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anoko ha hanasenai
おしい…！
共依存で、お互いにお互いの存在が大事で…って素晴らしい本来大好きな設定なのですが、神評価にはならなかったなぁ。でも年頃の子たちの幼さが残る関係性の表現は素晴らしかったです。
以下惜しかったなと思ったところです。
重くなりすぎないように攻め様が少し軽めのノリに描かれているのが1つ。
次、一周目読んだとき、フェラしてって描写でう〜んと唸ってしまった。二人の歪さを表現するにはすごくよかったのかもだけど、一方的すぎるというかあれはあまり好きな流れではなかったな。もっと別の表現なかったのかと。
そもそも性質的に、受け様からの行動を待つ、受け身の攻め様なんですよ。それも計算高い受け身じゃなくてただの受け身。受け様を手に入れるために計算し尽くしていてほしかったなと。
溺愛して、ど執着をもっているのにちょいメンヘラ目の陰キャでした。
受け様は受け様で、言いなりってわけじゃなさそうだけど、事実言いなりだったのかな。嫌われたくないから必死ってことだったのだろうけど、わかりやすく受け様が大事にされてるのがわからないと自分的に悲しいのでそこも引っかかってしまいました。受け様はキャラ的に良かったです。まさに依存って感じの子でした。
テーマは最高だけど、もう少しだけ攻め様に頑張ってほしかったです。
好みの絵柄
はじめての作家さんで、好みの絵柄なので表紙に惹かれて購入。
幼馴染み同士の拗れた恋愛模様。
性格は正反対だが仲が良く、大学進学を機にルームシェアする攻めと受け。
思春期のときとあることで受けは攻めに後ろめたさを覚え、攻めの要求を断らずに受け入れているーー
という個人的にとても好きな設定です。
設定も絵柄も好きで、やや不穏な冒頭シーン（受けのトラウマじゃないけど過去になんかあったなぁという感じの描写）だが、
全体的な流れ・リズムが自分に合わなかったのかイマイチ盛り上がらなかった感じがしました。
エロはありますが割とあっさりめの描写です。
物語・エロ重視の腐女子さんはもしかしたらがっかりするかもしれません。
雰囲気はあり、攻め受けの幼少時の姿がとてもかわいくて、「萌」にしました。
大事だからこそ
同じ大学に通い、ルームシェアもしている幼馴染同士のお話でした。
冒頭部分からはちょっぴり重たい雰囲気も感じられましたが。歪んでしまっていた関係も徐々に正しい方向へ向かっていくので、特に苦しさを感じることなく読むことができました。
葉月も類も自分の気持ちを伝えることから逃げていたので、恋人になるまで長い時間がかかってしまったわけですが。これだけ一緒にいたら早い段階で同じ気持ちだと気付けたのではないかなと感じる部分もあって、ふたりとも計算して行動していることがなんとなくモヤモヤ。
そして普段は対等な立場なのに、なぜふたりきりになると類は葉月を"気持ちよくさせて"あげなければならなかったのか…そういうことをするようになったきっかけが知りたかったです。
無事に気持ちを伝えあってスッキリと丸く収まるのは良かったけれど、ちらほらと気になるところがあって萌えきれなかったなという印象でした。
もう少しかなぁ
初コミックスだそうなので、こちらが商業デビュー作になるのでしょうか？
後は電子で連載されてるようです。
好きな設定だったしコミコミさんの有償特典小冊子にホイホイされて購入してしまいましたが、設定を活かしきれてないように感じました。
2人が気まずくなったキッカケはシーンがあるので分かるものの、どうしてあんな関係になったのかが読み取れませんでした。常時そんな感じでフワッとしてて萌えどころの無い内容だったと思いました。
そして肝心のすれ違いが終わって両思いになる最終話は良かったけど、実は葉月が類の気持ちを知ってたくだりを読んでしまって？？？ってなってしまったんです。
盛り上がりを期待したのかもしれませんが、一気に冷めてしまいました。
僕らは離せないと番外編が無ければ中立だったと思います。
