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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
宝箱の様な短編集です。
表紙も美しいですねー。
冒頭から重要なシーンで、泣いてしまいました。
本編で書かれていないけど「ここどうだったのかなー」と気になっていたエピソードが万歳です。
今までの番外編集は、気軽な感じで彼らのイチャイチャを楽しんでいましたが、本作は彼らの核になるお話がほとんどでした。
ユウティの日々もたくさん知ることができて、大満足です。
個人的には最新作にやっと追いつけまして、また彼らに会えるのがとても嬉しいです。
再読。番外編4に備えて、DEADLOCKの1巻から順を追って復習したよーー!!
よーやくここまで辿り着いた。
【I won’t say goodbye】第1巻、暴動の最中での初エッチ後のディック視点。
めちゃ懐かしいとすら思える第1巻のあの時よ、再びって感じ。
書いたのは2019年「不朽の名作BL小説100選」特典小冊子より。
【Alone again】脱獄後、ティーブ・ミュラーになったディックのつかの間の休日。
あのビーチハウスへ戻って思い返すのはただひたすらユウトのこと……。
思えば、出会った日からいつも怒らせてばかりいた。本当は笑わせてやりたったのに……
泣ける。
【Can you feel my heart?】パコがトーニャに告白してから半年以上が経過して……。
トーニャが心の中に隠してきたいじらしい気持ち……
ついに、ついに、ついに!!
おめでとう、トーニャ。
そして、「やっぱりパコは俺の自慢の兄貴だよ」とパコを褒めるユウトに嫉妬するディック(笑)
【Ordinary day】ヨシュア視点
「ヨシュアのつくったものなら腐っていても喜んで食べそうな男」ロブ。
うんうん、攻めはこうでなくちゃね。
【You soiled me】撮影現場で女性に囲まれるヨシュアを見たロブのお話。
【Peaceful time】グアマルカ帰国後のお話。OUTLIVE DEADLOCK season2
【Stranded heart】遊びにきたルイスの口から、ヨシュアが別作品にもオファーされていることを知らせるロブ。
このまま俳優業に進むべきか悩むロシュアと、ヨシュアの成長を喜びながらも自分を必要としなくなったら……と悩むロブのお話。
【Starry night in Arizona】
【分冊版】キャラ文庫アンソロジーI 琥珀 [DEADLOCK]番外編 購入済み。
義母のレティシアにディックを紹介するためアリゾナへ帰省するお話。
戸惑いながらも受け入れるレティシアと、猛反発するルピータ。
もしユウトの家族に認めてもらえず家族の関係が壊れてしまった場合、俺に何かできるのか?と考えた末のディックの「俺にしかできないこと」がいつも通りのディックで、だからこそ尊い。
【happiest】ユウトが元カノとやり取りする姿を見たディックの奥歯が心配。
(というか、とうの昔に摩耗して無くなってそう)
「もしも(高校時代のユウトに)会えたら俺は、絶対に犯罪者になってしまう」と断言するディックが通常運転。
【Today is a gift 】
PROMISING DEADLOCK season2冒頭のジーンズ洗濯事件のユウト視点。
「嫌な奴だと思っただろう?」「そうだな ムショ時代の出会った頃のお前を思い出した」
「昔の俺……」とがっくり肩を落とすディックがかわいい。
でも一番最後の書き下ろしで、「昔の俺」をどんだけ後悔してるか、笑い話どころではないほどの後悔をしてるかがわかる。
【エドワード・ボスコの怠惰な休日】
「俺とボスコ、どっちのほうが好きなんだ?」
【Did you have a good time?】
ディックが勤務するセキュリティ会社の設立20周年パーティーが開催され、ディックがゲイを公言するスターに言い寄られてしまい……
嫉妬するユウトの姿を見て嬉しそうなディック。(いつも嫉妬するのはディックだもんね。)
そしてユウトに触れてもOKなのはユウティオンリーだと白状するディック。
