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孤高のバイオリニスト×難聴のデイトレーダー、正反対の世界で生きる二人の、心震わす至高のラブストーリー
sekai de ichiban tooi koi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
この言葉を使うと敷居が高くなりそうで
個人的になるべく避けてたけれど敢えて言いたい。
というか出だしはこの言葉しか浮かばなかった。
さすが麻生作品だなぁ…、と。
まだ1巻なのにすでに圧倒されました(;///;)
胸の中の情緒がグワ~~ッと竜巻みたいになってる。
作中の言葉を少し引用させていただいて…
「よく分からないけど」
「分かりたいと思う」
何気ないこの言葉がとても印象的でグッときました。
これってコミュニケーションの第一歩ですよね。
出来る限り正確に感情を言葉にして、
大切な相手に伝えたい。大切な相手を理解したい。
でも感情を言葉にして伝えるのってホントに難しい。
【言葉】と【感情】と【伝える】が丁寧に紡がれる作品でとても良かったです…!!
さてさて。
受け:五十鈴 は難聴のデイトレーダー。
難聴だからこそ1人でなんでも出来るように教育され、
他者の手を煩わせず生きていくことが五十鈴のライフスタイルになっています。
友人達は五十鈴を"努力家ですごい"と褒め称えるけれど、
この言葉に五十鈴の中では僅かに軋む心がありました。
けれど笑顔で流して気にしないようにしています。
攻め:十嘉 は音大で孤立しているバイオリニスト。
幼少期から英才教育が当たり前のクラシック界において、
ごく普通の庶民で独学で音楽を身につけた十嘉は異端視されて浮いています。
本格的に音楽を学ぶようになって十嘉の耳に入るのは妬み嫉み混じりの罵詈雑言。
大好きな音楽はそこにはなくて、バイオリンも自分も見失っている最中でした。
難聴の青年と、音を奏でる青年。
偶然の出会いが化学反応を起こしていく温かなストーリーです。
一番の感想は、
【言葉】と【音】の絡め方がすっごく刺さった…!
周囲が否定的な言葉を投げてくる十嘉の音楽を、
聞こえないハズの五十鈴だけが目を輝かせて聞く。
このシーンの五十鈴がすごく印象的でした。
全身で楽しさを伝えて、満面の笑みで拍手を送る姿。
周囲の罵声と五十鈴の表情のギャップで泣きそうになる。
悲しいような切ないような気もするし、
五十鈴が純粋に喜んでるのが可愛くてキュンともくるんですよー(;ω;)
そんな五十鈴と接する時間が増えるほど、
十嘉の尖った心が少しずつ安心を覚えて丸くなる。
音楽が大好きなのに"音"に苦しんでいた十嘉は、
音がない五十鈴の言葉がストレートに心に響くんですね。
そして呼応するように五十鈴の言葉や心をシッカリと"見る"ようになる。
頼るのが下手な五十鈴の僅かな心の揺れを
十嘉が見逃さないようにしてるのがめっちゃイイ!!!
五十鈴を見て、感じて、理解したいと耳を傾けてね。
言いかけたまま飲み込む言葉も出すように促してね。
十嘉はそれほどまでに五十鈴に心を奪われるんですよ。
苦しんだ心を包み込んでくれた五十鈴にもぉぉベッタリ!
で、十嘉の物言いは一切遠慮がないんですね。
思ったことをそのままバーンと言っちゃう。
例えば五十鈴の障害についても変に気を使うことをしない。
それは五十鈴に新鮮な驚きと心地よさを与えました。
なんでも思ったことを口にする十嘉に合わせて、
五十鈴も出来るだけ正確に伝わるよう言葉を尽くすんです。
友人たちには言えない本音を
十嘉にだけは話せるっていうのがジーンときました。
そりゃ十嘉が心揺さぶられるわけだよっていう(;///;)
だって五十鈴も真剣に気持ちを言葉にしてるんだから伝わらないわけがない…!
甘え下手・頼り下手・孤独・どこかあいた穴。
これらは十嘉と五十鈴に共通していた箇所で、
2人が出会って隙間が埋まっていくのがグッときました。
また萌え的部分では、
一緒にいる時間は寄り添っているところがイイッ!!!
