壬生の番い 上

mibu no tsugai

壬生の番い 上
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×214
  • 萌6
  • 中立9
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
118
評価数
37
平均
3.5 / 5
神率
18.9%
著者
篁ふみ 

作家さんの新作発表
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原作
cocoaball 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784758023641

あらすじ

「ヒートっていうんです」

剣豪・沖田総司を一族に持つ『沖田家』で、唯一のΩとして生まれた爪弾き者の総介。
ある日、総介はヒートを抑える新薬を多量接種して気を失い、幕末にタイムスリップしてしまう。
そこで新選組一番隊隊長・沖田総司と勘違いされた総介は、土方歳三や斎藤一らのいる、αだらけの屯所で過ごすことになり――。

表題作壬生の番い 上

土方歳三,新選組副長でアルファ
沖田総介,オメガで幕末時代にタイムスリップした大学生

その他の収録作品

  • 壬生の番い 番外編

レビュー投稿数7

新撰組×オメガバース

『新撰組』の一番隊隊長、剣の名手である沖田総司と、その子孫で一家唯一のオメガである主人公が入れ替わってしまう?(1巻では沖田総司の行方がわからないため?とする)話。

仲間の隊士の話によると、どうやらホンモノの沖田総司もオメガらしく、その相方?的存在の土方歳三が、どうやら未来からやってきた子孫の運命の番・・・という盛り盛りな設定です!ページ数は170弱と短め。2巻完結?のようだけど、ぜんぶ回収できるのか??_(:3 」∠)_

こちらの沖田総司(の子孫)は、生意気さのかけらも無く、ヒートの際に手を差し伸べてくれた土方に既にぞっこん(古)。土方の方も、憎からず、というか、だいぶ気を惹かれているようで・・・。斎藤一はアレでは終わらない気がするけどページ数もあるからなあ・・・。

1巻終了後の感想としては、ただただ沖田総司の行方が気になるのと、消化不良で終わらないかが心配です。ただ、1冊の本としては、転生/オメガバース/新撰組的人間関係のどれもで萌を感じる素敵な作品です。

0

パワーワード『新撰組』


この作品を読んだ方の多くは『新撰組』というワードに釣られて読んだと思います笑
私も実際にその1人で土方(攻)×沖田(受)というキャラ設定だけでもう萌えました。

ストーリーは沖田総司の末裔沖田総介がヒートを抑えるための薬を過剰に摂取(?)してしまったためにタイムリープして江戸時代に来てしまった、というところからスタートします。

そこから総介が土方と出会いある時ヒートを起こして2人が交わり総介が自分の気持ちに気づき始めて、、という感じの流れです。

この作品のオススメポイントとしては
なんといっても『新撰組』ですが、出てくるキャラがみんな顔が整っていて総介は可愛い系でその他のキャラはいい男系の整った顔をしています。
そして体のラインが超綺麗です。
江戸時代という背景ならではの服装だったり場所が個人的には凄く気に入っています。

1巻完結では無いので2巻分もこの2人を見続けられるのはとても嬉しいです泣
彼らの裏で動く黒い影がどうか2人を邪魔しない事を願っています。

顔よし体よしストーリーもよしの3点セットなので自分は凄く気に入りました。
2巻を読むのが楽しみです!

1

設定に惹かれたけど…

新選組、タイムスリップ、オメガバース!!
これらが組み合わさったらどうなっちゃうの!?と気になって読みました。

新選組に思い入れがある人は読まない方がよいといったレビューも見かけ、自分の中でゴ○ム、る○剣のキャラの印象強いからどうかな?と思ったけど、いろんな新選組があって良い!

本作の配慮行き届くもひとたび刀を握れば!な土方さんも飄々と食えない優男風な斎藤一も良いキャラしてました!!

要所要所で助けてくれたり、ネズミが苦手なギャップに主人公が土方さんに惹かれるのも致し方なし!なんですが、土方さんは??総介のことは疑ってるのかな?と思ったのに、裸を見るまで本当に気づいてなかったことに驚いたし、それに加えてなんで抱いた?沖田総司を好きなのでは!?と勝手に思ってたせいもあって混乱しました1回目はヒートに当てられて、体から入ったてことでしょうか?切羽詰まった感もあまり感じれず、想いを伝えあってる様子もないし、エッチなことしててもなんでこうなってるんだ?というモヤモヤ………綺麗なのに!!

書き下ろしもあま~いエロなんだけど、気持ちが分からなさすぎて萌えきれない。綺麗なのに!!

この辺りは後半に分かってくるんでしょうか…ページ数も少なく展開の早さに驚いてます。

1

オメガバース

オメガバースが好きなのと、絵がすごくキレイで好きな絵柄だったので購入しました。

新選組オメガバースをうりにしているのかな?と思うのですが、
私は新選組に詳しくないし好きでも嫌いでもないので
特に何も感じずタイムスリップモノとして読みました。
(新選組オメガバースをうりにしてるのかな?って思ったのは、帯にそう書いてあったからです。)

総介(オメガ)は新薬を多量に接種して気を失い
江戸時代にタイムスリップしてしまいます。
そこで殺されそうになったところに土方歳三が現れー…。
総介は沖田総司に顔が似ているため、
土方歳三は総介のことを沖田総司だと思います。
そこから二人のお話が始まります。


上巻を読んだ感じだと今後この二人がどうなって
最終的に総介は元の世界に戻るのか、
本物の沖田総司はどこにいるのか等
わからないことがたくさんあります。

上巻は思ってたよりあっさりとしていました。

0

新選組に釣られました

オメガバースがそんなに好きじゃないので、正直買おうか悩んでたんですが、新選組に心惹かれて結局買ってしまいました。

沖田総司の末裔が幕末にタイムスリップして、土方歳三と出会って巻き込まれていくと言ったお話です。

オメガバースと絡めてストーリーを上手く作ったなと思いました。
ガチな歴女の皆さんからはお叱りを受けそうですが、これはこれで面白かったです。

流石に見た目がそっくりでも、総司と総介が入れ替わった事に気が付かない土方さんには驚きましたが、ツッコミを入れるのも野暮ですね。

その後、すぐ沖田総司ではないと気が付く斎藤一と対比させたかったんでしょう。

小説を普段読まないので、篁ふみ先生の挿絵は見た事なかったんですが、繊細で綺麗な絵柄がとても好きでした。

1

新選組BLってだけで萌える!!