【How to find happiness】俳優への道を進むことを決めたヨシュアと、それを聞いて喜ぶ亡き姉の親友リンダ。
亡き姉の思いを代弁してくれているかのようなところがジーンとくる。
【Happy anniversary】ディック視点。
二人が一緒に暮らし始めてからちょうど2年。仕事に出かけるユウトを見送ったディックは、一人自宅で昔を振り返り……。
「どうやら俺の愛は限界を知らないようだ」と真実を告げたのに「ロブみたい」と言われてしまったかわいそうなディック氏。
「ディックとデートしたい。駄目?」と聞かれて、駄目なわけがない。駄目なわけがない。駄目なわけがない、と三回繰り返してしまったディック氏。
【Again and again】BBに襲われそうになっても助けてくれないディックという悪夢を見てしまったユウト。
完全な八つ当たりなのに夢の中の自分の振る舞いを謝るなんて、なんてディックは愛情深いんだろうと改めて思わせてくれる。
そしてお前の夢だろうと悔しいものは悔しいといい、最初からやり直したい、ユウトに酷い態度を取っていたあの頃の自分を撃ち殺したいとまで言う。
その後悔を知ったユウトと、ディックの語らいが神。
ディックがいたからこそというところが好き。
終わりのない闇から抜け出せて今のディックがいるのは、道しるべのような存在のユウトがいたからこそという、私にとってのユウトって至高の受けであり、受けの殿堂であり、もう別格なんですね。
そのユウトにとってもディックの存在に何度も救われて、ディックがいたからこそ、そしてディックがいれば……という一蓮托生な二人の様子を知ることができるいい書き下ろしです。
よし!満を持して番外編4を読むぞー!
15年もシリーズが続いてるんですね。
そろそろ始まったのは生まれる前って読者が手に取るのでは…
あとがきにも書かれていますが久々の刑務所ディックからのスタートに驚きました。番外編集も3冊目なので、その時分のお話はもう収録され尽くしたのかと思っていましたから。あの頃のディックも好きです。ヘタレ感のないキレキレディックが登場すると嬉しくなる。甘々ディックも良いけれど。
本編外で本編の解釈に影響があるほど重要な話をしてしまうのは好きではなく。トーニャとパコの話はかなり重大事件だけど本編で書けそうにもないのでまぁ致し方ないのかな。
ユウトがディックと共に故郷に帰るお話は読んだことがあるなと思ったら、キャラ文庫アンソロジー琥珀掲載作品でした。こちらは電子で今も手に入るので、読んでいる方が多いかも。重複購入にご注意ください。
幕間の「これからの話」が気になります。強めの波乱がないだけに、確かに展開するなら誰かを絶望に突き落とさなくてはいけないわけで。ユウトに過酷か…彼らの愛は強固ですから、試練は仕事や生死の方向からやってくるんだろうな。「BUDDY」でのユウトの働き方に思うところあったので、モヤモヤしてしまう。
全員サービス小冊子とか特典ペーパー等に掲載されたSSや短編を集めた番外編集3冊目。
もうとても追えないので、こうやってまとめていただけると有り難く、読めずに諦めていた作品に出会えて嬉しいです。
ただ、同じ番外編集の1巻「STAY」、2巻「AWAY」と比べると、内容的にこの3巻は今ひとつ物足りなさを感じてしまいました。
ストーリー的に動きが多かった前2冊。結果として文庫として出してもらえたとはいえ、本編ではない、全員サービス冊子等でここまで話を進めていいのだろうか、と思わずにいられなかったことを考えると、今回の3巻は、SSらしい内容の詰め合わせなので、おそらく番外編集として標準的でこれが本来の姿なのだろうと思うのですが。
さすがに、痴話喧嘩→仲直りがめくってもめくっても続いていくと食傷気味に。
パコとトーニャのお話「Can you feel my heart?」はとても良かったです。
DEADLOCKシリーズはBL小説の中でも1番好きなシリーズものなのですが、本編がハラハラ・ドキドキな一方、番外編は出来上がっているカップルの日常ものです。このギャップが好きで毎回購入しています。ぜひとも4巻が出てくれますように!
