落ちぶれた元アイドルと年下敏腕マネージャーの、 業界ラブストーリー♡

ラストチャンスを君と

last chance wo kimi to

ラストチャンスを君と
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×25
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
2
得点
46
評価数
12
平均
3.9 / 5
神率
33.3%
著者
三池ろむこ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥640(税抜)  
ISBN
9784199608346

あらすじ

絶頂を極めたものの、
いまでは落ちぶれてしまった元アイドルの五条。
スキャンダルを経て仕事のやる気も
すり減った毎日に、
ある日新しいマネージャーがあてがわれた!
社会人経験もない若者かと思いきや、
そつのない仕事ぶりで現場受けも上々だけど、
なぜか五条には生意気で手厳しい。
はじめは反発していた五条だけれど……!?

表題作ラストチャンスを君と

落ちぶれた元アイドル
新人マネージャー

同時収録作品Spice

27歳,カレー店のオーナーシェフ
31歳,常連客,詩人で作詞家

同時収録作品雪とガラスと恋もよう

ガラス工芸家

その他の収録作品

  • 君となら、 前編・後編
  • リトル・バケーション
  • ラストステップまであなたと
  • ふたりのライン
  • 門井くんが風邪をひいた日(描き下ろし)

レビュー投稿数2

執着○○って珍しくないですか?(無言でそっとイケオジ本棚に収納した。)

ところどころ作画が…と思ってしまうけど、それでも内容がいつも大好きで、ついつい読んでしまう三池ろむこさん著作。
今回も「なんでこの表紙、こんなに腹がふくれとるんや…」という箇所が引っかかって、手を出してませんでした(そこかぃ!w)。
でも今回の30%オフで無理だった。買っちゃうよね~、まんまと出版業界の戦略にハマるわたくし。

全部で以下③作品が収録されていて、表題作が全体の約8割(156ページ)+短編が2つ(26ページx2)収録されています。

①表題作「元アイドル、落ちぶれタレントx新人マネ、かつ甥」の芸能BL。
すでに1話最後の「二ヤリ」x2人分がめちゃくちゃ良かったです。
やっぱり攻めは元アイドルだけあって、イイ男ですね。
タレ目には中毒性あるから気を付けろって言われてるのに…(←我が家の家訓)。
2度目、3度目の「二ヤリ」、「ちゃんと休めよ?」の顔、ふと見せる真面目な顔、etc. すんばらしいです。
まさにこれはイケオジ本棚に入れるべき若いイケオジ。
「頭がいい奴は好きだ」攻めが受けに惹かれるのと同じタイミングで、私もクールで真面目な男らしい受けがキャラとして好きになっていました。
執着攻めはよくあるけど、執着受けってのも珍しくて良い。
なのでそういうのお好きな方に特にオススメです。
とにかく若いイケオジに(私が)完敗なので、おまけの☆5。
女性がほんのちょっとだけ絡みますが、全然下心も害もないので、安心して読み進めてください。

②「カレー屋店主x常連の詩人・作詞家」。
作った料理キレイに残さず食べてくれる人って嬉しいですよね…!料理もカレーも大好きなので感情移入して読めました。

③「(仮)短髪、年下ワンコx(仮)黒髪、ガラス工芸家」。
スノードームが繋ぐ恋。

以上、イケオジ好きさんは必読ですよ!

0

プライベートも仕事も。君さえいれば。

うーん。何ともゆるい芸能界もの。元アイドルで、現在活躍がイマイチな五条さんは、そうは言っても何とか芸能界に生き続けている。そんな五条さんにもっと活躍して欲しいとばかりにマネージャーを志願して来る幸也。幸也のクールな頑張りで、だらしなかった五条さんの生活は整えられ、仕事にも好影響。少しずつ忙しくなって行く。なって行くんだけど…。
いかんせん五条さんは小者なのだ。大スターの器では無い。もちろんこれは漫画。漫画なんだけども。そこはほら、夢見させて欲しいじゃない⁈ タレント業より俳優のが偉いとかは全然思わないんだけど、何かもぅ、華やかさが無い‼︎ 五条さんは結構いい男に描かれているので、それがちょっと残念でした。美人女優とラブシーンとかあって、クールな幸也が嫉妬するとか。そんなベタベタな展開も期待したんですよねぇ。
もちろん幸也も五条さんの事が大好きなんだけど、彼はクールに仕事とプライベートの線引きを怠らない。年上で、大人の筈の五条さんの方がイチャコラしたいし。何だったら必死なんです。それはそれで、可愛いんですけどね。
エッチは必死過ぎる五条さんがネチッこそうで良い。

同時収録はいずれもショートストーリー。
◆「Spice」
いつも自分の作ったカレーを綺麗に食べてくれて。「本当にうまい。」と言ってくれる客、岡野に惹かれていく市井。市井はゲイだが、岡野はそうでは無い。
しかし、するりとその壁は越えて行く。
短過ぎて残念。

◆「雪とガラスと恋もよう」
綺麗なものと、こと。それだけで紡がれていくような優しさ。雪とガラス、それはスノードームのこと。大きなガラス窓越しに降る雪を見る2人が、大きなスノードームの中にいるみたいだ、というシーンが美しくて好き。

巻末には表題作の番外編、BLの定番、風邪っぴきの看病なんだけどー。「体もふいとく?」と、ニヤつく五条さんに「…大丈夫です。」と、すげなく断わる幸也。あーん、そこは拭いてもらってエッチにもつれこもうよぅ‼︎ と、最後の最後までゆるく寸止め感半端なく終わるのでした。

5

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