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mahoutsukai no koi
表題作
◾︎西崎(陽キャラ大学生)×荒谷(暗め大学生)
どうしても、西崎のセリフは口のいい男の言葉に見えてしまうので、荒谷の気持ちの方が分かる。この先ずっと一緒にいる事は出来ないかもしれないって保険をかけ続けちゃうんだよな〜。でも西崎は西崎で、荒谷から好きって反応が返ってきてほしいのも分かるから、あんまりずっと殻にこもってると見放されてしまうぞ。
この2人がもう少し長く読みたかった!
キミのすべて/13cm/近く、近く
◾︎草次(中学生)×奈津巳(高校生)
中学生の男に告白されて、まともに受け答えしてくれるってのも相当突飛な設定だと思う。
三池ろむこさん、初読み作品でした。
他の方も書かれているように、SFかファンタジーか?っていう印象のタイトルと内容が違ってました。でも、私の場合は、良い意味で裏切られた感じです。
半ば強引にことを結んでから・・という作品に食傷気味だったときに読んだせいか?、すごく心に染みた作品集でした。
どの作品も好きです。
このくすぐったくなるようなピュアさ・・がたまらないんですよね。
絵の雰囲気も気に入ってます。
他の作品も読んでみたくなり、今少しずつ集めているところです。
お気に入りの作家さんになりました。
■魔法使いの恋/手の中の恋/キャンパスのカフェにて■
西崎(大学生)×荒谷(大学生)
女の子にも金にも不自由せず、テキトーに遊んできた西崎は、大学のキャンパスで運命の恋に出会った。
嬉しいことがあると唇を噛む恋人荒谷は、いつだって切なくなるくらい何も望まない。
彼を想うほど歯がゆくなる西崎は…。
西崎がイケメンすぎる…!!!
こう…なんというか接し方とかがスマート!!!
んでもって荒谷を自然な感じで優先するところがたまんないー。
ちゃんと他の友人に角が立たないような自然な言い方なんだけど、荒谷のこと大切にしているのも同時に伝わってくるのがもうたまらんです。
嬉しい時に唇をキュッと噛んじゃう癖にもちゃんと気付いていて(本人は西崎に指摘されるまで知らんかった)、でも唇を噛んで我慢するんじゃなくて笑って欲しくて喜ばせたいって一生懸命で…もう本当に一目惚れという恋の魔法に落ちてますね(*ノェノ)キャー
荒谷…お誕生日プレゼントの希望が「次に会う約束がほしい」とか何それいじらしい…いやもうそんなの西崎バンバンくれるからね!
もっと安心して良いんだからねー!!!
西崎の「教えてくれ!ネコのエライ人!!!」には笑えたw
ほんと…人馴れしてない猫を懐かせていくようなゆっくりじわじわ~です。
あそこまでいくのにどんな経過をたどったんだろう。
表題作でがっつりじっくり読みたかったかもー。
■キミのすべて/13cm/近く、近く■
西成 草次(中学生・優等生)×奈津巳(高校生・余り評判の良くない高校) ※3歳差
自分より小さい中学生に突然「付き合って下さい」と言われた奈津巳。
なんだこいつと一蹴りして去っても良いけど…あまりにも必死に真っ直ぐはっきりと言うものだから、とりあえず“友達として”ということでOKしてしまったのだが…。
奈津巳さんが覚えていなかっただけで、雨降ってた時に傘を草次にサラッと貸してたんだよね。
ぎゃーーーーーーーーー!!!
なにこれ可愛い。
2人揃って初々しいんですけどっ!!!
めっちゃ可愛い。
2人そろって相乗効果で可愛い。
ピュアですーーーーーーーーーー!!!
