寄宿舎の黒猫は夜をしらない(上)

kishukusha no kuroneko wa yoru wo shiranai

寄宿舎の黒猫は夜をしらない(上)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神228
  • 萌×262
  • 萌17
  • 中立6
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
28
得点
1445
評価数
320
平均
4.6 / 5
神率
71.3%
著者
鯛野ニッケ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
価格
¥680(税抜)  
ISBN
9784199608742

あらすじ

吸血鬼は、この学園のどこかに身を潜めているんだと思うんです。
まるで、僕らの友人のような顔をして――

世界中から良家の子息が集う寄宿学校、ブラン・カレッジハイスクール。
1年Aクラス・Xハウスに所属するユキは、学年トップの奨学生(カレジャー)だ。
誰ともつるまず孤高の存在のユキに物怖じせず話しかけるのは、代表監督生(ヘッドボーイ)のジーンだけ。生徒たちの憧れの的で、絶対的な存在だ。
ある日、同級生のアウラが学内で何者かに襲われた!!
その首筋には、まるで吸血鬼に嚙まれたような奇妙な傷痕があって…!?

表題作寄宿舎の黒猫は夜をしらない(上)

ジーン・ミィシェーレ,ブラン・カレッジハイスクールの2年生
ユキ・ハセガワ,ブラン・カレッジハイスクールの1年生

その他の収録作品

  • NGカット①
  • NGカット②

レビュー投稿数28

目を見れば誠実さが伝わる

 海外の寄宿学校の荘厳な雰囲気もミステリー要素、ファンタジー要素も味わえる、豪華な作品ですね。吸血鬼関連のBLは久々に読むので、楽しかったです。日本人であるユキの実直な性格は一貫していて、読者にも好意的に映ると思います。ただ世俗を知らないが故に物事に対して鈍感で可愛らしく映る、というタイプではなく、自分の考えをしっかり持っていて、相手が誰であろうと意思をはっきり口にするタイプなんですよね。生まれ持ったもののせいで辛い思いをしてきたジーンの不安定な部分を、ユキの揺るがない強さが包み込んでくれるだろうと期待しています。

0

貴方が神か

(上下巻読んでのレビューだお)

こういうの、こういうの待ってた。本来のBLとは純愛であって然るべきなのだよ分かるかね若人たちよ。
久方ぶりにガチで泣いてしまったよね。
eroはその先にあるんだから。1話1エロってなんだよ誰だよそんなルール作ったやつ滅されよ

ストーリー→完璧
画力→美しすぎる
読者心→掴んで離さず引きずり込んで下巻に続く

=タイトル

おあとがよろしいようで。

0

終わり方…( ; _ ; )

2つのカップル(まだカップルではない)が出てきます。
寄宿舎が舞台の吸血鬼と人間の恋模様ということで、とてもドキドキしながら読みました。
ジーンもユキも綺麗な顔をしていて、アウラは愛着が湧くかわいい顔をしていて大好きです、、!
ジーンに絡まれ、迷惑そうにするユキ という構図ですが、だんだんジーンに惹かれていく様子が描かれています。
事件の真相は下巻で分かるので楽しみです!
ユキとジーンが愛を信じ向き合えますように…!

上巻の終わり方は続きがとても気になりました…

1

上質ファンタジー

吸血鬼ではなく、吸血人類。

狩られるものと、狩るもの。
過ぎた恐怖は、迫害を正当化する。

歴史のファクトを混ぜ込んだ上質ファンタジーです。ただのエッチな人外モノだと思って読むと、全く違う。吸血後のヒトの反応に多様な型があるという設定がすごく面白いです。

上下巻なので、もう1冊で完結なんですよね・・・こんなに物語が広がってるのに、どうやってまとまるんだろう・・・でも1巻のストーリー展開の巧みさを考えると、綺麗にまとまりそうな予感・・・!

ジーンのビジュアルが好みでない(長髪・・・!)けど、そんな理由で神をつけないわけにはいきませんね。
久しぶりに先が読めないワクワクな本!

1

切ない!でも良い!

これは1つの物語として良かったです。
愛すること、愛されることに哀しさがあって、吸血鬼ってテーマの作品でもだんとつで切なかったかな。
キャラとして、受け様は凛としていて素敵な方でした。あの受け様から愛があふれる様子をみれるなんて攻め様は幸せですね。
反対に攻め様はとても優しくて悲しい方でした。受け様と出会えてホントに良かった!(;_;)
このメインCPの他にもう一組いるのですが、そのCPの恋が本当にめちゃくちゃ切なかった!幸せになってほしい!

愛してるから、大事にしたいから愛せないとか読んでて苦しかったです。こんなロマンチックな作品読めて良かった!
エロは少ないです。 やはりエロより内容をしっかり読ませる作品だからかな?
催淫効果の良さをもっと発揮してほしいと下衆な気持ちがありましたが、これはこれで良きです。
買ってよかった1冊になりました。

1

設定が美味しすぎる神

サブカップルのパベルXアウラがめちゃめちゃエモい!


