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鷲園は汚くない大好きだよ
sawaranaide dakishimete
潔癖で癖のある人かと思いましたがそんなことなかったし、2人の性格がいいのが伝わってきてほっこりするやりとりがみれました。
ゼミの飲み会で酔い潰れた鷲園を介抱することになった梅谷。鷲園は潔癖症と噂されていて手袋をいつもしている。介抱したのをきっかけに仲良くなり様子を見る限り潔癖症でもルールがある様で、人が触れたものは平気で自分が触れたものが汚いと思っているらしく梅谷はそのことには触れずいた。
一緒に過ごしているうちに鷲園の事を好きになり告白するが潔癖だと恋愛できないとおもっているみたいで曖昧な感じになるけどいろいろあって両想いになるところまでが上でした。
鷲園の母親が強烈な人で、母親のせいで精神的ダメージを受けて潔癖症ではなかったけど障害を抱えてしまったのに母が苦手で片付ける鷲園はすごいと思いました。話を聞いて梅谷が怒っていて共感したし梅谷がそばにいて本当に良かったなと思いました。
これから下を読むのでどんな終わり方をするのか楽しみです。
上下巻の上の作品について、まず絵が綺麗です。雰囲気からして、もしかして、シリアス展開なのかな?!重たい話なのかなって思いつつ身構えて読み始めたら…オンオフがしっかりしてて、2人の距離が近くなっていく感じとか、楽しくて、攻めとなるであろう梅谷くんと、受けになるであろう鷲園くんの楽しそうな感じがまた良きなのです。鷲園くんの、コロコロ変わる表情とか、か、可愛い!!となります、梅谷くんの男前な感じカッコ良すぎる、クレーンゲーム一発で取れるとか、凄すぎだろ!となりつつ、見ててホッコリする反面、影を落とす過去…
上巻ではグイグイと梅谷くんの告白があり、真剣さが伝わって鷲園くんファーストの男前っぷり、なのに、鷲園くんからの振り回され感読んでて笑ってしまう、お泊まりシャワーの中のツッコミ最高です。私も100%思ったよ!!と同意したくなりました。ちなみに上巻では服越しのイチャラブです。それがまた理由があるから良いのです。最高。下巻へ続きます。
自分が汚いと思うことを止められない脅迫性障害を持ちながらも自分なりに向き合い
でもそのためいつも一人だった受真澄と
ふとしたきっかけから彼と関わりそのまま真っ直ぐに彼に惹かれて行く攻梅谷
まずキャラクターがとても良い
受けの真澄はポジティブということまではいかなくとも決して悲観的ではなく苦しんでいる部分もあるが強迫性障害というハンディとの付き合い方を自分なりに見つけて過ごしているしとこがとても可愛く美しいし
攻めの梅田の愛し方が良い
肩肘張って受けを愛してると身体中で叫んでいるわけではなく自然体で真澄を愛している
合コンに誘われたら
「今本気で好きな子がいるから行けない」
と断り
真澄の強迫性障害のきっかけになった話を聞くと彼の代わりのように爪が手のひらに食い込むくらい怒って
「話の途中で切れないように我慢し握り締めていた跡くっきり!」
と手のひらを見せる
何か特別な事をしているわけではないのに
行動がとても素直で
素直さの見せ方がとてもスマートでとても心地よい
話の流れも良かった
真澄の強迫性障害を梅谷に理解させる流れで読者にもよくわかる様になっており
二人の距離の変化、それによる周囲の変化、そしてまたその変化が二人の関係を変化させる流れが自然だ
突然降って沸いた様な母の襲来とその内容に驚いたが
その後の変化もとても良いと思う
上巻は二人が距離を縮めていき、真澄君が強迫性障害であると言うことを2人が共通認識として正しく受け止め
その上でその状態でできる愛の確認(着衣状態でのエチ)をするまで
妙な悲壮感はなくきちんと考えて大事に関係を育てて行く二人の空気感がとてもよく
これからこのハンディを二人がどう超えて行くのか楽しみな状態で下巻へ
とっても最高でした!!
