SEX PISTOLS 5

sex pistols

SEX PISTOLS 5
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神36
  • 萌×216
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
19
得点
288
評価数
69
平均
4.2 / 5
神率
52.2%
著者
寿たらこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
スーパービーボーイコミックス
シリーズ
SEX PISTOLS
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784862630865

あらすじ

絶滅してしまった幻の種「天狗」。その血を密かに継ぐ者がいた…。
一方、差別を受けるという理由から、身分を偽る「蝙蝠」の若葉。
まともな恋愛とは一生無縁だと思っていた若葉を、運命がある高貴な男へと繋いでゆく…。
そして、苦しい誤解の連続だった大将としまの2人も、BABY誕生でついに幸福な(♂×♂)夫婦に。
待望の第5巻!

表題作SEX PISTOLS 5

斑類の超貴重種翼主 セス
斑類の軽種蝙蝠 灰頭若葉

同時収録作品SEX PISTOLS 5

斑類・ハブの外科医 青桐大将
斑類・マングースの看護師 渡嘉敷シマ

レビュー投稿数19

天狗と蝙蝠

◾️セス×灰頭若葉
序盤に勢揃いシーンこそあれ、ほぼ一冊丸っとこの2人です。ここまでのセクピスで1番しっかり描かれているCPかもしれない。本筋にはほぼ関係ない感じだけど、何か繋がるのかな。若葉とすずめちゃんは楽しく暮らしてるだろうか。
長持がいいキャラしてます。だいぶ不憫なのにいいキャラすぎて悲壮感がないのが面白い。シリーズ振り返るとみんな当て馬というか、選べる別の相手がいますね。それでもなおこの相手を選んだという演出のためなのか。他にお相手がいなかったのは…シマちゃんぐらいかな?シマちゃんもモテそうだけど。

0

ちゃんとBL

登場人物が一同に会して楽しそうです。
誰と誰がどういう関係か…複雑でやっぱりよくわからないけれどw

青桐王将が出てきた!と思ったら、あれ、もっとイケメンだった気が(1巻見返したらやっぱりそうでした)

王将が米国をたきつけるのいいですね。
ヤキモチやく米国もいい。

そして新キャラ登場、灰頭。
そしてもう1人の新キャラの登場シーンが見せ場で、セスのかっこいいこと!とテンション上がりました。

が、そこから先は灰頭がコウモリらしく、どっちつかずで。

斑類だから、貞操観念低く、生殖を優先させるのはわかるけど。でもその理屈は見ていて楽しいものではない。

作者さんはそこを分かった上で、2人がそれだけではなくちゃんと恋愛するところを描いて下さりよかったです。

0

第5巻

第5巻の始まりは、第3巻に登場した「ハブとマングース」の2人、大将とシマがついに結婚し双子が生まれました、というお祝いの席の場面です。
シマちゃんはアノ国政たちの実家の女将・カレンの甥っ子なので、国政・米国・英国・愛美・ノリ夫・藤原・デイビッド・マクシミリアン・カレン・巻尾・ウメ(シマの双子)・天将の勢揃い。
その席に「男出産仲間の灰ちゃん」が、2才の息子・すずめ君を連れてやってくる。
本作はこの灰ちゃん・灰頭若葉が主人公の、かなりドラマチックな物語。

いきなり車で乗りつけてきたアラブの男性。彼は灰ちゃんを迎えに来たという。
彼はセス。
体だけの関係の相手。
それは「根絶した種」同士の磁場の引き合い。軽種の蝙蝠である若葉には到底抵抗できなかった。
何度も何度もセスに抱かれ、アンドロジーナスになった若葉。
惹かれているのに釣り合わないから逃げようとする。でも中東に拉致されて「翼主」である自分の子を産めと言われ。しかしお腹の中のセスの子供に勇気をもらうように何もかも吹っ切れる若葉。
そんな時、セスの抵抗勢力が若葉を襲い……

…とまるで映画のような波乱展開と、セスと若葉の悲恋的な展開が絡まっています。
セスはフランスと中東のハーフで美形。若葉は可愛らしいタイプ。
セスの国は若葉にとって不安定だからと日本に戻され、セスとは音信不通。風の便りで元々の婚約者と結婚したと聞いてセスを諦め、シングルマザーとして暮らしていた若葉。
そんな若葉をセスは第2夫人として迎えようとします。
一応感動だけど…正妻のサラーム(彼もアンドロジーナス)の心を思うと何とも複雑。

本作は国政や米国の話はなく、ひたすらセスx若葉の物語でした。
絶滅種やアンドロジナス設定なども出てきて、益々世界観は深くなっていきます。

2

ここで一区切り?