また、今回はDEADLOCKのカッコいい男たちの話の中で唯一もやもやしていたパコとトーニャが新展開を迎えます。個人的にはこの話が一番好きですね。DEADLOCKには魅力的なカップルがたくさんいますが、ラブストーリーという意味ではパコとトーニャが一番自然な気がしています。というのも、BL特有の吊り橋効果的な事件(普通は吊り橋効果がないとノンケの男が男に惹かれる要因を演出しづらいので・・)が起きない。だからパコは悩むんですよね。きっかけもタイミングもない、どうしたらいいか分からなくてもだもだする。派手な事件が連発するDEADLOCKに不釣り合いなほどはっきりしない関係の二人なのですが、逆に派手な事件がないからこそ惹かれていく様子が自然に思えました。特に好きなのは、パコがトーニャの嫌な思い出を上書きしてあげるところ。こんなの絶対好きになるじゃん!と思いましたし、パコが魅力的な人間であることの裏付けとして印象的です。トーニャの気持ちになって泣けました。パコ、良い人すぎる。
ちなみに、ディック&ユウトとダグ&ルイスは安定安心のカップルですが、ロブ&ヨシュアはまだ山があるのかな?と不安になりました。ただ、二人共スペックが高いので成長するほど良い関係になりそう。ヨシュアはこれからもっと人間として成長するだろうし、もともと身体的にも強いからここぞという時にロブを守ってくれて、ロブもヨシュアにもっと甘えられるようになるといいなぁ。そんなことをつい妄想してしまう番外編でした。
2015年から2019年までの番外編14作と書き下ろし1作とか…豪華すぎです
読めて一番嬉しかったのは、パコとトーニャの番外編です。
ずっとずっと気になってたのでほんとに嬉しかったです‼️
先生、キャラ文庫様、ありがとうございます
表紙のイラストも素敵ですが、口絵のイラストのディックが…このまま飲料CMになりそうなカッコ良さでした
やっぱりDEAD LOCKの世界は大好きです。
短編なのに毎回感動があって、涙したり、笑顔になったりしながら拝読しました。
読んでて自然と笑顔になる作品、本当に素敵な作品です。
ユウト達は架空の存在なんだけれど、LAに行けば何処かですれ違えそうな…そんな実在感があって、読む度に私も頑張ろう!と思わせてくれる素敵なキャラ達がいっぱいで、彼らに出会わせてくれた先生方に本当に感謝しかないです
ついにDEADLOCKシリーズ既刊本を最後まで読んでしまった。次は待つしかないのが辛い。
番外編の3冊目はディック×ユウトの比率が高め。大きな動きは、パコとトーニャの関係が進展したのと、ディックをユウトの家族に紹介した件。それとコメンタリーにちらっと気になることが書かれていた。
特に好きだったのは、「Ordinary day」の最後の一行。ヨシュアの心に触れられた気分になると、毎度ほろりと泣ける。ロブ×ヨシュアの話が「How to find happiness」で終わってくれたのも良かった。
ディック×ユウトの話では、ディックとユウティの出会いが知れて良かった。チャーリーのことは思い出さなかったのかな?ってのはひっかかったが。
全体的に感情表現豊かなユウティの出番が多く、かなりの癒やし要素になっていた。ユウティ視点の番外編なんかも読んでみたい。
ディックもユウトもヨシュアも、自分や相手が当たり前のように明日を迎えられる奇跡を大切にしている切なさが好き。一秒ごとの幸せに重みを感じているのが伝わってくる。
当然本編ありきの感想で勝手に受け取っているだけかもしれないが、一つ一つのモノローグやセリフの背景を考えると心に刺さる。ディック視点で特にそう感じた。
コメンタリーにあった今後についての話は、読みたいけど読むのが怖そうな構想。でもこのシリーズが「BUDDY」で終了とは思いたくないし、それではシリーズが締まらない。初期3冊のような綺麗で感動的な終わりを期待したい。
神でなく萌×2にしたのは、刑務所時代のディックの描写にどうしても違和感があったから。当時のディックはここまで自分自身とストレートに向き合っていなかった気がするが、回想でなくその時間軸のこととして書いているならブレてきてるんじゃないかと思った。
これは番外編1・2でも感じていたことで、時間経過と共に作者の中で当時のキャラ、特にディックの解釈が変化してきているような。細切れに書いていたら仕方ないかもだが、やっぱり作品名を冠したものだし、本編を大事にしたい気持ちが強いので気になった。
甘々を堪能したので次はぴりっとしたお話も欲しい。続刊が出ますように。
私はDEADLOCKという作品を知ったのが去年なので、この『AGAIN』が、この作者様のファンになって初めての新刊です。過去の特典小冊子などは当然持っておらず、待望の番外編集!