作者買いで上下同時購入でした。よかったです!

海外風の寄宿学校という萌え萌えシチュエーション+学園/吸血鬼モノです。
上下セットで一気読みド安定、絶対一度は目頭を熱くしてくれる作者様ですね、エモエモ&エロエロ

メインカップルのジーンXユキは華のあるヘッドボーイX真面目優等生という美味しいカップルさんです

吸血鬼の設定がとても美味しくて
・噛んだ吸血鬼によって噛まれた相手にいろんな効果を及ぼす(催淫効果とか忘却効果とか)

この設定だけでご飯が美味しいってなるやつなんですが

・自分に愛を向けてきた相手が星の鱗粉(オメガバのフェロモンみたいなのイメージするとわかりやすい)を発する→強い吸血衝動で吸ってしまう

これがとても美味しいとても!天才!

0

どちらも綺麗で美しい


この本の読者のほとんどの方がまず世界観を気に入ると思います。言うなれば、ハリー〇ッターのような雰囲気の学校を舞台としていて最高です。

攻めのジーンも受けのユキもタイプの違ったほんとに綺麗な顔をしています。ジーンはまつ毛バサバサでユキは名前の通り冷酷そうな綺麗な顔です。また、お話中に登場するキャラクターもひとりひとりタイプの違う顔立ちをしていてアウラはとても可愛くてふわっとした顔をしていたりキャラクターのビジュも凄く良いのでポイント高いです。

上巻では、謎を提示されているだけであり下巻ではその真相が分かると思うので期待しています。ジーンとユキの関係性の変化も気になることはもちろんですが、ミステリーという面でも楽しむことの出来る作品です。

0

吸血鬼ではなく吸血人類

パブリックスクール+吸血鬼って萌えますね。

わりとあっさりと吸血鬼の正体は明らかになりましたが、吸血人類の辛さが伝わってきて胸が痛みました。自分では止められない吸血行動、そして後悔と飲みたくなかった血の味。
この美しい人は綺麗な笑顔の裏でこんな辛い思いをしていたのかと思うと。
星の鱗粉は、他の人たちは見たことないみたいでしたね。ジーンが頻繁に星の鱗粉で苦い思いしているのに。これが、真実の愛の場合のみ発動、とかだったらドラマチックだったんですけどね。ジーンはそれだけ魅力的、ということでしょうか。

パベルたちは、どうなるんでしょう?
それこそ、アウラは星の鱗粉を好きだから出したんでしょうけど、パベルを忘れてしまうなんて。
好きになればなるほど、星の鱗粉を出して、吸われる、そして忘れられる。
なんて辛い巡り合わせなんでしょう。

上巻ではあまり雪の活躍がなかったので、下巻に期待です。
吸血行動に興味ある少年や、クロネコたち。どう事件に絡んでくるのか。
楽しみです。

1

愛される悲劇

鯛野ニッケさんはなんとなくあんまり読まないのですが、刺さりますよね。

寄宿舎もの。小説では読みますがマンガでは珍しいのかな?描き込まれてますね。

孤高の奨学生ユキとユキを口説く生徒会長ジーン。ユキをスノードロップと呼びスキンシップ過多で。誰もが憧れるジーンなのにユキはとても素っ気なくて。
しかしその素っ気なくてジーンを好きにならないところがいいらしい。

それは…。
愛される苦しみ、ジーンは恐怖と自己嫌悪に苛まれてきて。ユキになら愛されてみたい…。

学園の秘密もまさかので。一人じゃなかったんだ!というか学園の存在がそもそも!

美しい絵と先が気になる物語。
ジーンはユキの愛を得られるか?
ユキが特にトラウマや差別やポリシーもなく一人を選んで、正直者なのだとしたら良いですね。

0

寄宿舎は秘密の園

舞台は、世界中の良家の子息が集う寄宿舎学校『ブラン・カレッジハイスクール』、幼稚舎からあるこのカレッジでシニア編入組でありながら学年トップの奨学生の長谷川雪。
カレッジの皆が孤高のcool beautyと噂する。
そんな雪に物怖じせず話しかけてくるヘッドボーイを務めるジーン。
生徒たちの憧れの的で絶対的な存在。

そんな、ある日同級生のアウラが襲われたと、しかも首筋に噛み跡が、、、
閉鎖的なカレッジにある秘密とは、、、

とにかく、寄宿舎と言う響きが背徳的で、しかも雪もジーンも美形で美人さん、ジーンの歯の浮く様なセリフもジーンだから似合い許される!!そんなジーンのセリフにもクールな対応をする雪がまるで懐かない黒猫の様で美しい!!
表紙は上下で対になり、カバー下も何やらあるので見てみて!!
NGカットもあり!

0

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