感情を正確に伝える為に目と目を合わせて会話し、
いつでも話せるように常に手の届くの場所にいる。
皮肉にもハンデがあるからこそ対話が丁寧に行われるんですよね。
距離感と関係の詰め方にドキドキしました(∩´///`∩)
まだ恋人未満なので2巻が楽しみで仕方ないです…!!!
一話が終わるたびに内容の充実度を実感し、詰めていた息を吐きたくなる感じがありました。作者さんが折り返しで宣言している通りゆっくり進むお話で、一巻が終わった時点では表面上は一方通行の片思いです。
難聴の投資家と孤立する学生バイオリニストのお話。10歳の年の差はあまり感じず、五十鈴が対等な友人関係を築こうとしているのが良かったです。
五十鈴はとにかく表情が魅力的で惹かれるキャラでした。セリフ・モノローグが何も書かれていない場面が多くて、そういうときは感情を全部表情で伝えてくれているみたい。これって漫画にしかできないスゴイところで、視覚にダイレクトに訴えられると弱いです。儚げな笑顔に勝手に涙を誘われました…。
あと聴覚障害は先天性か後天性かで、かなり本人の認識も悩みどころもできるところできないところも変わってきますが、そこがちゃんと描かれていたのが良かったです。キャラを理解する上で欲しい情報をちゃんとくれる快適な読書は最高です。
相手役の十嘉は五十鈴と出会ってみるみる成長していくのが分かり、それだけでも感動します。依存というより縋り付くような片思いで、全力で応援したくなります。指と首の刺青?の理由は今後明かされるんでしょうか。
描き下ろしでは五十鈴から十嘉への矢印はすでに出ていそうな雰囲気で、次巻への期待が高まります。ぜひ最後まで見守らせて欲しい作品です。
私自身、五十鈴と同じ重度の感音性難聴を抱えてます。
あらすじを初めて読んだ時は組み合わせちゃヤバいやつ持ってきたな〜。と思いました笑
重度の感音性難聴×孤高のバイオリニストって...。
本来なら交わすことの無かった関係。
自分だったらテレビで歌番組が流れてたらサッとチャンネルを変えるぐらい。
とうかくんの聞こえないってどんな感じだ?の質問、私だったら聞こえるってどんな感じ?って質問返ししてたと思う笑
何もかも正反対だった2人が初めてお互い未知の世界を知って徐々に心を通わせて距離を縮める話。私だったら興味津々で楽譜や音楽の本をパラパラとめくって読んでたかも。
五十鈴の視点の描写も凄く共感しました。
健常者の世界で自分1人だけ置いてかれてる視点とか声は出せるけど発音が悪いから頑なに発声しない所とか。
それを聞きたい!!ってとうかくんが押し倒すのもキュンとしました。
聴覚障害を題材にした漫画は少ないのでこういうテーマを扱ってくれるの嬉しいです!
次巻も楽しみにしてます!!
