結婚したら、好きな顔を一生眺めていられるんだよ?

推しはα

oshi wa alpha

推しはα
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神60
  • 萌×261
  • 萌32
  • 中立10
  • しゅみじゃない7

--

レビュー数
19
得点
650
評価数
170
平均
3.9 / 5
神率
35.3%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
みずかねりょう 
媒体
小説
出版社
笠倉出版社
レーベル
クロスノベルス
シリーズ
推しはα
発売日
電子発売日
価格
¥890(税抜)  
ISBN
9784773060423

あらすじ

昔から綺麗な顔には目がない、ド平凡β会社員の佑真。現在の最推しは頭脳明晰で仕事もデキる、仲がいいイケメン同僚のα・人見だ。しかしその人見から、なぜかいきなりプロポーズされてしまった!? ビックリしつつも、自分みたいな平凡人間では釣り合わないと、断固拒否。だが人見は全くめげずに猛アプローチしてきて、気づけば彼の実家の不思議な旅館で働くことに…? 訳アリ溺愛α×平凡β(?)の奇想天外オメガバース!

表題作推しはα

26歳,旅行会社勤務,α
26歳,旅行会社勤務,β

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数19

受け様、面白すぎる!推し(攻)の顔が大好きな受け様のお話

こちら、夜光花先生初めてのオメガバースのお話とのこと。
も〜、「モブ受け」となっている受けが面白過ぎて、特に前半は声を出して笑いながら読んじゃいました( *´艸`)

同僚を推す受け×オメガバース×ワケあり宿…と、けっこう設定モリモリなんですが、それがとってもいい具合に調和してるのが、さすが夜光先生だなあと思わされます。

あと、みずかねりょう先生のイラストが本当に素敵だった〜!表紙もいいですよね。
「α」「Ω」「β」の文字を二人が腕にかけたり、抱えたりして持ってるの、可愛い!

この作品、アルファの攻め様、美形でいい奴だし溺愛攻めでカッコいいんですけど、なんといっても受けの魅力と面白さが半端ない!!!攻めの良さをひょいっと凌ぐ面白さといいますか。ほんとインパクトがすごいんです(語彙力)。

嘘がつけず、上司に叱られてばかりの主人公、佑真。職場の同僚、人見の美しい顔に惹かれて推すことで、日々癒されているー(でも恋愛対象は女性で、恋愛感情を持っているわけではない)。
この設定からなんか可笑しくて笑えてくる…笑

そんな佑真の推し、人見が会社を辞めることになり寂しく思っていた折、一緒に食事に行った先で突然人見から熱烈プロポーズをされー!?

と続くお話です。

βで、恋愛対象は女性の佑真がプロポーズは断りつつ、「俺のこと好き?」と聞かれて「(推しとして)宇宙一好きです!!」とか即答してるの、大変笑わせていただきました。面白過ぎ。

で、自分も退職して人見の実家の旅館宿についていくと、そこは「人ならざる者」が泊まる旅館で、人見の母親である女将の策略により、タコの妖怪に体を作り替えられ!?という、オメガバの面白さを生かした展開に、「どうなっちゃうのこれ!?」と、ページを捲る手が止まりませんでした。

無理やりΩにされ、襲われ番にされた怒りを、女将や人見に対してちゃんと言葉にして伝える姿がかっこよく、男気溢れる受け様を堪能しました。

作り替えられた体を戻そうと、一人妖怪世界に渡って交渉する攻め、人見も良い。

結局その後どうなるのかーという点については、ぜひぜひ読んで確かめていただければ( *´艸`)

みずかね先生の挿絵で見られる座敷童ちゃんが本当に可愛らしく、うちにも来て温泉湧かせてくれないかなーと思ったりしました笑

0

#妖怪 #オメガバース #推し活

これは、妖怪ものです。
タイトルに「推しはα」って入ってるし、オメガバースかな?って思うじゃないですか。
妖怪ものです。オメガバースですけど、基本妖怪もの。あと、推し活。

