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majutsushi wa yahu na kikoushi ni oboreru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
もう、めっためたに笑わせていただきました!!! 小中先生、最高だよ〜…!!
あらすじを読んで、「ヤリチン攻めかあ…」と思いつつも小中先生だし!と読んでみたのですが。本当、読んで良かった。ほんっと面白かった。。
ヤリチンゆえに令嬢に恨まれ、魔術で柴…じゃなくてシヴァ犬に変身させられてしまった美形貴公子、ミケーレ(攻)。学生時代からの友人、ネロ(受)に助けを求めますが、なんと彼を柴…じゃなくてシヴァ犬に変える魔術をかけたのは、ネロだった!?というお話。(超絶ザックリ)
令嬢から相談を受けた優秀な拗らせ魔術師のネロが、自分の片想い相手への魔術とは知らずに「世にも恐ろしく醜い」怪物シヴァ犬╰( U ・ᴥ・)に変わる魔術をかけてしまった、と。
この、シヴァ犬の容貌に関する説明文のくだりとか、最っ高に笑えてꉂꉂ(๑˃▽˂๑)
うちにシヴァ…ではなく柴犬がいるので、じーっと見つめながら本文を読み、笑い…というのを何回か繰り返してしまいました。
モッフモフにつぶらな瞳のシヴァ犬…最高に可愛くて萌えるじゃないか…!!
榊空也先生によるイラストのシヴァ犬も、まさしく柴犬で大変可愛らしかったです笑
これ、柴犬描写がかなり詳細で、ミケーレの言う「シヴァ犬ってこんな短い毛なのに、すごく毛が抜けるんだ。中年男の抜け毛より激しい」とか、まさしくその通りで。
ひょっとして小中先生、飼ってらっしゃる…??と思ったら案の定、白柴を飼っていらっしゃるとのこと!やだ、なんかめっちゃ嬉しいよ興奮するよ…!!//
ついつい、シヴァ犬愛について語ってしまいましたが;
お話については、ヤリチン攻めをあまり好きになれたことがないので読む前は若干不安だったのですが。
シヴァ犬になるという”攻めざまぁ”(?)と、それにより自分の奥底の恋心に気付き、改心したミケーレ、うむ、許す(笑)と清々しい気持ちになれるお話でした◎
なんだろう、ヤリチン攻めなんて不快感しか湧いてこないよーと思っていたのに、こんなに好きになっちゃうミケーレ、いや小中先生、恐るべし。
受けのミケーレも、学生時代の同級生からは「根暗で地味な魔術オタク(オタクは合ってるけど)」と評されてはいましたが、一途にミケーレを想い続ける姿がとても健気だし、最後に自分の仕業だと告白するシーンは、彼の心の強さや美しさが感じられ、じーんとしました。
とにもかくにも、心の底から笑えてキュンとするモッフモフ柴…シヴァ犬ファンタジー、大変楽しい読書時間をいただきました( *´艸`)感謝〜!!
表紙の魔獣に目が惹かれて購読。
御伽噺風のファンタジーは、疲れないので寝る前の読書にピッタリ。
ホドホドの刺激もあるし・・
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● ネロ・ビアンキ:28才
一流の魔術師だけど、人間関係構築が不得手で引き籠り。
北部の酪農家の次男坊。
鼻 の 頭 に そばかす、 顔色 の 悪い 冴え ない 容姿にコンプレックス。
モフモフの猫を飼いたい。
マッジョリーナ菓子店のボンボンとミケーレが好き。
●ミケーレ・アレグリ:28才
アレグリ伯爵家の三男坊。
商会主。
ミケーレは、恋愛沙汰でもめる都度、田舎のネロの家に逃げてくる。
ミケーレの愚痴を、恋心を潜めていつも聞いて慰めるネロ。
・・この場面のネロの気持ちを想うとちょっと悲しい。
学生時代の回想・・「ヤリチンのミケーレ」
キアラという娘の依頼をネロは受ける。
・・その相手は、なんと、ミケーレだと後から知る。
そして呪いを解くためにネロ達は奔走・・
表紙のデカイ犬がそれ。
表紙のシヴァ犬 笑 と高評価につられて購入
割と薄めなのでサクッと短時間で読み終えられます。
なのですが、再読したいと思うか?と、問われるとイヤイヤ別に。と、思うわけです。
なんか攻めの貞操観念に信頼がおけない。それなのに、両想いになってすぐにヤるのかよ?
相手の好意につけ込んで性欲と承認欲求を満たしてきた今までと何が違うの?
攻めはもう少し自分自身を見つめ直してからにした方がいいんじゃない?
今までみたいに簡単に手に入れたらダメなんじゃないの?
