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yoru no kyoudai
良いもの読ませてもらったありがとう。
ガチ兄弟って倫理的に嫌煙されるからほぼ無くて残念に思っていたところにこの素晴らしい仕上がり。
内容が内容なだけに評価低いんだろなぁと思ったけど意外や意外、やっぱ
同志はわかってらっしゃる。嬉しい。
マイナーレーベルだし仕方ないけどこれはほんとおすすめ。blアワードに推したい。もっと広まってほしい作品。
重…っ!
と、なるガチ兄弟モノで仄暗雰囲気の作品です
狂っているのはどっちだ…?
という狂気を孕んだ拗らせ兄弟のお話し
この狂い方というかじわじわとつまびらかになる様や追い詰められていく様とかがゾクゾクしていいです!
表紙から受けるダークな印象を損なわない終始皮膚にまとわりつく様な重い空気感が一貫しています
基本攻めのお兄ちゃん視点で進みます
セリフ中心でモノローグも最小限なので説明過ぎない「魅せる」作風です
雰囲気があって世界観を壊さないのはとても好感が持てるのですが絶対にこの兄弟の「今」は過去の幼少期の2人の関係性あってのコトなので、この辺の心象がもぉ少~し両視点で掘り下げがあって下さると私のようなイマジネーション力が乏しめ読者でも萌えポイントが確実になったのでは?とチョッピリ思いました…
是非、2人の幼少期を加筆で紙本発行になったらいいのになぁ~と思います
…そして出来たら糖度もほんの少しでも追加してもらえたら…!過去が分かれば分かる愛情、蓋をした劣情みたいな匂わせでもいいので…欲しいなぁ、、、っ!
紙でなくてもモチロンいいんですけどやはり修正を、、、もう少しマシにして欲しい、、、‼
発光し過ぎてもはや「無」でしたwww(DMM)
重めなガチ兄弟がお好きな方に諸手を挙げておススメ!とは言い切れませんが、それでも一度読んでいただきたいな~とは思う作品です
夜明け~黄昏属性さんはキライじゃないと思います、この雰囲気!
女性との絡み描写ありますので苦手な方はお気を付け下さいませ
久々に本格闇BLを見つけました…
終始じっとりとした薄暗さが漂う作品です。
普段はラブコメ大好き人間ですが、偶には薄暗い作品が読みたいな〜…と、偶然見つけた【兄×弟】実兄弟もの!
鼻血を垂らした表紙の不穏さに惹かれて購入しました。
まず、ガチ近親相姦、受・攻共にお互い以外との性描写あり、暴力表現ありで気軽にお勧め出来る作品ではありませんが、「実兄弟」「共依存」「闇」のキーワードにビビッと来た方は是非…!
暴力沙汰を起こして会社をクビになり、7年ぶりに帰った実家に居たのは、自分を慕い天使の様に可愛かった姿から塩対応イケメンへと成長した可愛げのない弟でした。
そんなある日、公園のトイレでゆきずりの男と情事に耽る弟を見てしまい……
昔からお兄ちゃん大好きっ子の弟・理央。
憧れ・尊敬などの兄弟愛かと思いきや、小学生の頃から兄の情事を盗み見ては「自分にも触れて欲しい」と欲情する、歪んだ感情を孕んだ少年でした。
弟の方が執着心強めで、兄は翻弄される側かと思いきや、どうも、兄の方も別ベクトルでのヤバさが半端ない。
この兄、ガチのクズです。
暴力的だわ、嫌がらせで弟にディープキスするわ、クラスメイトを虐めてるわで本当に最低。弟の事を「狂ってる」と言いますが、全ての元凶は兄・武久による物で、その報いが返ってきている印象でした。
兄はあくまで"兄弟"としての気持ちかと思いきや、弟の事となると人が変わったように暴力的に豹変!そんな姿に、弟への独占欲&執着心を感じてゾクゾクします…!
弟が完全なる被害者かと言うと、そうではなく…。
全て「わざと」なんですよねー…。わざと兄が怒る事をして、気を引こうとしていた理央。
兄→弟への無自覚な独占欲や執着心を、弟は知っていて…この危うい関係性が性癖に刺さりました。
兄が弟を狂わせたのか、それとも弟が兄を狂わせたのか…
バリバリ共依存を感じるラストにも痺れます!
歪んだ兄弟達の、じっとりとした静かな狂気を堪能できる一冊でした。
▶︎Renta!/白抜き
ガチ兄弟フェスティバル開催しようと思ったんですが なかなかガチ兄弟ってないんですよね
連れ子じゃないと なんだかんだ血が繋がってないってのが後から出てくるパターンが多くて
後から出てくるパターンで一番多いのが 養子だったみたいな 嫌いじゃないからいいんだけど ガチ兄弟ではない訳で
いやまた脱線してるし(汗)
ブラコンの弟のお話しって たいてい兄は温厚で優しくって 笑顔がキュート
みたいなのが多いのに ここん家の兄 激ヤバ
粗野で乱暴 だけならまだしも 会社をクビになって 7年音信不通にしていた実家に出戻ってもゴロゴロしてるだけのゴクつぶし
こちらとしてはワクワクせずにはいられない 病み製造機
10歳年下の華奢で天使な弟に対する嫌がらせより 女を抱く兄に興奮する弟ってのがまたシビれる
子どもの頃から弟の中に蓄積されていく兄の思い出が ことごとくイカれてて読み手によっては嫌悪以外の何物でもないのかしら?
性と暴力を植え付けられ 耐えるより受け入れることで兄を感じる弟の壊れっぷりが見るに堪えないって感じなのかしら?
無頼漢な兄への腹いせにその弟を犯す男も狂ってりゃ
誰に身体を開いてもその指に舌に視線に兄を重ねる弟も狂ってて
同級生の死が壊れた弟のせいだと知って 弟の自分への執着を知る兄も狂ってる
んんんん 面白いは面白いんだけど 弟を疎ましく思う兄の行が少なすぎて鬱陶しいだけでされる嫌がらせの理不尽さと 夜仕事の母親のいない寂しさを埋めるってわけでもない弟の執着の理由がわからなさすぎて胸くそ悪いものだけが残っちゃったかな
だって 粘ついた執着はあっても 愛がなさすぎるんだもん
劣情はあっても 読みやすいところに愛憎も狂愛もないんだもん
兄にしたら嫌がらせでも 弟にすれば構ってもらえる幸せだったら
構ってほしくて わざと目障りな行動をとっていたのなら
置いていかれたことでその執着が膨れ上がったのだとしたら
ここ先兄にあるのは 弟の狂気に毒され溺れる光のない甘い日々 ってやつなのかしら
表紙通りにドロッとしたものは読めたんだけど
んんん これは好き嫌いわかれちゃうよね……