1巻はそんなに性癖に刺さらなかったんですけど、私は2巻で沼に落ちました。
早く3巻読みたすぎて、夢に出てきます。

読む前の私の想像。
「βってあるけど、なんやかんやΩになって、推しのαといちゃこらせっせするんでしょう?」
読んだ後の私の感想。
「妖怪ものなんだけど、オメガバースがうまいこと絡み合って、推し活が妙に心になじみ結構なお点前でした」

この作品にハッシュタグをつけるとしたら、#妖怪 #オメガバース #推し活 なんですけど、この三者三様の方向を向いていそうな属性が、クライマックスで見事にカチーンとハマった時、夜光花先生の技量の高さにただただ感服しました。
ただ、読んでほしい。
けれど、最終局面でちょっとタコの妖怪と受がやべえことになるので、触手とか大丈夫な人だけお進みくださいっていう感じです。

0

中立

電子書籍で購入。
攻め視点のその後を描いた電子限定のSS『人見の悩み』収録版。

作家買い。
うーん、「中立」評価です。
この作家様で初めてかも。
この作家様とは相性が良く、どの作品も大抵、神評価か萌×2です。

何でかな?
設定かな?
耐性がついて、どんな作品でもある程度楽しめる自信はあるのだけど、この作品はダメだったな。
テンポよく、面白可笑しく楽しませてもらいましたが、評価となると微妙。

全然愛が感じられなかったからかな?
攻めも受け好き好きオーラを出しているのだけど、なんかね。薄いというか、字面だけというか。
オメガバース設定もね。作中のある設定の為だけでしょ?みたいな。
その為だったら別に似たような別の設定に置きかえてもOKよねって思っちゃいました。

全体的に軽いのです。
ペラペラ感?
いろいろな設定を都合よく切り貼りした印象。

いつもの伏線が複雑に絡む、後で「そうだったのか!なるほど、やられた~」感がありません。

という訳で、私にはあいませんでした。残念。

3

グイグイ読ませる、さすが夜光花さん!

初電書小説です。
見やすいですね、びっくりしました。
ちるちるさんのくじで当たったクーポンで買いました。

夜光さん初のオメガバースもの。
後半まではほとんどその意味がわからなかったのですが、なんと!な展開で。

夜光さんの作品は本当に読みやすいですね。そしてとっても面白い。

普通ってなんだ?いかに普通に育つのが恵まれたことかわかりましたね。

推しは特殊なアルファ?
人見は珍しい能力を持つために眉目秀麗才色兼備ながらも本気の恋をできずに生きてきて。

受けは美しい顔が大好きなモブ顔の平凡な人で。でも人見にはキラキラ輝いて見えて、好きで愛しくてたまらなくて。

どうしてそんなに受けを好きなのか、そして受けは攻めを好きになれるのか。
なまじ推しだけにややこしくて面白いですね。

人見の実家の旅館や女将、姉、お客さん、甘いものを欲しがる女の子、みんなみんな意味がオメガバース問題につながっていくんですね!

とっても読み応えあります!

エロも満喫、波乱万丈で受けと一緒に推しを眺めてうっとりしたいな。

1

攻めを推して推して推しまくる受け

甘くてコミカル要素があるものが読みたくて。

序盤から攻めが受けのこと大好きで、押し押しなのが良きです。
受けも攻めが大好きで推し推し、ただし顔推し。
人見の幸せを誰よりも願っている佑真なのに、プロポーズを断る。
平々凡々なベータの自分では釣り合わない、素敵なオメガと連れ添ってほしいと。
この盛大なるトンチキなすれ違いが面白くて何度もクスクスと笑っちゃいました。

正直、完全人間社会ものだと思って読んでいたので、中盤辺りで妖怪要素が出てきた時は軽く動揺してしまいました。
でも終盤に進む中で色々あり人見がオメガに転移した佑真のフェロモンに当てられ、襲ってしまうシーンで吹き飛びました。ありがとうございます。性癖です。

女将さんが佑真に行ったことに対する謝罪が軽いなともやもやもありましたが、
佑真は思ったことを言う性格なのでビシッと「どの面下げて!」
おかげでちょっとスッキリしました。

