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未来からきたアンドロイドと挫折した小説家の、 時を超えて紡ぐ切ない純愛!!
haikei hyakunensaki no sekai no anata e
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
未来からきた美形アンドロイド(キース)と一度は夢敗れた新人小説家(なつめ)
ある日突然なつめの元に現れたキースは、なつめに再び小説を書いてもらうため、なつめの子孫の手で未来から送られてきたという。
小説家としての自己肯定感が地を這っていたなつめが、キースの後押しで再び小説を書き、小説家として復活する様は読んでいてカタルシスがあった。
新しい編集者や人気作家の真島先生との出会いがなければどうなっていたか分からないので、この人たちと出会えてよかった。
特に真島先生はとても魅力的な人物なので、彼と恋愛に発展してもよかったのにと個人的には思ってしまった。
だってキースは、アンドロイドで、未来からきた存在で、しかも送り出したのはなつめの子孫…って、
考えれば考えるほどなつめと恋愛関係になるために越えなければならない障壁が多すぎる。
結局、なんやかんやでうまくいってしまうのだけど、いくらなんでも都合がよすぎでは…とか思ってしまって物語に没入できなかった。
あと、なんというか、ファンタジー設定をうまく飲み込めなくて混乱してつらかった。
一番わけが分からなかったのは、最後のなつめの子孫の視点で語られる部分。
彼はずっと未来(彼が生きる本来の時間軸)に居ながら過去の改変に起因する変化をちゃんと「変化」として受け取っていて……これは記憶はどうなっちゃってるの??
子孫の彼だけ、新しい未来が生じる度に意識が並行世界にスライドしてる?
ちょっと理解が追い付かなかった…
ふたりの結末も、手紙に書かれたアンドロイドの寿命と残りの時間から逆算するにかなり早い段階での別れだったようだし、
キースの処遇にキースの意志が全く顧みられてないし(手紙の時点で色々とガタがきているとはいえ、意志疎通は図れるはず)でだいぶシビアだなと思った。
アンドロイドの人権云々の話はなんだったのか…
結局、人間サイドの想像と(勝手な)思いやりで全てが決められていて、
キースの最期からは、彼の人権が守られ人格を尊重されているようには全く思えなかった。
キース自身がどうしたいのか、彼の言葉でちゃんと語られていたらあの結末も感じ方が変わっていたと思うので、それがなかったのがとても残念。
タイトルやあらすじを見ただけでも絶対に素敵なお話だと思う一方で、悲しい別れが来るのかな?という予想もずっとしながら読んでいました。
小説家として自信を無くして執筆をやめてしまったナツメの元に、未来の彼の子孫から派遣れたアンドロイド、キース。キースが過去にやってきた目的は、ナツメに小説の続きを書かせること。
金髪碧眼の端正な顔立ちのキース。最初はアンドロイドとしてのぎこちなさがあったキースだけど、みるみるうちに人間らしさを獲得(学習)していき、素敵な王子様のような人物が出来上がって行きます。そして、ナツメはどんどんキースを好きになっていきます。キースもナツメに未来からの命令されている事以上の「愛情」を持つようになります。
しかし、ナツメは気づいてしまいます。突然キースが未来に帰ったりする可能性、または壊れたりして動かなくなったら、今の時代ではキースは直せない。ナツメの子孫て?子供が将来産まれるって事?でもキースを好きになって恋人になったら子孫は産まれないんじゃ?そうしたら、未来が変わってキースは存在しなくなるんじゃ?