至高でした。本を手に入れてすぐに夢中になって読んでしまいました。あー、これも読みたかった、これも良いわの連続で、あっという間でした。
ディック視点とか、ヨシュア視点とか、こんなふうに思っていたのねとすごく楽しい。本編はユウト視点なのでまた違った角度からお話を楽しめました。
『Happy anniversary』のヘタレディック視点は本当にもう……。ユウト好きすぎてやばい。あと、言葉数が少ない男だからわからなかったけど実はすごく思考しているとわかって愛おしいです。ユウトに「ロブみたい」と言われた後、「ロブはいい奴だぞ」までのグルグル思考しちゃってるの可愛いです。
「駄目だって」と言うユウトを愛撫しつつ、今日はいける。と思ってたりするんだとか、ディックの内面を垣間見るの楽しい!
さらにはこの後のユウトのベッドへの誘い文句! いやー、やられました。ディックと共に私もノックアウトです。
楽しくて何度も読んじゃいます。これは沼れる。
「DEADLOCK」の番外編第3弾。
前2作と同様、小冊子、特典ペーパー、書き下ろし等で構成されています。
全15編収録。
冒頭、本当に「DEADLOCK」のはじめの、刑務所内での暗く厳しいディックのエピソードから始まり、その後は番外編でお馴染みの、それぞれのCPたちの甘い甘いストーリーたちがいっぱい。
なんと言っても私が嬉しかったのが、3編目の「Can you feel my heart?」。
こちらは、パコとトーニャが結ばれるその時のエピソードですが、元々私は全プレとか小冊子を追ってないので今回やっと!初めて!読めたんですよね…
トーニャが「男」だから深い関係に踏み込めない、いやトーニャがどうこうじゃない、自分の覚悟ができないだけだ…そんなパコの逡巡。
もう1編、私にとって印象的だったのが「Happy anniversary」。
私はディックの本質は暗い淵を抱えていると思っていて、やはりそうか、と感じられるようなディックの一面を垣間見させてくれるエピソードだと感じた。
せっかくの週末にユウトは捜査が入ってしまった。ユウトが出かけた後の一人の部屋で、ディックの心は虚無にさまよいだす…
いくらユウトとの熱く甘い時間と空間があってもどうしても。ディックはそういう面がある、と私は思う。
これからも続いていくであろう「DEADLOCK」という作品で、多分そこが避けて通れない何かをもたらすのでは?
DEADLOCKシリーズ番外編の3巻。
電子になるのを待って購入しました。
表紙の2人が素敵すぎて、幸せ。
番外編は、ディックとユウトのイチャイチャをニヤニヤしながら読むのなので、堪能しました。ユウティの可愛いさも。
SSは気軽に読めるので、何回も楽しんでます。
特にユウトを好きすぎて、ヘタレになったディックは、お馴染みすぎて笑った。
ちょっぴり切ない話があっても、基本は結ばれた2人の絆はしっかりしているので、安心してラブラブを堪能させてもらってます。
ハンサムがしっかりドレスアップした描写が大好きなので、パーティ話は最高。
嫉妬もスパイスです。
今までの本編はハードな話が多いですが、それもまたシリーズものの良さかな。
少しハードな長編で続きを楽しみに、今までのシリーズの本を読み返して待ってます。
神評価の他は考えられないほど、引き込まれるシリーズです。登場人物を通じて、アメリカの政治、経済、人種やジェンダー、産業や法律、さらにそれらが抱える闇のつながりなどが描かれ、普段目にするニュースの裏側を考えるきっかけをくれる学びの多い作品でもあります。
男同士の愛だからBLに入ってるんでしょうが、ハードカバーで一冊にしても絶対売れる作品だと思います‼︎
今作では本編に関わる大事な作品が収録されているので、待ち望んでました。書き下ろしもあって、ホントよかった‼︎
DEADLOCKの色んな小編15編。番外編はいっかなと思う方もいらっしゃるかもですが、DEADLOCKの番外編はほんとにおススメです。読んでいる間ニマニマが止まらないご褒美本。後発ファンの方なんかはめちゃんこ嬉しい一冊だと思います!
