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海辺のエトランゼ』アニメ映画化!! あれから5年。待望の第二部スタート!
harukaze no etranger
作家さんの新作発表
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「駿の代わりにか」の発想がなくてギョッとしちゃった。父ちゃんなかなかすごい。ラスト泣いてる父ちゃんもすごい。父ちゃんが鬱だった描写も、自然に流れてったな。この作品、ママの更年期や、ふみの出自もあまりこねくり回さずにさらりと事実として流していく感じが好きです。駿くんがゲイであるってとこは3巻までは結構ぐるぐるしてましたけど、世間全体に知られてしまいましたから、流石にぐるぐるはしなくなったようで。
ミオの髪のシーンは読者が「えーーーー」となったのでは…前巻ラストで髪の長いミオを見て読者は察し…となってたわけですよ。察してない駿くん、勘弁してくれ。
実央と駿はもうすっかり家族というか、熟年夫婦のような空気感で。2人の間に愛があるのは大前提で、思春期のふみに振り回されるドタバタな日常が繰り広げられます。濡れ場を求めて読むと全然物足りないと思うけれど。私は、こうして家族のありふれた日々に溶け込むBLもいいなと改めて思いました。
桜子への一途な想いを幼い頃から抱え続け、駿へのコンプレックスを何度も爆発させながら、疾風のように突っ走るふみ。今時こんなに真っ直ぐに女性に想いを伝えられる男の子っているのかな。男の子にはこんな風に育って欲しい、そう思わされるキャラクターですね。桜子の魅力もよく分かるし、女性が蔑ろにされていない所もこのシリーズの良い所だなと思います。
いやあ、面白かったです。
3巻最後にちらっと出てた5年後が舞台の第二部。
半年遅れでやっと購入して、『海辺のー』から通して読み返したのですが、ここに来てやっと物語が一本に絞られて来た感じがしました。
1〜3巻の第一部はわりと話があっちこっちに行って、まとまりはないけどそれが「日常」って感じも良かったのですが、今作で13才になったふみが…、可愛い!
小さい頃から桜子一筋だったふみが、ついに駿と桜子が婚約していたことを知ってやさぐれましたよ。
やさぐれ方が中途半端なのも可愛いし、気持ちの持って行きようがなくて駿に当たりまくるのも可愛い。
5年経ったら、27才だった駿はもう32才なんですよね。
時の流れを感じます。
一躍売れっ子作家の仲間入りをしたかと思っていたら、ボサコン頭のニートに変身してました。びっくり。どこまでだめ人間なんだ。
橋本家も様変わりして、ゆり子ママは更年期、鬱病から一歩前進したお父さんは元気にバリバリ。そして実央はゆり子ママの代わりに家事をこなしつつ、相変わらずバイト三昧のヒモ亭主を抱えたワーキングマザー状態。
そんな中、ふみの桜子への片思いがメインで扱われていました。
ずっと好きだったひとが自分の兄と結婚の約束までしていたのもショック、自分の好きなひとが兄を好きだっただけでも悲しいのに、兄は男の恋人と呑気にいちゃいちゃしているニート。
兄に当たりたくなっちゃうのも、分からないでもないし、何もかも兄が悪い!と思いたくなるのも分からないでもないぞ、少年よ。
お父さんがいい味出してます。
何と言っても、ゆり子ママに断りもなくふみを養子にする!って決めたお父さんだけあります。
駿はだめだめだけど、良いことも言ってました。
駿だってずっと好きになった人に好きになってもらえるどころか、好きと言う気持ちさえ伝えることができない片思いばかりしてきた人ですもんね。
思春期の少年の、たった一度の失恋で、この世の終わりみたいに呪われても。
駿が言った台詞はぜひとも読んでいただきたい!
真理を突きまくっていて、さすが元売れっ子作家!と思うこと、間違いなしです。
そして小学生の頃、ふみに絡みまくっていた和田くんの娘・ちほちゃん。
彼女の立ち位置も切ない。
好きな子をいじめるのは男の子の専売特許じゃないんですよね。
小学生の頃はちくちくいじめて、今は痛いところを皮肉っぽく突いてくるというやり方でふみに絡んできてました。
この子も可愛い。
ただ、待てよ?よ。
駿と実央は、実央が多忙すぎてキスすら3ヶ月以上ぶりというセックスレス。
5年しか経ってないのに、枯れざるを得ない状況。
嫌な夢で不安になったり、だめだめ駿がそんな実央をきゅんとさせたり、こっちもいろいろあるけれど、メインは先にも言った通り、ふみ。
あれ?BL要素が脇に…?という感じもしないでもない、19才年上の女性に恋する少年の話。
でも面白かったからそれで良し。
続きが気になって仕方ないところで終わっているので、早く5巻が出ないかなあ。
1巻からずっと読み続けていますが、
段々とBLぽさが薄れて何処へ向かっているのかな?と読者を置いてけぼりにされたような印象です。
今回は5年後のお話しでふみがメインで駿と実央はサブな感じで4巻はキス止まりです。
独特な雰囲気がある漫画なので、セリフやコマなどを何回か読み込まないとやや分かりにくい表現が多いです。それも個性なのでしょうけど…
今後の展開に期待したいと思います
シリーズ第1巻目から見てましたが
今までの丸いフォルムのキャラデザに主線がさらに濃く丸く、くねくねしており書き込みが著しく激しくなり全体的に画面が五月蠅いといいますか
コマ割りも粗っぽく毎ページ絵が散らかってて小汚くも見えます。
他の方が言うように物語も脱線し始めBLではなくもう一般向けの人間ドラマですね。BL皆無です。うすしおでも薄味でもなく。
しかも絵の表現がそんなものだから物語にも集中できませんでした。
みんな同じ顔してるものだから時折誰が誰かもわからなくなります。
言いたいことは分かりますし、物語が良作であるならばBLカテゴライズでBLから脱線した人間ドラマでも一向に構わないのですが、
伝えたいこと見せたいことが取っ散らかりすぎて見れたものじゃありません。
巻数を増す事に「自分には合わない」ことが分かってきましたが今巻でそれが確信しました。
「心洗われるBLシリーズ」…のはずが、申し訳なくわちゃわちゃくねくねした絵が苦手なので気持ちが悪くなりました…
惰性で買い続けたのでもう一度読み直そうと思いますが、今のとこ次巻購入は検討しておりません。残念です。
BLコミックでありながら「失恋を経験した女性と少年の初恋のお話」ががっつり本編なので地雷の方は避けてください。
あと絵柄の癖が今まで以上に濃ゆいのでそういうのも苦手な方は注意を。
ずっと読んでいますが、こんなにわちゃわちゃしていましたっけ?
