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ai ou hutari
談話室で時々おすすめされている作品で、ずっと気になっていて、やっと読みました。初読み作家様です。
意外な展開があるので、他の方も書いているように、前知識少なめで読むことをおすすめしたいです。ネタバレ少なめでレビューします。
とてもすっきりした絵柄ですね。
主役の二人は同体型で、パッと見、受け攻めがわからない感じ。(ちょっと受けの圭吾の方が色気あるかな。)
いつもわかりやすいカプ作品読みがちなので新鮮だな〜。
あらすじに「ママ活」とあって、ドキリとします。自分の母親がママ活してるなんてショッキング!
でも読んでみたら、ストーリーがどんどん意外な展開をしていって、ほのぼのしつつも切ない、でもほっこりもする、そんなお話でした。
ちょっと切なくお話が進んでいきつつ、二人の仲もちょっとずつ進展します。
中盤の「カズ活なしにこれからも会いたい」と言われて、ちょっと泣いちゃう圭吾の表情、可愛いな〜。
後半にはまたかなり切ない展開に。
でも一樹が男気見せてかっこよかった〜!
またまた泣いちゃった圭吾の、嬉しそうな笑顔が可愛い。
そして終盤に色っぽい展開。
両想いになった二人が、ちょっとずつイチャイチャしていく様子が、とてもリアルな感じがして、すごく素敵だな〜と思いました。
キスの時「舌入れていい?」って訊くとか、かわいいな〜。
未経験同士の初めてのお泊まりのやり取りが、初々しくて可愛らしくて、ニヨニヨしてしまいます。
濡れ場自体の描写は少ないですが、きちんと色気を感じる描写です。作品の雰囲気に合っていて、とてもいいなと思いました。
最後は幸せそうな二人にほっこりしました。
最終ページの手を繋いで微笑み合う二人が、とても素敵なラストシーンでした。
最初はちょっと不思議なお話だな〜と思っていたのが、意外な展開をしていって、最後はとても心あたたまるお話でした。
シーモア 濡れ場は修正不要な描き方
朝からすごいデトックス…
心が洗われ、邪気が薄れるようなじんわりする読後感
また、掛け値なしに布教したい、と思える作品を読む事が出来ました
お話しはあらすじのみの確認で読みました
そしてあらすじのみで十分だったし前情報無しで読んで良かった、とも思えます
でも、あらすじのみを読んで嫌悪感や穿った想いを抱いてしまうのは早計では……と思ってしまう位良質なお話しがココにあります、知って欲しい…!
今回はネタバレなしでレビューをしますがあらすじ確認でイマイチ懐疑的な気持ちが払拭出来ない…でも気になる…!という方は是非、ネタバレありのレビューを参考にして、心が動いたら是非読んで欲しい!と心から思える作品です
ネタバレなしでもありでもたぶんきっと同じように、このお話しとこの2人に会えて良かったって思える気はします
それ位この作品自体に伝えたいと思うテーマに芯と強さがあり、しっかりと読者にまっすぐ届いてくる様な力のあるお話しです
様々な「ふたり」の愛のカタチを知ります
そしてその愛は同時に当然である訳ではない、という厳しさも思い知ります
だからこそ大事にする事、される事の為に「追っていく」事の強さに胸が熱くなります
追って、伝え、育み、、、そうして繰り返した時間の積み重ねがそれぞれの愛のカタチとなっていく
この170ページ弱の1冊でしっかりこの本から得るべき感情を貰えたように思います
きっと読み手それぞれにそんな求めていた感情が自然と湧くような作品
BLだけれどBLとして、というだけでなくとても良いお話しだな…と、多くの人に読んで貰いたいな…と心から思える作品に出会いました(*˘︶˘*).。.:*♡
自分の母親のママ活現場を目撃してしまうという不穏な空気漂うところから始まりますが、話が進んでいくほどに一樹や圭吾、そして一樹母それぞれの気持ちがわかっていくので、最初と最後では全然印象が違うお話になっていました。
「母親がどうやら自分と同じ歳くらいの男と会っているらしい」その疑惑が本当なのか確かめるために一樹は動き出したけれど、あっさりとそれが事実だったと知ることになり…
その時の反応を見ても母とのこれまでの関係は良好なのが伝わってきたので、なぜ今は母とギクシャクしているのか?それがママ活とどう繋がっていくのだろうか?と疑問に思っていました。