草次がほんとひたむきよねー。
んで奈津巳さんも身長差をやたら気にしているのも可愛い。
ゆっくりじわじわと進んでいくのがいいーーー。
離れるのが嫌だから進路諦めるんじゃなくて(←草次)、出会ったことで広がった道を進むことで離れない(← 奈津巳さん案)のもいい。
うぁーーーもう甘いのご馳走さまでした(*ノェノ)キャー
■オーロラ レイルウェイ■
市川(高校生)×安積(高校生)
2年の時に同じクラスだった安積とは全然違うグループだったから話したのは数回だけ。
そんな彼と夏休み前最後の日曜日、北に向かう列車に乗った。
“オーロラ”を見に行くために。
…なんで俺だったんだろう?
涙混じりの笑顔が切ないー。
でも多分これからも少しずつ少しずつ関係は続いていくよね?ってラストだった。
市川の方も“特別な存在”として認識しだしているし。
それにしてもメールじゃなくてお手紙かー古風!(今ならLINEだよねー)
■真上の住人■
沢井 アキノブ(無職・マンション管理人代理の30歳)×安東(フリーター・21歳)
分別していないために毎回ゴミを持ち帰る住人がいる。
毎回のことなので誰なのか気になって窺っていたら何度か見かけたことのある顔だった。
やたら綺麗な顔でいつも違う男と連れ立って帰ってくる…管理人室真上の住人・安東。
何もかもが嫌になって捨ててスッキリした気分になったものの、本当は捨てられたのは自分のほうなんじゃないか?と感じる沢井。
何も捨てることができずずるずる続けていたら捨てられた安東。
対極する2人…なんだけど、どこか似ている2人のお話でした。
お互いがお互いの存在に少し救われたような感じ?
もう少し長く読みたかったな。
表題作より、2番めの話「キミのすべて」のほうが
好きでしたね。
短い話でしたけど。
何より攻めがワンコ!
これが何より可愛くて…。
背が小さいのに、「付き合って下さい!」
とか必死で言われたら、
もうほだされちゃいますよね。
友達として付き合っていくようになった二人ですが、
年下のワンコ攻めが、
主人公の受けに攻める攻める。
ガンガン攻める。
ああ、カワイイー!
すごく必死!
そして、少しずつ背も伸び
精神的にも大きくなっていく
ワンコ攻め……。
いいなぁ、こういう成長を
見守っていくのも。
最後にHしちゃうふたりですが、
この時点では、
まだワンコのほうが背が低い。
でも横になっちゃえば関係ないですよね!
将来、
いろいろとありそうだけど、
ふたりとも幸せになってくれるといいなぁー。
魔法使い=ファンタジーだと思ってました。
わーい、BLファンタジーだ~とか喜んでたんですけど、全く違いました。
でも、裏切られた訳じゃないです。
読んで良かったです。
唇を噛む癖のある荒谷がとても可愛いです。
恥じらう荒谷が本当に可愛い。
終わった時が恐いらしく喜んだり、感情を出さないようにしている、それが、唇を噛み締めると言う事らしいです。
可愛いですよね。ちょっと、切ない感じもしますけどね( •́દ•̩̥̀ )
愛を知らずに育って来た子に愛を教えて行くと言う感じします。
そして、はにかんだ顔に萌えました!
たぶん、荒谷は恋愛の前に自分や他人を信じて良いのか、臆病な所があるんですが西崎に出会えてちょっとづつ変わって行くんです。
ゆっくり、愛を育む感じです。
幸せになって欲しいです。
魔法使いが表題作なのに一話分しかなくて残念です。
もっと読みたいです!
真上の住人もお気に入りです。
続き読んでみたいなぁ。
魔法使いが恋するのかと思っていたら
全然違かったというオチでしたw
率直な感想だと、絵や雰囲気、コマ運びなどは
物凄く好みなんだけど、物語の内容が
そこまで深く感じられず残念という印象でした。
魔法にかかったような恋、一目惚れから
遊び人だった西崎は変わるんだけど……
なんでこんなタイトルなんだろう??
