藤森くん、神宮くんを拾う。

fujimorikkun jingukkun wo hirou

藤森くん、神宮くんを拾う。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神16
  • 萌×215
  • 萌11
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
174
評価数
43
平均
4.1 / 5
神率
37.2%
著者
会川フゥ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
発売日
価格
¥670(税抜)  
ISBN
9784403667251

あらすじ

藤森は家の前で、昔自分をフった同級生・神宮を拾ってしまう。

家がないと言う神宮に藤森は自分の家にいることを提案し……!?

表題作藤森くん、神宮くんを拾う。

神宮ヤマト,家無しのモデル
藤森亮太,サラリーマン

その他の収録作品

  • 描き下ろし

レビュー投稿数8

全てが丸く収まる感じ。

別レーベルの作品が大変好みでしたので、こちらの作品もお迎えすることに致しました。

物語後半で判明する、高校時代の悲しい「すれ違い」がしんどいです……
2人が両想いになる場面では、少しうるうるしてしまいました。

神宮くんも藤森くんも、何か目立つ特徴があるような 個性的なキャラクターではありません。
しかし、そこがこの物語をすんなりと受け入れられる理由なのだと思います。

2人のsex描写は描き下ろしにあります♡
神宮くんの大型犬感(?)は可愛らしく、藤森くんの乱れる姿が堪りません……!!

1

藤森くん、神宮くんを拾って良かったねー!!!

再会BLです。

片想い相手にこっぴどくフラれたトラウマが残り、
恋人を作ることなく1夜限りの付き合いを楽しむ受け。
ある日、昔自分を振った相手をゴミ捨て場で拾ってーーーというお話です。


表紙だけだと攻め受けどっちだ?と思ったんですが
黒髪スーツが受けでした(﹡´◡`﹡ )
(といっても本編エロなし、描き下ろしでやっと…です)

受け:藤森は気のイイコですね。
ニコニコと人当たりが良くて穏やかな子です。
(そんな子がワンナイトを楽しむギャップ良き)

ゴミ捨て場で寝落ちしてる人をほおっておけず
声を掛けたら昔好きだった相手でますます放置できず。
しかも相手は藤森を忘れていて初対面のように話しかけてくる。

いや~これ切なくないですか?
自分は酷い言葉を投げられたのを忘れられないってのに
言ったほうはアッサリ忘れてるなんてキツイ…。

でも藤森は【切ない・ツラい < 再会出来た喜び】
って感じで初対面を装ったまませっせと世話を焼くのですね。
昔をリセットして出会いからやり直して、
どんどん仲良くなれて満たされる喜びのほうが大きい。
それがま~いじらしいのですよ(∩´///`∩)

攻め:神宮は周囲から誤解されやすい人…かな。
というか私も最初はちょっと誤解してた。
女のとこに転がり込んで、追い出されて、家無し…って説明がしっくりきすぎてて…。
藤森も誤解してましたが「ヒモで生活してました」と言われても違和感がない。

でも大人になった神宮は、
クズだと思いきや知れば知るほどそんな人ではなく。
藤森も酷い言葉をかけた同一人物か?と心が揺れてます。

なんていうんですかね。
神宮がだんだんとワンコに見えてきてキュンキュンするんですよ。
(藤森の帰りをしょぼんと尻尾落として待ってる姿はめっちゃ萌えた///)

高校時代、藤森をふった時の隠された真実?みたいなのもありまして…。
誤解されやすい人だから逆に人を信用出来なくなってて、
全てが上手くいかなかった過去が切なキュンキュンでした(;///;)

真実を明かされた時の藤森の泣きそうな笑顔がもぅ……ッ(泣)

藤森にとっても
神宮にとっても
この再会はとても大きかったと思います。
トラウマだった誤解がとけてホント良かった…!!
神宮が道端で寝落ちてた経緯にもホッと。
(女を渡り歩くクズじゃなかった。誤解ゴメンね)

描き下ろしは全ページエロに振り切ってたんですけど
エッチに慣れてる藤森が初めてみたいな反応で可愛い///
(あ、本命DTみたいなもんか…?)
大好きな神宮に抱かれる藤森の多幸感良きでした♡

8

会川先生の作家買いです

もう、タイトル通り。始まりは、BLではお馴染みのごみ収集所に酔っ払った神宮を藤森が拾った事でした。

でも、神宮は藤森の初恋のひと。なおかつ、酷い振られ方をしている。
住まいが無い神宮を、思わず同居に誘うんです。それもこれも、神宮が藤森を全く覚えてないからです。

藤森はゲイで、適当に遊んできている。だけど、初恋には当時叶わなかった神宮への気持ちが詰まっている。
そりゃ、振られても大好きだった人と暮らすなんて凄いイベントですよ。
私なら心身共に無事でいられないわ。神宮がまたイケメン。ほんと格好良いじゃないか。
忘れたくても無理だった人が、更に格好良くて何か優しくてとか、たまらない。

同時に、振られてしまった時の放たれた言葉には深く傷ついている藤森なんですよね~

暮らしはじめて、神宮は藤森を「りょーちゃん」と呼びます。藤森は神宮を「ヤマト」と呼ぶ。りょーちゃん呼びは、かなり可愛いのです!

