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――奏介さんを独占したい。 私だけを見ていてほしい。
sayonara nanashi no violin
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ちょうど2年前に読破。
着眼点が非常に独創的で面白い!そこに目を付けたか〜!という感じ。
クラシック奏者のBLは山のようにあれど、私が知る限りこの設定で描かれた作品は本作だけです。
大量に楽器を所有するミュージシャンももちろんいますが、楽器奏者と一楽器との唯一無二の関係性って確かにミュージシャンあるあるなんですよ。
楽器奏者にこの作品の話をしたら
「あーそういう(本作の主人公のような)ミュージシャンいるいる!」
って言ってました。
個人的には付喪神(つくもがみ)のようなものだと思えばすんなりと受け入れられました。
さらに実際にはLGBTQ+の中にも対物性愛(object sexuality)というのがあって、有名どころではエッフェル塔と結婚した女性ですね。
(彼女はレズビアンで、エッフェル塔を女性とみなしているそうです。ちなみに二次元性愛とは別物です)
なので本作のキャラたちにはそんな風に見えているのかな、と腑に落ちました。
絵柄はあの先生の影響をかなり受けてらっしゃる感じで美麗、なおかつ○○ジョのように幻想的です。
☆1つ減らしたのは、今回たまたまキャラたちのビジュアルがあまり好みではなかったため、個人的に本作をBLとしてでなくブロマンスものとして見たかったな、と思った点です。
(好みならもちろんBLで見たかった)
でも一ミュージシャンとして、本作を生み出してくださったことに心から感謝の意を述べたいです。
この独創性を生かして今後も素晴らしい作品を生み出してほしいものです。
ていうかオチー!ww その名前だったかw
すごい!すごく面白買ったです。人と楽器が楽しそうに演奏してる表現方法が独特。こんなお話読んだことないです。
相変わらずしっかりした線で描かれる絵が素晴らしい。
「伏線回収」ってこういう事をいうんだよなぁと絵だけでなく、ストーリーにもたいへん感服いたしました。
主人公達の性格は可愛らしく途中吹き出して笑っちゃう箇所もありますし、ここでこれ来るのかぁと読みながら泣いてしまうシーンもあります。
1冊の中で色々な気持ちを味わえました。読み返す度にパワーを貰える作品です。
めちゃくちゃ面白かったです!!!絵自体に迫力があり、すごく線が綺麗でした!!特に2人の体が男性らしいのに綺麗で見蕩れてしまいます。すらっとしつつ内側にかなりの筋肉感がある感じ、なかなか書かれる方居ないのでありがたい
攻めの洋風な顔立ちもすごく雰囲気があって良いです︎^_^
音楽にあまり詳しくないのですが、引き込まれる音の表現で話としてもすごく面白かったです!!!二人の関係性も懐き方もドンピシャで、良いBLに出会えてうれしい…︎^_^♡
しっかりした絵柄と他にはない設定に惹かれました。実際に名前を付けた物体が生物になるというのは、かなり大変そうな世界です(笑)
【過去に名持ちのバイオリンを失ったことがある奏介。名持ちは持たないと決めていたが、成り行きで名前を忘れた名持ちの人型バイオリンを持つことになる。】
この人型バイオリン、Gaが純粋で不思議ちゃんキャラ。持ち前の強引さで奏介の心にどんどん入り込み、かたくなな心を溶かし、癒し、愛を植え付ける役目です。
子どもっぽいのに、攻めるときには雄臭くもなる見目のよさ…ありがたい(?)
名前が見つかって良かった。思わぬ名前だったけど(笑)ちょっと『千と千尋の神隠し』を思い出しました。
奏介のトラウマへのこだわりの割りにはすんなりと進んでいくので、BLとしての葛藤をあまり感じられませんでした。物体が命を持つというテーマが単行本一冊に対して大きすぎるのかもしれませんね。キャラクターもビジュアルも明るく、深刻さが伝わりにくかったのではと思います。
また不思議な設定や、画力を活かした作品を見てみたいです。
モノに名前をつけたら命が宿る、なんてファンタジー作品でしたすごく珍しい設定!つくも神みたい
絵もきれいだし、ストーリーもしっかりしています
初めての作家様なのですが、他ジャンルで書かれているのでしょうか?またすごい新人さんが…
特にバイオリンの子が変化していく表現?とても美しくて好きです
絵の表現力が素晴らしい
ナナシのバイオリンの名前には伏線が張られてあって、昔飼ってたバイオリンのねこちゃんの名前とナナシのバイオリンが同じだったとは~ナナシのバイオリン君はねこちゃんの生まれ変わりだったのでしょうか?
名前がちょっとあれで感動したのに笑えてしまいました。
あと奏介がホントに美人で、女神のようでした。
作者様の次回作に期待が高まります。
面白い世界観に驚きました!
名前があるとあんなに表情豊かになるバイオリン、可愛いすぎやしませんか?
バイオリンから人間へ変身?するときや
気持ちよく演奏してる描写の瑞々しさ&躍動感!
見ているこちらも気持ち良い!
そしてGa.(バイオリン)の健気さと可愛さに癒され
最中の雄々しさに悶え♡
クライマックスのまとめ方に悶絶しました。
本日も良い作品に巡り会えて幸せ~♡
まだ読んでない方、お薦めです!