二人の色々を想像しただけで、どんどん苦しくなりながら読んでいました。
キースがどんどん人間らしくなり、猫ちゃんやナツメ以外の人間に対してもとても自然で優しい心を持って接して行くようになるのがとても心地よい反面、苦しくなるんです。
人間にも、突然事故に遭ったり、病気になったりという意図せぬ別れがあるけれど、未来と過去、人間とアンドロイド、子孫が産まれる未来とは?そして、寿命の違い。キースとナツメにはどうしても隔たる壁がおおきいんじゃないか?って思いました。それが読んでいて、二人がお互いを好きになっていくと幸せなのに、切ない気持ちが溢れていきました。
それでも、二人の夢を叶えてくれた幸せな場面(身体を繋げたり)は読めて尊い気持ちになりました。
そして、ずっと幸せに暮らせる事になった二人が、どんなラストになったのかは実際に読んでみてください。
エピローグでナツメの100年先の子孫、一樹のとった行動はキースの心をとても大切にして、彼を人間の様に扱ってあげたいという深い愛情を感じて、私は号泣でした。
作家の書く作家のお話が読みたくて購入したものの積んでいた作品。
キースに出会って成長して作家になれたなつめも、人間の心を得ていくキースもハッピーエンドでとても良かった!ある程度予測出来るとかちょっと都合良過ぎ感がのれず萌2にしましたが、日本家屋と四季を感じる生活感は素敵だし、未来で待つあの人と時空もろもろの切なさが印象的でした。
笠井さま、他の顔形も描けるのにどうしていつも受け攻め同じ顔なんだろう。。
未来から来たアンドロイドと夢に挫折した人間のラブストーリーです。
感動系ですかね…時代を超えた人間とアンドロイドの深い愛に包まれていました。
私が気にしていたのは、この2人のラブがどう構築されていくかということより、最後どうなるんだろう…とそればかりに気が取られがちでした。未来から来たアンドロイドですからね…肉体的に添い遂げることはないし、ましてや未来から来ているので戻ることもあるんじゃないかとか、始まりから終わりのことばかり気になっていました。
このストーリーとしては、すごくいい終わり方だったと思います。ハッピーエンドですので読後感が悪いということはありませんでした。
なつめとキースが結ばれた後の「エピローグ」…これが2人の恋物語の軌跡そのものでした。なつめは人間なのでどうしてもキースと同じように年数を進めていくことは出来ないけれど、最高の別れとなったかは疑問でした。
どんどん劣化していくキースを放置しているのが、ちょっと…って感じでした。完全にフリーズしているわけじゃなくて、たまになつめを思い出すしぐさを見せるキースの姿はなつめへの永遠の愛を今でも思い出しているんだろうなと思います。
涙もろい私。泣きますよそりゃあ!
身体は朽ちていっても心は朽ち果てない。しかもキースはアンドロイド。無機質な存在であるはずなのに、彼のなつめを思う気持ちには温かさと愛情に溢れている。
ほぼ人間に近いアンドロイドのキースなのに、機能停止となるその時まで箱の中に放置されている…というのが違和感ありました。
アンドロイドを生み出したのなら、終わり方を考えてあげるのも発明者の責務かと思います。
なつめが再び夢を追いかけて、愛する者と寄り添える幸せを作ってくれたキース。彼が未来にから来た意味は確かにありました。
人とかアンドロイドとか…別次元での存在であっても、愛し愛される喜びは同じなんだなと感じました。
タイムトラベル物の、王道が好きな人にはお勧め。
私は物語に入りこめませんでした。
1つは、キャラクターに魅力を感じられませんでした。主人公がかわい子ぶりっ子で、アンドロイドは、あまりにもいい人間に完璧に作られているように思いました。
2つ目は、設定も展開も、予想がついてしまったからです。お姉さんの設定など、あるべきハピーエンドに向けて都合よく進んでしまっているような気がしました。最後も、いかにも泣いてくださいという感じに読んでしまいました。
作者買い。
今回は優しい中原さんv
ミスリードされてしまったのは私です!
どうにも先の読めない展開に、
始終ハラハラしっぱなしでした!
キースみたいな執事アンドロイド、
夢ですなv
お話は申し分ないのですが、
しかし私はどうも棗先生のイジイジ加減が
どうしても素直に同調できず……
いや、同調しすぎるからダメなのかな。
あまりにもネガティブな思考に、
読みながらこっちもジメジメと暗い思考に……
それを救ってくれたのは、
きなことチビ丸でありました。
それと忘れてならないのは真島先生v
こちらが主人公でも、
是非一作書いて頂きたい!v
そして最後はあれ以上のものはないと思いましたよ!
賛否両論……否はあるのだろうか……
素直に、中原さん好きだなぁ……と思える一作。
評価は、どうしても読んでいる最中の
主人公のネガティブさが辛くて、
神寄りの「萌×2」で。
ここ一年で読んだ小説のなかでも
ベスト3入り確実です。
二人の互いに思い合う気持ちのあったかさ
相手に捧げる愛の深さに感動しました
最後まで読んであらためて
タイトルを見返し涙…
久しぶりにグズグズに泣きました。
まさにタイトル通りで、なかなかレビューが書けませんでした。
タイムトラベルものです。
読みはじめて違和感が。
受けの一人称で物語が綴られているのですよね(ごく一部を除いて)。
ちょっと今回は外したかな? と思った自分を殴ってやりたい。
中原さんのあとがきや他の方のレビューでも触れられていますが、
ド○えも○(イケメン執事型バージョン)です。
季節が移り変わるさまをしっとり凪いだ気持ちで読み終わり、迷わず神評価に。
私はハッピーエンドだと思っています。
だって、一緒に過ごした年月を差し引いても「彼」の全てがそう断言していますから。
しかしちょっと引っかかる部分もあり、作品の余韻を乱されたくない方はここでお止まりください。
※※※※※※※※※※※※
過去に戻って干渉し、未来を変える行為って本来なら禁忌だと思うんですよね。
タイムパトロールに捕まるぞ、的な。
だからこそ後悔するような生き様はしたくないよね〜なんて。
閑話休題。
「なつめの子孫」の個人的事情でキースが未来から来ますが、
アンドロイドやタイムマシンが造れるほど技術が進歩しているなら、
現代では不治の病も未来では治療可能になっていて、薬も簡単に手に入るんじゃ?
