ひとりよがりのバニラ

hitoriyogari no vanilla

ひとりよがりのバニラ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神132
  • 萌×255
  • 萌33
  • 中立6
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
38
得点
985
評価数
229
平均
4.3 / 5
神率
57.6%
著者
冬房承 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784832292062

あらすじ

大学生の幾世安良志と風見洋太は好奇心からSMプレイに興じる仲になった。
風見から与えられる刺激はすべて快楽へと変わり、
身も心も委ねる心地よさにのめりこんだ幾世。
ついには風見自身を求めるも、拒絶されてしまう。
それから逃げるように関係を断ち切ったが彼のことを忘れられはしなかった。
数年後、書籍編集者になった幾世の元に風見から原稿が届いた。
あの頃から彼に作家としての素質を感じていた幾世は、
初めて読む風見の作品からみなぎる才能に抗いようもなく心を奪われてしまう。
意を決し、編集者として作家・風見に会いに行くが…。

【元セフレ新人作家×無自覚マゾ編集者】再会をきっかけに情念が錯綜する純愛フェティシズムBL

表題作ひとりよがりのバニラ

大学生→社会人,幾世と大学時代の同級生
大学生→編集者

同時収録作品ひとりよがりのバニラ

作家
担当編集者

レビュー投稿数38

刺激強めだけど美しいSM

大学時代に声をかけられたのがきっかけで攻に出会って文学の才能を見出す受け。一通り読んでからまた読み返して心情とかゆっくり絡んだ糸を解いて読み解く感じの奥深いお話でした。あまり緊縛系とかSMプレイ激しいものは読慣れていなくて、個人的にちょっとSMプレイが刺激強めに感じましたが、絵の美しさと話の奥深さで全然受け入れられました。些細な言葉選びや気持ちのすれ違いで心に距離ができる、その描写が自然で切なさが胸にしみました。気持ちが伝わり合ったあとのあまあま和解が思わず泣きそうになるほどとにかく素敵です。とても魅力的で心引き込まれる作品でした。また噛み締めながら読み返したいと思います。

0

シーンが脈略なく飛ぶので読み辛い

風見洋太✕幾世安良志、大学生時代からすれ違いで疎遠になっていたふたりの幾世が編集者になってからの再会ラブ。

シーンが脈絡なく飛び飛びになるので、落丁かって程読み辛かった。
ページを戻して読み直すこと数回。連載で読んでたら、連載飛ばしたレベルで話しがブツブツで頭の中で折り合いを付けて繋ぐのが疲れた。
物書きの話しなんだし、読み手に伝わり易く書いて欲しいと思ってしまった。

SM物を求めて読んだというより、意外と純愛なのでは?とBL的純愛を求めたので、当て馬的ポジの鈴原先生ががっつり絡み過ぎて嫌だった。
詳しくなくて申し訳ないけど、SMって相手に委ねる信頼性ありきで、それ自体の面白さを楽しむ「遊び」だと。
だからこの作中では風見、幾世のふたりの世界観であって欲しかった。
鈴原先生とのゴタゴタの一悶着は要らなかったかな。
作画は作品とマッチしていて凄く好きだったんだけどな。

0

SMプレイの教科書

◎SMの色んなプレイが見れる
◎想像以上の画力
◎隠れ執着攻め×無自覚受けが最高
◎再会系のストーリーで味わい深い

*軽めのネタバレあり*

キャラ・絵・ストーリー・エロ、
全てにおいてレベルが高いです。
出てくるSMプレイのシーンは全部エロいのに
気品を感じられて非常に良かったです。

複雑な関係になるところがあったので
当て馬が出てくるストーリーが苦手な方は要注意かもです。

個人的にBL界のSMプレイの教科書だと思っています!
気になる方は読んでみてほしいです!

