狂い鳴くのは僕の番;β 3

kurui naku no ha boku no ban

狂い鳴くのは僕の番;β 3
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神128
  • 萌×234
  • 萌11
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
20
得点
815
評価数
183
平均
4.5 / 5
神率
69.9%
著者
楔ケリ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス アメイロ
シリーズ
狂い鳴くのは僕の番
発売日
電子発売日
価格
¥770(税抜)  
ISBN
9784801971356

あらすじ

鵜藤の真意を違え、白取の元へ走った雀部。彼の懇願を受け入れた白取は「うなじ」へと口を寄せる。
雀部は“好きな人の傍にいるために”鵜藤は“好きな人は幸せであって欲しい”という想いの果て――決定的に断絶してしまった二人。

心では愛を求め、肉体は番を求める。共に生きたいと願いながらもαの番となった身体では抱き合うことも叶わない。
互いを想いながらも上司と部下に戻った鵜藤と雀部だったが、そんな二人を見つめる先に白取はある記憶を巡らせていた…。

世界の理に抗ってでも、身体は拒絶したとしても。何を引き換えにしても選びたい、恋に逢えたから。
俊傑・楔ケリが描く凄艶のオメガバース〈愛は罪と遠ざけるβ×恋を屠ったΩ〉最上級の愛の帰結――ここに堂々完結!

表題作狂い鳴くのは僕の番;β 3

β,上司
Ω,部下,番もち

同時収録作品残痕の藍

α,上司
Ω,部下

同時収録作品残り香

α,・部下
Ω,・上司

その他の収録作品

  • 番外編
  • あとがき

レビュー投稿数20

これは良いエンド!!

雀部くんがやっと!しあわせに!!

このカップルは二人まとめてギュッとしたくなる系(訳:守ってあげたくなる系)カップルなので、絶対明るいエンドがいいなと思っており・・・!

鵜藤さんファミリーと仲良く食事→双子ちゃん誕生エンドはめちゃくちゃ心に沁みました・・・うれしい・・・高烏カップルが子どもつくれないこともあり、複雑さもあるけど、でもきっと二人もめちゃくちゃ祝ってくれるんだろうなあ_(:3 」∠)_

雀部くんが長生きすることを祈って・・・。

0

苦手だったはずのオメガバース克服しました

オメガバースってどうしてもαとΩがくっつくのが当たり前だと思ってたし、本能的に惹かれあっちゃうから仕方ない。だから、いくらすごーく素敵なストーリーが入ってても、あーはいはい、まあどうせαとΩだしね?と思ってきました。
その痛いとこをついてきたのが多分この作品です。無印を読んで、たしかに面白かったです。そのついでにまあ鵜藤くんだし?と思って読んだら、もうこの世界から抜け出せなくなりました。
毎日、鵜藤くんとすみが1日でも長く、笑って、幸せにみんなで暮らしてくれていたらと願うばかりです。

0

私の中で一番のオメガバース

何となく再読したので感想をば。

私が初めて商業で読んだオメガバースがこのシリーズ。
Ωとして生きる辛さ、どの性別でも性別に振り回されてしまう理不尽さ、そういったオメガバース特有の世界観がキッチリ書き込まれていて大好きなシリーズです。

以下はこの巻というよりβ編全般の感想です。

どちらのカップルも本当に辛い思いをして、でも幸せを掴もうと足掻いていて、切なくて愛おしくてたまりません。

烏丸の体質は……なんかもう……どうにかしてくれ、神様。と言う気持ちに。それでも高羽がいてくれれば、大丈夫かなと思えます。高羽の包容力がすごい。ここの2人の結末を見るのは、怖いですがとっても楽しみです。

そしてβ編のメイン、うとすみ。
ずっと、ずっと辛い〜〜〜( ; ; )正直最後もスカッとしたハッピーエンドというより、少し影を残して、それでも笑えている……そういう大人なハッピーエンドで。この幸せがなるべく長く続いてほしいなと心から願っています。

総じてとっても大好きな作品です。
多分これからも何度も何度でも読み返すと思います。
続編が楽しみです(^ ^)

1

せつない

It has been three volumes of sorrow, sadness, and pain, but I'm so happy to see them reaching the happiness they deserve! Been following this series since its first volume, and I am so glad that everything comes in place and concluded well. Read 狂僕 if you're in need of omegaverse in the office setting, with a lot of angst.