なんて素で考えてしまったのが一つ。
もう一つは過去改変されたことで未来が変わったのなら、子孫の記憶改変されなかったのは何故?
ほんと些細な突っ込みですみません。
だけれども、それらが気にならないくらい良かった。
中原さんは勿論、笠井さんのイラストが素晴らしい一冊です。
世に出してくださってありがとうございました。
私の中では中原一也作品=マッチョオジ&ギャグ枠の印象が非常に強いんですが、このタイトルといい、このカバーイラストの笠井先生描くところの美形(未来から来たアンドロイド)といい、いや、ホンマに中原一也??と半信半疑で読み始めたのですが、これは泣かされちゃうお話でした。
越えられない寿命の話にはほんとに弱いの。
主人公、さすがに挫折した小説家だけあって、SFな設定の難しいところを素直に受け入れちゃう柔軟性があるので、読んでいる私の方も細かいことは気にならない。
そして、ちゃんと売れていく小説家だけあって、モノローグ含めて全体に文章が詩的で美しい。
エピローグも含めて、気持ちよく泣けたのでプラス評価です。
萌はあまり感じなかった 笑
ただストーリーとしては楽しく読めました。
感動とも違うんですけど、いい感じで読み終えました。
確かにAIに期待すれば、そんな未来もあるかも知れないけど、私が生きてるうちはないだろうな。と、空気を読まない感想を持ってしまったけど、エンターテイメントとしては楽しめました。
ド◯えもんチックに描かれていて、あとがきを読んで納得。
うちにも来てくんないかな?
なつめは小説家としてどんぐらい成功したのかなぁ?いったいいくつまで生きられたのかな?
なんて、無粋なこと考えながら読み終えました。
なんちゃって、なのかな〜と思ってたのですが。
受け様は、小説家としてデビューするも、挫折して今はバイトで生計をたてているコミュ障気味のなつめ。
攻め様は、なつめの元に未来から送られてきたアンドロイドのキース。
100年後のなつめの子孫が、なつめに小説を書いてもらうために、お世話係りとしてキースを送ったという。
何度も、なんちゃって、なんじゃないのかしら、ホントにアンドロイド!?と思いながら読み進めてました。
キースがアンドロイドだと証明してくれてるんですけど、それだと題名からして、キースは100年先に帰っちゃうのかしら?と2人のこれからが心配で心配でたまらなくなっちゃうんだもの(><)
キースの応援と後押しで、再び小説を書き始めるなつめ。
今度はいい編集さんに担当してもらってよかった。
そして、いい小説家仲間、真島先生とも知り合えて友達になってよかった。
この真島先生が、またかっこよかった!
そして、キースはなつめと一緒に過ごす内に、人と同じな感情を持つようになる。
寝たふりをしているなつめの髪にキスをして、独り言として訴えるキースの本音が切なかった。
普段は攻め様に対して厳しいんですけど、この辺りはなつめの臆病さにだいぶイライラしちゃいました。
やっとなつめが自分の気持ちに正直になって、相思相愛になれた時は胸をなでおろしました。
でも、これでハッピーエンドにはならず、今を変えたことで変わっていく未来、キースが消えるであろう近い将来を想像する2人。
キースがアクシデントで、一時停止みたいにフリーズした時は、心配したよ〜(><)
これにより、キースへの愛情のストッパーを外して、気持ちのままに愛を育てていくなつめ。
それだけに、キースが消えた時はホントに消えちゃうの〜ってショックが大きかったです。
攻め様の涙や痛みが大好きなのですが、受け様の涙もグッと来ます(T-T)
再び会う事ができてよかった(*´∇`*)
一番涙腺にきたのは、エピローグ。
キースの最後のセリフに、今までのいろんな想いがつまっているようで、やられました(つд;*)
自然と浮かんできたラストシーンだそうで、作家さんってすごいなぁ、としみじみ思いました。
先生の今回の抽斗、私の萌えにはクリーンヒットです(*^-^*)
イラストは笠井あゆみ先生。
口絵にうっとりです。
私が好きな髪にキスしてるシーン(≧∇≦)
妄想がはかどりますd(^-^)
いつまででも見ていられるー。
BLとして受けとめが難しかったです。
読み終えてしばらく複雑な思いを抱いていました。神ともいえるし、しゅみじゃないともいえるから中立だなんて安易に選ぶもんじゃないよな、とも思いつつ。
あくまで読者間の情報交換としての評価入力システムだという前提で、いつも直感的に5段階評価を選択していますが、最近「萌」評価に便利さを感じて「萌」ばかりだったのを反省して、悩んだすえに中立を選びました。
もともとアンドロイド萌えの性癖を持っている読者とはいえ、キースの唐突な登場に終始違和感を覚えていました。物語が始まる合図としての唐突さは全く気にならないのになんでだろう?途中で泣けたのに読後のもやもやはどうして…?と。
ふと思ったのは、キースとなつめが共に過ごした時間軸(キースが作られた百年前の世界)で、キースをアンドロイドと認識しているのはなつめだけだったということ。その理屈は理解できるのです。なのにキースがどんどん学習して人間に近づいていくことに萌えても、人間じゃないから好きになってもらえない切なさをかみしめても、違和感は消えない。
キースとなつめの関係性には二重のハードルがあります。同性同士の上に、一方は「物体」だということ。それでも恋に落ちてしまう宿命を描いているからこそ萌えるのですが、なつめがキースの正体を隠し続けた後はどうなったのでしょう。結局なつめは人生を終えるまで自分とキースだけの世界に守られて生き続けたのでしょうか?