2巻が出ても不思議ではない要素が散りばめれていたので、期待。


挿絵
7枚

2

オメガバースの妖怪コメディ

和ものの妖怪が登場するオメガバースのコメディ。
この作品が、初めてのオメガバースの作品なのだそう。そのせいか、単純で拗れることないストレートな展開なので、物凄く早く読了してしまいました。
誰も傷つかない平和なストレス無い内容なので、短時間で気分転換したいときにお勧めの作品。

昔から綺麗な顔には目がない、ド平凡β会社員の佑真。
佑真の最推しは、頭脳明晰で仕事もデキるイケメン同僚のα・人見蓮

嫁に来て欲しいと、憧れの連から告白されて連の実家の温泉旅館に行ったら、妖怪専門の湯屋だった。
色々な妖怪が来る温泉旅館は、せんと千尋の物語の湯屋と似ているけど、違うのは、客の妖怪が酒好きでエッチという点。

ある日、蓮の母の計らいで承諾なく佑真がタコ妖怪にβからΩにバース転換されてしまう。
承諾なくΩに変えられた佑真は傷心して実家に帰る。
単独里帰りではなく、憑き物も同行していたため、温泉旅館が寂れてしまう。
Ωになじめない佑真の希望で、またタコ妖怪にβに戻してもらうことに。

バースを元に戻す場面まで、佑真は蓮の人柄より外観に惹かれていたみたい。蓮の綺麗な顔が好きだった。人柄は二の次。でもタコ妖怪を探しに行く件で、蓮の誠実さに感動。
この種が宿っているとタコ妖怪に告げられると、Ωのままを希望して、蓮と結婚することに。
そして、連に似た美しい男子を出産して佑真は泣いて喜んだ、というお話。

出産に至るまで、佑真が悶々と葛藤する色々な出来事があって、蓮が嫉妬深かったり、飽きない話題がもりこまれていてとても面白かった。

3

設定が面白い

作者買いです。夜光先生のオメガバースということで、期待大で読みましたが後半まではオメガバース設定はほとんど関係ないというか、設定を忘れかけてました。
それぐらい受けの佑真がβにしては個性が強烈だからかもしれません。

佑真は攻めの人見を崇拝していて神のように崇めてます。まさにオタクが2次元キャラの沼にハマってる感じ。
対して人見は佑真に惚れ込んでて、最初から両思いなのに根本的な部分ですれ違ってる関係性が面白いです。
人見の告白に対して抵抗するくせに、「俺が嫌い?」という質問に「宇宙で一番好きです!」と即答する佑真には笑いました。
人見が理解できないのも頷けます(笑)

人見が家族と経営する旅館の正体も一風変わってて夜光先生らしい設定でした。
いわゆる千と千尋の世界観を勝手に想像しながら楽しめました。

後半の展開に関しては、女将さんのやったことは人としてやってはいけないことなんですが、女将さんのキャラも嫌いじゃないので悪気がない分何か憎めないんですよね~

それよりも、人見と佑真の関係が進展したきっかけがそれだったのがちょっと残念です。
発情期や妊娠関係なくアルファとベータとして成就してほしかったかなと思いました。

あとメインキャラ二人にキャラ萌えできなかったのが残念。
佑真は個性的で面白いんですが、もうちょっと色気が欲しかったかなと思います。

1

受けが逞しかった

ここ最近の夜光花先生作品を見ても多種多様で、それぞれが素晴らしくとても面白いです。

初めてのオメガバ作品だそうですが、オメガバにありがちな悲壮感だとか理不尽さが一切無いラブコメで最後までとても楽しく読みました。

わたしはオメガバの世界だったら絶対にベータだと思っているので、佑真の推しを妄想する時の気持ちに共感出来ました。

佑真の拒否りながらも人見の実家の旅館で働くというちゃっかりさも嫌いで無かったです。
人見が佑真が何を言ってるか分からなくて困惑する姿には爆笑してしまいました。

女将さんが勝手に蛸の妖怪に頼んで佑真をオメガにしたのはいただけなかったけど、人見が妖怪の里に危険を犯してまで行って交渉して来たのには、佑真に対する気持ちの真剣さを感じました。
またあの女将さんのやつれ具合に溜飲も下がったので許せました。