受けも、そんななし崩し的に関係を持つのはやめた方がいいんじゃないか?
となりのきのこ農家のおばあさんのごとくお節介な心配してしまいました。
キャラ2人に好感がもてなかった。
2人の門出に不安しか感じない残念な私は、やはりちょっと感覚がずれてるのだろうか?と思ってしまった。
依頼主にだまされて(半分は真実なんだけど)自分の作った魔術で、片思いしてる親友ミケーレを犬にしちゃったネロと、子牛サイズの犬になってしまったミケーレとの同居生活。
一番ツボったのは「シヴァ犬」(笑)
小中先生のネーミングセンスに平伏です。
それにしてもミケーレの清々しいまでのヤリチンっぷりときたら……!
ひどすぎて思わず笑ってしまうレベル。
人類皆、兄弟姉妹を目指してるのか?みたいな。
下半身はゆるゆるすぎてクズなんだけど、上半身はめっちゃまともなんですよね、ミケーレって。
そこがなんともズルいわ〜!
だから読んでて、このヤリチン男、死ね!!みたいな気持ちには全然ならない。
誰とでも寝るミケーレなのに、自分とだけはそういう関係にならない。
それを寂しく思いつつも、キラキラしてるミケーレと違って自分は垢抜けてないし友達でいられるだけで充分だ……と諦めている隠キャなネロのいじらしさと、厨二っぽさ。
さらっと読めて息抜きにちょうど良い一冊だと思います。
おまけして萌萌で。
ファンタジーだけど中高一貫のお坊ちゃん校とかヤリチン同級生にずっと片想いしてた根暗とか、限りなく現代日本に近いなんちゃってファンタジーだと思います。小中先生の遊び心満載で楽しんで書いていらっしゃる雰囲気がします。
私も最近エログロ刑事物BL小説にハマってたので箸休め的に軽くて可愛いお話が読みたかったのでちょうど良かったです。でも小中先生のちょっと辛めのドロドロ恋愛系の作品も好きです。作者も読者も甘いのと痛いのとメリハリをつけて楽しめるのがBL界の良いところですね。
コメディーとはいえヤリチン攻めが見た目は王子様系なのにそれまでにやってきた事が本当にクズな所が小中さんの作品らしいと思いました。根は悪い奴じゃないしちゃんと改心するとはいえ。そして受けは自虐で自分は根暗だって言ってるけど性的にはとってもピュアな子でした。カラフルなキャンディーの色でその日の運勢を占うのが乙女ちっくで良いエピソードでした。
シヴァ犬の描写がやけにリアルで可愛いと思ったら小中さん飼っていらっしゃるみたいですね。いつかうちの子をなんらかの形で作品に登場させたいと思っていらしたんでしょうか(笑)
最後は溺愛・甘々と言っても良い作風で犬好きにもおすすめの小説です。
小中大豆先生は作者買いするほど好きです。
今回は貞操観念ゆるゆるのミケーレを、どうやって改心させるのかがお話の肝だったと思います。
更に既に友達以上の関係を望んでいないネロの気持ちをどうやって前向きにするのか、途中までとても心配になりました。
「誰もが目を背ける醜悪な獣、破壊を司るシヴァ犬」にはクスッとしてしまいました。
常に後ろ向きで自信の無いネロが、途中からミケーレの態度が変わって来ても気のせいだとしか思ってなくてとても焦ったかった。
呪いを解く事が出来た後にミケーレが暫く来なかった理由は読者ならピンと来たと思います。
一途で誠実に変わったミケーレと愛されて前向きに変わったネロにもとても納得できました。何でも言い合える2人の関係も好きでした。
でも切なさが圧倒的に足りなかったです。
小中大豆先生作品の中で1番好きな「甘えたがりなネコなのに。」を超える作品がなかなか無いです。
魔術学校なるものがある、ファンタジーな世界。
受け様は、フリーの魔術師として生計をたてているネロ。
魔術の腕は天才級だけど、コミュ障ぎみ。
魔術のことを考えるだすと、寝食を忘れて没頭しちゃう魔術オタク。
だけど、なんともキュートなんだよなぁ(*^^*)
攻め様は、そんなネロの学生時代からの友人ミケーレ。
お金持ち伯爵の三男坊で、光輝く美形の明るい人気者。
まさに太陽のようなのだけど、下半身がユルい博愛主義者(;´д`)
ヤリチンで、そっち方面でトラブルが起こると、困って片田舎に住むネロの家に避難してくる。
ネロは、ミケーレのことが学生時代から好きなんだけど、友情が壊れるよりは、と友人の立場を守ってるのです。
そんな日々の中、ミケーレが憔悴しきって、ネロに助けを求めてくる。
とうとう恋愛事で人を殺してきたんだと思って、ミケーレのためどうするべきか脳内でいろんなパターンを考えてるネロ、かわいいやつめ。
でも、殺人ではなく、ミケーレは怪物の姿になる呪いを受けてしまっていた( ̄□ ̄;)!!