色々考えすぎちゃって、どんでん返しやオチの選択肢がチラついて落ち着いて読めなかったのもあります。それと、いつコメディに転じるのかな?なんて笑
BLに癒しを求めているのは確かですし、BLを読むことでしか感じられない優しさが大好きです。最近の風潮として激痛(イタ)で残虐な展開がめっきり減ったのは実感していますし、フィクションでまでわざわざきつい思いをしたくないのも本音だったり。
本作はなつめの姉についてもリアリティを加味する今の流れに乗っていて、理解のある人たちに向けてとても優しく美しいお話になっていると思います。
性的指向を筆頭とする差別や偏見に対する言及やにおわせはジャンル上不可避なのも理解しているし、自分も配慮できる人間でありたいと思うのですが…。読み終わってあらためてもやもや感を整理してみると、自分はこういうBLをもっと読みたいのだろうかと、単純に萌え基準だけでは判断できなかったのです。
誰と共に生きるかを選べる自由はあって欲しいけれど、自分だけの安寧な世界を選んだなつめの生き方に、わたしは共感できませんでした。
なつめに全く変化が起きなかったわけではありません。彼が作家として成長できたのはキースのおかげです。でもキースがやってきた経緯を考えるとやっぱり一ッ木家内だけで完結している気がしてしまうんです。あ、真島先生はキャラとしても役割的にも存在感大ですが。
キースをアンドロイドとして扱ったゆえに情けをかけた一樹と、キースを人間として受け入れていたなつめの希望が正反対だったラストは涙なしには読めません。どちらもアンドロイドに対する人間側の一方的な気持ちにすぎないのに…と思ってしまうのは、わたしがどこか冷めているからかな笑
もしかしたら、現実に向き合わざるを得ない文学的なBLって、個人的に向いてないのかも…。
私、中原さんは稀代のテクニシャンだと思っています。
やっぱり『人を笑わせる』というのは力量がなくては出来ないので。
出版社あらすじを見た時に「あ、ネ〇型ロボット?」と思ったんですよ。
そしたら『あとがき』の中に担当さんからのリクエストエピソードが書いてありまして。で、当初の構想は『ドタバタコメディ』だったとのこと。
でも、今作は『別の抽斗を開けてみた』そうです。
中原さんの持てる力を『せつない方面』に目いっぱい振り切った感じです。
小説を書くなつめの苦闘(書いている最中の孤独感にやられました)とか、学習型のAI(キースのことです)が経験したことから『心を作って行く』経緯とかがリアルなんですよ。
そこにポンと切ない要素をぷっこむから、これがまた『クル』んですね。
当初の構想のまま書かれたなら『変化球の癖だま』だったと思うのですけれど、今回は『真直ぐ』を投げた。でも、変化球だろうが直球だろうが中原さんの『良い投手ぶり』は変わらないことが解りました。正統派の物語づくりも大層お上手でいらっしゃると感嘆することしきりです。
「その割に評価が低いんじゃないか」って?
私、幼い頃にタイムトラベルものの激しい刷り込みをされていまして。
あれですよ、ラベンダーのかほりのやつ。
あれが金字塔になっちゃっているものですから、タイムトラベルジャンルのシリアス作品は鬼門なんですね。
萌えというのは作品の質とはちょっとズレた所で発動したり、発動しなかったりするものなのですねぇ……私の評価に反して、このお話、正統派で高品質でございます。ロマンチストの姐さまは迷わず読んだ方がいい!
