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α ha kare ni dakaretai
新たなオメガバースの幸せな話
なかなかの独自設定ですが、難しい解釈はなく、社会的にも歓迎されている世界でオメガにつらいこともなく…そしてさらにアルファ同士の恋愛という不思議なお話でした。
【ライカはアルファとしてオメガとの婚活イベントにやってきた。しかし、そこで好きになったのは同じくアルファであるエイジだったーー】
とにかく絵がきれいで、特に肉体美に魅せられます。そして裸シーンが多いです(笑)目の保養。ありがたい。
お話の方は、たくさんの独自設定があり、複雑かと思いきや、めちゃくちゃ読みやすい内容でした。説明的にならず、エピソードを織り込んで進めていく形で、すんなり入りやすかったです。物語の世界に浸るには、この没入感が大事なんですよね。
そしてアルファ同士であることの戸惑いや焦り、嫉妬というのも見ごたえがあり、くっついてからは障害や不安という要素も絡んで切なく、話の展開も見事です。
さて、ライカとエイジというキャラクターは、ハイスペックらしい見た目と性格の良さで、応援せずにはいられません。素直に応援できるカップルで良かったです。最後まで、見ているこちらが幸せになれる話でした。
オメガである理央にも幸せになってほしいですね。理央の話、ぜひ読みたい。悟先生へ惹かれていく様子とか、素直になれない理央が幸せになる話を見たいです！
アルファ同士の無人島婚活ライフ
オメガバースの世界で婚活イベントに参加したアルファのライカ。案内された先で胸が締め付けられるような不思議な香りが、アルファのエイジからする事に気づく。そんな中、エイジと共にアルファとオメガ3人ずつの6人で、婚活イベントとして無人島に連れて行かれてしまう！好きになってしまったのはオメガではなくアルファ？オメガの発情期もありながらの無人島生活はどうなる？というお話。
無人島生活のメンバーが全員良い子ばかりでほっこり。青春！という感じです。
恋愛面ではアルファ同士の身体面の困難もありますが、嫌な人は出てこない爽やかなオメガバースです。
アルファ同士の恋愛が読みたい！無人島生活が読みたい！綺麗なイラストに癒されたい！という人には是非！
多幸感
オメガバースな婚活イベントでアルファとアルファが番(一般的な番とはちょっと違う感じ)になり、結婚し、子どもができるというストーリー。
作画やキャラクターの性格によるものだと思いますが、なんとなく平成前期な雰囲気・・・(例えが分かりにくい)。
ハイスペックアルファが、実は恋愛下手で、両想いだとわかっていても、いつか自分の番がオメガを好きになってしまうのではと不安に駆られる・・・。
大きな会社の跡取り息子で、モデルで、顔も頭も運動神経も良いというまさにスパダリなライカが恋に悩み、それをリオのようなオメガが応援するという構図がすごく新鮮に思えました。
試し読み部分だと、アルファとオメガのセックスシーンが多いのかな？と思いますが、仲間と無人島サバイバルしながら恋愛・・・がメインで、オメガバの爛れたイメージとは程遠い、一昔前の青春映画を観ているような感覚。
萌と悩みましたが、泣いてしまったので萌2。
もっと漫画を描いて欲しい
どちらかと言うと小説の挿絵のイメージが強いせら先生ですが、漫画もとても面白いんです。
「月と野蛮人」とか「プライベート・ストリッパー」も凄く面白いのでお勧めします。
さてこちらはオメガバですが、誰かが悲惨な目に遭うこともなく安心して読める作品でした。
ただα同士の恋なのでΩに取られる心配をしたりだとか、そういう鉄板な切なさが凄く上手く使われていました。
冒頭からエイジとΩのセックスシーンはありますが部屋に忍び込んだΩによって仕方なく抱いてしまったという感じで、彼の貞操観念は凄く真面目で好感が持てるものでした。
またそのΩも発情抑制剤が余り効かない為に、αを棒扱いしているだけなのでエイジに思い人がいると知ってからは関係を断つ良い子でした。
