あかないとびら

akanai tovira

あかないとびら
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×228
  • 萌45
  • 中立10
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
40
得点
462
評価数
129
平均
3.7 / 5
神率
31.8%
著者
鈴木ツタ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人セレクション
発売日
価格
¥562(税抜)  
ISBN
9784812467060

あらすじ

大学時代、ゲイだと噂される後輩がいた。そいつが俺のことを好きらしいと聞き、俺はそいつと距離をとった。男のくせに俺を好きになるマヌケ野郎を俺が好きになるはずがない。だから…、もう二度と会うことはないと思ってた―!?
鬼畜でオレ様な先輩とエッチな妄想で頭がパンパンの気弱な後輩の恋を描いた表題シリーズ他、描き下ろし番外編も収録した待望の麗人セカンドコミックス!!
【出版社より】

表題作あかないとびら

薄井・大学時代の先輩
升岡・大学時代の後輩

同時収録作品みにくいアヒルと王子様 / 王子様の恋人は

立花 大学生・ドS王子様
田山 大学生

同時収録作品冷たいさびしがり

村岡武生(26) 刑事
西島尚(39) コンビニ店員

その他の収録作品

  • 合わない鍵【表題作シリーズ】
  • あかないとびら 番外編
  • あとがき

レビュー投稿数40

急展開にビックリ

ツタ先生作品初読みです。
単行本2作目なんですね。

短編3本。
どのお話も、設定とキャラがわかる導入部がおもしろくて、この先どうなるんだろうとワクワクして進むと…即始まって少々ビックリしました。

最初の2本は、いきなり攻めがどS、受けがどMになるのも驚いた。

「冷たいさびしがり」も意外な展開でおもしろい。
予想していたのと攻め受けが逆で。
イケメン西島の受けが色っぽくてよかった。
武生のリアクションや咄嗟に出る一言もツボ。
武生がまさかの刑事さん。
武生の申し出にあっさり乗る西島。
西島がいろいろ出す条件に「試されてる?」と言いながら全部飲む武生が潔くて気持ちよかったです。

さあ、これからツタ先生作品を続けて読みます〜。

0

案外糖度は高くないところがいい

◆あかないとびら(表題作)
 後輩の升岡が無意識にフェロモンを出して男を誘ってしまう健気系のキャラだったので、Sっ気のある先輩の薄井には丸め込まれるばかりなのかと思いきや、頭の中では先輩に手を出してもらえることに大喜びしている、というギャップが面白かったです。無理矢理奉仕させられることすら、彼にとってはご褒美のようなもの。さらに、挿れられるなんていうのはもはや天国。先輩好きさに振り切っている彼の頭の中を読めるのが楽しかったです。薄井は最後まで甘さは見せてくれないけれど、こういう終わり方も最近はあまり見ないので、新鮮でした。読者の好きなように想像すればいいんだと思います。

◆みにくいアヒルと王子様 / 王子様の恋人は
 明るくて常に穏やかな口調の王子キャラ・立花が、実はそういう雰囲気になるとぐいぐい責めてくるキャラでした、というこちらもギャップが素敵な作品でした。普段は突っ張っている田山がすっかり押さえ込まれてしまい、立花の毒牙にかかっていく様子は王道だけど、やっぱり萌えますよね。長編なら立花が田山に毒気を抜かれるシーンや、彼に何らかの影響を受けて絆されるシーンなんかがありそうだけど、短編だからかほぼ立花が優勢なまま終わったのもキャラが一貫していて良かったです。

0

虐めたがり達

3CPで一冊です。どれもキャラクターがいいのに、これからってところで終わってしまうのが残念。

表題◾︎薄い(先輩 微サド眼鏡)×升岡(無自覚誘惑小動物系ゲイ 後輩)
フェロモンとか日常で素で言ってる人がいたらドン引きですけどここはBL漫画の世界

大好きな人にはかなりハマる設定だと思います。自分は小動物系というか平凡受け萌がないので、そこまでなのですが、面白かった。
升岡が初心な小動物属性のみだったらそこまでなのですが、先輩の事が大好きでエッチな意味で先輩に奉仕したいと思ってるのが非常に良いです。先輩のを口でしながら「女なら抱いてもらえるから●●●欲しい」とか思ってる変態なんですよね〜

◾︎立花(サド王子 大学生)×田山(大学生)
◾︎村岡(26歳 刑事)×西島(39歳 美形コンビニ店員)

※電子書籍ebook 修正薄め

0

ギャップ萌え?

なんでしょう?
ギャップ萌え?
とにかく、ギャップのあるキャラが多かったです。

表題作「あかないとびら」は、攻めの薄井はSです。
まぁ、こちらは予想できる展開…。
しかし、受けの升岡は大人しくて控えめ…と思いきや、心の声はエロエロです。
薄井に色々したいしされたいし…。
このギャップは凄かった!