以下15編のコメント、いつものレビューの2倍ぐらい。長文すいません。
全部好きだけど、あえて言えば、ユウティ大好きなので6が№1。
1 I won't say goodbye 不朽の名作BL小説100選 特典小冊子
小説1巻最後で二人が別れる直前のところ。ディック視点。
ここから始まってよくもまあ結びついたこと・・・と感慨深い。
2 Alone again コミックス4の店舗特典ペーパー
小説1巻の後、別人となってビーチハウスを一人訪れるディックのお話。
まだ殺伐とした感じです。
3 Can you feel my heart? 全員サービス小冊子
パコとトーニャがくっつくお話!これ!これよ!これが読みたかったの!
と大興奮すると同時にパコのケツ(失礼)をめっちゃ蹴りたかったお話でした。
4 Ordinary day バースデーフェア小冊子
ロブがお出かけして一人過ごすヨシュアのお話。
なんでもない一日の最後に恋人が帰ってきて、一緒にご飯食べるって
本当に最大の幸せなんだと思うのです。ヨシュア大好き。
このお話、めちゃ沁みる。
5 You spoiled me バースデーフェア小冊子
嫉妬しちゃったロブを一生懸命考えて甘やかそうとするヨシュアのお話。
この不器用な美人さん、たまんねー。
6 Peaceful time OUTLIVEの店舗特典ペーパー
グアマルカから帰って、トーニャんところへユウティをお迎えに行って
やれやれと二人お風呂に入って・・・
ユウティがさいこーーーーーーーーーーーーーーーーーに
可愛いお話。これもめっちゃくちゃ好き。
7 Stranded heart 全員サービス小冊子
やっぱりロブのぐるぐる話。ロブも時々ケツ(失礼)蹴りたくなる。
8 Starry night in Arizona 「琥珀」に載せたもの
ディックと一緒にアリゾナのレティとルピータに会いに行くお話。
美しい星空の下でのいちゃこらシーンがあります!
9 Happiest プレミアムペーパーセレクション
結婚式に出かけたユウトを迎えに行って、嫉妬しちゃったディック。
キッチンでやらかしてます。
10 Today is a gift バースデーフェア小冊子
朝いちばんにジーンズを洗う洗わないで大喧嘩しちゃったディックとユウト。
そんな二人が仲直りするお話です。ジーンズ洗って、ディック。
11 エドワード・ボスコの怠惰な休日 HARD TIME 特典ペーパー
難航していた長編を書き上げ、なーんにもしない一日を過ごしたルイス。
帰ってきたダグに読んでもらって絶賛してもらったら、
なんだか面白くなくなって・・というお話。
ああ忠犬ダグ。君にしかルイスの恋人はつとまらないよ。
12 Did you have a good time? 全員サービス小冊子
ディックの勤める警備会社主催のパーティに出かけた二人。
ディックに言い寄る有名人さんを見たのでお怒りモードになったユウトに
嬉しくなったディック。二人で盛り上がってしまったお話です。
13 How to find happiness プレミアムペーパーセレクション
なんだか幸せな気分になったのか、静かにぽろぽろ涙をあふれさせるヨシュアが
愛おしい一編。
14 Happy aniversary 雑誌小説Chara掲載分
二人で暮らし始めて2周年になる記念にお出かけしよう!と言ってたのに
ユウトに任務が入ってしまってお流れに。
ディックの「ユウティをもらったころの回想」が入ってます!
その後、戻ってきたユウトとユウティと仲良くお出かけへ!という幸せ話。
15 Again and again 書き下ろし
事件で三日間ろくに寝ていないユウト。やっとのことで家に帰って
ディックに倒れこみます。あーディックの手料理食べたい・・と
思っていたのにちょっと横になったら爆睡。悪夢で目覚めたら
午前4時で・・というお話。
いつ、どんなことになってもディックとユウト、二人でいれば
なんとかなる!と思う、素敵なお話でした。
最後の15が、今後のDEADLOCKの谷部分につながらないといいなあと
思うのと、でも谷がないとお話作りにくいしなあと思うのとで、
ちょっと複雑です。とにかく二人は一緒に歩いて行ってほしいです!
