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little rose house e youkoso
まず、この作品の優しい空気感に癒されました。
外国の田舎町の時間がゆっくり流れているような雰囲気が、とても心地よくて、このご時世で閉塞感ばかりな日常なので、こんな所で暫く癒されたいと思いました。
隆一も何もかも上手くいかない時に過去の事を思い出して、無意識のうちに来てしまったんだろうと思いました。
そこで出会ったノアは結構強引に距離を詰めてくるのですが、それもすぐに絆されてしまいそうな優しい空気感が漂っていて、隆一の事を愛おしいと思っているのがありありと伝わりました。
ギスギスしていた隆一が、ここの暮らしで柔らかくなっていくのがまたいい。
ノアの過去や隆一と初めて出会ったシーンを見て、ノアがグイグイ距離を詰めていた理由も判明して、強烈な印象を残した過去の隆一カッコイイなと思いました。
全体的に優しくて癒しな話でした。意外に情熱的なノアも好きでした。
外国の片田舎にあるかわいいお家(ゲストハウス)を舞台に繰り広げられる物語です。
仕事にも人生にも失敗したリューイチが出会ったゲストハウス主人のノア。距離感が始めから近いノアに戸惑うリューイチだけど、この強引さがないとリューイチの眉間の皺はずっと取れないままだったと思います。
それにしても、みう先生の描かれる長髪男子はやっぱりめちゃくちゃかっこいいです!ノアのハーフアップ大好きです!根っからの天真爛漫かと思いきや、辛い過去があることも読み進めるうちにわかって...だからこそ、リューイチにも寄り添えたのかなと思いました。
近所に住む可愛い男の子マシューの存在にもたくさん癒されました。元気が欲しい時に繰り返し読みたくなる作品です。
幸田みう先生の作品大好きなんですが、その中でも『十年後にあがった、あの日の雨。』に次いで好きなのが、こちらの作品。
バラ咲き誇る庭が描かれた表紙からして、目を惹きつけられます・:*+.
なんといっても、ノアがリューイチへ注ぐ目線、その表情に、憧れや恋する気持ちが溢れていて、読んでいるこちらもたまらない気持ちになります。
海外(スコットランドとかかな?雰囲気的に…)が舞台の美しい短編映画を見ているような気分に浸れます。幻想的な雰囲気が流れているんですよね。
今でも時折読み返している、大好きな作品のうちの一つです。
中盤でグッと胸が詰まった印象が後を引きました。
息苦しさを覚える人生の中で、
救われた想いが巡り巡ってーーというのかな。
人と人が出会う摩擦がシンドイけど悪くない、みたいな。
うーーん、なんとも表現しずらい息詰まりが抜けない。
ただそれは決して悪いモノじゃなく心地良いのが良き。
外国の風景の中で鈍らせた感情が動き出す空気感がとても好みでした。
また、攻め受け以外の主要キャラ・マシューが
めっっっちゃ可愛くて癒やされましたヾ(*´∀`*)ノ
近所に住む子供なんですけどね、純粋さにキュンです!
さてさて。
外国の田舎風景の中で穏やかに暮らす攻め・ノア
現代社会で精神すり減らして神経質な受け・リューイチ
天真爛漫な子供・マシュー
ほのぼのとしているようでそれぞれの人生が少し切なく、
その中で出会った喜びや縁の妙が効いているストーリーになっています。
リューイチは現代社会で何もかもを失いました。
本人は自覚があるのかないのか、
遠因はリューイチの性格のキツさが垣間見えます。
何もかもが嫌になったリューイチは海外へ行くんですね。
そこで出会ったのは宿屋を営むノアでした。
ノアはリューイチにやたら構います。
リューイチを客扱いせずに友人のように距離を詰めて、
マシューも遠慮なくグイグイとリューイチに話しかけていって。
人との摩擦に疲れ切っていたリューイチはノアやマシューを煩わしく感じるけれど、
次第にその生活に溶け込んでいくようになりました。
そんな中でノアと良い雰囲気になって…。
雰囲気に飲まれたまま一夜を共にしたノアとリューイチ。
翌朝リューイチは言葉強くノアを突っぱねて傷つけてしまいーーーと展開します。
リューイチが見ててシンドイです。
「無感情な生活に慣れて鈍感になりすぎた」と自嘲するセリフがあるんですが、
ホントソレ!と言いたくなるほど他人に対する気遣いの言葉が見られない。
人の考えを否定的な言葉で断ってしまうような部分がチラホラするんですね。
ノアは最初からリューイチを気に入ってて、
出会ってすぐのころから恋人になりたいと言います。
正直、なんで?ってかんじなんですが、
本来のリューイチの本質は違うのが見えてくるんですよ!