じくついた初恋の顛末が、大人になってから大きな変化と後悔の念を明確にしていくわけです。ここは、臆病になっている藤森を受け止めて素直になれた神宮のお陰かもしれません。
ハピエンになる過程が淀み無くて、好みのお話でした。



1

アオハルよもう一度!

神寄りの萌×2評価です。
一度通しで読んで、すかさず再読しました。そうしたくなる構成。余韻は最高に良いけど切なさもギュッとつまってる。萌×2にしたけど、ほぼ神寄りでお願いします(大事なことなので二度言う)

高校時代に一大決心して告白した初恋の相手からフラれた時の、ありがたーいお言葉を忘れられずそれ以来、性欲さえ満たされればいいと特別な人はつくらずにきた藤森(受け)。
ある日、仕事帰りにゴミ捨て場に落ちていた困ってる男をやり過ごせず、自宅にお持ち帰りしてビックリ!彼はかつて、自分をこっ酷くフッた同級生の神宮だった・・・

『過去なんてなかったのだ』
神宮が自分のことを覚えていないのに気付いた藤森は、家がないと言う彼にしばらく同居することを提案。今だに夢に見る忘れられない男、クールでかっこよかった初恋の人、すかさず同居とエラいことになったけど、一緒に料理だって作るし、名前同士で呼び合うし、看病だってするし…
だって神宮から酷いフラれ方をして悲しい思いをしたんだ、この仮想同棲を楽しんだってバチは当たらないだろ?

遠くから見ているだけだった高校時代には知らなかった神宮の笑顔、告白さえしなければ普通の友達としてこんな風な未来もあったのかな…と楽しくも複雑な気持ちを抱いたり。
かつての同級生・思い思われコンビの仮想同棲の行く末と藤森のトラウマの結末を、ぜひ本編でご覧ください。

0

初めは藤森くんの心の声に笑ってたけど・・・

初めは藤森くんの心の声に笑ってたけど、なんだかんだ言って2人ともイイ人。
神宮くんのトラウマが「ゲイってのがバレて孤立したところに告白・・・の流れだったのでは?!」と予想したけど
違ったぁ~でもほんわり幸せになった♪

0

ゴミ捨て場に落ちてるイケメンは拾うべき

作家さん買いです。
こちらはBLあるある?ゴミ捨て場に落ちてた男を拾うお話です。
高校時代に同性に告白してひどく振られた藤森はそのトラウマもあり、マッチングアプリで一夜限りの相手ばかり探していた。
そんな時にゴミ捨て場で会ったのが振られた相手の神宮だったーという始まり。

全く藤森の事を覚えてなくって、そんなことある?って思いましたが、後に高校時代の藤森出てくるからご確認ください。そら分からんわぁ、ってなりますよ。

家がないという神宮と同居することになり、なんやかんやで穏やかで楽しい日常。
高校時代にあんなひどい振り方をしたのに、案外神宮がいい奴で、なんでだろう?とここでも疑問。
これも後に伏線回収されます。

5話目で神宮目線の高校時代の話になるので、実際どういう事だったのか、2人の間にどんな誤解があってすれ違ってしまったかが分かります。
長い間誤解ですれ違っちゃってて、お互いに辛い記憶になってたわけだけど、再会できて本当の事が分かって良かった。
ちょっと泣きそうになりました。

0

拾われて、世話してもらって。ただいい思いしてるだけじゃね?

一度拒否された相手との再会愛…一言で言うとそんな話。

ある日家の前で拾った酔っ払いが、昔高校時代にこっ酷くフられた相手だった、しかし、相手は自分の事を全く覚えてない…

…というお話なんだけど。
本作では拾った藤森が「覚えてないのか…」と落胆しつつも、逆に何も覚えてないから大胆に世話を焼くというか、新しく付き合っていくような嬉しさを出してくる。
これって実は微妙に残酷だと思うのよね…
物語は、拾われた神宮の過去話も明かされつつ、神宮もかわいそうだったのよ、余裕無かったのよ的な解釈が成り立つような筋立てで続くんだけど。
う〜〜ん…
結局藤森は献身してるだけで神宮のザマアが全然ないので。
藤森は好きな神宮と想いが通じるのでよかったね、で終わってもいいんだけど、なーんかモヤってる。
拾われて。世話してもらって。
昔好きでしたって。
藤森の献身にあぐらかいてるだけに見えるのだ。
神宮はゲイ設定でもないのに。
お礼や感謝だけで藤森を抱けるんですか?この作品の場合そこも違和感あり。Hシーン無くても良かったような気もする。

1

文字通り、拾う

タイトル通り、ゴミ箱に落ちていた青年を拾ったら、なんと同級生で。。
という、BLではおなじみの設定。

会川さんの飄々とした絵とストーリーが好きで作家買いしています。
こちらは久しぶりに良かったなあと思った作品。
出だしはよくある、と思ったら一ひねりしてあります。拾った相手が、昔告白して手ひどくふられた相手だということ。そして、相手はそれに気付いていない。。

都合良く、初恋の人と同居生活を始める。嬉しいようでいて複雑。しかし、拾った方の藤森は、根っこは本当にいいやつで、何かとあれこれ親身に世話を焼くのですが、それが下心だけではないということが伝わってくる。
知り合いとはいえ、ここで始めて、一から二人の関係を築いていく、その課程が丁寧に描かれた作品でした。


0

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