人見の子どもを妊娠してると分かった途端に、結婚を承諾した佑真らしい理屈にはちょっとだけ引いてしまいました。
でもそれから都に嫌味まで言われるくらい、オメガとして逞しく暮らしている姿には好感が持てました。
露天風呂にビニールマットを持ち込んでのプレイはとてもいやらしかったですね。

神にしても良かったんですが、最近のシリーズに比べるとちょっと弱いと感じたので萌2になりました。

4

新しい味付けです

あとがきで夜光花先生ご自身も言及されていますが、どことなく似た設定のお話を何作か書かれている印象はあるものの、今作は初オメガバース作品との事で。
いったいどんな味付けをされるのだろう?と、期待大で読み進めると…面白かったです。
オメガバース作品らしさを途中までほとんど感じなかったのですよね。
多分それは、オメガバースというものをメインには置いていなかったからなのではないかなと。
人見がたまたまαで、佑真がたまたまβだっただけ。
メインはあくまでも2人が繰り広げるラブコメディなんです。
これがもう前半が面白くて仕方がないんですよね。

まず、受けの佑真のキャラクターが濃い。
自身をモブだ平凡だなんて言っているけれど、おそらく彼は作中に数多く登場したどの妖怪達よりも強烈な個性の持ち主だと思う。
佑真が、理想とする最高の顔だけはなく、性格も良い最推し・人見を「好き」とストレートに愛でる姿はなんとも言えないおかしさがありました。
だからこそなかなか恋に落ちてくれないのですけれど。
オタクに近い心理の表現が少しくどい気もするけれど、熱量がすごい。
クローズドパッケージのランダム人見トレカが販売されたらコンプリートするタイプ。
と、推している姿にばかり目がいきがちですが、彼はすごく不器用だけれど、しっかり者で真面目な子なんだと思うのです。
職場での物言いは、接客的にはちょっと…レベル。
けれど、そこで開き直るでもなく、しっかりとだめな自分のことも分かっていて反省も出来る。
旅館で裏方として働き始めてからというもの、どんどん彼の良いところが出て来ていて、自分の得手不得手の把握と職場というのは大事だよなあと思ったりして。
座敷童子ちゃんに甘いお菓子を手渡すシーンがほのぼのとしていて好きでしたね。

一方、今作の攻めであり佑真の推しである人見。
読者は佑真の視点から人見を見ているので、温厚で穏やかで誠実な、まるで王子様のようなキラキラとした溺愛攻めに見るんですよ。
ところがよくよく見ると結構押しが強くて、ロールキャベツ系というか、佑真に関してはわりと策士だったり執着攻めのような気もします。
気付かない佑真をあれよあれよと実家の旅館まで連れて来た手腕は流石の一言。
「好きな顔を一生眺められる」「人には見せない顔も見られるかも」なんて、上手いですねえ。
甘く距離をつめる姿と、佑真の斜め上の物言いに困惑しながら、よく分かっていないままぽわんと返す言葉に笑っちゃう。
バース性ではなく、たまたまベータだった佑真の内面の綺麗さと性格に惹かれたというところが好きでした。
しかもそれが小学生からって…やっぱり彼は粘り勝ちの執着攻めだと思う。
「8割顔が好き」と言われて「10割じゃなかった!」と喜ぶ姿がチャーミング。
みずかね先生の描く人見がまたかっこよくて可愛いんです。
今作は攻めの人見の方が好みだったかも。

そしてさらに面白かったのが、人見の実家である旅館が妖怪達が訪れる妖怪旅館だというところ。
設定がユニークで、夜光花先生ならではといった感じ。
ここでの生活が奇想天外ながらもコミカルで楽しいんですよ。
ひょっこり現れる妖怪達も個性豊かで、不気味までいかないちょうど良い塩梅で描写されています。
やっぱり座敷童子ちゃんが可愛かった。