それをノアは知っていて…っていうのがすごく良かった!
今でこそニコニコと平和に暮らしているノアだけど、
思春期の頃は傷つくことがいっぱいあって疲弊しててね。
その時に救われた恩返ししたい想いがグッときました…!
けど今のリューイチはそんなことに気付かず、
ノアを知らず知らずに踏みにじるのがズーンとシンドイ;;
リューイチ自身が心を失っていることに気付いてないのが現代社会の辛さよ…;;
リューイチが日本に帰る日。
別れ際のマシューの言葉や、引き留められないノアの迷いなどが涙腺にくる!!!
中盤に感じた息苦しさが、良い意味で胸が詰まる思いに変化していって(;///;)
(何度読んでも泣いちゃうやつ)
この息苦しさがすっごい良かったです!!!
ノアが人生に行き詰まったときに出会って、
リューイチが人生に疲れたときに再会して。
人と人の縁の不思議さや惹きつけ合う運命にロマンを感じるお話でした(∩´///`∩)
あとマシューの可愛さは推したい。マシュー可愛い。
カントリーな絵柄によく合った、海の向こうの田舎町が舞台のお話。背景や小物がかわいらしくて、見ているだけでも癒されます。特にリトルローズハウスの外観が好きでした。
主人公は仕事も彼女も失い、勢いで旅に出た隆一。泊まる場所がなく困っているところをノアに助けられます。
最初はツンケンする隆一の失礼さにむっとするんですが、こういうキャラが変わっていくのは分かりやすく、心に余裕を持つ大切さが身に染みます。窮屈そうに生きていた隆一が、少しずつ解放されていくのが伝わってくるんです。
ノアは一途で純粋で、隆一にまっすぐな想いをぶつけるところが素敵でした。
ラストは旅先の恋を叶える、ちょっと夢みたいなハピエン。仕事で疲れた人の心にめちゃくちゃぶっ刺さりそうでした。
気になるのは最後のマシューの反応。初恋だったの?何かを察したの?と妄想が膨らみます笑。成長したマシュー視点の小話なんかも読んでみたかったな。
可愛くて素敵な癒しの一冊でした。
追記:カバー下漫画らしきものは電子だと収録されてませんでした…泣。
ヨーロッパを舞台にしているので、町も室内もオシャレで優雅に感じました。マシューという小さな男の子が活発で明るい子でとても可愛くて癒されました!
ネタバレ注意
リューイチは仕事や恋愛に疲れ切って無計画で海外に行きそこでノアに出会い宿に泊まらせてもう事になる。数日一緒に過ごしノアの距離感ゼロで直球なアプローチでいい雰囲気になりヤる。次の日の朝恋人になったと思っているノアとその場の勢いでヤっただけと言い張るリューイチが気まずい空気になり新しい仕事も決まり日本に帰ることになるけど、ノアやマシューと過ごしたことで価値観が変わり帰るのをやめるしノアと恋人になるというお話でした。
昔偶然会っていた2人がまた偶然再会する素敵な物語だしリューイチは日本よりもこっちの暮らしの方が合っていて幸せそうでよかったです。
幸田さんが「私もヨーロッパでひと月くらいのんびりしたいです」と書いていらしたけど、ほんとそれ!!
