条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
Skun to Mkun
幼稚園から大学まで一緒の穂高と七夏がSMプレイをしてるだけの関係から恋人になるまでのお話です。
七夏と同じバイト先の沢と友人の立石も登場し、この二人がセフレから恋人になるお話も同時進行で展開していきます。
2CPとも両片想いなのに踏み出せずに拗れていくので切なかったです。
七夏と立石が仲良くなり穂高と沢が嫉妬したのは楽しかったですが穂高が七夏を全裸で監禁するのは怖かったです。
立石と沢が助けに来てくれてホッとしました。
シーモアは白抜き修正、トーン修正が混じってます。
SMプレイで緊縛やオモチャを使用しているので、えろかったです。
穂高と七夏のえっちだけでなく、立石と沢のえっちも見たかったです。
SMに焦点を当てた作品ですが、プレイ内容どうこうより、人間模様、気持ちの駆け引き、心理描写、トラウマ…などなど深みのある濃い内容でした。
吉田先生の作品は何作品か読んでいますが、いつもストーリーの切り口が斬新で魅了されるものが多い印象です。ありきたりな話じゃないから新鮮な気持ちで読むことができますし、最後はホワッと胸が温かくなる読後感に満たされます。
こちらの作品も始まりは不思議とも奇妙とも言える浜瀬と比良木の2人の関係に、おっ!?となりました。
SMプレイで成立する2人の恋愛の行く末を見届ける内容ですが、これはただの両片想いの話じゃないなと…読めば読むほど2人が抱える複雑な思いが露呈していきます。
そこに絡んでくる浜瀬のバイト先の同僚・沢とそのセフレの立石。この2人との出会いが浜瀬と比良木の関係の均衡を崩すことになっていくのですが、核心に迫るところまではハラハラドキドキの連発です。
挑発するというか反応を伺うというか…不穏な空気が漂う展開にもなっていくけど、ずっと変な形でバランスをとっていた2人の関係を打破するにはこのくらい荒療治が必要だったのかもな、と終わってみればそう思います。
後半までは浜瀬視点で物語を見ていたんですが、比良木の気持ちや過去の出来事にスポットが当てられたとき、比良木の切なくて苦しくて痛々しい気持ちがガンガン伝わってきて、胸がギュウ〜ッと締め付けられました。
それまでクールで何を考えてるか分かりかねる彼の気持ちがこんなに激しいものだったとは…と、目頭が熱くなる思いです。
過去を辿ればその時点で結ばれていたはずの2人の思いが、何年かの時を得てようやく元ある場所に収まったというボタンの掛け違えの物語。ようやく名前のつく関係になった彼らの開放的な笑顔と素直な気持ちにキュンとさせられました(^ ^)
SMモチーフなのでプレイ的にはそれなりにありましたが、激しいものじゃないし愛があるから苦手めな私でも全然読めました。
立石×沢のカップルの詳しい恋人内情も気になるところ。この2人のお話もいつか読めたらいいなと期待しています。
吉田ゆうこ先生の描かれる物語の独特の雰囲気と、登場人物たちの表情。今回も存分に発揮されていました。
物語を最後まで読んだ感想は、残酷な受けだったなという感じ。
過去に攻めを振っているくせに、自分の性癖を慰めるために攻めを巻き込んでいく。自分の都合が良すぎな気がします。
でも吉田ゆうこ作品だとこの手の受けは多い気がするので、醍醐味であるのかもしれません。
受けの残酷な部分が目立っていたので、攻めがあまりに可哀想でした。
いたって普通な感覚の青年のようですから。
でも攻めからしたらとにかく大好きな受けのようで、ちゃんと恋人になれたのは良かったと思います。
残酷さはありますがそれも魅力と捉えれば、今回のお話がメイン2人だけの世界で展開されていたら、最高の評価だったと思います。けれどそうではない。
脇カプがテンションの違う2人だったので、異質に映りました。
でも彼らがいなければ、メイン2人の発展はなかったと思うので仕方なのかもしれません。
少し思うところはあるものの、吉田ゆうこ先生の描かれる物語を存分に楽しめるお話でした。
初めての作家様です。
SMのお話かな?って持ってたんですけど
SMとはまた違ってなんか歪んでるなぁと思いました。
歪んでる…?拗れてる…?
