描き下ろし漫画付き特装版/Renta!限定おまけ付き
nozoki, nozokare
各章でセックスシーンが描かれていますが、きわどい感じではなく、とても静かで透明感があります。
読者としての読書体験は、まるで夏に砂糖をほとんど使わないレモネードを飲んでいるかのように、とても楽しいものです。
主人公の心の傷に大きなスペースが割かれているわけではなく、むしろ時間をかけて進行していくうちに、「蜂谷君は河合さんを癒すことができる」と確信しました。
ちょっとした欠点は、この漫画が少し短いことかもしれないと感じました。
せっかく主人公の2人に惹かれたのだから、もっと2人の甘いやり取りを見たかった。(描き下ろし漫画はかわいいですが、欲張りなので)
作者の今後のBL作品をとても楽しみにしており、今後も応援していきたいと思います。
(機械翻訳のために不快な思いをされた方は申し訳ありません。)
初の作家さん買いです。
読んでいて面白かったのに、140ページで短い!あっという間に、終わってしまった。
絵柄も綺麗でした。
他のレビューにネタバレはあるので、サラッと感想。
恋を知らないビッチな河合さんが、蜂谷くんと恋に落ちる話。河合さん、美人で良かったけど、蜂谷くんの目・・・もっと獣臭さが欲しかった。
河合さん、自分で自分を笑って誤魔化してたけど、蜂谷くんと出会って本当の自分に気づけたね。
当て馬と言えば、嫌な奴が主体だか、タウリンは良い奴だった。
同棲まで言ったなら、その先もお代わりください!
覗き覗かれから始まるお話。受けは表面を取り繕うのが上手い内面は繊細なタイプで、攻めは最初は気弱なタイプに見えました。でも受けのトラウマを聞いて涙を流したり、言うときは言うところが見えてきたりして、徐々に魅力が分かってくる攻めで良かったです。
内容は、試し読みでも分かるくらい冒頭からマニアックなプレイが満載です。ちゃんとストーリーもあるけど、前半は特にプレイの方に意識を持っていかれるかも。
一応地雷になりそうなものを列挙しておきます。
・当て馬未満のモブ×受け
・↑を見ながら攻めがシコる(受けから見える位置)
・受けから攻めへの自慰命令→写真撮影→脅し
・攻めがM属性っぽい
・受けの過去に衆人環視セックスのトラウマあり
上記最後の項目がすごくキツかったです。受けは学生時代に男とのセックスを見物されて笑われたんですが、その記憶を抉るような出来事が起こります。結果的にはそれをきっかけに攻めとくっつきますが、本編だけだと描写がさらっとしてるので、心配した気持ちが消えずに残ってしまいました。
ラブラブHは鏡プレイ。今までがマニアックプレイばかりなので、カップルになると物足りなくならない?と思っちゃったんですが、描き下ろしがそんな心配を吹き飛ばしてくれました。受けの記憶の中の嫌な視線も、攻めの変態的な視線で上書きされたんじゃないかな?と勝手に解釈。
たぶんこの二人なら大丈夫な気がする!と根拠のない自信を持って読み終われました。面白かったです。
せんみつ先生の作品は「未恋が満ちたら」をレビューした記録はあるんですが、たぶん「背伸びしてブルー」もレビューはしていませんが既読だと思います。
いつもの作品よりは元々電子配信だったせいか、エロが強調されていて大胆だったように思いました。
でも河合に好意を寄せる蜂谷の表情だったりだとか、そんな蜂谷が気になって行く河合の心の揺れなどかが、とても繊細に描かれていているんです。
蜂谷に対してはすっぱな態度しか取れない河合が素直じゃなくて、とても焦ったく思ってしまいます。
そして身体だけの関係を蜂谷が拒否した事によって、河合は今までのようにセフレと楽しめなくなった自分を知ることとなります。
この河合のセフレが決して嫌なだけのヤツじゃなくて、最後には2人の関係のアシストするところも読後感を良くしていました。