こちらの番外編集で特に嬉しかったのは、パコとトーニャがやっと恋人同士になった「Can you feel my heart?」が入っていた事でした。
こちら特製小冊子も読んでいたので、パコの意気地なさに張り倒したいと思った事を思い出しました。当て馬にトーニャを持って行かれなくて良かったと再び安心して、トーニャのいじらしさと強さに感動しました。
それから、「キャラ文庫アンソロジー I 琥珀」に掲載されてて、大好きで何度も読み返している「Starry night in Arizona」が収録されてるのも良かったです。何度読んでも感動しますね。ディックに新たな家族が出来たのも嬉しいし、野外でのセックスシーンもとてもロマンティックで素敵でした。
ロブのグダグダ感やヨシュアの成長も読めて楽しかったし、ルイスとダグの仲良さげな様子も良かったです。良い男達が集まってワチャワチャしてるお話大好きです。
でもやっぱり番外編なのでディックとユウトのちょっとした嫉妬や甘々な日常を読めるのが最高でしたね。なのでご褒美的な内容でした。
英田先生の頭の中にある続編も是非読んでみたいと思いました。過酷そうなのでちょっとドキドキです。でもDEADLOCKのハードさも好きなので楽しみにしたいと思いました。
嬉しい。DEADLOCKの世界をまだまだ楽しめるなんて。今回は短編集なのでスリリングな本編と違いそれぞれのカップル達の甘々な日常生活という感じで平和です。
ディックがユウトに骨抜きにされまくってるのは毎度の事だけど、シリーズ内ナンバー1の無垢なカワイコちゃん、ヨシュアの話も多くて嬉しかったです。金髪碧眼の天使ちゃんです。しかしアメリカ映画って前貼りもしないみたいなので全世界で俳優・ヨシュアの全裸シャワーシーンが上映されるって恋人のロブは複雑だろうな。
あとはユウトの家族にディックと会いに行ってカミングアウトする話とか、小説家ルイスのカップルの話とかユウトの義理の兄パコとトランジェンダーのトーニャのカップルの話とか盛りだくさんの一冊です。
嬉しかったのは英田先生の「次回長編の構想がある」というお話。ユウトにとって過酷な展開になりそうで悩んでいるとの事ですが…先生、BL小説読みなんてドSな奴ばっかりなんで、どんなに受けのユウトが可哀想でも大丈夫ですよ。最後がハッピーエンドならば。少なくとも私はそう思います。主にエロ方面での過酷しか妄想してないんですが(笑)そういうことじゃないのかな?
平和なDEADLOCKもいいけどドキドキハラハラ、スリリングな長編DEADLOCKに会える日もファンとしてまた楽しみにしております。
最愛の人と監獄で出会って恋に落ち、人生のパートナーになるラブストーリーなんて他になかなかないですよね。
DEADLOCK番外編集、第3弾になります。
雑誌やアンソロジー掲載作、他、特典の小冊子やペーパーのSS、あと書き下ろしの短編が1作(+カラーイラスト2枚)収録と言う形で、全15作からなる300ページ超えの豪華なものになります。
で、突然ですが、私は既に出来上がってるカップルのイチャ甘が大好きでして。
何と言うか、ハラハラしたり切なさに身悶えたりと言った精神的ストレスは一切無しで、愛し合ってる二人の幸せな日常を堪能してたいんですよ。
その点で、比較的甘くて楽しい内容になる番外編集と言うのが嬉しくて仕方ないのです。
また、このシリーズの番外編集ですが、それぞれのカップル総出演で、イチャ甘あり感動ありもちろん萌え大いにありって感じで最高でして。
実を言うと、本編より番外編集の方が繰り返し繰り返し何回も読んでたりするんですよね。
まぁそんなワケで今回もですね、イチャ甘を堪能するぞー!とばかりに発売をめちゃくちゃ楽しみにしてたのです。
してたのですが、今回、予想外に泣かされまして。
や、最初の2編がまだ二人が結ばれる前のディック視点なんですけど、これがめちゃくちゃ切ない。
また、最後に書き下ろしがあるんですが、短編なのにすごく心に響く深くていいお話なんですよ。
最初にディックのこの話を読んで、最後に現在の二人を読むと、すごく感慨深くてもう泣けちゃうんだけど。
ちなみに、そんな感じでちょっぴりしんみりさせてくれるものから、ひたすらイチャ甘を堪能出来るもの、思わず吹いちゃうようなバカップルの日常までと、バラエティーに富んだ内容になってます。
また、ディックを家族に紹介するアリゾナ行きの話だったり、パコとトーニャが結ばれた話、他、映画俳優として一歩踏み出すヨシュアと、それを応援しつつも内心複雑なロブ・・・と言った形で、それぞれのカップルの転換期とも言える重要なエピソードが盛り込まれてるんですね。
そう、それぞれ皆、前に進むのです。
もう本当、最高かよ!!