しかもそれってば、浮気性の婚約者の気持ちを取り戻したい、との依頼を受けて自分が作った呪いの魔法具のせいじゃないかΣ(ノд<)
夜はミケーレの姿だけど、昼間だけ変貌してしまう、その怪物の姿ってのが、まさかの『シヴァ犬』
空想上の生き物で狂暴で醜い、破壊と再生の『シヴァ犬』って‥( ・∇・)
なるほどなぁ、と笑ってうなりました( ^∀^)
罪悪感でいっぱいになりながら、ミケーレと同居して呪いを解くための鍵を作るネロ。
シヴァ犬の姿にも慣れ、もふもふを堪能しちゃったり、ミケーレとの生活は心地好い。
ミケーレは、ネロのかわいさ優しさに改めて触れ、呪いを解く鍵作りに真摯に取り組んでいる姿を見て、自分の真実の愛に気付いていく訳です( ☆∀☆)
ネロが自分を好きでいてくれる、との確信もなく、友情が壊れるかも、と不安になりながらも誠実に愛を告げるミケーレは、とても紳士でステキでした(*´∀`)
2人が恋人としてうまくやっていけるよう、お互い努力して変わっていこう、と無理はしないで頑張る様子は、そうだよね〜とニッコリ納得しちゃいました。
イラストは榊空也先生。
シヴァ犬がとってもかわいい(≧▽≦)
私ももふもふに埋もりたいです(^O^)
今回は商会を営む貴族とフリーランスの魔術師のお話です。
魔術で獣に攻様になった攻様が奔放な付き合いを反省し、
攻様を獣にしてしまった受様が長年の片恋を実らせるまで。
受様は街の郊外に住むフリーランスの魔術師です。
受様は農村の酪農家の次男坊として生まれますが
魔術の成績がすば抜けていた事から名門私立高校、
王立魔術大学へと進学して高度な魔術を学びます。
そして半官半民の大手魔術機関に就職するものの
人間関係が不得手な受様はうまく立ち回れず、
フリーランスとして独立する事にします。
それでも受様は好きな魔術で生計を立てる事が
できているのでそれなりに充実した日々を
送っていました。
しかしながら魔術の世界に即入り籠める状況は
日々の買い物や家事を後回しにしがちな暮らしで
今受様が口にできるのは硬くなったパン、
隣の農家の差入れキノコ、わずかな牛乳のみです。
そんな受様の窮地を救ったのはとある事情で
ふらっと受様宅を訪れる友人の攻様でした♪
攻様は伯爵家のの三男坊です。
貴族の身分が煩わしいと街に事業所を構え
受様と同じ名門私立高校を経て名門大学を卒業、
知性にも申し分ない上に精悍な美貌の主で
明るく穏やかな性格のですが
とんでもなく手が早い上に
男も女も既婚も独身も見境なく来るものを拒まない
下半身ゆるゆるの博愛主義者でもあるのですよ (^-^A
なので色恋の厄介ごとを巻き起こしては
受様宅に避難してきてほとぼりを覚ましていたのです。
受様はそんな攻様に高校の時から片想いしていますが
攻様の美貌にも金にも身体にもなびかない
貴重の友人の位置をキープし続けていたのです。
今回もほとぼりが冷めた頃に帰っていきますが
次に受様宅にきた攻様は着の身着のままなひどい姿で
しかも攻様は日が昇るとともに巨大な牡牛ほどもある
毛むくじゃらの醜い化け物になってしまうのです!!
別れ話をしていた恋人に呪いを掛けられたと言うのですが
受様はとある女性に「恋人を犬に変える魔術」依頼を
受けていたのですよ Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
そう、攻様を犬に変えたのは受様の魔術だったのです!!
果たして受様は攻様にかけた魔術を解呪ができるのか!?