作家買い。
麻生さん作品でタイトルに「1」って振られてて、え、続き物?長編?と思ってテンションが上がりました。麻生さんの新刊は「音」を軸にしたお話です。
感音性難聴のため、音のない世界を生きてきた五十鈴(いすず)。
バイオリニストとしての才能にあふれ、けれど自身の音を見つけきれずに悩む十嘉(とうか)。
生きる世界も、性格も全く異なる二人が、倒れていた十嘉を五十鈴が助けたことで関わることになっていく。
難聴というハンディを抱える五十鈴は幼いころから一人で生きていけるようにと育てられてきた。そのためか人に甘えることが苦手でしっかりしなくてはならないという意識が強い。そんな彼はある日公園で倒れていた青年を見つける。慌てて自宅に運び介抱するが、目を覚ましたその青年・十嘉は持っていたバイオリンを「メシ代」の代わりに置いたまま家を出て行ってしまう。
バイオリンを手に途方に暮れる五十鈴だったが、すぐにバイオリンを返してもらうべく十嘉が戻ってきたことで二人はやり取りを始めることになるが―。
五十鈴はデイトレーダーとして生計を立てている自立した男性。
片や十嘉はバイオリニストとしての道を模索中の若き青年。これだけの関係なら、人生の先輩として、五十鈴を道しるべにする十嘉、というお話になるのかも。とがったままの十嘉が、温厚で人懐こい五十鈴に懐き、ワンコのように恋をする、というお話に。
けれど五十鈴は難聴というハンディを持っているためにそこにとどまらない。
二人がそれぞれ抱えるもの。
持ってるもの、持っていないもの。
そして、すれ違う想い。
もう、さすが麻生さんというストーリー。
甘々なだけでも、優しいだけでも、痛いだけでもない。それらすべてが素晴らしいバランスでミックスされた、そんなストーリー。
そこに十嘉が五十鈴にまっすぐに向けるひたむきな愛情が加わることでBLとしての萌えが一気に滾る。読んでいて引っ掛かりがないんですよね。え、どうして急にそうなった?という部分がないっていうのかな。
五十鈴も十嘉も、すごく応援したくなる男の子たちなんです。
一生懸命で、やさしくて、お互いを大切にしていて。人に頼ることを良しとせず、自分の足できちんと立とうとしている。
「音」が少ない世界で生きている五十鈴。
「音」を紡ぐことで自分の世界を広げようとしている十嘉。
けれど、「きこえる」っていったい何なんだろうな、と思わせられるお話です。
伝えたい、その想いが一番大切なのかも。
麻生さんの繊細な絵柄がまたこのストーリーに合っていてじんわり心に染み入ってくる。
麻生さんて、ちょっとしたしぐさとか表情で登場人物たちの心情とか内面を読ませるのが凄くお上手なんですよね。十嘉がバイオリンを(弾くことを)手放したい、けれどバイオリンが手放せない、と思う葛藤とか、五十鈴の常に他人を慮り自立しようとする心情とか、そういったものが怒涛の勢いで流れ込んでくる。そういった細かいところまでパーフェクト。
文句なしの神作品。
あー、続きが待ちきれない!正座して、次巻の発売をお待ちしています。
あなたを知りたい
あなたに知って欲しい欲しい
あなたが欲しい
恋とはこのプロセスを辿るならこのお話しはそれをじっくり読める醍醐味に満ちています
恋をしようと思わない相手だったのに
彼らはこの道をゆっくりと手探りで進んでいます
耳が聞こえない五十鈴と音が相手に伝わらず苦悩しているバイオリニスト十嘉との出会いから少しずつ変わっていく気持ちと関係の変化の過程がじっくりと描かれています
しかもその変化のタイミングは二人一緒ではないのは当たり前で
二人に別々に起こる気持ちの変化を繊細に細やかに
でも冗長ではなくこの長さでまさにピッタリと思う流れで読める…漫画のリズムと自分の心臓の音がぴたりと重なって二人の心臓の様にドキドキできる幸せを感じました
先生の筆致は益々磨かれガラス細工の繊細さに季節の空気まで書き込んでいる水彩画のような情景が重なります
素晴らしい!
という以外の言葉が出ない!
あ
ここで続くんですか⁉︎
と続きが読める喜びと待つ事への悲鳴も上げずにはいられません‼︎‼︎
もう〜何から書いたらいいものか…すばらしすぎて何も言えねぇ状態です。
まだ1巻だけだけど、もう神です!!
こんなの神です!!(キレ気味w)
そでに先生のお言葉「ゆっくり優しく進む」とあったので、そうなのね〜とのんびり構えていたら…とんでもない!!
2人が出会ってからの、空気感、距離感、やりとりにきゅんきゅんしまくり。
それぞれハンディや事情はあるけど、まだそんな感動する場面でもなかろうに、私はずっとドキドキうるうるしてしまって(ちなみに私は涙腺かたいので珍しい)
で、あとがきを読んだらば "雰囲気のある漫画" "2人の男の子が〜一緒にいる空気や場面〜"とあり、さもありなん!!と膝を打ちました。
だって、まさに私がBLで見たいもの…好みのB2人が並んでいるだけで絵になる、萌えるさまが見たい…を描いて下さっているんだからぁぁ〜〜(大歓喜&感涙)
そりゃ、刺さる、ハマる、感動するわ〜と大興奮です。
本編は2話までで、もうダメでした。
2人のやりとりが良すぎて。
距離が近いのも…萌えないでいられるか!!てキレそうになるくらいでw
十嘉が五十鈴のアコを持つとこーーーー!!