今回は未来から来たアンドロイドと作家を目指していたアルバイトのお話です。
筆を折った受様が未来から来た攻様によって再び作家業に向き合う顛末を収録。
受様は両親の遺した古い一軒家に愛猫と暮らしをしています。
同棲している恋人と喧嘩するたびに姉が突撃訪問する以外は
週に5日のアルバイトでしか人との接する事もありません。
ところが1週間みっちり働いたとある夏の金曜日、
帰宅した受様が愛猫の姿を探しながらリビングの窓を開け、
風呂場で疲れを洗い流そうと踵を返した瞬間、
目の前に突然、日本人離れした美麗な男性が現れ
息を呑んで固まってしまいます。
受様は極度の人見知りで友好的に「いらっしゃい」とも
いきなり「泥棒!」とも叫べません。
彼は靴のまま廊下に立ってはいるものの
白いスーツに身を包んだ彼は
イギリスの上流階級という感じの紳士だったのです。
この紳士こそが今回の攻様になります♪
しかも、攻様は受様と目が合うと龍中な日本語で
「はじめまして、ご主人様」と挨拶してきます。
攻様は自分は受様の子孫の命令で
100年ほど先の未来からタイムマシンで飛ばされてきた
アンドロイドだと名乗ります。
そして「受様はもう一度小説を書くようになる」と続け、
受様の息を止めて心臓の音を激しくさせる程の
衝撃を与えるのです。
実は受様は大学で文芸サークルに所属し、
3年の時に出版社主催の『小説新人賞』で佳作を取り、
その社の小説誌に掲載されていました。
サークルのOBだった売れっ子作家からアドバイスを受け、
受賞後はその社でも仕事をしていたOBの口利きで
担当者がついてプロットを書き始めますが、
仕事には繋がらず、小説家への道を諦めていたのです。
攻様が未来からきたアンドロイドだと言う事も
未来に自分の作品が残っていると言われた事も
受様には到底信じられません。
果たして攻様は本当に未来からやってきたのか!?
受様は未来にも残るような小説を書けるようになるのか!?
受様の子孫の特注アンドロイドである攻様が
受様の未来を変える為に過去に送り込まれてくる
タイムトラベルファンタジーになります♪
攻様は受様の子孫が受様の書きかけの小説を読むために
受様の生きる時代に送り込んできたアンドロイドですが
受様の子孫に1年程執事として仕えて
人とのコミュニケーションを学んでいました。
攻様は受様宅の押しかけ執事(というか家政婦?)となり
まずは人見知りで不摂生な引き籠りである受様の
生活から変えていこうとします。
しかし、見た目は人なのに人ではない攻様は
社会情勢の異なる過去において機械のAIらしく
最適で正しい判断を下すのですが
それは人しては情に欠けるモノでした。
攻様は受様との生活で人間の感情や思考を学び
受様は攻様との生活で他者との交わりを学んでいきます。
そうした日々の中、
彼らは互いに惹かれ合っていくのですが
攻様は人ではなく、今を生きるモノですらありません。
受様が書きかけの小説を完成させ、
攻様が捨て猫を拾い家族にしたいと訴え、
2人の心の距離は近づいていくのですが
過去を変える事は未来を変える事にもなり
読者には彼らの未来に希望が見えなくなっていきます。
心とはどこにあるのか?
感情はどこから生まれるのか?
人とアンドロイドの間には愛は生まれるのか!?
そして2人の想いが通じ合ったら
未来に生きる受様の子孫はどうなってしまうのか!?
読み進めれば進むほど
2人の未来には暗雲しか見えてきません (>_<)
受様も未来を変える事に気づき、悩み、苦しみます。
そんな受様にハラハラしながら見守り、
どうなるんだ!?とドキドキしながら頁を捲り続け、
彼らの辿り着いた終着点に泣かされてしまいました。
あらすじ未読で読み始めましたが、
まさかこんな胸温作品だったとは思いもせず
そして閉じてみた本作のタイトルの深さに
更なる涙を誘われてしまう素敵な恋物語でした♪
笠井先生のイラストも世界観にとてもマッチしていて
素晴らしかったです♡
最近の中原先生作品はどれも当たりで、鳥人ものもオメガバも神にしていました。
こちらの作品も某先生がSNSで素晴らしいとおっしゃっていたので、とても楽しみにしていました。
で、先にレビューで確認して察してしまって、結末に覚悟を持って望んだんです。チキンなので心に準備が必要なのです。
結果…凄く良かったです。
今年に入ってからかなりの本を読みましたが、私の中で心を揺さぶられる作品となりました。
読者は2つの不安に遭遇すると思います。
1つ目はアンドロイドのキースはなつめのいる時代にいつまでいられるのか?
