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unlucky to koi no arashi
羨ましい…という感情が爆発してしまうほどにラブラブです。恐らく題名の通り常に不幸が襲いかかってくるのにラブラブだからだと思います。
不幸体質の受けは攻めと出会って改善された、とかもなく、全く変わる事無く最後まで不幸体質です。でもそのアンラッキーを吹き飛ばす二人の愛!!!それが恋の嵐です。一冊通して非常にテンポも良く、あっという間に関係を構築したりしますが、その展開のスピード感も含めて恋の嵐何でしょう。
なかなか最近の波真田かもめ先生の作品にはハマらなかったんですが、今回は攻の灯と受の春人の関係のジレジレモダモダ感にやっとキュンキュン来ました。
笑えるくらいにアンラッキー体質の春人と、年下で寡黙でイケメンな弁当屋の店員の灯、段々と近づいて行く二人の距離感がまた良いんです。
過去の恋愛から灯に本気にならないと頑張っていた春人ですが、気持ちだけは抗えないんですよ。明らかに春人に対して好意があるように見える灯の押し具合がまた絶妙なんです。
この二人は結構な年齢差があるんですが、春人が可愛らしいので全然気になりません。
春人のアンラッキー体質は治りませんが、たまに灯との間に起きるラッキースケベ的なハプニングにホッコリします。
出会えた事でお互いに前向きに生きて行こうとしてる二人がまた良くて、読後感の爽やかな作品でした。
描き下ろしがめちゃめゃ良いです!でももっと灯に甘える春人が読みたかったので萌2でした。
これすっきー!!
正統派きゅんって感じの波真田先生でした。
波真田先生はいつもフルールで無料で読めちゃうのもあるし
あんまりコミックスで買ったりはしない作家さまなんですが(ごめんなさい)
こちらはまとめて読みたくて新刊で買ってしまいました。
21歳弁当屋さんの看板男前×32歳アンラッキー体質男
硬派?誠実?ほんとあまりにもまぶしい年下攻め。。
受けのアンラッキー君もあざとくないかわいさで大変よいのです◯
お話はアンラッキー体質男が
推しである弁当屋さんと恋して
アンラッキーなんてふっとばせって前向きハッピーになるまでのお話。
まあ最近では私も大好きなななつの先生の
「守ってあげたい佐渡さん」に近いシチュエーションですかね。
嵐で家のガラスが割れたりめちゃくちゃになり
お近づきになります。
災い転じてってやつですね!
ふだんこんな爽やかなお話をあまり読まないので
浄化されました。
先生の作画いい感じに甘さがとれて最近の絵
結構好きです。
書き下ろしでがつがつ若者セックスするのでにやにやしました。
王道BLぽい爽やかな読後感ですよ!
波真田先生作品久々で、読み始めると吸い込まれるような読みやすさが変わらずうれしくなりました。
絵は目の特徴が変わらず、波真田先生だとすぐにわかりますね。
春人がアンラッキー体質で、そのためいろんなことをあきらめたり、アンラッキーのせいにしていたけれど、同じ突然の雨でも、灯にとっては恵みの雨だった。そして春人にとっても。
ラストはキスの嵐…という流れが気持ちいいです。
春人のアンラッキー体質は、本当の不運と不注意、どんくささをごっちゃにしているもの。
何かをしようとしたら、倒す・壊す、だからもう片付けない、となるのめっちゃわかります。
(余談ですが、私もがさつで不器用で、物を汚す壊す失くす専門なのでw)
それに、不運があった時、原因がわからなくて辛くて、アンラッキーのせいにしたら少しは楽になる気持ちもわかる。
でも、それって逃げですもんね。
逃げるのが悪いわけではないけど、春人が気づいたように「自分で自分をアンラッキーに追いやってた」んですよね。
だから、灯と一緒にいたくて「アンラッキーなんて自分でふっとばせ‼︎」と春人が変われてよかった。
灯との出会いによって、春人が変わった。
アンラッキーなんて誰にでもあることだし、それをどう捉えるか、同じ嵐でも灯にとってはラッキーだったように。
この構成がしっくりくる内容で、中身も一気に駆け抜けるおもしろさでした。
出会いから、しばらく初々しく照れ合う2人がかわいかったのですが、気持ちが通じ合ったら
それこそ嵐のように一気にきましたね。
それまではゆったりきての、急展開、スピード感がたまりません。
キスシーンが長めだし、春人が色っぽいし、積極的だし、灯がいい体格だし。好みどストライクで見応えありました。
注文を間違えたフリフリエプロンをそのまま着る、しかも似合う春人がかわいかったですw
なんとかなる!
ってほど、甘くはない。
気持ちの持ちようだけで、そんなに簡単にアンラッキーな目に合わずに済むようになるほど甘くはないけど、
きっかけはアンラッキーでも、アンラッキーを言い訳に、生活をなあなあで流さず前向きに過ごそうと思えば、
意外と、幸せラブラブ生活が手に入ったりもしちゃうのさ、っていう、
ハッピーエンドのラブコメディ。
こんな風に、平和でかわいい、おとぎ話みたいな恋のお話に、癒されるのもいいよね。
作者買い。
最近の波真田さんのお話は
クールな展開多かったのですが、
先の方も書かれていましたが、
久々におとぎ話のような
ハッピーエンドのお話v
とにかく全編嫌み無く、
ほんわからぶのあふれる展開。
お互いを想いあっている二人が、
小さなエピソードを重ねて
少しずつ距離を縮めて行く様子を、
壁になって見守る感じv
小さなつまずきやすれ違いもありますが、
終始安心して読める一作です。
キャラクターもまた、
二人ともいいんですよv
ホントにどちらも嫌味がない。
おとぎ話のように、
末永くずっと二人は幸せでしたと、
予感できるようならぶらぶっぷりですv
評価は、
限りなく神に近い『萌✕2』で!
爽やかさと恋が始まるのが一冊にぎゅ〜っとつまってますね!
アンラッキーな男、春人。
過去にちょいとあったけど深掘りはなしで。灯と弁当を生き甲斐にして日々なんとか乗り切ってる。
弁当屋の看板店員、灯。
イケメン硬派でなんと21歳!
推しの灯が追いかけて来てお惣菜くれて部屋まで来て片付けまで?お得意様だからってここまでするかな?
なんやかんやで繋がり続ける2人。
わ〜、恋の嵐が始まったよ〜!嵐が来るよ〜!
灯の再生や春人の前向きになれたところや、2人が仲良く楽しそうで良かったです。可愛い!
波真田さんの書く作品はどのコマも素敵で楽しくて見逃せませんね。
アンラッキーなアラサーリーマンと、お弁当屋さんで働く21歳が、少しずつ距離を縮めていくお話。
ものすごくハイスペック!とか、すごい事件が起きる!という類の本ではなく、日常に散りばめられた悲しみや優しさ、しあわせを拾い集めていくような作品。
自分のマインドが変われば良くも悪くも世界の見え方が変わるというのを二人のキャラクターを通してじんわり感じることができます。
読了後あったかい気持ちになるので優しさで溢れたBLが読みたい時におすすめです。