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絆され系の世話焼き美容師×奔放マイペースな小説家、不器用な大人の、別れから始まるビタースイートラブストーリー
loss time ni hanamuke wo
いやぁ~とっても良かったです!大好きな作品の一つになりました。これからも繰り返し読むと思います。
主人公は尽と桐生。この2人が同棲を解消し、別れた状態から始まります。本当は2人ともお互いのことが好きなのに、気持ちをうまく言葉に出来ないが故に…という、とても共感できるお話でした。特に尽には感情移入してしまいましたね。
過去のラブラブだった時はもちろんのこと、別れた後もやっぱりお互いを知り尽くしているんだということが感じられる描写にキュンキュンしました!
別れから始まって元サヤに収まるお話。
4年の交際ののち、別れを選んだ攻め・尽(つくし)。受けの透生(とうい)は本気で別れたつもりが無く、普通に連絡するしキスもしちゃうし、エッチもしちゃう。
「どうせ本気じゃないだろ。落ち着いて頭冷やしたら戻ってくるだろ。」って思っちゃってるんだよね。
尽も尽で、嫌いで別れたわけじゃない、何ならまだ好きだから、連絡が来れば会いに行っちゃうし流されてエッチしちゃう。
なんかとてもリアルでした。
喧嘩したり、気まずくなるとエッチで誤魔化そうとする透生のやり方は悪手だった。
でもそれには透生の生育環境が影響していて、愛を信じ切れないまま大人になってしまった事とか両親の離婚によるところが大きかったんですよね。
尽も尽で、世話焼きなのは良いけど、無意識にリターンを求めてしまったというか・・・。
俺はこんだけやってんだから、お前も俺を好きならたまには行動で示してくれよ、みたいなね。
とにかく2人とも、相手に対する緊張感や思いやりが薄れたのか?、圧倒的に言葉が足りなかった。
超能力者じゃないんだから、思いは口にしないと伝わらないし、価値観の違うもの同士が分かりあうには、やっぱり言葉を尽くさないと・・・。
「最後のデートだ」って言って一緒に出掛けて、最後の最後で透生がようやく思いを言葉にした場面は、うーん、何ていうか、良い年した大人の男がまるで子どもみたいにつたなく一生懸命に本音を伝えていて、非常に良かったです。
思いを伝えるのに、複雑で難解な言葉はいらない。
そして、ちゃんとお互い本音を出し合って、ぶつかって乗り越えた2人はこの先きっと大丈夫。
そう思えるような終わり方でした。
まぁでも、作者様も後書きに書かれている通り、この2人は4年に1度くらい、派手に喧嘩すると思います(笑)
『元カレ×元カレ』というBLは初めての体験でした。当初は二人の別れの切なさにあんまり共感できなくて…、「最初から存在していた問題を抱えながら何年も同居していたのか」「今さらそんなことで?」「もっと深い事情があるのでは」と疑問が湧いたものの、読み進めるうちに次第に理解が深まっていきました。なんとなく納得しました。甘くて切ない恋愛模様は、まさに『元カレ』という設定だからこそ生まれる深み。キャラクター二人ともイケメンで目が保養です。
同棲中の自由人桐生に4年間振り回されてきた尽は、ある日限界が来て家を出る。でも別れたはずなのに桐生は眠れないと連絡してきて、そのままズルズルと関係を持ってしまう。沢山の思い出、振り切れない想い⋯。
一緒にいるのが当たり前になってしまうと、相手に甘えて我儘になったり思いやりがなくなったり。離れてみる事で改めて見えるものってあるけど、後で気づいても取り返しのつかない事も多い。
尽と桐生はすれ違いをしっかり修復できて、また一緒に始める事ができて本当に良かった〜。ちゃんと想いを言葉にして感謝を忘れずにだ!
「お前のそういうところが大嫌いで、だけどどうしようもなく好きだった」
この帯に惹かれて買いました
別れから始まるBLって珍しい気がします
不器用な大人の恋愛って感じ
他の方が言っているようにリアリティーがあります
男女の恋愛におきかえてもあるあるじゃないかな?