2つ目はなつめとキースの平穏な生活はいつまで続くのかです。
なつめと一緒に時には不安になって、時には悲しみ、時には安堵し、時には喜びます。一人称で進むので他の感情が入って来ないのも、抑制が効いていてクライマックスへの盛り上がりに繋がるのです。
BL作品だからなつめはキースと恋をします。ではアンドロイドのキースは恋が出来るのか?それがこの作品の肝でもあるわけです。
そしてエピローグまで読み進めると、なつめとキースの恋がどの様なものだったか理解出来るでしょう。
もうね、なつめとキースの恋の結果に号泣しました。絶対に悲恋ではないんですよ…。
こんな愛もあるのかと余韻に浸ってます。
今も文章のひとつひとつを思い出して落涙しながら書いてます。
こんな素敵な恋のお話を読めて幸せでした。
中原先生ありがとうございました。
今年度の珠玉の一冊になりました。
先生初の一人称小説
でもこれは繊細で臆病で頑固な作家、なつめの、二度と戻らない人生最良の日々の眩しさを綴った手記なのです
彼の言葉、語彙で書かれているからこそ、未来からやって来たアンドロイドとの恋に戸惑い、怯え、喜びに花開いてゆく感情の揺れが、切実に伝わってくる
その小さな奇跡が遥か過去のものだと、タイトルから読者はすでに知っていて、物語の終わりを見届けるためにページをめくってゆく
そして、すべての始まりとなった未来の子孫である彼も、タイトルと同じ「拝啓」で始まる手紙を読んで、初めてなつめの言葉を「聞いた」のです
このラストしかありえない、と涙が零れました
来年デビュー20周年を迎えるベテラン先生の新作が、この瑞々しい光に満ちた作品であることが嬉しくて仕方ない
とても大切な作品になりました
先生買い。良いお話です。(ただどうしても苦手なところがあったので、悔しいのですが萌にいたしました)最後の数ページにあるいくつかの言葉は、本当に心に沁みるものでした。私の苦手なところは割合特異なポイントなので、是非手に取ってお読みいただければと思います。本編277P+あとがき。
アルバイトで生計をたてているなつめが、夏の暑い日、帰宅し家の空気を入れ替えようとした時に、家の中に突如現れた、白いスーツに身をつつんだ金髪碧眼超絶イケメン。「わたしはキース。あなたの子孫の命令で未来から来ました」とのことで・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
柊先輩(受けの先輩で小説家)、真島(人気小説家)、玉置、加村(受けが世話になる出版社の編集者)、きなこ、チビ丸(受けの飼い猫)、楓子(受けの姉)、一ツ木一樹(受けの子孫、キースを送り込んできた人)ぐらいかな。
++好きだったところ
攻め受けともキャラがめちゃ特徴あって好き!というタイプではなく、好きだったのはお話全体を通して流れる「刹那感」。攻めは、自分が死んだ後の未来から来たアンドロイド。どこをどうひっくり返しても、人間と幸せいっぱいな時間を未来永劫おくれるわけがない、ということを最初に突きつけられているのです。
そこが良かったなあ。清流のほとりを静かに散歩しているような心地です。(中原先生にしては珍しいテイストでは!?)
そしてとっても苦手というか地雷な所。
タイムトラベルもので、キースが未来と過去を行き来するのがダメでした。
タイムトラベルでは「同じ時間軸に戻れるわけがない」と考えている頑固婆でして、「いやごめん、それ辻褄合わないんでは!?」と心が引き裂かれそうでした。人の心の繊細な動きにシンクロして、めちゃ盛り上がっているのに、「あああああタイムトラベルしちゃったよおおおお」と過剰反応してしまってツラい。
タイトルは最後の方に出てくる、とても好きな言葉です。生きることは忘却。人間は忘れることが出来る生き物です。本当に素敵。私の地雷原と同じものを持っていなければきっとお好きな方が多いと思います。せつなめお話好きな方は是非是非。
ちょっと、言葉が出ません。
あまりに素晴らしくて。
あたたかくて、優しくて、胸がいっぱいになる作品でした。
多くの方に読んでいただきたい。
本当に読んで良かったと思った作品のひとつになりました。
小説家として駆け出したものの、心半ばで自信をなくし、筆を折っていたなつめ。
