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sonoyo no dokoka tokoyo no rakuen
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
その世のどこか、シリーズとして3冊出ているうちの2冊目の本になります(シリーズは完結済み)
だいぶ前に読んでおり久しぶりに読み返したレビューです。
シリーズ3巻読んでいますが、これはぜひ全部読んでほしいなー!
それぞれの巻でお話はまとまっていますが、全てに共通する登場人物がいて、さらにそのカプのお話はこの常夜の楽園ではなく3冊目なのでそこまで読んでほしい気持ちでいっぱいです。
この常夜の楽園のメインカプはアマル少年とヤシュム先生となります。
その世のどこか…というくらいなので、どこかにあるかもしれぬ国の物語シリーズとなります。
2冊目の常夜の楽園は戦争などの話もあり重いです…アマルにも秘密がありますし、先生も大きな秘密を抱えています。
涙なくしては読めないストーリーです。本当に泣ける。乗り越え切れぬ色々なことを経て、2人は2人の中の幸せな生活を手にする訳ですが、そこまでの道のりがとにかくツラい。
でもツラいが故にその先の光は本当に温かいです。
このシリーズは通しで本当に良いので、異国?の話か〜と敬遠せずにぜひぜひ読んでほしいです。
ニッケ先生描くこういった世界、好きすぎます。
鯛野ニッケ先生の待望のその世のどこか、の続編、楽しみにしてました。
ガルシェ国第3王子のシンは、ある事情からターキア王国に訪れていた。そこで私塾を営むヤシュムとナイトの如くヤシュムを守る少年、アマルと出会う。
個人的、各項目5段階で
依存愛 3
切なさ 2
エロ 2
嫌悪(生物) 1
な感じだと思います。
前作、その世のどこか、地図にない国の続編なので主人公のシンは勿論、地図にない国の登場人物や前作での出来事なども少し描かれているので、今作から読んでも内容は把握出来ると思いますが、やはり前作から順番に読んだ方がより一層世界観に引き込まれて楽しめる筈です。
タイトルが常夜の楽園やあらすじにも朝の来ない楽園と書かれていますが、本当の意味合いではなく、切なさや悲しさで仄暗い雰囲気を常夜と表現しているのかなと思います。だから初っ端、朝だよね晴れてるよねと思ってしまいました。
今作のメインカプは少年のアマルと若干胡散臭い見た目のヤシュムです。アマルは少年と表記され明確な年齢は分かりませんが、10代半ば以上はある年齢だと思います。前作と違ってシンは間男ポジションではないので、物語初っ端からアマルとヤシュムだけの絡みが描かれています。
アマル曰くヤシュムは身体が弱いとされているが、物語を読み進めていくとヤシュムの症状は何なのか薄々分かっていくのですが、個人的に苦手な生物がうじゃうじゃ出てくる描写があるので、例えヤシュムが見ている幻覚ではあってもそこだけは気持ち悪いなと嫌悪感を抱いてしまいました。
厳密には昆虫ではないですが、昆虫的な生物が苦手な方は少し用心してください。
いつ終わってもいいと思っていたヤシュムとそれを知らず、ヤシュムの為に画策するアマル。でもそれがヤシュムを苦しめている行為でもあったと知った時は切なかったですが、再会する時に、会いたいけど会うべきではないのかも。でも一目見てしまったらそんな逡巡も意味をなさなかったと、お互いに同じ様なことを思っていたのが凄く素敵でした。
因みに本編から2年後のアマルはヤシュムに翻弄されながらも将来有望なスパダリ攻めになりそうだなとウキウキしました。
あとヤシュムの服がそうさせているのもありますが、袖が余ってる感じが好きです。それと表紙の恐らくヤシュムの手が若干透けて描かれているのが何故だろうと思ったが、読み終わった後に表紙を見直してそういうことかと脱帽しました。
生きることを終わらせようといていた者と生きることを制限されていた者が出会ったことで、お互いの為に生きようとする物語、是非とも読んでほしいです。
ガルシェ王国の外交窓口、もとい冒険家のフッ軽第三王子シンの次なる新たな旅先は隣国ターキア!
尚、今回はちゃんとリアンドロスを伴っての訪問です
シンも成長したねw(←シンも自画自賛してたケドwww)
お気楽なシンとは対照的にターキアで出会った2人、アマルとヤシュムは何だか訳アリ…
この2人のお話し、とてもツライ内容を含んでいます
ファンタジーの中のリアルはその現実性を余計浮き出させるように感じます
詳細は是非読んで欲しいのですがシンがターキアを訪れた経緯やこの2人のバックグラウンドなどが今回も巧みに組み立てられていて「読み物」として大変内容が濃ゆいです
前回は主従、今回は師弟
それぞれ極上の年下攻めと妖艶な年上受けです
切ない中での逢瀬、、、この意味合いが後半にかけて変化する流れ
見所多いですので是非、ゆっくり読んで欲しい作品です
そしてあとがきにある決定済みの3作品目!
