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toudo no ou to sennen no yume
かなり駆け足でした。
ちょっとついていけなかったです。
ラグナル(ヤスヒロ)を留めておくために生贄を探すウラジーミル。
ラグナルはそんなウラジーミルを助けにいきますが、ウラジーミルは気が付きます。
生贄は何よりも大事なものでないといけない。
それはラグナルを思う自分の心だ、と。
そこで超自然現象がおこって、ラグナルへの想いをなくしたかに見えたウラジーミルですが、やっぱり愛してるという心はなくなっていません。
それに気が付いたが最後、やっぱりラグナルは消えてしまいます。
そして時を超えて急に現代になります。
ヴォーヴァというウラジーミルそっくりの男。
町でヤスヒロと出会い、二人は超高速でラブラブになります。
ヴォーヴァ=ウラジーミル?ウラジーミルの子孫がヴォーヴァ?記憶を受け継いでいる理屈がもうわけがわかりません。
おそらく3巻以上のストーリーを2巻でキュッとまとめたのではないかと思います。
パッピーエンドではありますがとにかく展開も早いしキャラのデフォルメもあってコメディチックなのでなんか噛み合ってないなーと思ってしまいました。
わたしは日野先生の作品が好きで作家買いしてますが、これはいろいろ補填がないと理屈での理解が難しいと感じました。
一言でいうと、もったいないなぁ、です。
2巻完結です。まだ続くかも?と思いながら読んでました(笑)現代に戻ったヤスヒロがどうなるのか知りたくて知りたくて…。
【千年前にタイムスリップし、毒殺されたヴァイキングのラグナルという男になっていたヤスヒロ。彼を生き返らせたウラジーミル大公。彼らを巡る愛の話】
表紙の黒髪の男がラグナル(=ヤスヒロ)で、金髪の男がウラジーミル大公です。表紙から分かると思いますが、ラグナルが受けです。ラグナルの方がガタイもよく男臭いので、それが地雷なら注意。私は大好物(笑)
さて、お話は少々複雑でネタバレせずにレビューする自信がありません。でもネタバレなしで読んでほしいです。ラグナルの心残り、ヤスヒロの想い、大公の執着的な愛などなど、ドラマがいっぱい詰まっています。
萌え所は冷徹なウラジーミル大公のデレ。デレやばい。ツンツンで感情を表に出さない男のデレがかわいすぎて…。そりゃーあの大公が唯一執着しているのはラグナルなんだから、周りには二人がデキてるとバレるのは当たり前ですよね。周囲の暖かな眼差しも良かったです。
私としては、現代の2人をもっともっともーーーっと見たかった!あと50ページくらい見たかった!!読んでる途中で残りページ数を何度も確認するくらい短かった…。子どもの頃の出会いの詳細とか、スパダリになったヴォーヴァとか、千年前の感情に引きずられてる不安とか、まだまだあるでしょ!めくるめくエッチもまだまだ読みたい!!なんならあと1巻くらいかけて読ませてくださいー!!という熱い想いを書き残しておきます…。