続刊を読んでから振り返ると、ここで一区切り…いわば第一部終了なのかなぁと思う第5巻です。この巻までは斑類の世界感×BL的萌えをシンプルな気持ちで楽しめると思います。

ほぼ丸ごと一冊、斑目家と血縁ではない新登場のカップルのお話です。「翼手」と呼ばれる、絶滅してしまった斑類――重種である鷹の魂元を持つセスと、軽種である蝙蝠の魂元を持つ若葉。出会ってしまった二人は惹かれ合い、やがて舞台はサウジアラビアへと移ります。

寿たらこ作品としては珍しくいわゆる中東モノの雰囲気たっぷりで、この一冊だけ読んでも完結しているのでオススメしやすい作品です。傲岸不遜に見えて一途なセスがたまりません。分かりやすく相思相愛、幸せなカップルのお話で、和みました。…だってほら、他がああだから。

このエピソードでは「アンソロジーナス」という一種の女体化の秘技と、斑類の種はかつてもっと多く存在したということが明かされています。うーん…奥が深い。

6

お子ちゃま、来た~!

ファンブックまで買ってしまった、このシリーズ。不思議な世界観に引き込まれます。

◎青桐×シマ
ゲイ婚で、とうとう子供ができました。まさるくんとしまこちゃんの2人なんだけど、大きさの違いにビックリ。まさるくんがしまこちゃんを握りしめてます(笑)娘にデレデレな青桐の親ばかぶりにニヤニヤします。

◎米国×しろ
しろの幼馴染に嫉妬する米国。でも、違うことで怒っていると思っているしろ。うん?ちゃんと上手くいってる?

◎セス×若葉
お話は切なくて、好きでした。好きなんですけど、一夫多妻がどうも苦手で…。サラームも若葉も可愛そうだと思っちゃうんです。

そんなこんなで6巻に続きます。

3

表紙が神です表紙が神です


表紙から悶絶。本当に悶絶。
こんなに破壊力のある表紙も稀だと思った。
…こんなに破壊力のある表紙も稀だと思った。
大事なことなので二度。
本当は五十回くらい繰り返したいです。

複雑だからこそいとおしい…。
どうやって育ててきたのだろう、とか。

粗筋にも惹かれた5巻、殆どセス若葉。
若葉は少しノリ夫に似てるけれど内容的には深くて、自分を変えようと思ってやった行為が後を引き、背負ったまま、恐れながら結局はセスを愛することが良かったと思う。

セスも孤独が、若葉との子がほしい、だから愛おしい、に繋がって。その時点で孤独ではないんだろうなぁ。
よかった、独りじゃなくて。

始めの方と言ったらときめき爆弾ですよ!マクジンのいちゃいちゃ見たかった!米国は可愛すぎか!!
セスは…サラとも…?

2

また、切ないのが……

アンドロジーナス。人工に作られたメスの俗称らしい。
快楽求めて、自分に薬を使って膣を作る若葉。

セスは若葉を求めるけど、幸せになるまでが遠い……。
若葉はセスに恋をし始めて、けど、セスは子を産むメスとしか思っていないよう。
やっと、思いが通じあったかと思ったら、離れ離れに(T_T)

サラームも可哀想な人だなって思います。

若葉が一人で子供産んでから二年……。
やっとお迎えが来ます。
その後の子育て奮闘日記みたいなのとか読みたいな(*^^*)

ちょっと、国政とノリ夫カップルと被るけど……この二人も好きです。

2

大団円とお伽噺。

後日談的な、これまでの人物が集まってのピクニック。
ハブ×マングースの子どもたちも登場し、いつの間にか親戚関係になってしまった米国と王将。
様々な所で軽い火花が散りながらもこれまでの道のりを振り返ることができ、実に楽しく「その後」のあれこれを見ることができました。