他は短編が2本ありましたが、どちらもちょっと中途半端で
物足りない印象でした。
もう少し表題作で、魔法にかかったようなその
素敵な恋模様を丁寧に描いてくれていたらな……
そんな風に思いました。
全部で4つのストーリー入り。
初読み作家さん。
とても雰囲気のある作品を書かれるかたなんだな~というのが第一の印象。
最初の作品が特に・・・とっても味があって良かったです。
最初のストーリーは、全部合わせてもたった60ページと
短い作品ではあるのですが、出会いもキャラの人となりも
キッチリと解るように描かれていて、
ストーリーのすべてがとても納得のいく作りになってました。
まだたった1冊しか読んでないので、
この1冊だけで決めてはいけないのかもしれませんが、
漂う雰囲気に独特のものを持っている作家さんで
他ももっと見てみたい・・・と思わせる、惹かれる作品達でした!
三池ろむこさん2冊目。
こういうタッチの絵柄だと、割と自分では好き嫌いが分かれてしまう傾向があるのですが、三池さんのタッチは物凄く好きです。
こちらの作品は、全体的に甘さが強いような、その中にもぎゅっとなる切なさも詰められている感じがします。
甘い物が苦手な方には、ぴりっとしたものが不足しているかも?
――【魔法使いの恋】【手の中の恋】【キャンパスのカフェにて】――
大学で出会った、西崎と荒谷のお話。(キャンパスの~は描き下ろし)
兎に角、西崎の荒谷への愛情がモリモリでお腹いっぱい。
荒谷は小さな頃からの経験により、嬉しい事も素直に嬉しいと言えないし、欲しい物も欲しいと言えない子に育っています。
ただ、「嬉しいけど唇をキュッと噛んで我慢」のシグナルが癖として送られている事にきちんと気付いて居る西崎。
それだけでも西崎の愛情は大きいのだと実感!
魔法使いーなんてタイトルに入っているけれど、決して魔法使いではありません。
恋の魔法を相手が使うんだ、なんていう、甘い意味の言葉。
ようやく観れた荒谷の笑顔には、こちらもズキュンと来ました。
これからはもっともっと、荒谷の笑顔が増えるんだろうなと思える一瞬でした。
(「教えてくれ!ネコのえらい人!」のコマは笑った。そういう問題か西崎・笑)
――【キミのすべて】【13cm】【近く、近く】――
同じバス、年上のキミ、ぶっきらぼうな優しさに一目ぼれ。
オバカ高校に通う3年の奈津巳と、そんな奈津巳に一目惚れした優秀な通学に通う3年の草次のお話。
いやー……何ですかこの甘々な可愛い2人は……っ!
元来オヤジスキーな自分でも、この2人(特に草次)にときめいていしまいました。
真っ直ぐな瞳で告白され、邪険にも出来ず、取り敢えずお友達からという事で付き合いがスタートする二人。
兎に角、草次がピュアで真っ直ぐで、そんな彼に奈津巳がどんどん惹かれてしまうんですよね。
年下だし男同士だし、頭の中身だって違い過ぎるし、正直越えなくちゃならない壁は山ほどあるんだけれど、2人はそれを「気持ち」という至ってシンプルで一番大事な物でしっかり超えていこうとする。
そんな姿にキラキラして本当に素敵だった。
草次が女の子と一緒に居る姿を見て、もしかしたら当たり前な光景に、奈津巳が動揺する。
それまで口に出した事のない思いを吐き出して、草次がしっかりそれを受け止める。
……あっ……甘い!!///
そして草次が県外の高校を――となった時、草次は考えても居なかった事を奈津巳がしっかり考えてくれていた。
ダラダラと過ごしていくものなのだと思って居た奈津巳自身もきっと驚くような決断じゃないかなぁと思えるのです。
それってやっぱり、「気持ち」が大事なのだなぁと。
――【オーロラレイルウェイ】――
中庭でダンスを軽やかに踊る市川と、それを見て好きになっていた隣のクラスの安積のお話。
「オーロラを見に行こう」。安積の急な誘いに戸惑いつつ、ついていく市川。
きっとオーロラを見る事に意義があるんじゃない。その道中で観た物、話した事。それが思い出として残るのかなーなんて勝手に思いました。
とても甘酸っぱく可愛らしいけれど、ちょっと……な点。
何故市川は安積にキスをしたのだろう。
――【真上の住人】――
上記作品と比べると、この単行本の中では少し異色な感じ。
親戚のツテ?でマンションの管理人をやっている、こないだ会社を辞めた男。
そしてそのマンションに住む、男とっかえひっかえで連れてくる、ゴミの分別が出来ない綺麗な顔をした若い男のお話。
人間関係のせいで自ら会社を辞め、せいせいしている筈なのに、結果的に社会から置いてけぼりを喰らった気分を味わっている管理人。
逆に、別れたいのに別れられなくて、ズルズル恋人と続いて最後には暴力振るわれて終わる住人。
状況は違えど何かが似ている。不遇な境遇?性格?空気?弱さ?
