是(5)

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是(5)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神57
  • 萌×226
  • 萌25
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
24
得点
467
評価数
113
平均
4.2 / 5
神率
50.4%
著者
志水ゆき 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784403661723

あらすじ

この野蛮で卑猥で下品な男に、私は跪き懇願する。
生きるために。主人の死で、神としての死『白紙』になるはずだった紙様守夜。
しかし彼はそれを拒み、新たな主人になってもらうべく、一族を離れて生きる隆成を訪ねる。
だが、隆成は、言霊を使うことも、守夜の存在も拒み……。完璧な紙と歪な人間の絆を描く、守夜と隆成篇、開幕!!

表題作是(5)

紙様
言霊師

同時収録作品世界の中心は、

言霊師 (不動産屋)
紙様

その他の収録作品

  • 禁句
  • 選択の先
  • 過去への入口
  • 舌の熱
  • ひきがね

レビュー投稿数24

No Title

シリーズ全巻買い、一気読みの最中です。
次々出てくる新カプ。
今回は玄間の下で働く隆成と、前主人を亡くして白紙に戻されそうになった紙様守夜。
ふたりとも過去に傷あり。
隆成は言霊師であることを知らずに発した言葉で実の母を死に追いやってしまった。
守夜は前主人に虐げられたことにより、紙様が人間に劣るはずがないと白紙に戻ることが受け入れられない。
言霊を使わない隆成の側に、なんの意味を持って紙様の守夜は存在するのか?
この想いは恋なのか…?
ってところで次巻に持ち越しです。

0

教えてあげてたらなーと悔やまれる

表紙からお分かりの通り、守夜×隆成編です。
言霊師の主人が亡くなったので本来なら白紙に還されるはずの守夜。
白紙になりたくないと拒むと、自力で言霊師と主従関係を結べたら白紙撤回してやると和記。隆成の元に守夜がやってきます。

女癖が悪く喧嘩っ早くて口が悪い隆成を最初冷めた目で見てる守夜がだんだんと変わってくんのよね。
オンナ子どもに優しかったり、言霊を絶対に使わないと決めている理由なんかを知るうちに、隆成を主人にしたい気持ちが白紙に戻りたくない下心からではなく、隆成の特別になりたいって気持ちに変化してるのよね。
自分では気づいてないみたいだけど。
嫉妬心から隆成を押し倒して?!ってところで6巻に続くです。
奔放な子猫ちゃんに心振り回されてしまう守夜。
以前の主人からは奴隷のような扱いをされていたから何でも言い合える関係でいられる隆成との生活は、かけがえの無いものだろうな。
過去の守夜の描写不憫だったよ…。

それにしても、隆成母はもう少しわかりやすく言霊師の事を伝えておいてあげてればなって…。「[死ね]とかひどい言葉は相手に言ってはいけない。本当になってしまうから」って隆成に躾として口うるさく言ってたけど、それって一般常識として言われてんのかと思っちゃうやんね。
ガチ危険な行為って認識なかったからついお母さんにあんな言い方してしまったんでしょうよ。
大人気少年漫画作品の某キャラなんておにぎりの具しか普段発しないくらい慎重なのに。

本編ですけべひかえめだったので、お楽しみは描き下ろしで。今回のすけべ担当は、玄間×氷見です。
「どうせ紙様貰うなら守夜みたいなのじゃなくて氷見さんみたいな人だったらよかったな、好みなタイプだし」と言った隆成に腹を立てた玄間が隆成を潰れるまで呑ませた後の氷見とのイチャイチャシーンです。2人はイチャイチャ、ラブラブしとりますが、隆成んちでは守夜が大変だったんですよ。ソファーの汚物処理やら隆成の介抱やら。
ほどほどにしてあげてー、と思うけどこの先も隆成へのお仕置きは定期的にあるからなー、アイツは懲りずに何回も玄間の氷見地雷を踏みにいくから。

紙本で購入
修正の要らないシーンのみ

0

男くさいカッコいい2人(*´>ω<`*)