物に名前をつけると生き物になってしまう世界という設定はどこからきたんだ?と作家の想像力に感服し、ストーリーに奮い立ちました
付喪神という考えが日本にはあります
物を大事にするとそのものが魂を持ち神になるという信仰です
物に名前をつけ名を呼ぶ行為は物への愛着をまっすぐに伝える行為は信仰関係なく美しいと思います
この気持ちを突き詰めればこの作品のアイディアかなあと思いつつ
物との出会いに運命を感じる時があるように
物の壊れてしまうかもしれない怖さや
出合いの煌めきトキメキ
そのものに名前をつけ名前を呼びかわいがる気持ち
とてもよくわかる気持ちだと思う
そこに魂が宿り気持ちを交わす
とても素敵なお話でした
人外ものが好きな私としても
切ない運命が好きな私としても
是非読んで欲しいです
収録の別のカップル(?)の短編もとても素敵です
物には魂が宿る、といいますがこの作品の世界ではまさに名前を与えられた『モノ』に命が宿り生物の形が授けられるという不思議なルールがあります。
人や動物が楽器に変化する描写に度肝を抜かれるんですけど魅入ってしまうくらい美麗で、演奏シーンは絵で音を奏でているみたいに彩り豊かに感じられて目が楽しいです。
ピアノのコスモが楽器に変化するところはちょっとだけこわいですけど…。
仲良くしようと迫ってくるバイオリンのGaに対しての奏介の腹のくくり方が斜め上すぎて吹き出してしまったし、それに戸惑うGa の反応も面白いしなんかもうカオスで(笑)
鳴かせるなんていうからてっきりGaが受けかなと思っていたのですが、まさかの攻め。
Gaが発する金属と瓦礫の音が自分の熱で溶ければいいと願いながらしっとりと抱かれる奏介の「きっしょ!!!」からの振り幅…。
そしてGaが名前を忘れた理由が明かされていき、ドキドキしながら読み進めて、一番ドラマチックな感動シーンでそうくるか〜!と奏介の幼少時のネーミングセンスに脱帽して、いろんな意味で一気に脱力してしまいました。
シリアスとコミカルの加減とか世界観とか諸々と斬新ですごかった。
作者様の発想力、着眼点、表現の方法がとってもオリジナリティがあって唯一無二感を感じる一冊でした。
通販の送料を無料にするが為に、あと一冊何か買わなくては…っと直近に発売された作品の中からたまたま選んだ作品。だったのに!そんな理由だったのに!もうめっちゃ良かったです!!
私、音楽家や芸術家が行き詰まった、こちらの胸まで掻きむしられるような、苦悩・疾苦を超えた先にたどり着く表現の世界が好きなんです。そして、こちらの主人公もバイオリン弾きの音大生って事でそういう世界観もあれば良いなぁなんて期待していました。結論から言えば、それ、でてきません!
ですが、違った意味で、主人公奏介の苦悩とそれを超えた先にある幸せを見せて貰いました。
音楽を扱った作品というよりは、人と人(物)の繋がりにスポットライトを当てた作品かな。
この作品、世界観がとても面白いです。
私バイオリン弾きってだけで選んだ作品だったのであらすじちゃんと読んでいなかったんです。
1話目からめちゃくちゃファンタジーでビックリしてしまいました。名前を与えられた物に命が宿るという世界。
名前を与えられた物は動物の姿だったり人間の姿だったり。
名前を与えられない物は物のまま。「ナナシ」と表現されていました。
奏介がひょんな事から出会った「人」が本当はバイオリン(物)で…というのが第1話。
人からバイオリンに変容するさまが、ちょっと怖くて…え!?ホラーなの!?と、ドギマギしてしまいました(OvO)
最初は壊れた部品足らずのバイオリンだったしね。見慣れたら変容するのもむしろ美しく感じられるのですけどね。
2話目以降はそのバイオリンと奏介がどうにかこうにか距離を縮め、心を通わせていくのかがメイン。
これがまたなんとも優しいんです。
奏介が過去を乗り越えんとするところも、結局はバイオリンの為だし、バイオリンの一途に奏介を思う健気さも可愛くて可愛いくて。
ところどころに笑いもあり楽しかったです。
バイオリンが今回の攻めなんですけど(バイオリンが攻めとか今後もう二度と使う事のない言葉かも)、本来のバイオリンという楽器の用途以外は人の姿なんでどうぞ安心して下さい。笑
ストーリーを重視される方にもぜひにとオススメしたくなる素敵なストーリーのレビューの〆がこれというのもいかがなものかと思いながらもとりあえず。紙本、電書ばりの白抜き修正です。
絵の説得力がスゴイ!迫力に圧倒される神作画でした。珍しい空気感で、作者はBLをあまり読まない方なのかな~と思ったら少年漫画家?みたいで(ツイのBLアカプロフにご自身で記載してました)。とても新鮮な気分で読めました。
“名持ち”と呼ばれる名前を与えられたモノが生物形となる、ファンタジーな世界のお話。音大生の奏介と、奏介のバイオリンとなったGaのカプ。
名前を忘れたGaは、そろそろ生物形を取れないナナシに戻ってしまうかも…ということで、二人の気持ちが近づくほどに切なさが増していきます。
一度ナナシに戻ったら二度と名持ちにはなれないのかな?最初はそこが分からなかったので、キャラの心情にノりきれなかったんですが、この前提条件を入れてから読みなおすと辛くてのめり込んでしまいました。
ストーリーは練られてて面白いです。Gaの奏でる音と過去が繋がって、さらに奏介の過去と心の傷とも繋がります。体を繋げてからの展開は、感動が何度もくる感じで、スゴイなあとそれしか出てきません。ただあの場面でなぜあの名前!?と、子供時代の奏介の無邪気さに笑わされ、感情がとっちらかった感じになりました。笑えばいいのか泣けばいいのか…。
気になったのは、二人が女性用下着を着る場面。変なとこに注目しちゃったんですが、通常時の股間がリアルで妙に上手いような…?
Hシーンは男の体を持ち上げる重みが伝わってきそうでした。
最後まで夢中になって読めました。とても好きです。