新選組BLと聞いて、飛びついてしまいました。新選組ってだけで萌えるのは、一種の性癖だと思っています(笑)ちなみに篁ふみ先生のBL初コミックスだそうです。(原案は違いますが)BL文庫の挿絵でご覧になってる方も多いと思いますが、線が細く綺麗な絵柄は、時代物の儚さにぴったりでした。


新選組副長・土方歳三(攻)・α×沖田総司の末裔・沖田総介(受)・Ω

↑この設定どんなストーリーやねん!ってツッコミたくなりますが、タイムスリップものです。上巻時点では発覚してませんが、ネタバレすると瓜二つの沖田総司と沖田総介がタイムスリップでお互いを交換するって事です。

歴史上だと病に掛かってた沖田総司が実はΩで、あれはヒートだった!?…というお話。同じくΩの総介が総司の代わりに新選組に紛れ込み、ヒートにあてられた土方歳三とヤッてしまう。そこで別人だと気付かれてしまうが、一緒に過ごすうちに、お互い惹かれ始めて…。


正直、これ読んでもぶっ飛び過ぎてて、意味が分からないかもしれません。本読んだほうが早いよ!とお伝えしたいくらいです(笑)ただ土方さんと総介が惹かれ合っていく感じはとても自然で好きでした。総介がいい子なんです。本当に。αばかりの沖田家で爪弾きにされていた人生から、Ωであることをあまり気にしなくていい時代に来て、不安もありながらだけど前より楽に生きている。続きが気になるお話でした。

細かい事には目を瞑り、サクッと読める方にはオススメです。逆に新選組ガチ勢は読まないことをオススメします(笑)

2

設定は斬新で面白いが

篁さんの絵柄がとっても好きなんです。
しかも新選組を舞台に描いたお話ということで手に取りました。「新選組」って萌えが滾るよね…。と思うのは私だけではないと思うのですが。

ネタバレ含んでいます。ご注意ください。






主人公は大学生の総介。
彼は沖田総司の末裔で、沖田家の面々はそのことを誇りに思っている。そして、そのほとんどがアルファ。総介は沖田総司に瓜二つということで幼少期から可愛がられていたが、12歳の時に行った検査でアルファではなくオメガだということが発覚する。それ以降、彼は「オメガである」というだけで一族から疎まれながら生きてきた。

そんな総介に優しくしてくれるのは叔父で医者の響だけ。
その日もヒートを起こしアルファに襲われ逃げてきた総介は、響が処方してくれたヒートを押さえる抑制剤を摂取するが、摂取量を間違い意識を失ってしまう。そして気づいたとき、総介は幕末にタイムスリップしていて―?

総介は、沖田総司に瓜二つ。
ということで、トリップした先で総介が出会う新選組の皆さんは総介を総司だと信じて疑わない。剣豪だった総司のように剣をふるえない総介だったが、そんな彼をサポートしてくれるのが新選組副長の土方歳三。

はじめは土方も総介を総司だと思っていたが、別人だと気づき、そしてヒートを起こした総介を助ける意味合いもあって身体を重ねるようになるが…。

んー。
んんー。

総介は幕末にトリップしてしまいますが、総介と入れ替わるように総司も姿を消す。総司がどこへ行ってしまったのか、という部分はさておきですね。

いや。
いやいやいや。
いくら瓜二つと言えども、別人を総司を間違えるなんてことありますかね。
新選組きっての剣豪と呼ばれた男が剣をふるえないんですよ。
さらに見た目、しぐさ、言葉遣い。色々諸々、全然違うでしょうに…。
いくら何でも無理がありすぎる。

で、何より、土方と身体を重ねる過程が急すぎて話に入り込めない。

土方は総司に恋愛感情を抱いていたんでしょうか?
抱いていたのであれば、他人の総介を抱くのはストーリーとして無理があるし、そうではなくて総介という人物に好意を抱いて、という展開なら話が早すぎやしませんか、とか思ってしまってですね、うーん、ちょっぴりしょっぱい気持ちになりました。総司もオメガであったようで、そしてそのことを土方は知っていたようで、そのストーリー展開が面白かったのですが、突っ込みどころが多くて話に入り込めなかった。

上巻ではこの二人に加えもう一人キーパーソンが登場します。
新選組三番隊組長の斎藤一。
総介が総司ではないと序盤で気づきます。それには理由があってー。

という展開なのですが、この斎藤という人物がとってもドツボに突き刺さる人物でした。飄々としていて掴みどころがなく、けれど新選組の軸を成す人物。彼の存在のおかげで、萌えが供給された感がありました。

総介は元の時代に戻ることができるのか、土方との関係の行方は、そして、新選組の今後は―。

というところで上巻は終わり、下巻へと続きます。
上巻だけでは話は完結しませんので、下巻もまとめて買われることをお勧めします。正直評価は中立なのですが篁さんの絵柄が綺麗なことと、下巻も読まないと評価が難しい、ということでちょっぴりおまけして「萌」で。

8

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