それから、皆さんが言及されている、バース性が書き換えられてしまうシーンについて。
バース性が変化してしまう作品は何作か読んだことがあったのですが、そちらにはあまり引っかからなかったのです。
最終的な着地点は平和に終わったけれど、お話が面白いものだっただけに残念で、私も今作はちょっと気になってしまった。
これはね…多分「攻めが全く関与していないから」だと思うんだなあ。
妖怪が登場するお話ならではの、なるほどねという方法ではあるのですけれど、その場に攻めもおらず、ましてや攻めの母親が勝手に妖怪の手を借り、触手攻めのようにして無許可かつ人権を無視して行ったというのがアウト。
母親のキャラクターは決して嫌いではなかったのですが。
これでは萌えない。だめです。
被害者である佑真の絶望と怒りはごもっとも。
そして、事故のようにうなじを噛んでしまった人見に対しては、あれほど佑真を大切にしながら懸命にアプローチをしていたのにね…という同情心でいっぱいになってしまいました。
その後の佑真の「普通」に対する心境の変化も入って来なくなってしまった。
それまでは萌えと楽しさがいっぱいだったのに。

もし、必ずしもバース性を変化させる必要があったのならば、人見が妖怪とキスをして何かの能力を授かってしまって、その後口直しにキスをしたら変化した…だとか、2人の心の距離が近付いた時に、座敷童子ちゃんからお菓子のお礼にと提案されて受け入れた…だとか、他にもやりようがあったんじゃないかな。
バース性の変化を受け入れる過程が描かれているものだったらありなのでは?と思いました。
でも、佑真をオメガにして発情期にさせないと2人の関係は進まなかったのかなあ?
そんな事はないと思うのですけれど。

と、やや残念な部分もあったものの、概ね楽しく読めました。
いつも思うのですが、本当に文章が読みやすくてスラスラと読めてしまう。
メインキャラクター2人のやり取りが好みだったので、もうちょっとラブな部分も読んでみたかったです。

4

ファン気質に頷きつつ笑いがもれました。

途中で、あっオメガバースだったんだ、と思い出すくらい、最初はオメガ色が薄かったです。

 受け様は、ベータであり、キングオブ平凡、だと自負している佑真。
美しい顔が大好きで、推しを愛でるのが幸せ。

この佑真の推しが、攻め様である同僚の人見。

 実家の旅館の手伝いのため、仕事を辞める人見に、プロポーズをされ、驚愕しながらも、そんな暴挙許されない、と力説して断る。
だけど、人見から「僕が嫌い?」と訊ねられると、「宇宙で一番好き」と即答。
 混乱する人見に"だよね〜"と笑うしかなく、佑真のファン心理には頷きつつ笑っちゃいました。
佑真のこの推しを尊ぶ思考が、とっても私のツボで、素晴らしい推しぶりが拍手喝采もので楽しかったです。


 人見のアプローチに、佑真は旅館の手伝いとして一緒に働く事になったけど、この旅館が、妖怪専門の旅館という。
驚いても、慣れるよう頑張る、と前向きな姿勢の佑真は、私もとっても好きでした。

 人見の事を、二次元のアイドルを愛でる気持ちから、対等な相手として意識し始めた佑真に、おぉ、これからね(*≧∀≦*)と思ってた矢先に、人見の母であり旅館の女将が起こす、あまりにも短絡的な大事件。
それによって、人生を狂わされた佑真の怒り、悲しみ。
狂わせてしまった人見の後悔。

佑真を元に戻すために人見は力を尽くしてたし、佑真もそれを受け入れるつもりだったのだけど。

佑真の結婚承諾態勢がやっぱりファン気質多め。
でも、受け入れる事ができたのは、それまでの人見の在り方のおかげですしね。

えちシーンは、オメガバースだけあっていろいろなバリエーションがあって楽しかったです。
( 〃▽〃)

 みずかねりょう先生のイラストがまたステキでした。
イケメン人見のいろいろな表情がかわいい。
憔悴しきった人見の姿には、庇護欲がかきたてられました(#^.^#)
そして、童ちゃんがとってもかわいかったです。


6

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