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kinirobachi ni mitsu
赤の表紙が美しいです。椿も。
起承転結の承ですかね。
この世界観にマッチする主従逆転SM的なプレイありつつ。
ダンスホールからの夜デートからのご主人様が甘える甘える。
八岡はそんな顕史を見て心が固まってきたようで。
執事目線で2人の距離が静かに少しずつ縮まっていっているような。
顕史はそんな自分の揺れを自覚して変わることをこそれ、元の姿…辱めを受けるパーティーを行おうとするが、心の底では八岡に純粋に惹かれているし、自傷行為を嫌悪するようになり。
そこへ狂気の人物が乱入するという。
あらすじをなぞってしまいましたが、想定内の展開とは言えさくさく進むのでおもしろいです。
本心に抗えず惹かれあっていく2人のお話はいいですね。
3巻で完結、楽しみです。
アキフミ(三津箭)の過去がうっすら見えてくる2巻。
利用されているのではなく、自ら選んでいるのだと、寧ろ利用しているのだと、そう自分に言い聞かせているようなアキフミの振る舞いが痛々しい。絵が美しいので尚更そう感じます。
この巻の見どころは、八岡とアキフミの心境の変化。それは、執事によってアキフミの過去がほんの少し語られたことに起因していて、八岡の中でアキフミが『得体の知れない下衆な金持ち』から、『家に翻弄される孤独な男』に変わる。
暫しの穏やかな日々。しかし!ここで直ぐ幸せになれないのが、時代系BL?御家騒動系BL?の醍醐味ですね。ラストにはあの人物も登場し…続きが気になります。
エッチなシーンについて。大好きな鏡前プレイ、しかも【anlの色が何の色に似ているか答えさせる】という画家先生ならではの?偏向羞恥プレイがみられます!あたらしー…!こちらにも引き続き注目します。
三津箭の歪んだ性癖が八岡と過ごすうちに、平らになって可愛らしい雰囲気になってきます。
八岡も三津箭の色についての言葉で、色についての病に一つ納得できるところを見つけ、感情を変化させていった様に感じました。
セリフは少なめで、絵から感情を読み取る映画のような作品だと思います。
可愛がって育てたはずの犬がよく逃げ出す
与えられることはすべて与え 大事に飼っていたはずなのに
歪んだ性格 Comeおおおんッ!
人格破綻者が常人に更生?されるのもすきだし
取り込んで異常な世界を作り出すのもだいすき
病み部分が多ければ多いほど 深ければ深いほど高揚する自分のこの性癖
クズいですか?
酒場で拾ったボロ雑巾のような男は 赤が認識できない目になった男
誰もが気にする異国の血をひく自分の瞳を 唯一知ることがない男
前巻で 歪な彼を作りあげた子どもの頃の出来事が気になりはしたけど まだ何も始まってなかったんで この巻がどう動くのか楽しみにしてました
。・゜・(ノД`)・゜・。
楽しみにしちゃってごめんなさ~い
彼の持て余す暇を埋めるため そんな生易しい話じゃなかった~ん
直系唯一の嫡男なのに異国の血をひく妾腹
期待と仕打ち 他人から受ける屈辱
奪われることを受け入れたが為の崩壊
与え続けたことですり減らしたものを補うすべすら知らず育った彼が拾ったものは 欲すら持たない全てを失った男
飼い犬を躾るとかいいながら 貪ることをしない唯一の存在に心許してく 惹かれてく
イカれたパーティの怒りから情が湧いた瞬間がどこなのかわかりづらいんだけど 彼の穴を埋めてやれるのは自分しかいないと思えたところからの甘やかしは……いやいやいや 甘ったるいだけの巻かと思ったら来たわ でっかいのが
キタハラさん 引っ張ってくれるわ~ww
もぉだいすき メンタル切り裂くなようなお話
自分の思いに歯止めが効かなくなったところで玩んだ恨みが動きだす
ぇぇぇえぇえぇぇええええ ここで終わるぅぅぅ?
ねぇねぇ 回り始めたこの歯車 運命のルーレットになっちゃうの⁇⁇
わっくわくしながら 3巻へいきましょ
作家買い。
1巻が刊行されたのが2019年の12月。続きを待ち望んでいた作品の一つですが、2年経って2巻と3巻が同日発売になりました。
続きものなので1巻が未読だと理解できません。1巻未読の方はそちらから読まれることを進めします。
三津箭銀行の副頭取である顕史。
まだ若い彼が副頭取なのは、彼の亡き父親が三津箭銀行の頭取だったから。妾腹ではあるものの、息子は顕史ただ一人。が、その身分にそぐわない行動をとっている顕史。
ある日、彼は色彩を失い画家の道を諦めた八岡に目をつけ、そして家に連れて帰り、まるでペットのように扱うが―。
というのが1巻で描かれていたストーリー。
1巻はまだストーリーの入り口に過ぎず謎も多かったですが、2巻に入り少しづついろいろなことが見えてきます。そして、八岡と顕史の関係も、少しずつ好転していく。
言葉が少なく、蓮っ葉な態度を取り続ける顕史。
1巻の終わりで八岡を巻き込んでの破廉恥な行動から八岡は家を出ていこうとしますが、それを止めたのが執事の蓮見さん。蓮見さんというクッションが入ったことで、二人は少しずつ想いを通わせ始めますが。
顕史が不特定多数の前で性行為にふける理由が少しずつ見えてきます。誰が黒幕なのかも。そして、その行為によって、顕史が追い込まれていく過程も。その理由が、大方の予想通り、って言うんですかね。ああ、うん、そういうことだよね、という展開を見せていきますが、2巻のキモは八岡×顕史の感情の機微でしょうか。
セックス、は顕史にとっては何らかの手段でしかない。
愛情を確認するためのツールではない。
そんな顕史を優しく抱く八岡のその言動の端々から、顕史は少しずつ変わっていく。
甘々なまま終わりを迎えてほしい、と思いましたが、まだ3巻があるわけでして。
1巻では淫乱のビッチという体だった顕史の心の奥底に隠した想いが透けて見えてくるだけに、なんとも切なく、けれど八岡との関係にも萌える、そんな2巻でした。