いよいよ近日リリース!
とうとうシンのお話し
相手はリアンドロス⁉(じゃないって事はないよねーーーΣ(゚Д゚)⁈)
実はちょいちょい出て来るシン兄の第二王子も気になっている…
アマルとヤシュムを通して抱える事となったシンの「苦み」に似た感情
この本質の正体は?そして向き合った結果は?3巻で明かされるのでしょうか、、、?
予習は出来ました!予約もバッチリ!
楽しみにしています(´ ˘ `*)
出来たらムスティアとノネをセットで見たいなぁ~
特典ペーパーで見た感じだいぶムスティアの溺愛ぶりが加速してる気がする~♡
「その世の〜」シリーズ第二弾。
今回はワンコ系の青年と儚げ先生のお話。彼らの国に、シンとリアが来訪することになる流れが、少ないページ数の中で納得度高くまとめられていて、ストーリーの巧みさに唸ります。
BLってエロメインとか、メインキャラクター二人しかほぼ出てこないとかで、ストーリーはそこまで重視してないものも少なくないですが(そしてそれも大好物ですが)、このシリーズは『読ませる』作品です。
シリーズとしては、王族メインが軸なのかな??アマルも、最期は抜けましたが22?23?王子だったわけで…!
個人的には、シンの空白の2年間により興味を唆られました。今作では、『愛の逃避行中♡』なんてふざけていましたが、本当だったらいいのに!と思いながら読みました…シンさま罪深ァ…次はそこのお話ということで、とても楽しみです!
ストーリーは素晴らしいですが、攻受のキャラがそこまでハマらなかったので、萌評価です(好みの問題)。
※作中、先生の禁断症状?で虫やらムカデやらが這うシーンがあり、、なかなかの迫力なので苦手な方はお気をつけください
『その世のどこか』シリーズ2作目。
前作で舞台となった国、オライエの隣の国ターキアという王国が本作は舞台となっています。
こういう架空の国の衣装、風景も楽しめるので設定としてとても好きです。
私塾を開いている先生を慕い、役に立ちたい、救いたい。先生のそれは愛じゃなくても…なアマルの健気さが良かったです。
カプとしては前作のムスティア×ノネが好きでしたが、設定はアマル×ヤシュムも悪くなかったなぁ。
そして他人の恋の成就を見届けてばかりだったシンですが…いよいよ次巻、お話の主人公だけじゃなく、LOVEの主人公に⁉︎な予告が。
もちろんお相手は彼の方なのでしょう。
シンが行動すると半分くらいはギャグテイストになってしまいますが、LOVEはシリアスであって欲しいな〜なんて思っています。
何か…前作も色々考えさせられるお話でしたが今回もずっしりです。
でも、ハッピーエンドです。
前半のムカデさん辺りで、あぁ…辛い…そっちか…と思ってしまいました。
描写が本当に辛い…。
アマルくんも良いと思っていたことがまた…真実知った時も辛い…。
辛いからこその2年後(年数がまたリアル)でのえっちシーンは萌えました!
ワンコも可愛かったです。
続編も決まっているとのことで、いよいよ前作から気になっていた2人が見れる…!楽しみです。
紙本購入の方はTwitterのポイピク是非見てください。相変わらずムスティア様がイケメンです。
紙本購入
修正なし。(見えない描写)
衝撃の本格ファンタジーBL「その世のどこか、地図にない国」から3年ぶりの続編が登場。
今度の舞台は砂漠に囲まれた地、ターキア王国。
隣国オライエに現れた不審な使者を調査するため、現地に向かった北の大国ガルシェの第三王子シンとその従者リアンドロス。
現地で彼らが偶然交友を深めたのは儚げな私塾教師ヤシュムと、彼に一途な思いを抱く無知でいたいけな青年アマルだった。
しかし例の不審な使者の正体がアマルであるという情報が飛び込み、身辺調査を開始したシン。
何のために?そして彼の本当の正体は?
シンが究明した真実は、アマルにとってあまりに残酷な現実に繋がってしまい――。
となるんですけど、この時のアマルの愕然具合が本当に強烈で。
「良かれと思ってやっていたことが、全て裏目に出ていた」の至上最悪クラスが一度に降りかかるんですよ。世間知らずのピュアボーイに。もう彼の心はバッキバキの複雑骨折です。
しかし、そこからのヤシュム先生の言葉がですね……染みるんですよ。
傷ついてバラバラになった心もまるごと包みこむ慈愛に満ちた言葉。
血の通う人間にしか紡げないような言葉。
これ、ヤシュム先生が聖人君主じゃなかったからこそ良かったと思うんですよね。
アマルに半端な知識を与えてしまったこと。
身体を鎮める目的でセックスの相手をさせてしまっていたこと。
自ら命を絶とうと考えていたこと。
それでもアマルからの恋慕を拠り所にズルズルしてしまったこと。
彼自身も間違いだらけで悩み多き存在だったから、説教臭さなく真っ直ぐにアマルに、そして読者に届いた気がしました。
で、その盛り上がりだけで終わらせず、エピローグまで面白いのがこのシリーズのすごい所。
2年後のアマル君、前作の攻様に負けず劣らず大化けします。
で、前作に負けず劣らず拗らせてる笑。
そこですかさずシンがナイスアシスト。
その後が至極のワンシーンでした。
図書館の本を取り出したら、その隙間から最愛の人の姿を見つけ駆けだしてく
というベタに美しすぎる演出。
作画構図ウマー作品だからこそ成り立つ神々しさでした。
最後はアマルの「僕に依存していいよ」という言葉から一歩を踏み出せたヤシュム。
だけど恐らく、二人の関係を本気で依存と呼ぶ人はいないと思います。
二人の間にあるのは愛情であり、絆であり、つまりは人と人との健全で強固なつながり。
それはむしろ依存症の対極にあるものだと思うから。
面白くて、人生の教訓も貰えて、薬物依存にまで詳しくなれる、実に一石三鳥くらいのマンガじゃないですか?