次は、分家筋の言霊師である隆成と、紙様である守夜が隆成の紙様となるまで。
こちらもシリアスで男らしい2人のお話。

昔、言霊を使ってしまった時の悔恨を抱えて罪悪感と共に生きている隆成。
なので、もう言霊は使わない、とキッパリ。
隆成の過去の経緯を知ったら納得だわ。
しかし、隆成の紙様として認めてもらう事は、守夜にとっても自身の生死を賭けた願いである訳で。
隆成の抱えたものを知ってしまって「お前といるのはキツイ」と言われるのは、守夜もキツイね。


どちらもとても男くさい男性。
正直、私のめっちゃ好き~なタイプではないんですけど(^_^;

どうせ紙様を貰うなら氷見さんみたいなタイプがよかった、なんて軽口を叩いてキレる玄間と、なぜ!?ってなってる隆成とのやり取りは、楽しい♡


玄間と氷見の甘々な書き下ろしに、にまにまで、糖分補給しました(≧∇≦)

0

また新しいカップリング。「是」(5)

5巻。
またぞろ新しい組み合わせの「隆成x守夜」組の巻。

またぞろ新しい設定で、言霊を使わない言霊師の隆成という青年が登場。
彼の負うトラウマ、その重さを知って尚、紙様としての役割を果たしたい隆成付きの紙様・守夜のストーリー。

2度も「またぞろ」という表現で書きましたが。

この頃から新しいカップリングの新刊ばっかり、それは確かに面白いけどトータル何が言いたいわけ?とか思い始めてた。
どっかから新しい分家筋が出てきて、新しい言霊師と紙様が出てきて、それぞれ色んなワケアリで。
でも結局はそれぞれのエロ関係…

そんな風に冷めていった巻でもある。
ただし、「オリジナル設定」という観点で言うと、一つづつの組にそれぞれ独自の背景を配する発想力は素晴らしいと思う。

一般的には多分円熟の巻、と言えるのでは?

1

隆成を見て守夜の価値観も変わるといいな

 隆成のキャラが結構好みだなぁと思いました。一見頭が悪そうでただただ手も早いダメ男に見えるけれど、彼が手を出す時はちゃんとした理由があるし、女性を見下すこともなく、子供にも優しい。口調だけは小物っぽいけれど、肝も据わっていて仕事熱心。守夜の言う通り、人に尽くし過ぎているくらいなんですよね。自分が傷付くことには無関心で。それにはもちろん理由があって、母親との過去が彼をずっと苦しめていたんですね。言霊を操れる能力を持ったばかりに苦悩してきた隆成。彼が守夜と出会ったことによって、どんな方向に人生の舵を切るのか、次巻に期待です。

1

守夜×隆成 編

守夜×隆成 編です。
冒頭から過去に入るのですが時系列を少々見失いました。

近衛以外は従順な紙が多かった&可愛い紙が多かったので、言霊師と体格差のない紙登場で嬉しいです。男同士感が強い。

隆成の過去はなかなかショッキングではありましたが、母親も隆成の力を知りながらかなり迂闊な問答をしているので、なんとも…賢くないとしか言いようが…

玄間×氷見は相変わらずイチャコラしています。櫻花×紅緒といい、常に盛ってるのが気になってしまう。玄間いい年だろうに元気だな。

0

どうなるの?ハラハラです。

主に恵まれなかった完璧な紙様守夜。主の死で白紙に戻されるのを拒み条件を受ける。一月以内に隆成の紙様になること。

隆成に言霊の力を使うことはない。母をとっさの一言で死なせてしまい、一生罪を背負って生きるから。
野蛮で卑猥で下品だけど女子供には優しい隆成。

守夜を同居させてくれるものの言霊は使わない。守夜の主になってくれるのか?
守夜はすっかり隆成の周りにはドMの奴隷志願者だと思われてますね。

こちらのペアは紙様が攻めっぽい感じがしますね。

そして最後の帰り道、ちびっ子が悪い予感が。予告でも。

世界の中心は、
では玄間と氷見のラブラブっぷりが。
玄間は氷見がもし誰かの紙様だったとしても主を殺してでも手に入れるって!萌えますね。安定の二人です。

0

人魚姫は泡に。紙様は白紙に。囚われて逃れることの無い理と運命。

3巻から続く、三刀家の外の人たちの物語。玄間 × 氷見 に続き、「紙様」の白紙(=死)に言及したテーマになっていて。主人を亡くした「紙様」である守夜はその秀でた能力と高いプライドを持って、「白紙」になることを拒否する。彼は和記から新しい主人に仕えることが出来たなら、と1ヶ月の猶予を与えられるのだが…。彼が出向いた先に居たのは、下品で野卑で、愚劣で淫乱な隆成だった。隆成は「紙様」である守夜を、と言うよりは「言霊遣い」であることを頑なに拒み、主人になることを拒絶する。隆成は生涯をかけても償えない、罪を背負っていた。