甘い雰囲気は皆無だけれど、何か灰色の空気が漂いつつお互いを引き寄せるような感覚があります。
【真上の~】以外は本当に甘い物だらけだなと。
可愛らしい気持ちを頂けてしまいます。
個人的には読んだ後にもう一度読もうという気がしない本でした。
他の漫画家さんなら2Pとか3Pでまとめられそうに感じる設定で
1本書いてるんじゃないだろうかと思うくらいの内容の薄さに
正直言って焦れました。台詞も凄く少ないし。
1シーンに使うコマわりが多過ぎるのかも・・・
たぶんこの方の作者がいは、なさそう。
(追記)
中古売りBOXにほおりこんだものをレビューしておこうと拾い上げてさらっと読んだら
少し琴線にピクっと来るものが・・・読んだときの心情に余りにあってなかったのか。
もう少しこの本、おいておこうと思います。
三池ろむこ先生の作品、初読みですww。全体的にマジで可愛いと思います
o(*>▽<*)o
[魔法使いの恋]
西崎×荒谷の大学生ものです。
親の離婚から、人と付き合うのが苦手になった、荒谷に西崎が大奮闘する話です。つーか荒谷マジで可愛いと思いますww
嬉しい時に唇を噛むくせがあるなんて、萌えですヾ(*'∀`*)ノ
誕生日には「次に会う約束がほしい」とか言うんですよ~。ホント可愛いです。
[きみのすべて]
西成草次×高山奈津巳の中学生×高校生です。私はこの話が1番好きですねww
バス通学していて、雨が降っていて草次が困っている所に奈津巳が傘を貸してあげたところから、好きになったという話です。
2 人 共 可 愛 い ん で す よ ! !
特に奈津巳は身長の事をやたら気にしているしヾ(*'∀`*)ノ
でも、ちゃんと草次の進路の事とか考えて、草次とケンカになるけど、自分の進路も考えるようになったから、2人の成長が見られます。萌えですww
この話はもう少し読みたいなぁと思いました。
[オーロラレイルウェイ]
市川×安積の中学生?高校生?の話です。
親の離婚で転校してしまう安積が、2~3回しか話をしたことない市川を勇気を出して2人でプチ旅行する話です。
ただ・・・話が短すぎて、レビューしにくいです(汗)
安積は市川の事が好きなのは、わかったんですが、市川は?って思っちゃいました(´・ェ・`)
なんとなく、気になる程度だったんかなぁ?とは思いますが・・・あのキスの意味がよくわかりませんでした・・・(ゴメンナサイ)
[真上の住人]
沢井アキノブ・安東で管理人とそこの住人の話なんですが、これはBLなの?って感じです。
この2人の出会いはわかりましたが、なんかこの作品も話が短すぎて、ちょっと残念でした_| ̄|○