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sono unmei ukete tasu
シーモアのコミック編集部によるBLレーベルFicusからの作品なので、現時点でシーモアのみの先行配信です。この3rdシリーズ、他にじゃのめさんや芽玖いろはさんなどなど全11作品凄い作家陣…
1巻(話)と銘打ってるので続くかもですが、読み切りにも見える読後感です。単話にしてはちょっとお高めですが44頁あり、作家買いしている人なら絶対損はしないと思います‼︎
毎度加藤ススさんの作品は天才だと思うのですが今回も最高〜でした。
2丁目でモテモテな大人の男孝道(黒髪の方)は、大好きだったノンケの貝と別れてからずっと引き摺っている。貝が女と浮気したのが原因なのに、貝は何度も復縁を懇願してくる。それで孝道は「失ったものを返してくれませんか」と提案する。(試し読みはここまで、以下ちょっとネタバレ)
尽くすタイプの孝道は元々タチで、溺愛していた貝にその位置を甘んじて譲っていた。なので抱かれる側になってでも復縁したいというなら考えてもいい、と。
その言葉に貝は戸惑い、返事を持ち帰り、自分が孝道に甘えきっていたことを思い知る。
孝道は貝の5歳上の30設定だそうですが、貝に対して敬語で優しげで、おおらかなイメージに見えます。それがタチに周ると攻(責)めになってすっごく良かった。
貝はワンコ属性で子供っぽくて軽めな性格で、復縁したいから頑張る。自分がしてきた行為を身を持って知りヒーヒーなるのがちょっと痛快で、今後トロトロに出来上がりそうなのが可愛いくて色んな意味で応援したくなります。
前述通り44頁あるので、気持ちの整理や会話のやりとりが結構あるので、コメディやエロ特化にしても丁寧に描かれていると感じました。
その他のネタバレと続編(あって欲しい‼︎)感想はコメント欄に続きます。
加藤ススさんのタレ目な絵、好きなんですよね〜。
表紙のウケてタツって!!!
読み進めていくと、なんで孝道みたいな大人で良い男が貝と?
溺愛されて何でも許してくれて言う事を聞いてくれて…、確かに怒らせてみたくなる気持ちもわからんでもないですがね。
まさかのそっちだったの!?
貝の身勝手さよ。う〜ん、考えなしの自分勝手な子犬感。孝道をそこまで本気にさせてたなんて。貝の言い分やこれまでのエッチのやり方が許しがたいですが、これから孝道の甘いお仕置きが読めるのかな?
二丁目の総意、貝を許さない!良いですね。
ひみた
名作「窮鼠はチーズの夢を見る」で、ネコ経験があると良いタチになれるという今ヶ瀬論がありましたが、これはその逆ですね。愛撫もそこそこに強引なセを無意識でしていたタチの貝に、身をもって受けをさせ実感させる。貝は自分の手荒さに驚愕しつつも、身体が感じ始めていることにも戸惑う。百面相が可愛い。
そして孝道は「僕の攻め方はこんなもんじゃない」と明言。
元ノンケ貝くんがネコに目覚めるのも、孝道の溺愛攻めが本領発揮するのも続きが楽しみ過ぎます。リバあったらいいな。