でもその気になっていた部分は圭吾と一樹が「カズ活」として会ううちにきちんと知ることができるし、さらに母の深い愛情も感じられるのが素晴らしかったです。
そんな一樹たち親子の絆を前に明かされる圭吾と母との確執は切ないものがありましたが、そこからふたりの距離が近付く展開となるので最後にはほわっと満たされた気持ちになったのでした。
圭吾もこれまでたくさん大変なことがあったと思いますが、考えごとをしていたらそこに混ぜてって言ってくれるパートナーに出会えて本当に良かったね…!と感動。
家族のカタチはさまざまで、その関係も色々あって。彼らなりの幸せな場所に辿り着いてくれたらいいなと思いました。
購入後、なんだかんだ一番高頻度なレベルで読み返してます。
一番初め、あらすじだけ読んで手に取ったときは、このビジュで援交?お母さんがすごくいそうな見た目だから生々しくてつらいなあ……と思っていたらどんでん返しのハッピーエンドでキャー良かった泣泣 みたいな。
ちょっと暗い冒頭から解決まで、きれいな展開で何度も読んじゃうんですよね、
基本、単巻モノは物足りなくなるからがっつり読みたいときはあまり選ばないんですけど、このお話は非常に満足度が高くてですね……
攻め、一樹くんが葛藤にさいなまれているのですがお母さんや圭吾とちゃんと向き合おうとしている姿勢。まず人としてかっこいいわ、うん。
静かに静かに圭吾くんに惹かれていく一樹くん、、、そんな彼をずっと見てたい私たち……
受け、圭吾くんは物語が進むにしたがってどんどんつらい境遇が明らかになってきて。最初は「こいつがタラシか……(ギロ」みたいな気分だったんですが、全くだます気ないし、仲直りの仲立ちして自分が欲しかった家族像を見たかっただけで……。
最後、種明かしして身を引こうとするところはこちらもぐーーーーっと胸が締まる思いでした。(こういう感覚を味わえるのもBLの醍醐味ですね……!)
最後はお母さんにも認められて、二人の幸せな将来が想像できる読後感の良い作品でした!
書いてたらまた読みたくなってきた……
何気なく表紙がずっと頭に残っていて手に取ったこの本。
ネタバレやあらすじすら見なかったのもあったのですが、次々わかる事実に驚かされメインキャラたちの本当に姿を見たときにうわーこの二人本当に出会ってよかった…ずっと幸せでいてほしいと願わずにはいられないくらいのめり込みました。
いろんな方がレビューで書いてくださってますが、初見は一回しかないのでぜひあまりネタバレを見ずに読んでほしいです。
読み終えたあと、他の方のレビューを見て作者さんのTwitterのこぼれ話をのぞかせていただいてたのですが、予想より濃縮して練りこまれた作品で新たに知った情報を得て再読するとまた違う響きがあります。
そしてこぼれ話を見ながら再読しているうちに、ふと「ママ活」というワードに気後れされる方も多いだろうなと思うなかで、どうしてこんなどぎついものをわざわざ題材として選ばれたんだろうと勝手に気になり始めました。
作者さんのツイを見る限り、面白半分でネタにされるような雰囲気ではなかったので。
すると先日、作者さんが読者の方からもらった手紙の返信をSNSでされてるのを覗かせていただいた際、はっとしたんです。
「ゲイ」ということに対して快く思わない感情を抱く方がいるように、その部分を「ママ活」にすり替えたら私も似た快くない感情を抱いてたことに。
そうすると、圭吾の母親の気持ちも余計に疑似体験してしまったというか、うわー-となんだかやられた気持ちになってしまって、気づけばもう一度本を読み返していました。
作者さんは敢えてコミックスの後書きやこぼれ話で言及されてないけれど、誰しも対象は違えど、何かに対して快くない感情を抱くものなんだ、それが起こりやすいものを敢えて題材にしたんだと勝手に納得したところです。
最初に評価だけつけてたんですが、興奮がやまずレビューさせていただきました。
次の作品も楽しみです。
家族や世間、人間関係や性的マイノリティ。
関わり合うには息が詰まったり、考えさせられたりする。ひとり一人違うのだと、、、。
話の起点やストーリーの運び方が見事で違和感無く進み、登場人物の心とラストにストンと落ちる気持ちよさがたまらない。
自分の母親がママ活?!