0

すごい物語を読んでしまった

再会復縁ものがダイスキです。
これにSMが加わって大変なことに⋯。
ダークでもメリバでもなく、甘党の自分でも大変に楽しめました。


幾世が本のM女側に感情移入しているところを見抜いて攻めていく風見がもう、鋭い。
本当に愛があるSMは完全なMへののご奉仕なんだなあと読んでいて思いました。
風見の趣向はSでもなく、物書きがしたいわけでもないのに
幾世に合わせてやってあげてる、と思うと純愛を感じてズキズキ痛いです。
風見は大好きなのに、ホント鈍い幾世ですね⋯。

大学時代の初めての拙いプレイ、ロウソクで笑いあうところとか、読み返した時に泣きそうになります。
先生のマジもんのプレイで、本物をわからされたというか。
先生は当て馬というより、わからせに近い存在ですかね。
幾世はドMだし、先生はプロ?だし、怖くはなかったです。
仰る通りそこにSの居場所はないんですね、先生。
むしろ良いようにダシにされたのは先生ではなかったかなあ⋯。

退屈させたら終わりかと思ってた風見と
自分の性癖に付き合わせてしまっていたと思っていた幾世。
「ひとりよがり」だった2人、思いが通じ合ったあとが甘くて可愛くて、大変萌えました。

バニラ=平凡ですかね。いろいろな記号が含まれていそうです。
セーフワードとか、幾世の父の話とか
謎も多くて何回も読み返してます。この分野のインテリジェンスを要求されます。読み解ける方が羨ましい。

あとがき読むとものすごく細かな設定があるので
読めば読むほど味が染み出てきそうな作品だと思いました。
みなさんのレビューや、談話室の質問も全部読ませて頂いて解釈を楽しんでます。

1

たまらぬエロチシズム

大学生時代にふとした事からSMプレイに耽っていた幾世と風見。風見への想いと本音を隠したまま無理矢理遠ざけた距離。なのに卒業後雑誌編集者となった幾世の前に、新人作家として風見が現れて⋯。
捻れた気持ちの輪は結局一つに繋がっているメビウス。
Мな幾世を満足させたくてSとして振る舞う風見は、本来はSではない気がする。無自覚な幾世の求めに応えているだけで。二人はそのままでも愛し合えるだろうけど、風見は縄や拘束具無しでもきっと言葉一つだけで幾世の全てを縛り上げてしまえる唯一の存在。二人にはこのまましっかり見つめ合って幸せになって欲しい。

そして最も容赦ない責めとエロスを見せてくれたのは、幾世の憧れの作家鈴原先生〜!彼のサディズムをもっと堪能してみたい。イケオジの若かりし頃も気になる。
タイトルのバニラは挿入を伴わない性行為の事だそうで、風見と幾世も結ばれるまで長いけどそれもまた良い!

0

不器用な2人だと言ってしまえばそれまで

ずっと気になってた作品だったけど、SMがあまり得意じゃなくてようやく今になって読めました。

こ…これは、どうだろう。私にはちょっと刺激が強かったかもしれない( ̄▽ ̄;)
この程度で?と言われてしまうかもですが、乳首ピアスのシーンがリアルで怖すぎで痛そうで、思わず自分の胸あたりをさすさすしてしまった(笑)
絵がきれいなのもあって、緊縛シーンとかは見惚れてしまいましたが、水責めしよった巨匠はエグい。その後はちゃんとケアしてくれたから良いけど、私にはあまり刺さらないプレイでした。

そんなんなったのも、2人が回り道しまくってるからなんですよね。明らかに両思いなのにさ。
風見の小説を出さなかったのも、それを盗ませたのも風見との関係が元々の原因なわけだけど、なにやってんだか……でした。2人から責められる理由作りのためにワザとやってるのだろうかと思ってしまった。

基本、SMのパンチ力が強くてスパイシーだけど、最後はあまあまがいっぱいでそのギャップがとても良かったです。
SMもどことなく品性を感じますし、エロみも官能的で美しさを伴う点もこの作品の良さだと思います。セリフや会話にも知性を感じるストーリー運びがGOODでした^ ^

0

H

非BLのアクトアウトにハマったことがきっかけで、それより最近に描かれたこちらの作品を手に取りました。
なんか全然えっちぃやつだった!