魔術師の受様が受けた依頼で友人である攻様が
醜い獣になってしまうドタバタラブコメディになります♪
タイトルの"野獣"、カバー絵や帯のキャッチから
呪いで獣化するからかな? と思って読み始めたのですが
攻様がイイ男なのにゆるゆる下半身持ちと知り
本能って意味で野獣!? とムフッ♡としました(笑)
受様は妊娠中だという女性から
浮気性の婚約者の心を取り戻すための魔術を求められ
受様はその相手を恐ろしい犬に変え
依頼者が犬を恐れず呪いを解くと魔術を提案します。
この世界の"犬"とは想像上の怪物であり
攻様は受様の魔術により
昼間は破壊と再生を司る"シヴァ犬"となったのです。
しかし依頼者は攻様の恋人の1人ではあるものの
婚約者でもなく、妊娠もしておらず、
挙句に犬となった攻様を見て百年の恋も冷めたと
解呪の鍵まで燃やしまうのですよ。
受様は攻様に自身が魔術者だとは言えないままに
攻様を匿いながら新しく鍵を作って解呪を目指すという
受様ぐるぐる状態にワクワクするとともに
2人がどうやって恋仲にまでなるのか!?と
ドキドキしつつ、とても楽しく読ませて頂きました♪
大型ワンコな攻様の犬耳ペタンとか尻尾ふりふりとか、
受様のもふもふシーンもモフ好きには
とても美味しかったです (^-^)/
先生買い。めっちゃ面白かった。2回ぐらい、読み進められない程、笑いました。記憶に残るか?と言われると「?」と思いますが、とにかく楽しかったので神にしました。本編220P弱+あとがき。楽しいのを読みたい!と思うファンタジーOKな方におススメしたいです!
街の郊外、辺鄙なところに一人住んでいる魔術師のネロ。大好きな魔術の研究・開発に勤しんでいて、自分の食べ物が底をついていることもすぐ忘れてしまうような方。そんなネロを時折訪ねてくるのは伯爵家三男坊のミケーレ。キラッキラ超イケメン&超ゆるゆる下半身を持つ高校時代からの親友で・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
キアラ(攻めの恋人の一人)、攻め伯爵家の執事、受けの家のご近所さんぐらいでは。ほぼほぼ二人だと思います。
++とにかく面白かったところ
キラッキライケメンが、イケメンなのにちょっとズレているところに、めっちゃツボったんです。
例えば冒頭のエピソード。「貴族の御婦人と不倫してたんだけど」(不倫してたんかい!)「旦那が押しかけてきて」(うんうん)「旦那は旦那で「私とこの女、どっちを取るんだ!」って迫って」(は?え?両方とやってたんかい!)「どうにもならないから逃げてきちゃった」→爆笑。このゆるゆるヤリチン男め。ここでまず笑いが止まらなくなって、一旦休憩。これP16。
キラキライケメン、三男坊愛されイケメン。実家は伯爵家だし、色々言い寄ってもくるよね。色んな方に愛され、「愛を返さなきゃ」というところなんでしょうか。ひょうひょうとお上品にやりたい放題。傍から見ている分には面白いことこの上ないですが、本気で好きになったら地獄ですね。
で受けさんはどう思っているかというと。
自分がコミュニケーション下手な陰キャですし、魔術で食っていければまあいっか、たまに攻めさん退避のために来てくれるしなと思っているので、全く悲壮感がない。全体として笑うしかないテイストです。
また設定が「おお!」でした。受けの作った魔術で攻めさんの変身したのが「シヴァ犬」。犬=空想上の怪物という設定。ここでも笑いが止まらなくなって一旦休憩。どう考えてももっふもふ、お腹に顔を埋めさせてほしいと思う大好物もふもふなのですが、ご本の中の二人は「毛がごわごわしてる」「角のような三角の耳」「こんな醜い生き物見た事がない」と真剣にお悩み中。先生、ほんと上手い事考えたなあ・・と大笑いしました。
お話はそんなに難しく感じられず、ひたすら笑って、受け攻めの恋心にくふふっとほくそ笑むもので、本当に気分転換にめっちゃ良かったでした!榊先生の挿絵もぴったりに思います!
笑い、ハラハラし、名探偵コナンなみに推理し、ハズレるも泣き、盛りだくさんでした。
シヴァ犬が醜い怪物扱いなのが面白いやら解せぬやら。
でもネロだけはシヴァ犬を可愛くてモフモフして抱きしめて。
ずっ友だと思っていたら…。
ネロの太陽、超イケメン貴族のミケーレ。
高校一年生からの親友です。
ミケーレと友達になりネロは初めて友のありがたさ、豊かさ、世界の広がりに気付きます。
そして恋も知ることに。
あー、新刊はどこまで書いたら大丈夫か迷う。
自分が想像した展開ではなくて、でもクライマックスでは泣けて泣けて。
ミケーレはなんて良い人なんだ!
そしてネロよ、妄想が役に立って良かったね!
あとがきにヤリチン美形貴公子(下半身博愛主義とも言う)とこじらせ魔術師とあります。こじらせ具合は可愛いかったです。
あれよあれよとなりミケーレが足を開いてくれとの頼みに応えるネロに素敵だと言ったのには特に笑いました。
途中までは「奥様は外法使い!」を連想しました。