受け
トラウマ持ち大学生。美人。
喜ぶ姿がめちゃめちゃ可愛いです。
攻め
大学生。モテる。
一途で受けのトラウマに寄り添ってくれます。
内容
表紙等見る限り、かなりシリアスなお話なのかなと
思っていましたが、シリアスな部分とそうでない部分
の塩梅が素晴らしいと思います。
確かに受けにトラウマがあったり、親との確執
があったりとシリアス展開もあることにはありますが、
思ってたよりも重くありませんでした。
私の場合重たい作品は読み返す気が起きないのですが
こちらの作品は何度も読み返したいと思います。
まとめ
この作品は攻めと受けのキャラクター性が私は
とても好きです。そして、1個1個段階を踏んでいく
のでストーリーにもとても好感が持てました。
ぜひ多くの方々に読んで欲しい作品です!
p.s.
この作品上下ともに読んでから、ちるちるを
開いたのですが点数の低さに驚きました。
なので、このレビューのタイトルにしました。
しかし、やはり神率は高いですね!!
上下巻まとめてのレビューです。
潔癖症の鷲園くん(受け)と縁があって仲良くなり、一緒に過ごすうちに惹かれてゆく梅谷くん(攻め)
設定は王道なんですが、この「潔癖症」が非常に物語に効いてて脱帽です。
まず心情描写がめちゃくちゃ自然且つ丁寧で驚きました。
昨今の商業BLは短い話数の中でお互いに惹かれていく様子や導入部分を描かなければならず、心の動きを自然に感じることの難易度が高いな〜と思うんですが、そういった違和感が全くなかったです。
そして何と言っても登場人物が「生きている」と感じられる!
家庭の問題やLGBTに対する周囲の目、病気から生まれる人間関係の弊害などが描かれておりそのどれもがとてもリアル。
そのため切なかったりしんどいシーンもあるんですが、攻めも受けも逃げずに向き合いお互いを想い合いながら前向きに頑張って「生きて」いる!
ので物語が重すぎるということはなく、考えさせられながらも二人の互いを想う気持ちが感じられとても尊かったです。
かといって人間ドラマだけではなく、攻めの触りたい!って欲求や攻めから見た受けの可愛さがコミカルに描かれてたりとちゃんとBLしてるシーンもあるので物足りないということもなく!ナイスバランス!
特にちょいちょい出てくる梅谷くんの脳内欲求が漏れるシーンが個人的にツボでした(笑)
心情描写がしっかり描かれているお話を読みたい方にすごくオススメです!
上下巻読んだので通しての感想を
絵が綺麗で話の流れも良くて2冊サクッと読めてしまった。
受けの子のビジュアルが良すぎる。好きだ。
同性同士がくっつくことの細々とした問題が浮上する度に2人が話し合って、お互いの気持ちを擦り合わせて、ってしているのが理想のカップルだなぁ……と読んでいて思った。
過去の話というか受けの家庭事情周りは重めの雰囲気が出てるけどドロドロとした感じではないのでわたしは精神的にはキツくなかった。
上巻だとえっちな描写無いけど距離が縮まっていく過程がもうえろくてだな……読了後、凄く満足感が得られています。
幸せな2人が見れてこっちも幸せになった。
「セフレ、やっぱなしで!」が凄く良かったので、もっと紅先生の作品を読んでみたいと思い電子書籍で購入してみました。
カバー表紙からシリアス寄りな作品かと思っていたんですが、そんな事もなくて梅谷と鷲園が距離を詰めて友人付き合いして行く過程がとても楽しくテンポ良く描かれていました。2人ともとても可愛いんです。
何より梅谷が周りの評判に惑わされる事なく、鷲園の人となりをちゃんと見ている事に好感を持てました。鷲園がただの潔癖症でない事事に薄々気が付きつつ、見守って行くスタンスが凄く良かったです。
お互いに友情以上に意識して行く過程が自然で、梅谷が頑張って距離を詰めて行く過程が凄く素敵でした。また、そんな梅谷の好意に戸惑いつつも、自分の取った態度を反省して向き合える鷲園が不器用で真面目でした。
2人の距離が近づいたその時に、鷲園にトラウマを与えた母親が現れるんです。
母親の過干渉に驚く梅谷と、激昂する鷲園…、母親が帰宅してから鷲園が過去にあった事を梅谷に話していました。鷲園の代わりに母親に怒る梅谷を見て、ああ、やっぱり梅谷良い人だと思いました。
2人は思いを通じ合わせたけど、鷲園の強迫観念でキスどころか抱き締めるのも洋服越しなのがとても切なかったです。ここで、タイトルの「触らないで、抱きしめて」の意味が分かりました。
鷲園の出来ること、出来ないことを見極めながら恋人同士としての関係を深めて行くのが凄く良いです。
下巻で2人の関係がどう進展するか、あの母親との関係はどう決着をつけるのか凄く気になります。