0

大好きです

言わずもがな最高でした。
2人が望んで叶えたこれからの人生。幸せに暮らしてほしいです。

0

鵜藤の根気良さ、雀部の覚悟に拍手

 βをメインに据えたオメガバース作品の中では、上質なストーリーがとても印象に残る作品となりました。やはり鵜藤の懐の深さには惚れ惚れしますね。1巻の頃から魅力的だったけれど、一度は雀部を手放して彼を直接守れない時期を経験し、その中でなんとか雀部のためになるような己の立ち位置を探ろうとする彼の一途な優しさが沁みました。

 白取のコンプレックスにも共感の余地はあり。α同士、β同士ならまだしも、αの自分より劣るはずのβに越される劣等感は半端ではないでしょう。そんな彼から逃れ、鵜藤の手を取るために雀部がした決断は、並大抵の覚悟ではできないもの。それでも、生きる屍として生き永らえるよりも、たとえ短命になろうとも本物の愛と共に生きる方がずっといい。そう決断した雀部と、それを理解してくれた鵜藤には、素晴らしい人生が待っていると思います。発情した時の雀部の表情の乱れ方がちょっと好みから外れていて気になってしまいましたが、ストーリーは最後まで上質でした。

0

やっと幸せに...

やっと…やっと幸せになった二人に涙せずにはいられない最終巻だった

完結に至るまで甘くキュンするところがあっただけにすごく切なくツラいシーンが続いていたので2人の幸せを望まずにいられなかった。
なのに…!
やっと幸せになれた二人の前に番解消の代償の大きさを知った時は読みながら号泣
辛すぎでした…(T-T)
今までもすみへの負担が大きかったのにまだ追い討ちをかける運命ツラい…

でも、その先に二人の間に2人の天使が舞い降りてきて感動(ノω`)♡
二人のその先までを知ることができて嬉しかった…!!!
うとすみ末永く(本当にずっと)あふれる幸せの中で過ごして欲しい…♡

無印の続編が決定してうとすみの蜜月もみられるそうなので楽しみ♡

1

鵜藤、おめでとう(T ^ T)

一番最初に読んだオメガバースが『狂い鳴くのは僕の番』でした。
完全にチョイスを誤りました。
その後しばらくオメガバースが読めないほど強烈な先制パンチを喰らったものです。

その中でずっと気になっていたβの鵜藤。
一番健気と言っていい彼のしあわせだけを願ってました。

しあわせに…、なれたんだね…(T ^ T)
感無量です。

1巻ずつのレビューを書くには雀部が苦手すぎて無理なので、1〜3巻まとめてのレビューで失礼します。
レビューというより、鵜藤応援団からの手紙になってしまいますが。

鵜藤が課長になった営業2課に配属された新入社員・雀部。
上司がβの2部所属が気に入らなくて、生意気な態度ばかり取る彼がどうにもしんどくて。
毎回「口の聞き方!」って思ってました。
Ωだからつらい思いをするという考えでガッチガチで、自分だけが不幸と不公平を背負ってるみたいな顔をした若造に、どうかわたしの鵜藤がよろめきませんように、と願いまくった時期もありました。

憎まれ口ばかり叩く可愛げのない部下を大事に思って、毎回突っかかってくる部下を気遣って、可愛く思い始めたのに「どうしてあんたはαじゃないんだろう」なんて鋭すぎるナイフみたいな言葉で斬りつけられて、それでも雀部がいいって言うなら、もう応援するしかないじゃないですか。