2人が北海道に移ってから5年経ったお話を読めたのは良かった。
でもちょっとふみの駿に対する怒りがしつこ過ぎたかな?
5年も2人を見てきたのに、ふみが桜子を好きだからってゲイの駿がどうすれば良かったの?
まだ中学生だとしても家族なんだから、もっと駿の意志を尊重しても良いのではと考えてしまって楽しめませんでした。
怒って良いのは桜子と実央だけだと思うのです。
ふみに対する桜子の態度も謎だらけで、多くを語らない態度が思わせぶりで不穏ささえ感じてしまいました。
お父さんとお母さんの愛情が本物だったのだけがほっこり出来ました。今までの流れが脱線してしまったように感じてしまいました。
実央と駿が、北海道に移住してから5年。
駿は執筆を休業。5年も一緒にいたら飽きる?
そんな夢を見た実央。
一方ふみは反抗期。でも、それには理由が。。。
5年前、長い髪が好きと言った駿の言葉。実央が髪を伸ばしていたのは、その言葉があったからなのに、駿は「髪の毛邪魔じゃなの?」と、すっかり忘れて言った。
こんな所で、5年という歳月を感じました。
普通そんなこと言われたらキレるのに、髪を切ってもらいながら、サラッとその事を話す実央のおおらかさが好き。
日々ダラダラというか、気ままに過ごしているように見えて、様々な事に悩んで生きている2人が、やっぱり好きです。
好きなところをあげたらきりがない程、エトランゼシリーズが好きです。
BLだけど、それだけじゃなくて、新しいジャンルなのでは?!と思うくらい、青春とか家族愛、色々詰まった一冊です。
ふみの成長も見物!!
ありきたりですが、読めば心がほんわかします!心の癒やしに、ぜひ読んでみて下さい。
たしかに今回の話はふみくんと桜子ちゃんが中心で、実央と駿の濃い絡みがなかったため物足りなく感じる人も多いと思う…
が!
個人的には満足してます。
既に何回も読み直してるくらいには。
いや~ふみくん大きくなったね…思春期だぁ~なんて思っていたら最後にとても感動させられた。本当に成長したね。
みんなそれぞれこうだったらよかったのに、なんてないものねだりをしながら折り合いを付けたりしていて人生ってうまくいかないよね…って今の自分の心境に重なるところがあって刺さりました。。
この作品は主軸はBLでありながらも百合カプやNLカプも存在しており、恋人同士や家族、友だち、親戚など諸々の人たちの愛などを感じさせる。
絵や表現がかわいく、癒されるテイストだからなのか忘れがちだが登場人物ひとりひとりの過去や生い立ちなどは結構重たく、性格や思考、働き方など非常に人間味に溢れている気がする。その中で時につまずいたりしながらそれぞれの愛のカタチを育んでいるのではないのかな。
もちろん恋人たちだけでなく、家族などの愛も。
まあたしかに実央と駿の絡みはもっと見たかったけれど、イラスト集も発売されたしなんなら映画だって放映されるんだから供給いっぱいだし大丈夫でしょ。ね。
って思って次巻を楽しみにしてます。
今まで散々な目にあってきた桜子ちゃんの救済回という感じ。駿とみおは本巻ではキスまでしかしていないのでもっとBLが読みたかった。家族のストーリーになってきている。早く続きが読みたい。
4巻待ってました。そして、今回も心が洗われました。
確かにBL要素は薄くてNLはもう絶対に無理という人は読めないかもしれませんが、そんなに嫌いじゃない人には是非読んでいただきたいです。私もNLは好きな方ではありませんが、それよりもふみくんの成長や温かい人間関係に感動しました。カンナ先生は、BLだけではなく、それ以外でのマイノリティな部分(今巻では歳の差)に焦点を当てて描かれたのだと思います。
温かみのある絵とストーリーにほっこりさせていただきました。次巻も楽しみに待っております!映画も見ます!