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ぼっち同士の二人の不器用な恋！
bocchi no osahou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ふつうの恋
ふつうの、って語弊があるかもしれませんがあえて。
異世界モノでもキラキライケメンでもウルトラ金持ちでもない、サラリーマンふたりの恋。
ぼっちふたりが「契約」で一緒に過ごすうち、晴れて恋人になるわけですが。
初めて行った温泉旅行でふたりともがスーツケースからあの液体出してくるとかw
自分で準備始めちゃうとかw
受けが冷めてるしパッと見かっこいいんだけど、どんどん可愛くなっていきます♡
描きおろしの、エッチからのふたりでソファーに座っているところが好き(๑♡∀♡๑)
ずっと見てたいのわかる！！！！
初の作家先生です。
ふたりでいる「契約」をした、って響きがなんとなくロマンティックに聞こえて終始あまあまで不動のカップル爆誕みたいな話かなと思ってたんですが、いい意味で裏切られました。
ストーリーとしては、長年の片思いを引きずっていた攻め・幅岸さんがウルトラ強いぼっち属性をお持ちの受け・葛谷さんに興味を持ち、いつの間にか恋に落ちて、ぼっち極めてるけど幅岸さんのことは嫌ではない葛谷さんを説得して互いに一緒に居たいときは一緒にいる「契約」をむすぶ、というお話です。
まあBLなんでね、その後は恋愛方向にこじれたり…という感じでモダモダします。良いモダモダでした笑
以下ネタバレ強めな感想などです。
既往の少女漫画っぽくないというか、「おひとり様を極める」と「誰かと一緒にいる」という現代らしい選択肢からどちらを選ぶか、みたいなところがストーリーに入っていて、ストーリーの読みごたえがすごくありました。登場人物の過去にかんしても出てきますが割とさっくりしてるので、そこ深彫りされてたら読書後の私はもっとすごいことになっていたのでしょう……
攻め・幅岸さんは十年来の片思いを引きずりぼっちを極めているのですが、やっぱり人のぬくもりとかそいういうのが恋しかったんでしょうね。見初めた葛谷さんに積極アプローチ（なかなか独特でしたが笑）してくれてありがとう！！おかげで私はこのストーリーを堪能できたわけですよ……泣
中盤、自分は葛谷さんのことがすごく好きで思いが返ってきてほしいのに、葛谷さんの行動から滲み出る「これは契約だ」というような雰囲気にこちらの胸も苦しくなりましたが、ぐいぐい行ってよかったね。うんTT
草間さん（昔の片思い相手）も交えて飲み会始めたときはどうなることかと思ったよ笑
受け・葛谷さん、私この人好きなんですよね～。幅岸さんが気になったのもわかるというか……独自の生き方を貫いていて、すべてにちゃんと考えがあってのことで。ずっと見ていたくなるのもよくわかる……。
自分の生き方を決めていたのに、突如割り込んできた幅岸さんには混乱したようですね。
最後まで読んでから思い当たったのですが中盤、「契約」に対してだいぶめんどくさそうにふるまってるところ、本当にめんどくさいときもあったんだろうと思いますが、大体は困惑してただけなんじゃないかなあと思うと、なんともつらい（我ら読者にはおいしい）すれ違いが発生していたもんだなあと。
LINE入れてため息ついたのも、幅岸さんに「うん」って言わされたのも、付き合いというものを知らな過ぎて自分の感情もわかんなくて戸惑ってたのかもしれない……そう思いながら読み返すと見事なすれ違いにあああああああとなるわけです笑
恋愛のお付き合いが成立してからは葛谷さんだいぶかわいい受けになってしまいましたね、かわいいかわいい笑
家に誘ったり、旅行のことを言い出したり、もともと我が道を行く感が強い分幅岸さんよりグイグイいってますね（いいぞもっとやれ）
きっとこれからは、葛谷さんがグイグイいく感じの幸せカップルになるんだろうなと思います。尽くし攻め男前受けって感じかな？
主人公二人の成長具合というか、出会いからカップルになるまでがしっかり描かれていて、一巻とは思えない読み応えでした。予想外に良きストーリーと出会えてとても楽しい時間を過ごせました！
ぼっちな私は共感ばかり！
ぼっち歴が長い二人の恋人契約⏩️本当の恋人への物語。
葛谷くんのメンタルの強さに驚き！！でもこういう人いるいる～！！
１人の方がラク、誰かに気を遣うのは面倒、でもある程度の年齢になると誰しも『一生１人なのか？』ってなんとも言えない不安に襲われるときもある。
そんなところについ共感してしまう。
葛谷くんの可笑しな言動も幅岸くんは理解できてしまうところに二人だけの世界を感じられる、暖かいお話。
終盤の葛谷くんの変化が凄い✨恋ってこんなにも人を変えてしまうのか～♥️
リミッター外れたらエロい！
葛谷がだんだん可愛く見えて来る
ぼっちが好きな2人が、2人でいる事が当たり前になって行くそんなお話でした。
無感動で無表情な葛谷が、幅岸と一緒にいる事によって表情豊かになって行く様子がとても良いんです。
お互いに譲れないところがあったはずなのに、一緒にいる事が心地よくて少しずつ少しずつ相手に合わせて行くところにとても萌えました。
そして幅岸の思わぬ人物との再会によって、葛谷の気持ちが一気に変化して行くんです。その様子がとても可愛いくてキュンとしました。
幅岸がヘタレながらも新しい恋に向かって行く姿がとても良かったです。
取引先や同僚からの合コンへの誘いとかプライベートへの詮索とか、一人主義で居たい気持ちがとても共感出来る部分があるお話でした。
エロは少ないけど心の触れ合いと変化を、丁寧に描いてある素敵な作品でした。
