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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
初読みです。
独特の絵柄と、試し読みで「Hell is Truth Too Late(地獄だと気付いたころにはもう遅い)」の意味に〜これは、面白そうと購入。
絵柄も含め、これは人を選ぶストーリー展開ですね。
仄暗いし、痛いシーンがあります。
私は、とても好きなジャンルです。
白黒調で、影を生かしたコマが盛り沢山。
雰囲気的には、ストーリーと合っていて良いのですが〜正直、見ずらしい所もありました。
攻めのコーキは、タトゥーアーティスト。
技術は優れているけど、人に興味がなくロボットみたいな人物。芸術の面でもコピーが1寸のくるい無し。
この、コピーって所が〜後に出てくるミアの元彼のコピーにもなるんだな・・・
ミアとの出会いは、トラブルの多いコーキの初めての固定客。
ミアにしてみれば、コーキの施術の痛みがお気に入りみたい。
ミアは、過去の恋人(画家)の影響で、痛みに執着している。
不安定だった元彼の心中に付き合わされて、ミアだけ助かった。って、これしか解釈の仕様がなかったなぁ〜。
それから、亡き元彼に似た人物を魅了し捨ててしまう事を繰り返している男娼。
誰の手にも入らないミアを、コーキは承知の上で愛し、大切にします。
コーキが、ミアのアソコに漢字のタトゥー彫るだけど、これ予想「蜘蛛」かな?
ミアの背景に蜘蛛がいるし、イメージが蜘蛛って感じ。(私の勝手なイメージ)
2人のラストは、読み手によって違うかもしれないね。
何度か読んで〜私的にはハッピーエンドになりました。
コーキが、お互いの体に彫った共通のタトゥー。
ミアがコーキに色々委ねるシーンもあるから。
けど、ミアの癖は治らないと確信したね。
ここは、コーキのコピーの見せ所かと。
ミロのヴィーナスを、「完成されてない」の表現は旨い!と、思いました。
コーキと、ミアの不完成な2人の物語〜凄かった!
目が離せない作家さんになりました。
次回作も、楽しみにしています。
タトゥーアーティストのコーキと男娼のミアのダークな雰囲気漂うお話でした。
難しいなと感じるところが多くて一度読んだだけでは理解しきれなかったなという印象でした。
重ためなオーラは感じるのになかなかその真相が見えない不気味さがあるのがこのお話のいいところなのかもしれませんが、わからない部分が回収されないまま進んでいくとやっぱりモヤモヤしてしまうし、そういうところが何度もあるので読んでいてちょっぴり疲れてしまいました。
コーキもミアも謎だらけでどこに気持ちを置けばいいのかわからない不安定な関係なのに、そんな歪みの中でバランスが取れているのは面白かったけれど。
もう少しわかりやすく気持ちが伝わるところがあっても良かったのかなと思いました。
何に対しても興味も持てなくて 欲も執着もない
塞き止めるものがなく ただ流されてるだけ
漂うそこに虚しさがあるわけでもなきゃ 窮屈も感じない
そんな日々にあらわれた男・ミア
正直前何をいってるのか読まされているのか さっっっっぱり わからないです
ミアの素性がわからなさすぎて 娼夫のようなことをして世を流してるんだろうけど そうなった原因がいまいちわからない
なぜ痛みを追うのかもわからないし 死を待ち望んでるようでそうでもないような
愛されたいわけでも 愛したいわけでもない
ただそんなものに惹かれ はじめての欲をむき出しにするコーキ ってのは読めたけど画家として再起するわけでもない
どんなに愛し合ったところでその証拠はどこにもなくて 失うくらいなら壊してしまえってところを読ませたかったのか
ひとり残された悲しみからその身を刻み報われたいと願うってとこでも読ませたいのか
はたまた互いに刻む痛みに繋がり求め 確かに繋がれていると確信するのを見せたかったのか
はっきりいって読みづらいし うすッ暗い
ワクワクするような場面もなきゃ きゅんすることもない
似た男を選び続け傷つけているのはわかっても それで何を慰め癒してるのか?
もう少し分かりやすくミアが求めるものがあればよかったんだけど
彼らの中に流れたのは 欲情ってやつだったのかな ?
そもそも あたしにはミアの誰彼かまわず惹きつけてしまう魅力 すらわからなかった
んだよな
雰囲気はすきだけど これはどうなんだろ?
うーーん 読み手として選ばれなかったんだな またあたしは 残念無念