お互いの事が確かに好き同士で付き合って同棲までしたのに、だんだんと嫌な部分が見えてそこにしか目がいかなくなって嫌いに思えてくる
些細なすれ違いから悶々としていく
長い時間を、一緒に過ごしてきたからこそですね
切ない思いがいっぱいで泣けました
エロはそこそこで読みやすい作品だとおもいます
評判がよく、表紙も好みだったので読んでみました。
ストーリーにリアリティがあって、ああ、こんなことあるよねって、
すんなりと感情移入しながら読みました。
BLはある意味ファンタジーかもと思ったりしてるので、
こんなBL作品は初めてで、とても良かったです。
尽と桐生、タイプが違うから惹かれた部分もあったのに、
積もり積もった我慢の糸が、ちょっとしたきっかけで切れてしまう。
以前は何気ないことだったのに、ある時から気になって、許せなくなる。
離れてからも、ずっとお互い気になっていて、
桐生がきちんと伝えてくれてよかった。
読後感最高でした!
番外編が出たので読み返して、改めて本編が胸に染み入りました。
恋愛と恋人に振り回される男、美容師の尽と、マイペースでちょっと自分勝手な男、小説家の桐生。
2人が別れるところから話が始まります。
私は尽にかなり感情移入しながら読みました。
尽が好きでつくしているところもあるのだけど、何度も約束を破られたり、蔑ろにするような言動を繰り返されたら、傷つくし、イライラも重なっていくのはしょうがないと思いました。
桐生はいわゆるずるい男なのかなと思いました。悪気はなくて不器用で恋人を悲しませることを繰り返しています。喧嘩の仲直りにセックスを使うところはかなり悪印象でした。
相手が完全に自分のことを好き、という確信がないと使わない方法だと思うので、相手に対する配慮は言葉をいろいろ省略してしまっていて、ずるいなと思いました。
尽はそんな桐生に怒ったり悲しんだり呆れたりしつつ、我慢し続けて、その気持ちが切なくて悲しくて、でも、それでも桐生が好きでいるところに萌えました。
いつから好きなところが嫌いになってしまったんだろう、という尽の気持ちが、桐生に抱かれたあと、シャワーもせずに帰宅するという言動、その気持ちが、本当に切なかったです。
どっちもどっち、お互いをちゃんと見ていないことによるすれ違い、歩み寄りからの仲直り、をどちらも悪く、どちらも良いように、丁寧にゆっくりと描いたすごい作品です。
桐生の世話がかかる身勝手なところが好きだったはずなのにいつからか嫌いになってた尽と、言葉にするのが苦手で喧嘩後はセッ クスに持ち込みがちで尽のすきなものとかで釣っちゃう桐生。終始可愛くてもどかしくて切ないなと感じながら読んでいました。そして桐生が「帰ってきて」と泣きながら言葉にするシーンは本当に感動しました。別れから始まるので切ないシーンが多いのですが、ラストに向けて傷が癒えるような優しい作品でした。
ずっと一緒にいると本当だったら大切にしなくちゃいけなかったものも、いつの間にか「当たり前」になってきて忘れちゃう事ある。
ありがとう、好きだよって相手に言葉で伝える事って、意外にできない。
そんなのわかりきってるでしょ、言わなくても分かるよね?今さら恥ずかしい…ってつい考えてしまう。
でもそうじゃなくて、嬉しいだとか嫌だって気持ちを伝えるのが人との繋がりで1番大事な事なんだって気づかせてくれる作品でした。
好きな人ならなおさらそうしなくちゃ、だね
雨降って……な最後でハピエンです
復縁ものだと聞いて買わせて頂きました。でも読んでいくとどんどん関係がマイナスになっていってちょっと不安になりました。
受けが想いを伝えるのが下手くそだなぁともやっとしてしまいました。口下手だけどそれがすぎるというか…。
最終的には復縁してくれますが、あっさりというか、「えっそれでいいの?!」って思ってしまいました。
でも絵柄はとても安定していて、繊細なかんじが個人的には好きでした。ハッピーエンドだったのはとても良かったです。