穂高は昔七夏に告白して振られてて
身体の関係はあるけど『セフレ』という言葉で片付けたくない関係で
なんか脆そうで心配になりました。
そんな脆そうな関係に入ってくる、七夏と同じコンビニでバイトしている沢。
沢のセフレの立石。
沢と立石にも色々あって、お互いがお互いを好きなだけなのにここまで拗れて
読んでいてすごく切ない気持ちになりました。
でも、穂高と七夏は沢たちがいないとくっつかなかっただろうし、
沢と立石も七夏たちがいないとくっつかなかっただろうなぁって。
だからそんな4人がいて、色々あったけどくっついてよかったです(*´∀`*)
穂高は七夏と付き合えなくても、手放す気持ちは全くなさそうで
監禁までしちゃってたけど、そんな攻め好きなのですごくよかったです。
SMプレイは好きな方なので、購入してみました。
してるプレイは確かにSMなんですけど、七夏と穂高の危うい関係が気になってしまって、あんまりSMの方には集中出来ませんでした。
明らかに今の中途半端な関係が2人の間に影を落としていて、そこに立石と沢が加わり不穏な空気が漂い始めました。
嘘の交際なんてしたせいで、穂高の闇落ちルートに入ってしまいます。
その原因が助けに来るのにも何だかなと思いました。
過去から現在まで穂高が可哀想なのが気になりました。
好きな人に振られ、無理してSを演じていた?ようだったし、そこまで尽くしたのに横から知らない人に攫われたら闇落ちもするなぁと…
2CP共に危うい感じで、ヒヤヒヤしながら読む事になりました。
優しい筆致でえぐみのあるお話を描く吉田先生ですが今作特に素晴らしいと思います
想いのベクトルをまっすぐ相手に届けられない想いを言葉や行動だけでなく空気で描くのは本当に素敵です
特に今回は見開きで見てほしい美しいシーンがあるので見開きで見れる環境で読んでほしい一冊です
以下ネタバレ含みます
高校の卒業式告白を断られたのに、断ったのに一緒に暮らしSM行為の延長で体をつなげている幼馴染の穂高と七夏の2人
ある昼下がりの情事に耽った七夏はバイト先の同僚沢に2人の関係をセフレ?と指摘されてしまう。
2人は互いを思っているのに決して恋人同士ではいられない理由があった
若い二人の抱く心の傷と潔癖な思いが二人の間に見えない壁を作っている
相手の気持ちを思いやるからこその距離。
体を繋ぐだけでは届かない、届けられない思い。
動けなくなっている様に見える二人の間に、沢と沢のセフレと言う立石が一石を投じる。
(この二人も硬直した関係に膿んでいる)
目を逸らしていた事に向き合いやり直す流れと表情が本当好きです
穂高の不器用で想いが溢れた結果という事をきちんと理解している七夏の決断も芯がとおっていて愛を感じます
そして二人がもう一度やり直す数ページにわたるシーンが本当に美しく素敵です
過去があるから今があり
今があるから過去に戻れる
この表現にこの表現を選んだ先生の感覚に震えます
又攻めの無表情を装った表情が良い(両方の)
2度言いますが過去と現在が交差するシーンは一読の価値ありだと思う
表題に指されているメインの2人は、凄く切なく、臆病になりながら互いを大切にして過去によって踏み出せないというのがあり凄くキュンキュンする尊いものでした。
ただ、受けのバイト先の子とその子を好きな院生が、ただただ見ていて、はぁ〜〜〜????と思ってしまうような内容でした。
空気をぶち壊す、嫉妬させる為に共闘し付き合ってるフリをしよう等と散々メインの2人を振り回して、それが理由でメインの2人の関係が壊れ攻めが受けを監禁したら、「助けにきた!あの人から逃げるの手伝うよ!」と仲良く手を差し伸べてくる。