雀部の過去はたしかにつらい。
信頼していたβの親友が、αの言いなりになって自分を襲ってくるなんて、人間不信になっても仕方ないけど、だからって全βを敵視することはないと思うのは、わたしがオメガバースじゃない世界に生きているからなのか…。
浅慮で番って、挙げ句鵜藤の気持ちを知ったところで体が拒否して。
しかも番になったαは鵜藤に怨みを持つ人間だったわけで。

ドロドロしすぎて何が何やら。

でも最終的にいろいろなことに打ち勝って、真実の愛を見せつけてくれた2人には感動しました。
番の解消という概念たの作品でも出てくるけれど、具体的な施術というのは初めて読む設定。
気になるのは、解消したら発情期がまた戻るのかという点でしたが、そこは描かれておらず。
でもΩはβが相手でも妊娠できるんだなあ、と。

とにかく鵜藤がしあわせになれて良かった。
まだ続くようですが、とりあえず鵜藤がしあわせになったので、ここで一区切りかな。

0

完結

完結巻でございます。
待ち遠しかった!!
1から読み返すのもアリかなと思いつつ読ませていただきました。

自分の身体と心の葛藤から逃れるために、
思う相手とは違う相手と番いになってしまったΩ。
そこんとこどうするのかっていうのが疑問でしたが
そうきたか!な展開でしたね。
そんなのありかwとも思ったけど。。。
ずっと煮え切らなかった攻との関係にもようやく決着。
つらい展開が多かったのでこれからは幸せに生きてほしい。

最近のオメガバースは、番がいようと他の相手と
なんぼでもヤちゃったりするので
オメガバースの基礎を思い出せる作品でもありました。

0

泣きすぎて窒息するかと思った!人生最良の作品

ついにβ編完結です。2巻で雀部が最悪の決断をしてしまった時はもう絶望で泣きはらしました。ハッピーエンドを信じたいのにここからどうしたら鵜藤と雀部は幸せになれるのか、考えても考えても答えはなくて。ずっと結末を見るのが怖く不安でした。

その恐怖心を抱えたまま1年と少し…3巻の表紙が出た時は思わず涙が溢れました。この表紙は絶対ハッピーエンドだ!!と信じさせてくれたほど二人の表情も触れ合い方も色合いも幸福に満ちていましたから…。

1ページめくるたびに衝撃の事実が明かされていくサスペンスのような緊張感と
ドラマチックな愛!愛!愛!愛!がたっぷり込められた名場面がこれでもかと詰まっていて。驚き、泣いて、萌えて、泣いて泣いて…と1冊でこんなに感情を揺さぶられたのは初めてでした…。

「βじゃΩを幸せにできない」と鵜藤の葛藤やトラウマを1巻から見続けていたので、白取の狙いを知ってからひたむきに雀部を求める鵜藤が本当に格好良かった!
こんな最高なβ今まで知らないです!β抜きにして理想の攻め第一位に躍り出ました!!絶対惚れてしまいますよ…。

そして澄くん…!!本当に幸せになってくれて何よりも嬉しいです。
親や友人、まわりから愛されることなく意地とプライドで自分を守っていた孤独なΩが、鵜藤を愛し一生傍にいることを選択した強さが世界一素敵できれいだなと思えたんです。
鵜藤の立場を思うとつらく重すぎる決断だったけれど鵜藤と雀部の二人だから選べた道でした。切なくも愛に満ち満ちた人生を心から祝福したいです。最終話と番外編に救われましたね…エッチシーンも最高潮に萌えたんですが(丁寧な?●出しめちゃくちゃエッチでした)その先の未来が!爆泣き必至です。泣きすぎてつかれる。幸せな疲労なのですが(笑)

まさに"人生が幸せに彩られる”瞬間を見させてもらいました。漫画でこんな感情になるとは…人生最良の作品です!

前シリーズの高羽烏丸編が1番好きでしたが、それを塗り替えてくれました(でも続編は死ぬほど楽しみです!先生ありがとうございます!)
それほど重く、生きることを考えさせてくれて、幸せな気持ちで満たされます。本当に狂僕に出会えて良かったです。楔先生ありがとうございました。これからも大好きです。

ぜひ読んで欲しい1冊です!!

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