とりあえず、以下、特に気に入った作品のレビューになります。
「I won´t say goodbye」「Alone again」
ディック視点で綴られる、刑務所脱走直前、直後のエピソードです。
暴動が起き、避難した食料庫で初めて抱き合った二人ー。
ディックがユウトへの愛おしさを振り切り、愛してると言う代わりに囁いたのはー?
また、仲間と買ったビーチハウスを訪れたディック。
彼が心に思う事とは・・・。
私はDEADLOCKのレビューをちょこちょこ書かせていただいてるんですけど、そこでわりとディックを扱き下ろしてるんですよね。
わりとと言うか、かなり。
現在の深い愛情を見せるディックは多少ヘタれてようと素晴らしいと思うのですが、とにかくDEADHEATでのヤツが許せなくて。
これほど健気なユウトに背を向け、復讐に身を投じるディックが理解不能だったんですよ。
や、理解は出来るけど、でも理屈じゃなく腹が立つ的に。ユウトを傷付けてるから。
ふとした拍子にその時の怒りを思い出して、「ディック、このヤロー!」とばかりに恨み辛みをぶつけてきた。
たださ、この番外編でのディックがですね、あまりに孤独で。
なんてったって、タイトルからして「Alone again」ですよ。
出会ってから、いつも怒らせてばかりだった。
本当は笑わせてやりたかったのにー。
こう、ユウトを思いながら、一人ぼっちでテラスに佇むディックの孤独な姿が書かれてるワケですが、読んでて胸が締め付けられて。
本当、こいつってバカだよなぁしか出てこないんですけど。
ちなみに、次の番外編では、ユウトの尻に敷かれたヘタレ全開の言動を繰り広げてくれて、そのギャップに大いに笑わせてくれたんですけど。
シリーズ1作目を読んだ時は、こんな愉快なヤツだと想像もつかなかったわ。
「Again and again」
書き下ろしで現在の二人になります。
ストリートギャングの抗争が激化し、刑事として仕事に追われるユウト。
三日ぶりの帰宅でようやくゆっくり休めますが、思いもよらぬ夢を見て・・。
で、この夢ですが、刑務所時代でBBに襲われそうになるものの、何故かディックが助けてくれなくてー。
と言ったものになります。
えーと、しつこいですが、私の中ではユウトの深い愛により、ディックは救われたなんですよ。
より、男前で愛が深いのはユウトみたいな。
いつも、弱い部分を見せるのはディックみたいな。
ただ今回、弱さを晒すのはユウトなんですよね。
彼の心の傷は、まだ残ってた。
そうだよね。そんな簡単に、心の傷って癒せるものじゃないよね。
何かの拍子にこうして出てきては、苦しめてくれるよねと。
で、ここでのディックがめちゃくちゃ男前なんですよ。
全てを受け止めて、愛を注いでって感じで。
や、刑務所で出会ったあの当時の二人から、今のこの二人へー。
読んでると、もう胸がいっぱいになる。
これね、作者さんがあとがきで、「辛い過去もディックがいてくれたからユウトは乗り越えられた」と書かれてて。
ああ、確かにそうだよなぁ。
「救われたのはディックだけじゃない」に、ハッと目から鱗が落ちた気分と言いますか。
ディック、お前も格好いいしいいヤツだよ。
まぁ、当時の怒りを思い出しては、また扱き下ろすかもしれないけど。
とりあえずそんな感じでですね、めちゃくちゃ素晴らしい短編集でした。
なんか、わりとしんみりしたレビューになっちゃったけど、イチャ甘もたくさんあって楽しい内容なので!
本当、バカップルとしか思えないやりとりを繰り広げるユウト達にはニヤニヤさせてもらいましたよ。
最後になっちゃったんですけど、今後のシリーズ展開の構想をコメントされてまして。
えーと、ユウトにとってかなり過酷みたいです。
や、物語を大きく動かす際、どうしても山あり谷ありにならざるを得ないって事で。
まだ検討中との事ですが。
マジでお手柔らかにお願いしたい。