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tsubaki no hana ga ochiru koro
単話配信が完結したのでレビューをしたいと思います。
占地先生のお話しの設定や絵柄は独特の世界観があっていつも食指が動いてしまう魅力があります。
今回は江戸時代の絵師×花魁という設定。
時代物も好きですし遊郭モノも好物!
配信を楽しみにしておりましたがこの度完結。
先ずは先生、お疲れ様でした!
好きが詰まった作品に少し自分的評価が低いので少しネタバレ含み残します。
感想としては、、、
アラアラ?これで終わりかぃ・・・???
物足りないよぉ。。。
が素直な感想。
自分的萌要素が高かった作品だからこその期待値の高さが裏目に出てしまったのかも、、、
以下、少し前情報を知りたいな、って姐さんはお読み下さい。
えー!すごい好きな作品なのに、、、って姐さんはスルーしちゃって下さいませ。
攻め:和(なごみ)さん×受け:宗太
和さん→評判の絵師として活躍
美しいものに対する欲が高い
性別を偽って花魁として振る舞う白椿の本当の姿=宗太自身に惹かれる
和さん自身が自分の生い立ちを美しくないものと卑下している(主に母親の影響)からこその宗太への慕情、欲情、畏敬の念を抱く
触れてはいけない、でも庇護欲はある、といった葛藤が生じる
宗太=白椿花魁→家族を養う為に廓に身を落とす
No1花魁でありながら誰とも肌は重ねない
家族想いで廓にいる禿達を自身の家族と思い労わる心根の美しいお職
和さんに久々に「宗太」と呼ばれ本当の自分を見てくれる感覚に心を掻き乱される
といった所がお話しの要約。
この2人を軸に和さんの母親や宗太の働く廓の楼主や他の遊女などキーとなりそうなキャラの登場もあり話の奥深さをドキドキ期待して読んでいました。
結果、この辺の伏線回収が最終話で結構アッサリ畳みかけられた感が拭えず「駆け足感で惜しい・・・」という感想になってしまいました。
もっとゆっくり続いて欲しかったな・・・!というのが素直な感想でした。
今回は萌切れなかった為の評価を残しました。
占地先生の耽美な絵も好きですし、先生らしい設定も好きですので引き続き陰ながら応援しております!
絵が綺麗。特に和装の色々、小物に至るまで、丁寧に描かれている。
ここまで丁寧に描かなくても・・と思うくらい。
貧しい村育ちの男の子が、自ら進んで吉原に売り込みに行く。
もの好きな遊郭の主の気まぐれ?で、買ってもらえたけど条件がある。
年季が明けるまで、男とばれないようにすること。
必ず一番花魁になること。
それから椿屋に買われた宗太は、努力する。
努力が実って、一番花魁になった。
・・だけど、江戸一の絵師;雪川龍春に、一見で男と見破られてしまい、焦る宗太。
次巻が楽しみ。
でも、無理設定で、性別を偽らなくても、江戸時代なら陰間茶屋があって、そこにも花魁がいたらしいけど。
金持ちが居なくなった江戸末期の設定なのかな?