している場面に出くわしてしまった一樹。
真相を掴もうと母親のママ活相手に、勢い余って自分もママ活を申し込む。
ママ活の相手は、住吉圭吾、母親のママ活については守秘義務として口にはしないが、一樹と母親がギクシャクしていることが関係しているようで、、、
一樹はいつしか圭吾とのデートが楽しくなり、圭吾のおかげで母親との関係も改善され、圭吾と一樹互いに何か思いようになる。
圭吾は、一樹の母親をしーちゃんと呼びをする。母親になると、固有名詞の名前で呼ばれる事は皆無で○○ちゃんのママや✖︎✖︎さんの奥さんとか、もしかすると名前呼びされるのは心の潤いになってるのかと。
ママ活をする圭吾にも、お金以外にも理由があるようで、、、
血が血ながらない家族の絆と血が繋がっているからの葛藤が交錯し、家族や仲間、パートナーを考えさせられる作品です。
腐友さんからのオススメで読んでみましたが、とても良かったです。
その腐友さんの趣味を無条件に信用してることもあり、あらすじも読まずにポチったんですね。
だから「母親のママ活疑惑」というセンセーショナルな導入部分に驚きました。
で、自分ともママ活してくれと頼み込むので、これをネタに生臭い方向へと引っ張るのかと思いきや……
そっちかー!!と。
読後にようやくあらすじ見たら「切なくもやさしいピュアラブストーリー」とあったけど、ほんとピュアだったわ。
一樹の母が圭吾と会っている理由、そして圭吾が欲しているもの、一樹と母の思い。
いろんな愛が詰まってて良かったです。
実の母親から送られてきた手紙に絶望した圭吾の姿を見て、「俺が圭吾くんの〜」と切り出したシーンには、え?!早くない?恋人すっとばしていきなりそこ??と老婆心が働いてしまいましたが…
でも、あのセリフがベストなのも事実。
圭吾は、ママ活してる男の子というイメージから始まっているだけに、実は初めてってところがめちゃ萌えでした。
二人してピュアピュアでめちゃくちゃかわいい。
泣いちゃった一コマがありました。
155ページの「母さん」って言いながら幼い一樹が無邪気に笑って、母親を見上げる一コマ。
(ページを確認するために、今見返したけどやっぱりまた泣いちゃった)
とにかくおかーさん大好き!!ってのが伝わってきて、尊い。
「ママ活」というエゲツないワードで読者を惹きつけておきながら、こんなに「愛」が詰まってて、こんな着地点に持ってくるとは作家さんやるな!と思いました。
初めて読む作家さんだったけど、これを機会に過去作品も読んでみようと思います。
他の方のレビューを読んで興味を持ち購入しました。
あらすじがまずすごく斬新でした!(*´▽`*)
母親がママ活だなんて…!
そしてそこからのお話の進み具合がすごく惹かれました。
とても素晴らしい作品だったので続編がすごく読みたいなぁ…!
初めての作家様だったのですが
絵もすごく綺麗で何故今まで知らなかったんだ…!ととてもショックを受けたと共に
こんなに素晴らしい作品に出会うことが出来た私って幸せ者だし
レビューしてる方々のレビューを読んで購入することを決めたので
皆様素敵な作品に出会わせてくれてありがとうございます!の気持ちです(*´▽`*)
他の方も書いている通りネタバレなしで読むことをおすすめします。
なので、今回はネタバレなしでレビューさせて頂きました。
※作家様のツイッターに、こぼれ話(ネタバレの有無を先に書いてくださっています)がいくつか載っているのでそちらもおすすめです(*´▽`*)♪
通販で購入し発売日に届いていたものの今まで読めていなかったのですがなぜ読むのを後回しにしていたのか、と後悔するほど良かったです!レビュータイトル通りネタバレレビューを読まずに読むことを強くお勧めします!
↓ネタバレ含みます(確信は濁していますが、ネタバレを含むレビューは全く見ずに読むことを強くオススメします!)
ストーリーがとても良かったです!あらすじに書いてあるのは大体3話くらいまでの内容です。ここまでも暖かい気持ちになれて良かったんですが、この先の展開が凄かった…!思ってた以上に圭吾の状況が切なくて辛かったです、ただでさえ酷いのにそこ間違えるのは…。そこからの一樹の衝撃の告白、ちゃんと伏線はいくつかあったのに全く気がつかなかったり違う解釈をしていました。伏線凄くて読み返すのも楽しいです。
いい雰囲気になった時に一樹が必要なものを買いに行くため出て行った後、服から覗く手足まで真っ赤になってしゃがみこんじゃう圭吾が可愛かったです!作品の雰囲気と作者様の前作的にエッチなしかと思いましたがありました!エッチも短めながら幸せそうで良かったんですが、事後と翌朝により幸せが感じられて最高でした。
ストーリーが良い上に伏線が素晴らしく、読後感も良くて最高の一冊でした。多くを語りたいけど極力レビューなしで読んで欲しいこの矛盾…。本当なんで買ってすぐ読まなかったんだろう…。間違いなく神作です…。作者様の次回作も楽しみにしています!