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sex pistols
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
続刊を読んでから振り返ると、ここで一区切り…いわば第一部終了なのかなぁと思う第5巻です。この巻までは斑類の世界感×BL的萌えをシンプルな気持ちで楽しめると思います。
ほぼ丸ごと一冊、斑目家と血縁ではない新登場のカップルのお話です。「翼手」と呼ばれる、絶滅してしまった斑類――重種である鷹の魂元を持つセスと、軽種である蝙蝠の魂元を持つ若葉。出会ってしまった二人は惹かれ合い、やがて舞台はサウジアラビアへと移ります。
寿たらこ作品としては珍しくいわゆる中東モノの雰囲気たっぷりで、この一冊だけ読んでも完結しているのでオススメしやすい作品です。傲岸不遜に見えて一途なセスがたまりません。分かりやすく相思相愛、幸せなカップルのお話で、和みました。…だってほら、他がああだから。
このエピソードでは「アンソロジーナス」という一種の女体化の秘技と、斑類の種はかつてもっと多く存在したということが明かされています。うーん…奥が深い。
まさるとしまこの双子は、もしかして例のコンドームと懐虫の合わせ技で双子になったんじゃないのかな? と思っているのですが、違うのだろうか。
キャラクター勢ぞろいでわいわいとお祝いする導入話に胸が躍りました。これは斑類という人種の群像劇だもんなーとあらためて感じます。
一夫多妻なアラブ系、好きです。
女装男子とか男の娘には興味がないタチなのですが、今回の受け・若葉に関しては疑似的ですが両性具有属性というのでしょうか、こちらは案外好きなんだなと自分の嗜好に気がつきました。また、それをみずから投薬などで創り上げるという発想も、うーんファンタジー。
ファンタジーといえば斑類の神話も気にかかります。海・土・天の世界は分かるとして、世界のはずれってそこに棲んでいただろうものたちはどんな姿かたちだったのでしょう…。ココに話の展開のキーがあるような気がします。
若葉が長持のどのあたりに惹かれたとか、そういうことは別段お話に関わりがないから描かれていないのでしょうが、知りたいです。どうして若葉が我慢してでも、長持にわがままを言わず彼が他の女の人と寝ることも厭わずにいられるのか。明確にどんなところが好きか知りたかったです。
セスははじめから若葉に惹かれていたのか、いつから惹かれていたのか。わざと若葉と関わろうとしたのか、それとも本当に偶然、あの日若葉の家へ辿りついてしまったのか…
ふたりのいびつな関わり方、心を交わしているのに不器用なセックス、どうあがけど正妻にはならない一夫多妻制。
今までのシリーズ内で一番心が動きました。この巻すごく好きで、読み返すたびに翼手…ワンダホーと思っています。
アラブものってハマるとヤバいですね。
といってもどっぷりハマったお話は、このシリーズのこの巻でのお話と、『王子と小鳥』の二作品だけですが。
一夫多妻の永久の切なさを感じました。
永久だよ永久。
もっとBL的なドリームにあふれた結末にもできたはず。ましてこのシリーズの世界観は「男も子供を産める」わけで、跡継ぎ問題をクリアするための材料は揃ってるわけだし。
けど寿たらこさんは、あえてそうしなかった。しなかったことを尊敬します。
それによって、この幸せなハッピーエンドの先の未来に、強烈な切なさを作り上げたんだもの。凄まじい余韻です。
話はズレるけど、私は一夫多妻の夫に求められる最強の条件は「すべての妻を愛すこと」と「正妻をかならず優先させること」だと思っている。
そりゃあ主人公に肩入れしちゃうからさ、主人公だけを愛してほしいとも思うんだけど、だからといって正妻とした相手をないがしろにして不幸にする攻めなら魅力を感じなくなると思うんだ。やっぱ妻となるすべての女を、(愛するのは不可能でも)責任を持って慈しめる男であってほしい。(このへんは、世の腐女子さんたちとは意見が合わないかもだけど)
つまり、一番切ないのはこの正妻だなと思いました。
この先この物語の魅力的な攻めが、こういう部分にどうやって折り合いをつけていくのか、非常に興味があります。
うあー、
一夫多妻ネタのBL、もっと読みたいな。
切ない話は大好物なのだ。
というか、主要キャラがそろい踏みしてきましたね。
なんともときめく絵柄wホモ率高すぎる件(笑
おいといて、ハブとマングースなカップルに子供が!!!可愛い!可愛い!!
親バカっぷりがすごく可愛いww私の夢は、男の出産に立ち会うことです(ムリダカラ
さて、今回本題になるカップルは、鷹×コウモリ。
幼い子供を連れているシングルマザー(男だけど)。迎えに来た男は・・・!?