「みにくいアヒルと王子様」は、王子様と言われている攻めの立花が、実は意地悪なドSでした。
これも衝撃!

「冷たいさびしがり」は、攻めの誠実そうな青年・村岡が刑事で、受けのモデル並みのオーラのあるコンビニ店員・西島は、生活力ゼロで売りまでしています。
しかも、西島39歳…!

とにかく、ギャップがあり驚かされる人が多かった。
でも、私はもっとラブラブな話が読みたかった…。

0

反応してるよ、先輩が‼︎ 好きです‼︎ 対になった表題作はアイロニー。

鈴木ツタ先生の作品の中では、今のところ一番好き♡
薄井先輩がカッコいいのも良いし。
表題作の「あかないとびら」が薄井視点。続く「合わない鍵」が升岡視点という。
アンサーソングの様な。対になっていて。
一見、無自覚そうな升岡のフェロモンに抗えなくなった薄井先輩が、翻弄されていくお話かと思いきや。
升岡の『少しくらい変に思われたって、構わないんです。』と、結構チャンスを逃さない、
その貪欲さ。『あーーー辛抱たまらん』と、先輩とのアレコレを一生のオカズにするんだという…。
無自覚天然受けと見せかけて、なかなか大したモノです。
ドS風の先輩でしたが、結局は落とされている。
むしろ先輩のが、無自覚天然ちゃんではなかろうか。というのが番外編にて明らかに。

同時収録の『みにくいアヒルと王子様』『王子様の恋人は』も対になっていて。
初めての恋にジタバタとしている田山に嗜虐心が湧いて、王子様に似つかわしく無いほどのドSっぷりを発揮する立花だったが。必死でジタバタして、泣いて、怒っている田山に、結局は翻弄されてしまう。王子様だとチヤホヤされて来た彼にとっても、心が揺さぶられた初めての恋だったのだ。っていうね。立花が王子様と言われる程にはルックス的にカッコ良く無いのがちと残念。完全に好みの問題だと思うけどね。

もう一つは、「僕の知るあなたの話」に出ていたカップルの数年後の話。あの養子縁組していた彼は西島さんに先立たれ、二人で住んでいたマンションを汚部屋にしてしまい。
朦朧とした眼をしてウリをやっている。
けれどまた。刑事と出逢い、新しい恋をする。彼が愛する人を亡くしてからの事を思うと、苦しくて泣きたい気持ちになる。今度の彼は若いから、どうか長生きしてくれよ、とも思う。
ビターな恋の物語。

4

表題<<<さびしがり

表題は再会もの。ノンケ先輩←後輩
先輩側の感情の動きが、あんまり良くわからなくて...ラブくもないし、ストーリー的には、ん〜?って感じなんだけど、後輩くんの好き=H、とりあえずちんこしゃぶらせろ的な妄想大爆発なムラムラ具合(かと言って、押せ押せではない)が、面白可愛くて非常に好きです。

冷たいさびしがり
コンビニの西島さんのキャラの不明さが、めっちゃツボ!!生活能力無い人萌えます...。ツタさんの描く美人キャラ(と言っても、女性っぽい訳ではない)大好きぃ♡しかも39歳...(見えないけど)
実は、某コミックのスピンになっていて...後から気付いて、萌え禿げました...(´;ω;`)ウッ…
この本で一番好きな話はこれでした。

みにくいアヒルと王子様
もう1つ、大学の同級生のお話は、表題に続き攻がズルい感じで...個人的には、後編の攻側からの視点の方がよかったです。

1

受け様が面白い

全部で3組のカップルが登場します。
そのうち表題作と『みにくいアヒルと王子様』シリーズは描き下ろしの作品で明らかになるのですが、攻め様が同じマンションに住んでいるらしいというところでちょこっとだけリンクしています。
もう一つの収録作品、『冷たいさびしがり』もこれより前に発行されている単行本『僕の知るあなたの話』とリンクしている作品です。
時系列的には『僕の知る~』の方が『冷たい~』より10年以上は前だろうと思われるので、『僕の知る~』を既読の方はちょっと思い出されると興味深いかも。

この作品で印象的だったのは、表題作と『みにくい~』の攻め様がどちらもS気があるというのと、表題作の受け様がなかなか面白いキャラをしているということでしょうか。
表題作は受け様視点で描かれているのですが、ノンケでカッコイイ攻め様に恋していて、大人しそうな外見とは想像できないような内心のつぶやきというか叫びがとても可笑しかったです。
自分の恋は報われない、と諦めてはいるのですが、与えられたチャンスは逃さないという、健気であり強欲でもあり、そして天然でもある、色々な要素が詰まった性格のお方でした(笑)。
それに対して攻め様はクールで冷たい態度を崩さず、無自覚のSという印象です。

『みにくい~』はタイトルに王子様と付いていますが、正にそういう外見の攻め様が実は…という展開。
こちらの方が表題作の攻め様よりはっきり自分の性格を自覚していて、外見と性格のギャップ萌を感じる作品でした。

