マスかくよりも文字を書け

masukakuyori mo moji wo kake

マスかくよりも文字を書け
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神10
  • 萌×27
  • 萌6
  • 中立2
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
6
得点
98
評価数
27
平均
3.8 / 5
神率
37%
著者
時羽兼成 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
電子発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784801971967

あらすじ

リアリティある濡れ場を書くため、
強面スパルタ編集・伊達(ダテ)に“オナ禁”を命じられた新人官能小説家の興梠(コオロギ)。
童貞で1人エッチが日課の興梠はもう性欲爆発寸前…!!!
伊達の香りにすら反応してしまい男同士のSEXにまで興味が湧いちゃって!?
「伊達さんの●●●ほしいなあ…」

アングラな世界で生きる男たちのハードボイルドBL、
やさぐれ詐欺師とED枯れリーマンが織りなすサイコパスラブも同時収録!
時羽兼成デビューコミックス★


【収録作品】
マスかくよりも文字を書け 1~3
サイコな野郎とEDリーマン
ミッドナイトキッド
ブレイキング・ダウン(描き下ろし)

表題作マスかくよりも文字を書け

編集
20代,官能小説家

同時収録作品サイコな野郎とEDリーマン

インチキ占い師
サラリーマン

同時収録作品ミッドナイトキッド

その他の収録作品

  • ブレイキング・ダウン(描き下ろし)

レビュー投稿数6

単行本化待ってました!

『サイコな野郎とEDリーマン』で時羽兼成さんにハマって以来、楽しみにしていた単行本化!おめでとうございます!
千里くんがとにかく格好良くて好きなのと、2人の気持ちを補い合ってる距離感が凄く良い。カバー下で一番好きな作品の制作小話が読めて嬉しい。ちょっと悪そうな顔した千里くんとふにゃっと笑う日野さんも大変良い!
表題作『マスかくよりも文字を書け』も面白かった。Hの最中もキャラがブレない2人の掛け合いが好き。

6

タイトルが天才

表紙のインパクトに目が止まり題名を読んでめちゃくちゃ面白いと思ったので購入したのですが、題名の面白さがそのまま漫画に反映されている最高な作品です。

受けの官能小説家・興梠くんが本当に可愛いです!
官能小説家という職業にも関わらず童貞であり、攻めの強面鬼編集の伊達さんの匂いでドキドキしてしまうところが本当に可愛らしい……!!
また私の好きなシーンに強面お兄さんの伊達さんが興梠くんの前で優しい顔をするところがあり、本当に素敵なBLです。

また表題作3話だけではなく読切が2作品収録されており、その2作品もまた攻めと受けの関係性が素敵なので是非読んで頂きたいです!

2

ギャグとエロの絶妙なテンポが癖になる!

初読みの作家さんです。
めちゃくちゃ好きな作風で、私の好みど真ん中でした。

最近のBLでは珍しい、ハードボイルドで少しレトロな画風と、テンポの良い会話劇にクスッと笑えて癖になります。
また、濃厚なエロ満載で、斜線修正でも分かる珍子の重量感!!!(超重要)受け攻め共に、ずっしり&しっかり感じられて、エロ厨歓喜のサイズ感でした。

隙あらばオナニーしようと奮闘する興梠と、オナニーを試みると必ず現れる伊達の軽快なやり取りがツボに。

序盤はコメディ色が強めですが、後半はエッロエロです‼︎
コメディ→エロエロのギャップが堪らない……!
興梠の公開オナニーから始まり、ゴリッゴリの激しいバックハメからの、伊達チン二段階勃起に引いちゃう興梠♡
最高に好きなエロでした。ご馳走様でした。

伊達と恋人になった筈が「好き」って言われてないな…⁉︎と気づき、思い悩む興梠がアホ可愛いです。
そして、泣きながらハメられる興梠が本当に可愛いかったー!!!泣き顔が可愛すぎるぞ!!!イッた後も容赦なく責められる姿に萌でした…!

基本的に1話完結なので、展開の速さは否めないですが、ギャグとエロの絶妙なテンポが癖になり、すっかり時羽先生ワールドの虜に…

3CP収録。どのお話も面白いですが、個人的には表題作のCPが1番好きでした!興梠がアホエロくて可愛かった〜!
是非、この2人の続編が読みたい!

▶︎Renta!/ぐしゃぐしゃ斜線修正

1

泣き顔に定評のある受け

表題作3話の他、短編2作が収録されています。

絵柄が独特で、青年誌を彷彿とさせるような雰囲気がありました。
体格もがっしりとしていて、受けも脛毛があったりと、
男性の体としてしっかり描かれていたのが個人的に好みでした。

新人官能小説家の興梠はある日、
突然担当編集者が変わったことを知らされます。

そこにやってきたのは超強面のスパルタ編集・伊達でした。
ただでさえ怖いのに、作品の濡れ場にリアリティを出すため
“オナ禁”指令まで出されてしまい…

あの手この手で性欲を晴らそうとするも伊達に阻まれ、
溜まりに溜まった性欲は我慢の限界に…!