時が止まったようだったなつめの人生を動かした、なつめの子孫の手によって未来から転送されて来た、アンドロイドのキースという強烈な存在。
そんな彼と過ごす何気ない毎日が、生活の中にある物や音、香りや季節を交えて綴られていく。
描かれているのは、本当にごく普通の生活なんです。
日常の中の何気ない「いいな」がたくさん詰まっています。
ただ、なつめが人間で、キースが未来から来たアンドロイドなだけ。
プロローグ。
始まりから切ないものが溢れ、確かに彼がいたこと、どうしようもなく1人で寂しいこと、色褪せない愛おしい気持ちを抱えたままなことが、表現は淡々としていて穏やかなのに、痛いほど胸に伝わってくる文章にこの時点で惹きつけられます。
なんて綺麗な文章なのか。ため息が出てしまう。
降り積もる雪、地面を覆い隠すほど散り乱れる桜のような彼への想い。
中原先生の比喩表現が本当に美しいです。
姿を消してしまったキースへの溢れる想いを、文字にしてひたすらに綴る。
初めにこのプロローグを持って来るのかと、後から読み返してじんわりしてしまう。
こちらの伏線回収も綺麗なんです。
現在から、2年前のキースとの出逢いと日常を回想する形で進む物語です。
突如として現れた美しい金色の髪と碧い瞳を持ったアンドロイド。
アンドロイドと人間という組み合わせといえば、切なくてたまらないものという印象がありますよね。
こちらの作品は切なさ一辺倒ではなく、ほのぼのとした日常だったり、クスっと笑ってしまう表現があったりして非常に読みやすく上手いです。
キースとの生活によって、なつめが良い方向に成長し変化していく様が、ゆっくりと、美しいけれど親しみやすさもある、流れるような文章で描かれていきます。
この、まず現実ではあり得ないファンタジーな設定を自然に読ませてしまうのだからすごい。
気が付けば、キースとなつめが普通に暮らしているんです。
なつめがただいまと言い、キースがお帰りと返し、猫を愛でながら一緒に食事をしている。
とてもあたたかくて幸せな光景ですよね。
この辺りで私は、キースがアンドロイドなことを忘れてしまうことが何度かありました。
作中に「ずっと閉まっていた隣の家の窓が開いたみたいだ」という表現があります。
この表現が私はすごく好きだなと思って。
キースと出逢って、閉じていた窓をふと開けてみたら、加村に、真島に出会うことが出来た。
新しく物語を紡ぐことが出来た。
家族が増えた。季節が変わった。
いつしかキースのことが好きになっていた。
キースがなつめを愛するようになることも、なつめがキースを愛するようになることも、窓を開けてふわりと入って来る風のように、ごく自然なことだったような気がします。
人とアンドロイドならではの不安と葛藤、すれ違いも描きながら、季節の移ろいと共に、彼ら2人の心と愛情が育っていく様子が穏やかで美しいんです。
人に近付いてはいるけれど、決して人ではない存在。
自分が何者なのか問い続けていたキースに人を愛する心をくれたなつめ。
人と、人と同じ心を持ったアンドロイドの違いとは?
そこに身体以外の違いはないのかもしれません。
あとがきで中原先生が、どうしてもこのラストにしたかったと書かれていますが、私はこのエピローグが好きです。
彼らにとって1番のハッピーエンドだと思います。
エピローグを読んで涙が自然と溢れて、タイトルを改めて読んで、またじわりと涙が溢れる。
決して悲しい涙じゃないんです。
言葉選びや日本語の表現も美しくて、今作を読んで好きな言葉がまたひとつ、ひとつと増えました。
大好きな作品になってしまったな。
笠井あゆみ先生のカラー口絵も素晴らしかったです。
ちゃんときなことチビ丸がいるんですよ。
個人的ですが、下半期ベスト5に入る1作かもしれません。
多くの方に読んでほしい、とてもあたたかく優しい、人を想う美しさと一途な愛を描いた物語でした。
作家買い。
作家買いですが、笠井さんが挿絵を担当されているということでテンションMAX。発売を心待ちにしていました。
主人公は小説が好きで、作家を目指していたなつめ。
が、とあることをきっかけに、作家の道を断念しバイトで食いつなぐ日々。
そんなある日、彼のもとに見目麗しい金髪碧眼の青年が訪れる。彼の名はキース。アンドロイドだという。彼はなつめのサポートをするために未来からやってきた、と破天荒なセリフを言い―?