『冷たいさびしがり』は個人的には少し切なさを感じた作品。
何が切なかったかというと、『僕の知る~』で登場した西島さんがもういないということ。
そして尚がだらしないのも意外でした。『僕の知る~』では頭が切れてしっかりしてそうだったので。
でも年下の武生君が頑張ってくれればいいな~。

2

こっちが攻め

表紙を見て、てっきり眼鏡の煙草くわえてるキャラは受けだと思っていたのですが、違いました。裏表紙の黒髪短髪の子とのカップリングです。だまされませんよう(笑)
そんなわけで読み始めたのですが、なんだか萌えてしまいました。俺様攻めかわいい!
腹黒属性(もう一つの話の方)はあまり好きではないのですが、受けとのバランスでこちらも面白く感じました。

オマケの話なんですが、タイトルの「あかないとびら」にちなんでか、カバー裏の「この本を見つけた私の家族または友人へ」というチェック項目が面白かったです。
「私が自分で男同士の恋愛漫画が大好きと認め、自分の意思で購入しました。いやー、本当にホモって最高ですね!」(笑)。

3

“あたらしいとびら”開いちゃいましょう(笑)

【先輩×後輩/大学生同士/刑事×コンビニ店員の3CP】

カバーにあらすじが載っていないので悩んだのですが、先輩のサービスショット的表紙にときめいて購入…大正解でした!
因みにカバーをひっぺがすと「あたらしいとびら」が開いちゃいます(*´∀`)♪

■あかないとびら/合わない鍵■
薄井(大学時代の先輩)×升岡(大学時代の後輩)

大学時代、自分の事を好きだと噂されていた後輩の升岡と仕事上同居することになった薄井。
自分に実害さえなければ仕事をしてくれたらそれで構わないと思っていたのだが、もう1人の同居人である森先輩がいうには升岡はフェロモン垂れ流し状態だとか…?
その時は理解出来なかった薄井だが、升岡と買い物に出かけてとんでもない事態に直面する。

「あかないとびら」は攻め視点、「合わない鍵」は受け視点です。
升岡の印象は大人しい子…が、実態はとんでもないです(笑)
いやもー…特に「合わない鍵」なんて受け視点なものだから考えていることが分かるわけでwww
不機嫌な薄井さんに奉仕を共用されても、実は嫌がるどころか「ウォーッ ヨッシャーッ いただきます!!有り難う神様!!」だなんて思っているんですよねー(笑)
一緒に出かけたら時間が経つほど痴漢ホイホイしちゃうのは、薄井さんと一緒にいることが嬉しくてフェロモン増大なんだよ、きっと!
最後まで無自覚な薄井さんでしたが、番外編での「俺は升1人いればこと足りるんでね」発言にはニマニマさせられました♪
薄井さん、格好良いです(*ノェノ)キャー

■みにくいアヒルと王子様/王子様の恋人は■
立花(大学生)×田山(大学生)

高校時代、好きだった女の子の片思い相手・立花。
毎日話を聞かされるうちに、すっかり立花博士になってしまった田山。
同じ大学で、話をしてみると思っていた以上に良いヤツで…。
友人として仲良くなるうちに膨らむ自分の感情の意味に気づいた田山は…つい部屋で寝ている立花にキスをしようとするのだが、逆に襲われて?!

田山もっさい印象なんですが、攻め視点で見ると泣いても怒っても可愛く見えちゃう不思議。
それにしても王子様は無邪気にドSでしたw
でも田山を弄りたくなる気持ちは分からなくもない←
番外編では学ランで何しちゃってんのーwww
通りすがりの森先輩に見られちゃってるし!

■冷たいさびしがり■
村岡(刑事)×西島(コンビニ店員)

いつもよく行くコンビニの気になる店員さん。
偶然帰りが一緒になり、勇気を出して声を掛けてみたら…?!

とてもじゃないですが39歳には見えません、西島さん。
何というか…猫のようなイメージの人です。
ガン( ゚д゚)バレ 村岡君。

1

なんかダダ漏れてる受け

升岡いいですね!!淫乱受けとはまた違うような・・・いうなれば淫乱ダダ漏れ受けでございます。
薄井もケッて思ってるのに、なんだかんだ升岡のフェロモンにやられてしまうという。積極的なとこもまた良いんですよね、ごめんなさいって感じなのに。萌えます。『飲まずにいられるかっちゅう話ですよ』は彼の変態さを物語っております。

みにくいアヒルと王子様の攻めは結構ねじまがったやつですが、表向きはさわやか王子。田山の反応可哀想だけどかわいいなぁ。イジワルしちゃう気持ちわかるような気がします。

冷たいさみしがり。まさかの逆展開。そっち受けなんだ?!と。いや最高です大好きです男前受け。

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