早々にエイジと雷佳(ライカ)の気持ちはチーム内のメンバーが薄々気が付いているので、無理矢理関係を持とうとする人物が誰もおらず、両思いと知ってからは協力的で読んでて微笑ましくなる内容でした。
最終的に2人の仲を後押ししたのもこのメンバーでした。最後には両家族に結婚の事後報告をするのですが、その時にとある秘密が明らかになります。
読者は早々にその秘密に気がつくと思うのですが、その秘密が後にα同士の番の妊娠という身体の変化に繋がって行くのです。
ちょっと上手く行き過ぎな感じもしますが、こういうオメガバは決して嫌いではないです。むしろ読後感が良くて幸せな気持ちになるので大歓迎です。
美麗な小説の挿絵も素敵ですが、もっとせら先生には漫画を描いて欲しいと思いました。
みんないい人でした
想像以上に面白かったです。ハピエン甘々好きな私の大好物でした。
αオメガの婚活パーティーなんですけど、アルファもオメガもいい人ばかりじゃないですか！
最初は、部屋に入るなり、同室のアルファがオメガとえっちをしていて、エッチが目的の婚活パーティーなのかなと、ちょっとがっかりしました。私は、心でつながった二人のエッチが見たいんです。
でも、違ってました。エイジも理央も快楽目当てじゃなかったんですよね。
私がこの作品を好きになったのは、婚活メンバーがみんないい人で、理央が二人をすごく応援してくれたところ。あと、他のメンバーも二人を祝福してくれて、婚活で集まったメンバーなのに、奪い取ろうとか、出し抜こうという所がなかったんですよね。すごく気持ちのいい仲間でした。理央がこの二人のために涙を流したシーンにはすごく感激しました。
エイジとライカも優しい二人でした。ライカは恋をしたために、ヤキモチや独占欲が出てきて、そんな自分に自己嫌悪してましたね。
えっちが出来なくてしょぼくれて豆のすじ取りしている姿が切なくてかわいい。
なんて心の綺麗な人なんだろうと思いました。
αがαと番うのはいろんな困難があるんですね。
最後の妊娠はちょっと強引な気もしましたが、この二人には是非子どもが出来てほしいなと思っていたので、良かったです。兄弟たくさんできるといいですね。
理央がメインの話も読みたいです。過去の辛かった恋愛。そして、悟先生とのゴールインまで見たいです。
面白かったけど
α×αの恋愛模様や葛藤は面白かったです。
ただ、今まで前例がないαの妊娠が物語の終盤に急に実現して、主人公カップルが世界2例目(日本初)というご都合展開にしらけてしまいました。
結婚＝妊娠&出産＝幸せの図式をベタベタに見せられても…
α同士の恋愛を描いていてこの世界観ならば、たくさん養子を育ててますα同士でも幸せです！の方が合っていたのではないかと個人的には感じてガッカリでした。
穴兄弟ネタを引っ張る当て馬Ωも良い子なんだけど、なんだかなぁ。
攻めが初っ端からΩを抱いているので(その他挿入なしのシーンもあり)受け以外との描写が苦手な方は注意が必要かもです。私もその場面はちょっと嫌だった…
表紙の美しさに抗えなかった
最近、タイトルにオメガバの記号のついた作品は好きな作家でもあまり買っていなかったけど表紙の美麗な半裸の受けから目が離せず、つい買ってしまいました。買ってよかった。大好きなギャグ要素たっぷりでした。
最近のせらさんの作品のガタイのいい美形の欧米人のような受け、すごくいいと思います。性格にはちょっと乙女が入っているのもなんだか本物感があってイイ！ストーリーは全てにおいてツッコミ待ちのような面白さ。まず婚活イベントがいつのまにかサバイバルゲームになり、すごい滝から落ちても2人ともαだから丈夫なのかピンピンしてる。完全にギャグマンガやないかーい！な内容ですが絵は美麗というアンバランスさがまた良い。
主役のエイジ×ライカは珍しいα同士のカップルで、男が出産でも何でもありのオメガバワールドの中で「僕には君の子供を産んであげられないよ」みたいなBL原点回帰みたいな展開も多くシュールな感じでした。
主役の2人はもちろん両方カッコよくて素敵ですが、Ωの理央というキャラもとてもいい味出してました。初登場時はどエロなΩそのものだったのに後々性格はものすごく男前で、αを棒呼ばわりする面白い人だとわかりました。彼のその後も読んでみたい。