耳が聞こえない五十鈴。
バイオリニストの十嘉。
音に対して真逆な立場の2人。
そんな2人の会話、お互いを知ろうとする、理解しようとするさまが尊くて(涙)
十嘉が子どもみたいに五十鈴に心を開いていくだけでも萌えなのにあーた!!
あんな素直に告白するなんて!!
五十鈴に触りたいと、すぐ手が出るし、守ろうとするし、これはいい攻めですよ(決めつけ失礼)
先生がツイッターで早く2人のいちゃいちゃを描きたいと呟かれていて、めちゃくちゃ期待値上がります!
すんごい萌え爆弾。破壊力が凄まじそうで。
もう良いとこ、好きな場面、たくさんありすぎ、何なら全部なんですけど。
2人の距離感、空気感が最高(それはもう書いた)
で、音、言葉の使い方がすばらしい。
ストーリー、キャラ、魅せ方、テーマ、セリフ、絵、コマ割り、10歳差、身長差、性格の違い、十嘉のイケメンっぷり…全部最高です。
もう何をどう書いたものやら支離滅裂ですみません。もうわかんないのでw
とにかくすばらしい!!
2巻が楽しみすぎる!!
またこんな作品に出会えてうれしい!!
先生ありがとうございます!!という気持ちです。
偶然出会った五十鈴と十嘉。ふたりがゆっくりと近づいていく様子がとても微笑ましく読後とてもあたたかい気持ちになりました。
感音声難聴で音が聞こえない五十鈴はとても表情豊かで、十嘉のバイオリンに目をキラキラと輝かせている様子がとても印象的でした。また、誰にも頼らず努力を惜しまず、ひたすらに頑張る姿が美しくも少し心配になるほどでした。
十嘉は五十鈴と出会い、本来のバイオリンが大好きな気持ちを思い出し、聴く人に(五十鈴にも)伝えようとどんどん前向きに変わっていく様子がとても印象に残っています。
十嘉がらあまりにも真っ直ぐで少し強引なので五十鈴は驚いたり一歩引いてしまうところもありますが、十嘉だからこそ五十鈴のピンチを救えたし、本当の心の拠り所になっていける気がします。まだまだこれからゆっくりと進むふたりの今後がとても楽しみです。
ずっと楽しみにしてました。麻生先生はやはりすごかった。めちゃくちゃ感動しました。一生懸命お互いの言っていることを理解しようとする様にもう胸がいっぱい。これが本当の「会話」ですよな・・。感動しすぎてもう何も言えない・・台詞のないシーンからいろんなことが伝わってくるこの画力。何度も読み返しながらじっくり次巻を待ちます!
読むといろんな感情が溢れてくるのですが、それを綺麗にまとめようとすると、この作品の魅力が薄れてしまうような気がしてしまう。
それくらいには雰囲気があり、様々な感情が織り込まれたお話でした。
続刊もので1巻だと物足りないなあと思ってしまうことがあるのですが、この作品はそんなことはありません。
もちろん、先が待ち遠しくて早く読みたい気持ちはあるのですが。
1巻だけでもあまりに完成されすぎていて、満足感を得ることができます。
なにもかもが正反対だった2人が、徐々に心を通わせて距離を縮めていく様子。
息をひそめて見守りたくなります。
少しでも音を立ててしまえば、離れてしまいそうなまだ危うさのある2人。
今から続きが楽しみです。
攻め様も受け様もお互いピュアです。
その雰囲気が、漫画の絵ととても合っています。
難聴の障害を抱えた受け様なので、両者の会話もゆっくりで、読み手も絵とストーリーをゆっくり読んで楽しめると思います。