というお話。
キースが未来からやってきたのは、なつめの子孫が送り届けたからだという。なつめの作家としてのサポートをするために。はじめはもちろん信じられなかったなつめだけれど、美しく、そして完璧に自分をサポートしてくれるキースに少しずつ心惹かれていくー。
んー。
中原先生と言えば=おやじ。
そんなイメージが個人的に強いのですが、今作品はその「おやじ」は封印され、つまりおやじギャグも、オッサンが言うねちっこいエロセリフも封印されています。通常の中原節を期待して手に取られる方には若干肩透かしを食らう作品かな。
けれど、自然、動物、そしてもちろん人。
表紙の美しい男性がキースですが、彼が抱いているのは今作品に登場する猫ちゃん。猫ちゃんの存在を通して、世界に生きるすべてのものに向ける愛情にあふれ、非常に優しい作品でした。中原先生のお人柄が出た。そんな感じ。
アンドロイド。
未来からやってきた。
ということで非常にファンタジー色が強い作品ではあるのですが、この作品が描いているのは深い愛情と生きる権利。そして自分らしく生きていくことの難しさと、支えてくれる人がいることの強さ。ファンタジー色の強いバックボーンに相反するように、リアリティに溢れた内容なのです。
キースが未来からやってきた理由。
なつめは作家として再起できるのか。
そしてアンドロイドであるキースと、なつめの恋の行方は。
優しく、ゆったりと、そして途中ハラハラさせる展開と、読者をグイグイと引き付ける展開は中原先生ならではか。なつめの将来への葛藤とか、不安とか、そういったBL的な展開も素晴らしい。
が。
うん。
もうね、最後が素晴らしい。
正直、素敵な作品ではあるがもう一声ほしいなあ、と思いつつ読み進めていたのです。なのに。
最後のオチに、一気に持っていかれました。
完敗です。
『拝啓、百年先の世界のあなたへ』。
このタイトルの意味が、最後の最後で描かれています。
キース×なつめの恋は、メリバと感じる方もいらっしゃるかも。けれど二人が、相手を想う深い愛情に思わず落涙しました。そしてこの二人をサポートしてきた人物たちにも。
もうめっちゃ良かった。
展開としてはシリアスベース。
キースが紳士ゆえに(中原先生らしい「おやじ」も良いが、こんな紳士攻めも良い…!)非常に穏やかに進んでいくストーリー。
キースはアンドロイドゆえに「あっち」の機能がないんです。なので性的な接触はたびたびあるものの最後まではなし。
なのにさー。
あんな機能がついてくるとかさー。
(どんな機能か、ぜひともご自身の目で確かめてほしいです)
くすっと笑える描写もあるので、そのバランスも秀逸でした。
笠井さんの挿絵も相変わらず素晴らしかった。
もうキースの美しさに圧倒されます。カラーの口絵も良いのですよ…。
キースはなつめと出会ったことで人として生き始めた。
なつめもまた、キースと出会い時間が動き始めた。
まさに割れ鍋に綴じ蓋。
愛情を描き切った、素晴らしい神作品でした。
最近涙もろい私……
今回こそ泣かないぞ!と思いながら読んだのですが、エピローグで涙腺崩壊。これは泣くわ。(いい意味で)ズルイよ!
時を超えて紡がれる素敵な純愛に浸り、素直に感動しました。
人間とアンドロイドが惹かれあっていく姿がごく自然に描かれており、その心の交流が本当に素晴らしかった。
中原流ドラ○もんである本作。
アンドロイドのキースにクスっとさせられる場面もありつつ、一生に一度の恋・身も心も全て相手に捧げる深い愛に心が震えました。
大きくネタバレすると面白くないと思うので、核心に触れないように気を付けて書きます。
「初めましてご主人様」
小説家を諦めたなつめに再び筆を取らせようと、未来の子孫から送られてきたアンドロイドのキース。
突然現れたキースに驚きつつも、次第に受け入れていくなつめ。
なつめは、人との関わりが苦手なネガティブ男子。
だけど、ここぞという時の強さがあり、実は〝隠れ男前〟なんです。
なつめの人として、作家としての成長にも注目です!
そして、物語のキーパーソンであるキース。
金髪碧眼の超絶イケメンで、しかも献身的。
アンドロイド故の空気の読めなさはあるものの、そこは最新AIの学習能力で上書きされ、著しく成長していきます。
色んな感情を知り、どんどん人間味溢れるキャラになっていくキースは、読み進めるごとに魅力が増していくように感じました。
しかしある意味では、アンドロイドらしさは薄まっていきます。
キースが来たことで変わったなつめの人生と、キースと出会ったことで変わってしまうかも知れない未来……
未来を変えてしまうかもしれない焦燥、アンドロイドのキースの気持ちを信じられない不安。
自分の気持ちを押さえつけて、なかなか踏み込めないなつめの気持ちにも共感できました。
「僕が人間だったら好きになってくれたかい?」
アンドロイドである彼の魂の叫び、苦悩、羨望、熱望……そして、例えようのない絶望感。
なつめだけじゃなく、キースもまた悩み苦しんでいたことが分かるからこそ、切なくて切なくて堪らなくなります。
そして、キースは突如として姿を消してしまい……
キースは?
二人の恋の行方は?
未来は?
人間もアンドロイドも、愛する気持ちは同じ。
そこに線引きはないと感じさせてくれるラスト。
ここまでひとりを想うことが出来るのか……と、思わせる深い愛に胸がいっぱいになります。
きっちり伏線を回収する手腕もさすが!
読み終わってタイトルの意味を知ると、いくらでも涙が溢れ出てきます。
ハッピーエンド?うん、きっとそう。
私はそう思う。
優しい編集さん、新たな友人、頼りになる姉、猫たち……と、脇キャラも素敵。(最低野郎もいますが)
真島のスピンオフ読みたいなあ。
笠井先生とのタッグも文句の付けようがなく、カラーイラストを見ただけでウルっときます。
表紙も素敵ですよね♡
とにかく、素晴らしい作品なので中原ファンはもとより、初めての方にもオススメします!
前2作とは違ったテイストですが、本当にいい作品だと思う‼︎