とても美麗な絵のオメガバース・パロディー・ギャグマンガといった作品でした。面白かった！
婚活イベント～
αとΩが結ばれるための婚活イベントで
無人島でサバイバル
だから、裸率高めです
Ωフェロモンに抗えるαと抗えないαなど
設定が工夫されていて
そこからのお話の展開も切なくも辛すぎずです
よかったです
絵が美しいし、悪い人が出てこなくて癒されました
主人公二人はすっきりラブラブになったので
ほっとしつつ
個人的には理央がこの先どうなっちゃうのかなあと
気がかりで
スピンオフがあれば嬉しいと思いました
最初はビッチ風だったのですが
とてもいい子だったので！
この素敵な世界観のお話を続けて読んでみたいと思いました
BLバチェラー
オメガバースでまだこんな面白い新展開があるのか、とわくわくしつつ読みました。
設定としては「αxα」。
舞台は「婚活」。
しかし、それは「αxΩ」を目的とした婚活キャンプ。手段を問わないようなΩが群がる中での「αxα」は、一体どう成立するのか⁉︎
…と思いながら読み進めると。
寝ているαを襲うΩ集団やら、抑制剤が効きづらいビッチ系Ωやら、双子でそれぞれ相手を探す純なΩやら。
そしてかなりの序盤からライカ→→→エイジの恋心が露見してるのに、状況は色々バタバタしてる。
というか、無人島サバイバル、プラス恋愛リアリティTVそのままみたいなアクシデントに次ぐアクシデント。
これはバチェラーかあいのりかテラハか。って感じ。
まあ周囲のバタバタはともかく、ライカとエイジの恋模様はとても真剣だし思いもよらぬ困難もあり。
「αの体は挿入が難しい」
だから体で番えず、不安が募る。
子供も望めない…などなど。
婚活で出会って11日目でプロポーズ、というドラマチック展開も勢いで読んでしまいますね。
絵柄は綺麗。ライカもエイジもとても美形でHは全裸。よきよき。
私の趣味的にはもっとシリアス寄りだけでも良かったけど…
読み応えがありました。「萌x2」。
おもしろビックリ
単純な気持ちでα×αの恋の行方が気になって購入したのですが、こんなに面白いなんて！馴染みのオメガバース設定とはまた違う部分もあり、少しだけ新鮮な気持ちで読ませてもらいました。
読後感◎
多幸感◎◎
ハッピーエンド度◎◎◎
買ってよかった、読んで良かったです！
ご都合主義的なところもあるかも知れません。でも、それでも良いんです。それがあったから、素晴らしい結末に仕上がったと思います。少なくとも私にとっては最高のエンディングでした。見たいもの、そうであって欲しいと願っていた要素が全部入っていて嬉しい気持ちでいっぱいです。
α×α同士だからこそ、不安に思うことがたくさんあって、それをどう乗り越えていくかを描いたストーリーはとても興味深く面白かったです。
α×Ωが番うのが普通の世界で、α×αは普通なら番うことはありません。子どもの問題もあるし、そもそも番えるのか？という話なんです。そこが、この作品の面白ポイント！
じゃあ、α×αで惹かれ合った２人がいたとして、どうなるのか…。めちゃくちゃ気になりませんか？！（興奮）
エイジ（α）×ライカ（α）の悩みって、つまるところオメガバじゃない普通の世界での男性同士カップルの悩みや不安そのものなんですよ。なのでオメガバの中で本当の意味でのBLっぽい。子どもを抱かせてあげられないとか、セックスが難しいとか…
身体的に困難なことがあったとしても、たくさん悩んで、それでもお互いが番なんだ！と確認し合うまでの道のりが、本当に素敵でした。多分に、嫌な人たちが居なかったからだと思います。特にΩの理央くんが、いい存在感！この作品の評価を上げた立役者ですね。彼のストーリーも見てみたい！
運命の番についても改めて考えさせられるお話でした。そして、とにかく周囲の人たちが２人を温かく見守って受け入れているのが良い。最後に向かってはそれがどんどん顕著になっていて、胸がジーンと熱くなりました。
また再読したくなるくらい面白くて好きなお話です。ちょっといつものオメガバと違う作品読んでみたいな、って方にもおススメです^ ^