事前に何の前情報もなく読んだのですが、SMっぽい設定で絵もそうなんですが緊縛で言葉少なながらゾーンに入っていることが分かる黒髪メガネさんがすごくHでした。
巻末に初期設定があるのですが、最初はもっと真面目な風貌の設定だったようで、こっちの方がさらにHだったかもと思いました。

両片想いなので苦手な設定ではありますが、今回当て馬役だった先生との絡みも官能的で、後ろ暗い雰囲気が面白く最後までテンションを保てました。

先生のスピンオフぜひとも実現させて欲しいです。

内容は全然違いますが、いたいけで純情な受け設定は共通してるかも、と思いました。

0

もう少し心情を丁寧に見せてほしい

 読み終わってみると長い両片想いを拗らせていたけれど、風見も幾世も最後はちゃんと自分の気持ちを吐露することができて良かった、と良い読後感を味わえましたし、萌えも感じました。が、中盤までは場面展開の繋ぎが雑というか、転換が突然だったり、台詞を誰がしゃべっているのか分からなかったりして、ストーリーについていくのに少しストレスを覚えました。

 また、表紙からもSM要素を期待すると思いますが、正直SMシーンにはまったく萌えられませんでした。幾世がマゾだといっても別に気持ちの通じないSMでも良いわけではないし、となるとSMシーンで得していた人っていないよね?と。誰のため、何のためのSM?と気持ちが冷めてしまいました。一番不可解だったのは、幾世が担当作家に盗作させるというとんでもないことをやらかすこと。どういう心理かさっぱりでした。風見と鈴原の因縁はあっさり解決してしまうし、私にはちょっと掴みきれない不思議な3人でした。

1

読み解きに苦心

何度かトライして、いつも途中までで読めなくなっていた作品。ようやく最後まで読めました。トータルすると難しいの一言に尽きます。
メインキャラは三人。
美しい絵柄と同じくらい、設定や描写が緻密で繊細。細かいところまで行き届いた背景は、よく見ると居間から寝室に変わっていたり(=看病していることを知る)、交わす会話の内容と関係ないところで薬を飲んでいたり(=体調悪いと知る)、おみやげを食べていたり(=出張から帰ってきた?と想像する)、ぼうっと読んでいると置いて行かれるというか、描かれている事象の半分も自分は理解できていないなと思い知らされます。油断してはいけない作風と感じました。
また、キャラクターの心理描写が丁寧で、どちらかというと暗喩というか、表に出ていない行間を読まないと理解できない作りになっていて、同じ場面を繰り返して読んだり前に戻ったり、読み解きに苦心しました。前述の油断できない背景と同義です。
その一方で、なりゆきで始まったSMプレイも、謝罪の意味合いのお仕置きも、敬愛していた作家にとんでもない迷惑をかけた行為も、元彼(って言っていいのか)への裏切りも、ひとつひとつは重たい案件と思うのですが、案外あっさりと過ぎて行くのが不思議でした。
たとえば、託された小説を編集部に渡さず隠し、内容をそうとは言わずに担当作家に話し、それがその作家の本として出版されるなんて、こちらの胃が痛くなる展開なのに、書いた風見はそれほど文学に思い入れが無いとか、担当作家も大御所すぎて特段激怒もせず幾世をお仕置きで済ませるとか、幾世的には良い方向だったかも知れませんが(おそらく本人はラッキーとも思っていないでしょうが)、それでいいのかなあとこちらは腑に落ちなくもありました。

1

ひとりよがりなのはこの作品自体

作中で作家(攻)が小説に対して
・無駄なトコ削る代わりに重要な要素の掘り下げを増やせば読み手の意識を一層コントロールしやすくなってその分終盤のカタルシスも大きくなる
・読者が興味ない話ばっか喋くってちゃ上手くいきっこない
と語るシーンがあるのですが、本作が上記をクリアできていたかと言われれば疑問です。
キャラクターのバックボーンが後出しだったりそもそも語られていなかったりで、彼らに感情移入できませんでした。知らない原作の二次創作感があるというか、もうちょっと3人の性格や生い立ちやなぜその考えに至るのかといったところを魅せてほしかったです。
ただ絵はかなり綺麗なので星ひとつプラスしてます。

2

この作品が収納されている本棚

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