この二人の出逢いもいずれラブストーリーとして成就するのか?といったところで次巻へと続く。この時点ではまだ謎の多いストーリーだが、人形師、和記の見つめる先には。自らが作った「紙様」たち、生まれた時には紙人形だった筈の者たちが、意思を持ち、恋をし、白紙になることを拒み。人として。人間よりも人間くさく生き抜こうとしていく者たちがいて。磊落としてその者たちを見つめ続ける視線は何を思うのか。神であるかの様に、「紙様」たちを支配し、その者たちに生きる課題を与えていくかの様にして、その実 翻弄されてもいるのだ。その和記の想いとは。

同時収録は きっとファンサービスで、玄間 × 氷見の愛の営み♡ 氷見が一層美人に、艶めかしくなっており。玄間はそれはもぅメロメロです。これ以降ですかね、隆成がドSの守夜よりも「氷見さんがいいーーー!」とか言って、玄間が不必要に嫉妬して、というパターンの出来上がり♬ いい感じの鉄板ネタになっていきます♡ 隆成「氷見さんがいいー♡」→怒った玄間に酔い潰される。→氷見、玄間から何故か(氷見のせいじゃ無いのに〜)おしおきエッチ♡ →一方、酔って吐いた隆成、守夜からフツーにお仕置き。〜という一連の流れ。
まぁ、そんなスパイス(?)無くとも、玄間はもぅやたらヤリたがるので、氷見は大変です♡

2

過去に傷つく男たち

主の身代わりに傷を負う紙様と、言霊使い達とのラブストーリー、第5巻です。いろいろなカップルが登場するけど、雷蔵&紺と隆成&守屋の2カップルが好きです。5巻と6巻は、隆成&守屋のカップルがメインなので、テンションが上がります。

隆成は、過去の辛い体験から、言霊は使わないと決めていました。

そんな隆成の前に現れたのは、自分の主人になってほしいと言う守屋でした。守屋は、前の主人を亡くして、1ヵ月以内に隆成が主人にならないと白紙に戻る運命だったのです。
守屋も、過去の言霊使いから酷い扱いを受けていて、人間不信になっていて…。

最初は、だらしない隆成に反発していた守屋。だけど、豪胆なくせに繊細で、女性や子供に優しくて人望もある隆成に惹かれていき、主人として認めていくのです。
でも、隆成は頑なに守屋の存在を受け入れなくて…。
守屋の受け入れられない想いと、自分を罰し続ける隆成が切なくて、胸が痛いです。
こんな二人が心を通わせることができるのか!?とドキドキしながら、6巻に続きます。

1

なぜここで終わる!

紙様は受けという印象を覆された巻です。
そうなのです、紙様攻め。
前巻ラストにほんとチラッと出ていたふたり、隆成と守夜が一冊丸々(ラストに玄間たちのショートがありますが)メイン。

攻めは、隆成の紙様の守夜。
受けは、玄間の依頼で言霊師としてだけでなく後処理などもしている隆成です。
今までで一番、泥臭いカップル。
特に隆成は本家の外で育ったこともあって、言葉遣いも行動も粗野です。
しかし紙様の守夜はまったくの正反対。
『紙様取扱説明書』なるものを持参していたりする堅苦しいタイプです(苦笑

今は克服していますが、過去に隆成が頑なに言霊を使わなくなり紙様を拒絶していた理由はかなりヘビー。
正反対のふたりが現在の関係をどうやって築いたのか…続刊、乞うご期待!となる(笑
なーんーでー。
玄間たちの時よりはマシですけどね。

1

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