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renai no theory
このシリーズ2冊目で完結編です。
上巻で想いは通じていた主人公達ですが、ちょっとラブ度はまだ低いなという印象だったのですが、下巻ではそのラブ度が上がってきていました。
上巻の終わりの宣伝で「次々と試練が襲い掛かる。」ということだったのですが、個人的な印象では「次々と」という感じではなかったです。
一番やっかいな人からの妨害があったのですが、それをどう乗り越えるのかというのがこの巻の一番の読みどころ。
千洋の母親が亡くなった時に聞かされたことがきっと千洋の「切り札」で、多分出生に関係することなんだろうなという予想はしていましたが…こういう展開は予想してなかったです。
ラストは少し物足りないというか、ちょっと中途半端に終わっている感じがしました。
今回は恋人としての可愛い2人が楽しめたので、萌評価にしました。
きたざわさん原作漫画の下巻(完結編)です。
前巻は、あらすじ通り『ピュアラブストーリー』の範疇だったと思いますが、こちらは結構Hシーンに力入ってます(作画の隆巳さんが頑張ってるわけです)。
雑誌連載だったようですが、その1回分がまるまるHシーンですから。スゴイ。
だからってエロエロかというとそうでもない。
イヤ、決して『H薄め』じゃないですよ。長いだけじゃなく結構描写も濃厚なんですが、すごく綺麗なんです。この方のHシーンの描き方好きだなあ。甘くていい感じでした。
ストーリーとしては、ちょっと意外な展開かな。
一応(ホントに一応)ネタバレなのであまり詳しく突っ込むのもなんですが、確かに千洋(受)の姉・美紗子の立ち位置は思い返せばそうだよな~と納得できます。その点は説得力ある。
この美紗子がとてもいいキャラクターです。
ストーリー上は(いろんな意味で)都合のいい存在なのかもしれませんが、どれだけ2人の邪魔をしても、根底に千洋に対する愛情があるのが伝わる。言動に一本芯が通っているんです。
特に、美紗子が(仕方なくでも2人を認めたあと)千洋のことを賢悟に話すシーンはすごく好きですね。声高ではなくとも愛が滲んでいる。
千洋の方も、賢悟との関係のために美紗子の『秘密』を暴いて脅すような真似はしますが、できれば言いたくなかったというのはよくわかりますし、決して美紗子を敵だと見做しているわけじゃない。
見方を変えればヌルさにも繋がるんですが、私はきたざわさんのこういう優しいトーンがすごく好きなんです。昔の作品だから余計に『甘い』かな。
すごくよくできた作品かは関係なく(質が低いとはまったく思いませんが)、私は大好きなんですよ。面白かった。
私は、BLは小説メインで、漫画は(少数の例外を除けば)『好きな小説家さん原作のコミカライズ』が多いんですが、その中でもこちらはかなりのお気に入りです。
上巻で想いは通じ合った2人ですが、今回でついに身体の関係を結びます。
エロシーンは結構長め、両想いなので甘いエロシーンです。
しかしそんな2人の関係に気付き、妨害に入ってきたのが千尋の姉です。
彼女は賢悟に、千尋との交際を止める様にきっぱりと言い放ち、賢悟から千尋に来た手紙も全部捨ててしまう。
やり過ぎかと思われる彼女の行動なんですが、それにはちゃんと理由があって。
それが千尋の言う「切り札」なんですが、実は彼女は千尋の姉ではなくて母親だったんですね。
そう思えば彼女が千尋の幸せを望むのは当然で、その行動にも納得がいきます。むしろ最終的に許してくれて優しい位です。
これから色々ありそうだけど、ラブラブにね、お2人さんって感じのラストでした。
今回ラフ画とかはないけどカバー下がかわいいです。うん、生足は萌えだよね!
萌えた・・・。萌えたんですけど、終わり方がちょっと中途半端だった気がします・・・。美紗子さんのカミナリが見たかったんですけどねぇ・・・。
結構美紗子さんは好きでした。
でもHシーンが結構長くて、千洋が可愛かったし、それにドラマCDがほしい気持ちは変わらないので、萌にしました☆
ていうか千洋の切り札は卑怯だと思ったのは私だけ??いや、それだけ賢悟さんと一緒にいたいという気持ちはわかるけど、ちょっと美紗子さんがかわいそうだったりしました。
上巻で、気持ちが通じ合い晴れて恋人同士になった2人です。
だけど千洋の姉で人気女優で美紗子は2人の交際に猛反対。
なんとか別れさせてやろうと、攻に対し役者としてのチャンスと引き換えに別れろと要求したり、週刊誌に交際ネタをリークさせたり、女性ならではの狡すっ辛い手を使って2人の邪魔をします。
お姉ちゃんに邪魔され、長谷川の仕事も忙しくなってなかなか会えなくなり、不安を募らせる千洋。
なんというか、プチトラブルです。そこまで深刻ではない恋愛のスパイス的なトラブルです。こういうライトな波乱がきたざわ先生らしい作風だなと思います。決して心苦しい流れにならず、最後は絶対ハッピーエンド。
安心して読めるから好きです。
濡れ場も不安要素が解決してガッツリと濃い目で甘かったです。
「賢悟さんのえっち…」ってセリフの千洋はかなり可愛かったです。
女の子みたいな明るい可愛さを纏っていたのに、賢悟に抱かれるにつれてだんだん色っぽくなっていく。かーわーいーいー。
最後のどんでん返しというか切り札は結構判り易かったかな。お姉ちゃんの反対っぷりを考えると、姉というより……でしたからね。
代わりに私が付き合ってあげるなんて身を差し出してまで守りたかったんでしょうね。
あの子は学校で皆勤賞とか貰っているような子なの。
お姉ちゃんのセリフの端々に愛を感じます。2人の邪魔をするというポジションのキャラだけど、なんとなく嫌な感じがしないのは根底に愛情があるからだと思う。
巧くまとまっていて読み易かったです。
上巻で、気持ちが通じ合った2人ですが、人気女優で千洋の姉・美紗子は猛反対。
役者としてのチャンスと引き換えに、賢悟に千洋との別れを要求します。
賢悟に会えなくて、不安を募らせる千洋ですが、そんな時、
週刊誌に、美紗子と賢悟のゴシップ記事が掲載されて―。
下巻は波乱含みの幕開けですが、きたざわ尋子先生原作作品らしく
適度にハラハラさせてくれつつも、痛い展開には決してなりません。
えっちも結構濃い目で、甘いです(笑)
それにしても、千洋が持っていた切り札は、予想外でした。