする。
自分本当は小池ちゃんみたいなサバサバした格好いい女の子、好きなはずなんだけどなぁ…全然好きになれなかった。
全体的に映画になっただけの事はある。
流れがキレイだもん。
芹生のお金持ち設定もストーリーをキレイにする一つだね。
でもそれだけ。
紫乃の存在にはかなりイラッとする。
夏生(芹生の兄)の存在がストッパーになっているけど、それでもさ…。
芹生「一度付き合った子とは連絡とらない」その後は携帯の番号を消して「知らない番号は出ないから」
その後タイミング良く、紫乃から電話掛かってきてそれに出る芹生。
弓弦「好きだって女の番号はサクっと消してそれで自分の好きな女の番号はちゃっかりのこしてんのってどうなの?」
見事な自分勝手。しかも芹生さんったら、束縛されたいそーなんですって。ハハッ(・∀・)
1回目読んだときは萌~中立くらいだったけど、感想書くために読み直したら皆可愛いげなーい…。
考えてみれば1週間で何が分かるん?おぼっちゃんの暇潰しの遊びって所でしょうか?
…さて、DKノンケ女の子としか付き合った事の無い者同士、次の巻でどうなるのでしょうか?
DKノンケ同士なんだよな…(2回目…)( ̄ー ̄)