絵も綺麗でギャグも滑らず、ピアスや花、隣国の友人など前巻とのリンクも素晴らしい。
かつ、聡明な登場人物たちに刺激され、読む度に知見が広がるお気に入りのシリーズです。
あ、一個だけ言うなら
ムキムキ元軍人バージョンも、ちょっとだけ見たかった……。
こちらは『その世のどこか、地図にない国』
の続編になります。
このシリーズ、
まだ続きがあるようなので
この先の展開もすでに楽しみにしています。
メイトとなるカップルは
前作とは関わりのない2人なので
スピンオフではなくおそらく
続編なのだと思うんですが、
すべての事情をサポート?
関係してくるキャラクターが
前作からも出ているシン王子。
本作、前作を読んでいくと
このシン王子が凄く気になってくるはず!
なので読んでいて
どんどん楽しくなってきます!
メインのカップルは
切ない関係から
最後はハッピーエンドに終わります。
読む人によって
目線は違うかもしれません。
続きも楽しみにしています!
前作がとても好みだったので、続編が出ると知り、わくわくしながら購入。
スピンオフ…というよりも2作目なのかな。
前作同様、ガルシェ国の自由奔放な王子・シンがストーリーテラーのような立ち位置となって、他国のワケありな2人にフォーカスを当てた物語。
てっきり、リアンドロスとのお話が読めるのかなと思っていたので、読み始めてあれれ?となったのが正直なところ。
ですが、シンと2人セットで登場するのは嬉しい。
この2人に関しては続編でとのことです。
焦らしますね〜!どんな関係になるのかが今からすごく楽しみ。
今作の舞台となるのは、前作の舞台・オライエ国の隣国・ターキア国。
ページをめくってすぐの「親愛なるあなたへ」から始まるシンからの手紙が、読者に冒険譚を語り聞かせるかのようでなんだか好き。
シンとリアンドロスが潜入先のターキア国で出逢った、世捨て人のような雰囲気のある謎めいた人・ヤシュム。
私塾を開くヤシュムと、生徒であるアマルの危うい関係をシンとリアンドロスと同じ視点で追っていく形となります。
こちらの第三者の視点から描く構成。非常に面白い描き方なのですが、登場人物が増えるほど少しごちゃついてしまう印象もあったり。
というのも、合間にシンとリアンドロスの関係性が変化していく様子も描かれているので、私はどちらかというとメインとなるCPよりもそちらに気がいってしまったんですね。
2人の関係がすごく気になる。
それだけ主従2人のキャラクターが魅力的だったということなのですけれど。
ストーリーも展開も良く、ヤシュムとアマルの関係は切ないものですし、とても読ませるお話なのですが…薬の描写には萌えよりもちょっと痛々しさを強く感じてしまったかも。
シリアスで切ない雰囲気は良かったですし、悲しいほどに子供で、純粋で一途なアマルの健気さにも胸打たれます。今作は攻めのアマルが良かった。
砂漠が多い国ならではのアラビアンな衣装や建物も素敵。
しかしながら、やはり私は前作の方が惹き込まれましたし、好みでした。
うーん、こればかりは個人の好みだと思います。
3作目の予定があるとのことなので、3作目が出た時に続けて読むとまた印象が変化するかもしれません。
が、今回は萌と迷いながらこちらの評価に。
前作が大好きで、なんと続編がでると知り購入しました!新しいキャラ達のお話とシン様&リアのお話の2部立+前作の2人の短編かな?とか思いながら開いたのですが、ほぼ新キャラカプ+シン様と従者のお話でした…ですが、お話はとても良かったです!相変わらず切なくて優しいお話だなと思いました。人物の心境と行動理由の組み立てもわかりやすくて良かったです。ちょいちょいリアの思いとか最後の方の次があるのかなと期待させる感じが…あり…次作を楽しみにしたいなと思います!シン様とリアの……
作者様のTwitter企画、書籍購入のものとっても良かったので、書籍で読んでみるのおすすめです!