男出産仲間の灰頭さんも再登場し、お日柄もよく大円団の中新しい斑類のエピソードが始まります。

ついに飛べる者が現れ、舞台はサウジアラビア。
お伽噺のような王子様の翼主と神話で忌み嫌われる蝙蝠。
根絶しつつある貴重種同士でありながらも、奇形した魂をもつ者と迫害される者が導かれるような再会で体の関係を持つように。

セスには婚約者がいたり、灰頭にも恋人がいたりと気持ちの在り処を測り兼ねたりもしますが、それぞれの抱る孤独がより互いを惹きつけ求めあっていきます。

命の危険に、大嫌いな父親とようやく向き合えた灰頭の決意と覚悟がとても感動的で想いの強さに心打たれるお話でした。

2

異国モノ大好き

まさるとしまこの双子は、もしかして例のコンドームと懐虫の合わせ技で双子になったんじゃないのかな? と思っているのですが、違うのだろうか。
キャラクター勢ぞろいでわいわいとお祝いする導入話に胸が躍りました。これは斑類という人種の群像劇だもんなーとあらためて感じます。

一夫多妻なアラブ系、好きです。
女装男子とか男の娘には興味がないタチなのですが、今回の受け・若葉に関しては疑似的ですが両性具有属性というのでしょうか、こちらは案外好きなんだなと自分の嗜好に気がつきました。また、それをみずから投薬などで創り上げるという発想も、うーんファンタジー。
ファンタジーといえば斑類の神話も気にかかります。海・土・天の世界は分かるとして、世界のはずれってそこに棲んでいただろうものたちはどんな姿かたちだったのでしょう…。ココに話の展開のキーがあるような気がします。

若葉が長持のどのあたりに惹かれたとか、そういうことは別段お話に関わりがないから描かれていないのでしょうが、知りたいです。どうして若葉が我慢してでも、長持にわがままを言わず彼が他の女の人と寝ることも厭わずにいられるのか。明確にどんなところが好きか知りたかったです。
セスははじめから若葉に惹かれていたのか、いつから惹かれていたのか。わざと若葉と関わろうとしたのか、それとも本当に偶然、あの日若葉の家へ辿りついてしまったのか…
ふたりのいびつな関わり方、心を交わしているのに不器用なセックス、どうあがけど正妻にはならない一夫多妻制。
今までのシリーズ内で一番心が動きました。この巻すごく好きで、読み返すたびに翼手…ワンダホーと思っています。

5

好きです。アラブ

もー。読んでるくせにみんなのレビューみてまたワクワクしてしまいました。
全巻もってるし何度も読み返してます。

他の方もいってのとおり今回主要な面々が最初そろってますよね。
楽しいーーー!!!双子(男女でハブとマングース?)のお披露目パーティー
そこへママ友?出産友達の若ちゃんあらわれます。
若ちゃんヒゲやめて!!可愛いのにヒゲだし子供産んでるし(笑)ノリオがビビるのもわかります。
そこへ謎のイケメンアラブ男が現れ若ちゃんの過去へとつながっていきます。

若ちゃん子供の頃はすれてたんですねぇ。
幼馴染と幼馴染から恋人に昇格したのに体の関係はナシ!!そこへ幼馴染の親友セスが現れて若ちゃんが女にされていくんですよねぇ。背徳感バリバリじゃん?
知らないうちに妊娠されられてるし(萌えポイント)
強引に攫われるし(萌えポイント)
お姫様待遇だし(萌えポイント)
許嫁がいながら自分にばっかりやさしいし構うし(萌えポイントてか優越感満載)

幼馴染の懐のでかさ?がポイントです。親友に恋人ねとられ妊娠されられても若ちゃんを取り戻そうときてくれるいいやつ!
つかこいつらいくつなの??高校生の設定だよね?起業家ってどうゆうこと???
また全部読み返そうっと

2

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

漫画(コミック)

人気シリーズ

  • 買う