コロナ禍でどうしても閉塞感付きまとう日々なので、景色の美しい田舎でのんびりしたいわ…。
読んでいるだけで、そういう希望が少し満たされたような気持ちになれます。
起業に失敗、恋人にも振られ、人生行き詰った隆一。
衝動的に、七年前に短期留学したヨーロッパの田舎町へ飛びます。
多分英国なのかな?
作中に漂ってる空気がのんびりしていて、マイナスイオンたっぷりで、読んでて本当に癒される。
そこで宿を営む青年ノアと出会うんだけど、攻めのワンコ感も良き。
かなり早い段階で恋人志願するので、早くない?とは思うものの、読んでいくとめぐりめぐってるところがわかるのでそこもいい。
「勝ち組」とか「ありとあらゆる無駄を省く」とかそういうのを追求して、カリカリし狭量になっていた隆一が、ゆるやかな空気の中で、本来の自分を取り戻していく……
「ここでのんびり過ごすのが一番の贅沢」とノアが言うのだけど、ほんとそれに尽きます。
羨ましいわ。
この空気感が好きで、何度も読み返しているので
神評価に変更したい!!!
仕事も恋人も一度に失ったリューイチが学生時代に短期留学していたヨーロッパの田舎町(英国の田舎町かな?と想像)で宿を営む青年ノアと出会い…な始まりでした。
初っ端から馴れ馴れしく接してくるノアは実は…なストーリーです。
舞台となっている田舎町の宿や、風景が美しいです。
薔薇の咲く広い庭…憧れてしまいますね。
ノアの家に出入りしているマシューという少年が可愛くてまた癒されます。
何気にいい事言ってくれるのよね、彼。
昔ノアを救った自分の言葉が今度は自分の背中を押すという、何かの巡り合わせのような、運命的なものを感じたりもします。
またこの土地を選んだのもきっと、当時の自分に背中を押されたのかも知れませんね。
仕事仕事で凝り固まった心を解してくれる、優しくて癒される作品でした。
成功や利益の為に感情を切り捨てて生きてきたリューイチ。
それだけ心が擦り切れて枯れてしまうような現代社会に生きる心苦しさにしんどさを感じます。
そんな生活の中何もかも無くしてしまったリューイチの向かった先は以前語学留学で訪れたことのある海外の田舎町。
そこでリトルローズハウスという宿を営む青年ノアと出会い…。
今までは目が向かなかった景色や感じなかった感情。
ゆったりとした環境の中、擦り減り疲れていた心が少しずつ充電され、ノアの存在や七年前の自身の言葉によって変わっていき、自分の直感に任せて生きていくことを決める。
ノアと過ごすことを選び満たされた生活を送るリューイチの笑顔は清々しくて羨ましいくらいの穏やかさです。
ノアがリューイチに向ける視線や表情も意味深で、もう一度読み返してみるとリューイチに対する気持ちが溢れているのがまたよくわかって、ノアもリューイチに出会ったことで自分の想いを貫く覚悟ができたんだなあ、と胸にグッとくるものがありました。
幸田先生の優しい絵とカントリーサイドなのんびりとした空気感が心地よい素敵なお話しでした。
最近出た本の中では、エロさ皆無のカバーイラストで逆に断トツに目立っていたので思わず購入した本。
ストーリーも、エロのためのエロ要素はありません。
乾いた感じの、一歩引いたような絵柄で描かれる、戸惑いがちに進む二人の関係。
あれっと思ううちに雪崩込んだエチシーンも、生々しさをそんなに感じさせない割にはしれっと修正なしだったりするのですが、元々の絵の雰囲気と、むしろ目立つ修正をしないことでエロさを感じさせないという方向性なのでしょう。
このカバーデザインに萌プラスです。