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「私は、もう二度と君を離さない」
boku no tsugai wa nekoshinshi eikoku hen
思っていた以上にシリアスな問題解決編でした。
まず冬獅郎の身にヒートが起こり、ジャックと一線を超えてしまいます。
最後に未遂だと分かりますが、分かるまでは辛くて仕方なかったです。
アレックスの過去も重たく、アレックスの両親の愛情が裏目に出てしまったことも悲しいし、ジャックも加害者だけど被害者でもあって、誰も責めることができない中でなんとか丸く収まった結末でした。
身内だけの結婚式を行ったりとイチャイチャする一面も垣間見れましたが、散々ハラハラさせられた後なので、もっとイチャイチャしてほしかったです。
シーモアは白抜き修正でした。
上巻での問題がすべて明らかになりました。そして勿論ハピエンです。
アレックスの過去が割と重めでびっくりしました。そしてギルバードは優しいお父様だったんですね。子供の時に奴隷のように働かされて、仲間には裏切り者と罵られて。そんな過去を持っているのに、誠実に優しいアレックス。そんな過去があるからこそ、誠実なんですね。
そんな彼を息子として向かい入れたギルバード夫妻の優しさと愛情に涙が出そうになりました。やっぱりね、息子が大切だからこそ、2人の関係を認められなかったんですね。
今までのアレックスは優しすぎて行動力が足りないところもあったかなと思うんですが、今回は冬獅郎と一緒になる、という思いがしっかりしていたので、行動力アリアリでしたね。かっこいい!
冬獅郎は日本人のオメガだからか自己犠牲感が強いですね。あなたがいないとアレックスは幸せになれないのに、すぐに身を引いちゃう。どれだけ愛されているか、ちゃんと理解しないと!
結婚式もきれいでしたね。みんなに祝福されて良かったです。
ジャックが気になりますね。この人も幸せになってほしい。アルファも生きづらい世界って、今まであまりなかったですよね?家族もいないし、信頼できる人は誰もいない。友達が欲しかったのはジャックのほうだったのかもしれないですね。
ジャックが日本で「自分の番かもしれない」と思って冬獅郎を見ていたなんて。切ないです。彼にも運命の番が現れて幸せになれますように。
アルファとオメガも幸せに暮らせる世界になりますように。
上巻を読んで下巻でどんな着地点を見せるのかと恐々しながら読みました。
とても綺麗にまとまっていたと思いました。
アレックスにあんな過去があったのに驚くと共に、両親を名前で読んでいた事にも納得しました。
さらにジャックの正体よりも、彼が冬獅郎に執着した理由に驚愕しました。人間のアルファと獣人のアルファにはそんな違いがあったのですね。
冬獅郎の自分を犠牲にする癖はいただけないとは思いましたが、グダグダ悩んでたアレックスよりも強いと思いました。
結局はアレックスの両親は良い人だったし、ジャックも過去に悲惨な目にあってた気の毒な人でした。
アルファとオメガを保護するという名目で、彼等を搾取する世界に嫌悪しました。
アレックスと冬獅郎が幸せになれる世界が来る事を望みました。
その後の二人が読みたいので続編を期待します。
チビアレックスにそんな過去があったのか…と少し驚きとともにこれまでを振り返り納得しました。お互い今の自分たちを見ている。いろんな過去があったかもしれないがその過去があったから今のアレックスがいて全てをひっくるめて好きだよ。は、最上級の愛だなぁと思うとともに、冬獅郎と過ごすことが幸せ。それは冬獅郎自身幸せになって欲しくて身を引こうとしていたからある意味逃げ場所をなくす発言でもあるけど怖がりで臆病な冬獅郎にはこれくらいの愛がちょうど良いのかなと思いました。
お幸せに。
波乱な展開から下巻が始まります。
何故か裸で寝ている冬獅郎とジャック。
ヒートで理性を失っていたとはいえジャックと肉体関係を持ってしまい
やっぱり僕はアレックス様のそばにいてはいけないんだ…と思う冬獅郎。
そしてそれがあっさりアレックスにばれてしまいます。
ここでアレックスが
「獣人の嗅覚は人の何万倍ともいわれていてね。
今の君からは情事と彼の匂いがする。」と冬獅郎に言うのですが、
最後まで読むとこの部分に疑問を感じました。
最終的にジャックと冬獅郎は肉体関係を結んでいません。
そんなに嗅覚が優れているのであれば
生々しい言い方になりますが冬獅郎の体内にジャックの匂いがついていないことが
わかるのではないの…?と思ってしまいました。
ですが、ここでアレックスはジャックと冬獅郎が最後までしたと思っています。
そこがなんかあれー?と思ってしまいました。
本当に色々あって最後はハッピーエンドなのですが
上下巻になるほどの内容を個人的には感じませんでした。
甘々を求めていたのですが波乱が多すぎました。