いやいやいや、そうじゃないでしょ、君たちが彼らの関係を引っ掻き回したが為にこんな事になってるんだよ?としか思えない作品でした。
儚さと、SMの中に共依存があり、絵柄がそれを引き立ていたのに、そこが気になって読み終わった後に、何か凄く突っかかりがあります。
ルームシェア、SMプレイはするけど恋人同士ではない歪な関係を続けている幼馴染みの穂高と七夏。
そこに七夏のバイト仲間の沢と立石が関わることで、その歪な関係性を自覚していき・・・。
穂高は無口で気持ちをあまり言葉にしないのですが、七夏を好きな事がすごくわかりやすいです。
七夏はそこに付け入る気なんてないのですが、無自覚に穂高を縛っている関係のような。
2人だけの世界に沢や立石が関わる事で
なぜこんな歪な関係を続けているのか、心の奥の思いを嫌でも自覚します。
痛みを伴う経験をしたことにより、2人の関係性が再構築されるのですが、その2人のやり取りがすごく良かったです。
恋人同士になった穂高と七夏は、やはりSMプレイを継続していきます。
穂高にとって
七夏のかわいいところを見たい=七夏が感じたり喜んでいるところなのだろうな。
Sであることが七夏に喜んでもらえる事で穂高にとっても喜びという、性癖としてのSMではなく恋人としてのコミュニケーションになったんだと思いました。
穂高にとってSMプレイが嫌な思い出になってなくて良かった。
というか、穂高は七夏に知らず知らずのうちに調教されていたという事なのだろうか?
SMって奥が深いですね。
やっぱりSMものは面白いな、好きだな、と改めて思いました。
関係性を掘り下げているSM作品だと思うのですが、重い気分にならない読後感の良いお話でした。
SM好きなので久しぶりに作者様の作品を拝読。
攻め受けのSM関係に異論はありませんが、攻めがかなり受けに対して健気に奉仕する執着系なので、個人的に攻めの属性にはクるものがありました。問題は受けですかね…。
攻めが受けに執着するのはいいのですが、本作の受けちゃん、攻めを繋ぎとめるためにSM関係を利用している感が拭えなくて。
受けのMがご主人様となるSを自ら選んでいる時点でSM設定のお話としては成立しています。が、受けキャラの自己評価の低さとM属性を混同させるような描き方はどうかなと…。しかも攻めは生来のSじゃない。攻めが恋情から努力してS行為に慣らされたのか、もともと潜在的にSで受けとのプレイをきっかけに目覚めさせられたのかが曖昧なところもモヤモヤします。
恋愛とSMは非常に近い心理状態にあるからこそ、できれば棲み分けしてして欲しい派なのですが、その微妙なラインを描いているというのならアリなのかも。
メインカプの他に同様のサブカプを配置することによってそれぞれの在り方を見直していく描かれ方なので、ラブストーリーとしてはきれいに昇華されているような印象でした。
キャラの中では、立石くんの達観した目つきと白鳥の水かき並みの忍耐力がツボ。
めちゃくちゃ良かったです。
繊細でかわいらしい絵とストーリーのギャップに痺れました。
キャラクターも魅力的で攻めの穂高にかなり感情移入しました。
後半の告白で泣いてしまった。。
吉田ゆうこ先生の「ミックス」が大好きなのですがこの作品、、同じかそれ以上に好きかもしれないです。
複数人出てきても分かりやすい!みんなに感情移入できる!面白い!!
最初はなんで?と思っていたことも色々明らかになると憎めなくなりました…。
脇の2人も本当に良いキャラクターだったのでスピンオフを是非読みたいです~!!