ずっと片思いをしていた幼馴染。
相手はノンケ。身体の関係は無い。しかし、優しい彼は、心を受け止め、付き合っている。
そんな中、突然現れた、恋人の友人。
1年前から、その恋人の友人と身体を重ねる関係を続けている・・・から始まるお話。
結構顔的には、ピュア色~な子かとおもえば、なかなかヤンチャもしてきたお子のようですね。男に膣を作る薬を幼いコロに併用していたこともあり、男性器とは別に女性器がある。それが今、その恋人の友人と身体を重ねることで、またカタチを変え始めている~というちょっとファンタジーな印象もあるんですが、これがなかなか。
実は、その恋人の友人は、アラブの王子で。
結構強引なもんだから、身体だけが目的、子供を作るために~なんてつめたい表情・コトバを発する部分もあります。
しかし、実は何よりも本気で夢中という姿が思わず心臓をギュっとしてくださいました。
物語の始まり
「期待していない」の冷たいともとれるそのコトバの真意。
最後の最後にまた同じ言葉、場面で閉めるというにくい演出。
たらこ先生は本当に上手い。
だからこそ思わずの号泣(´;ω;`)ウッ…
お前には期待していない。その真意を皆さん、まずは読んで大観してください。
もー。読んでるくせにみんなのレビューみてまたワクワクしてしまいました。
全巻もってるし何度も読み返してます。
他の方もいってのとおり今回主要な面々が最初そろってますよね。
楽しいーーー!!!双子(男女でハブとマングース?)のお披露目パーティー
そこへママ友?出産友達の若ちゃんあらわれます。
若ちゃんヒゲやめて!!可愛いのにヒゲだし子供産んでるし(笑)ノリオがビビるのもわかります。
そこへ謎のイケメンアラブ男が現れ若ちゃんの過去へとつながっていきます。
若ちゃん子供の頃はすれてたんですねぇ。
幼馴染と幼馴染から恋人に昇格したのに体の関係はナシ!!そこへ幼馴染の親友セスが現れて若ちゃんが女にされていくんですよねぇ。背徳感バリバリじゃん?
知らないうちに妊娠されられてるし(萌えポイント)
強引に攫われるし(萌えポイント)
お姫様待遇だし(萌えポイント)
許嫁がいながら自分にばっかりやさしいし構うし(萌えポイントてか優越感満載)
幼馴染の懐のでかさ?がポイントです。親友に恋人ねとられ妊娠されられても若ちゃんを取り戻そうときてくれるいいやつ!
つかこいつらいくつなの??高校生の設定だよね?起業家ってどうゆうこと???
また全部読み返そうっと
後日談的な、これまでの人物が集まってのピクニック。
ハブ×マングースの子どもたちも登場し、いつの間にか親戚関係になってしまった米国と王将。
様々な所で軽い火花が散りながらもこれまでの道のりを振り返ることができ、実に楽しく「その後」のあれこれを見ることができました。
男出産仲間の灰頭さんも再登場し、お日柄もよく大円団の中新しい斑類のエピソードが始まります。
ついに飛べる者が現れ、舞台はサウジアラビア。
お伽噺のような王子様の翼主と神話で忌み嫌われる蝙蝠。
根絶しつつある貴重種同士でありながらも、奇形した魂をもつ者と迫害される者が導かれるような再会で体の関係を持つように。
セスには婚約者がいたり、灰頭にも恋人がいたりと気持ちの在り処を測り兼ねたりもしますが、それぞれの抱る孤独がより互いを惹きつけ求めあっていきます。
命の危険に、大嫌いな父親とようやく向き合えた灰頭の決意と覚悟がとても感動的で想いの強さに心打たれるお話でした。
アンドロジーナス。人工に作られたメスの俗称らしい。
快楽求めて、自分に薬を使って膣を作る若葉。
セスは若葉を求めるけど、幸せになるまでが遠い……。
若葉はセスに恋をし始めて、けど、セスは子を産むメスとしか思っていないよう。
やっと、思いが通じあったかと思ったら、離れ離れに(T_T)
サラームも可哀想な人だなって思います。
若葉が一人で子供産んでから二年……。
やっとお迎えが来ます。
その後の子育て奮闘日記みたいなのとか読みたいな(*^^*)
ちょっと、国政とノリ夫カップルと被るけど……この二人も好きです。
表紙から悶絶。本当に悶絶。
こんなに破壊力のある表紙も稀だと思った。
…こんなに破壊力のある表紙も稀だと思った。
大事なことなので二度。
本当は五十回くらい繰り返したいです。
複雑だからこそいとおしい…。
どうやって育ててきたのだろう、とか。
粗筋にも惹かれた5巻、殆どセス若葉。
若葉は少しノリ夫に似てるけれど内容的には深くて、自分を変えようと思ってやった行為が後を引き、背負ったまま、恐れながら結局はセスを愛することが良かったと思う。
セスも孤独が、若葉との子がほしい、だから愛おしい、に繋がって。その時点で孤独ではないんだろうなぁ。
よかった、独りじゃなくて。
始めの方と言ったらときめき爆弾ですよ!マクジンのいちゃいちゃ見たかった!米国は可愛すぎか!!
セスは…サラとも…?
◾️セス×灰頭若葉
序盤に勢揃いシーンこそあれ、ほぼ一冊丸っとこの2人です。ここまでのセクピスで1番しっかり描かれているCPかもしれない。本筋にはほぼ関係ない感じだけど、何か繋がるのかな。若葉とすずめちゃんは楽しく暮らしてるだろうか。
長持がいいキャラしてます。だいぶ不憫なのにいいキャラすぎて悲壮感がないのが面白い。シリーズ振り返るとみんな当て馬というか、選べる別の相手がいますね。それでもなおこの相手を選んだという演出のためなのか。他にお相手がいなかったのは…シマちゃんぐらいかな?シマちゃんもモテそうだけど。
ファンブックまで買ってしまった、このシリーズ。不思議な世界観に引き込まれます。
◎青桐×シマ
ゲイ婚で、とうとう子供ができました。まさるくんとしまこちゃんの2人なんだけど、大きさの違いにビックリ。まさるくんがしまこちゃんを握りしめてます(笑)娘にデレデレな青桐の親ばかぶりにニヤニヤします。
◎米国×しろ
しろの幼馴染に嫉妬する米国。でも、違うことで怒っていると思っているしろ。うん?ちゃんと上手くいってる?
◎セス×若葉
お話は切なくて、好きでした。好きなんですけど、一夫多妻がどうも苦手で…。サラームも若葉も可愛そうだと思っちゃうんです。
そんなこんなで6巻に続きます。