遂には伊達との接触や香りにも反応し出し、資料として渡された
男同士のAVのせいで伊達を意識しまくってしまいます。

最初は怯えていたのに自分の才能を誰よりも認めてくれ、
親身になってくれたり、笑うと意外に優しい伊達に惹かれてゆきます。

見た目はヤクザなのに中身は誠実で大人で、
こんな担当編集に大事にされたら、ときめいても仕方ない気がする!

インパクトとしては外と中身のギャップありな伊達の圧勝ですが、
興梠くんも官能小説家とは思えない程に純情で擦れていないところが
とっても可愛らしかったです!

欲望に忠実で、童貞にコンプレックスを感じているのに、
それを赤裸々に話してしまったりと、ともかく素直な子!

特に伊達のことになると乙女思考に走ったり、健気だったりで、
ぐるぐると変わる表情の一つ一つにそそられちゃいます。

泣きながら伊達に告白する場面ではその涙と鼻水で
ぐちゃぐちゃになった表情が情けなくて、いとおしくて、
キュンとしてしまいました。

泣きながらの告白に、好きと言われて泣き、抱かれてぐずぐずになり、
全3編を通して毎回よく泣く子でした…それがまた可愛いんですが。

初めての頃は全っ然色気のない反応をしていたのに、
2話、3話と進むごとに伊達に仕込まれ、初心だった子が
どんどんいやらしくなっていく過程にどきどきしました。

また、伊達がエッチになると意外とスイッチ入ってしまうタイプで、
絶倫というか、ちょいSっ気ある攻め感が好きでした。
最中に自分の書いた官能小説の濡れ場を朗読させるプレイとか、
とても…エロでした…

『サイコな野郎とEDリーマン』
人の弱みにつけこんでインチキ超能力者として金を稼ぐ千里と
まんまと騙されてしまう不幸で善良なサラリーマンの日野のお話。

最初いいカモに過ぎなかったのに、全く疑いもせず
信頼を寄せてくる日野をだんだん幸せにしたいと思い始め…
結局、日野を救うはずだった千里の方が日野に救われていたのかも。

『ミッドナイトキッド』
アングラな世界に生きるゴロツキ・マサカリと
ワンコのように彼を慕う青年・セツのお話。

以前助けられた恩返しとして、会う度に
「抱いてくれませんか」と纏わりついてくるセツ。
追い払っても一途についてくるセツにマサカリは次第に絆されてゆき…

悪ぶっていても、セツが傷つけられそうになると
つい守ってしまうぶっきらぼうなオヤジが可愛らしかったです。
セツの「好き」に対して、ぼそりと「俺も」とだけ言うマサカリに萌えた。

描き下ろしの『ブレイキング・ダウン』は
マサカリとセツの後日談。
本編ではエッチなしでしたが、こちらでは描かれています。

エッチの最中にセツからある“お願い”をされたマサカリ。
普段は無愛想な恋人にデレられて、喜ぶセツが健気でした。
なんだかんだで年下の恋人が可愛くて仕方ないおじさんでした(笑)

カバー下はそれぞれのお話の登場人物紹介でした。

4

取り立てではありませんw

表紙の受が非常に好みでないことを除けば
すごく面白い作品でした。
妙に癖のあるテイストも面白い。

編集×エロ作家な掛け算なのですが
街を歩けば恐れられる強面の攻と童貞エロ作家という組み合わせ。
少々アホの子入った受と、その受にはなんやかんや甘い雰囲気が良。

「好きの連呼」の話。
あれ?好きって言われたか?いわれてない・・これってセフ・・
追い打ちをかけるように「好きを連呼するような~」なんて言われての
展開も可愛くて良かった。
少女漫画じゃねぇんだからなんて言いながら
受にはとことん応えてくれる攻が好き。
ていうか、その強面の顔面も好き。
攻が受を好きになる過程というのが少々わかりにくいことだけが残念ではあるが
旅館のイチャコラ話も可愛くて良かった。

後半短編いくつか

2

濃い〜

表題作は官能小説家とその編集さんのお話でした。

ふたりが小説家と担当編集としての枠を超えて恋人関係になっていくその過程で、特別珍しいことが起きるわけではないのだけど…
伊達も興梠もキャラが濃いので、とてもクセが強めなお話だったなと感じました。

普段の時もセックスしている時もお互いに全力でぶつかり合っているし、ふたりとも色々と濃いので胸焼けしそうになりましたが。
3話という丁度良い長さで締めてくれていることで、とってもお似合いなふたりだなと微笑ましい気持ちのまま読み終わることができたので良かったなと思いました。

0

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