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くそくらえ本能、世界は愛で回るんだ。 新サイエンス・フィクションBL爆誕! !
もともとファンタジーが好きなのもあり、設定の読み込みには少し時間がかかりましたが、とてもとてもよかったです!
この世界では4つの種族があり
ほとんど人間なニーア(高額だが男性も妊娠可能)
大きな体を持ち運動神経抜群のライカン
ほぼ吸血鬼でニーアの血が大好きなヴァンプ
ほぼ人魚の特徴をもつセイレーン
それぞれの設定やカーストまで作り込まれていて、世界観がしっかりしています!
オメガバース同様、男体でも妊娠可能なので男同士の恋愛の葛藤はありませんが、それぞれの種族の特徴ならではの辛い過去や苦悩があって、それを乗り越えられるのか……
主なカップリングは
ヴァンプとニーア、ライカンとライカン、ライカンとセイレーンです
個人的にはヴァンプの設定が特に好きです。
恋をすると好きになった相手の血しか飲めなくなる。それを「熱病のような精神疾患」とし、「恋」という感情を消す薬があるが、記憶は消えない
両思いならいいけどそうじゃなかったら…………ヴァンプ切ない!
絵も綺麗だし、メインストーリーのニーアの子が素直で明るい血の気の多い笑性格なので、安心して読めました!新しい世界に興味のある方は是非読んでみてください!
何度でも読み返すことで新しい萌えが生まれる作品だと思います!
一回読んだだけじゃ難しいって思うかもしれないけれど、だまされたと思って最後まで読んだ後にもう一度読んでみてほしいな~(お気に入りの話だけでも)
それに、読解力とか感性って書き手に与えられるものじゃなくて育てるものだと思うので欲しいなら磨かないとですよー 想像力も磨かれるし得かも。
いま自粛で外にも出られないし積本解消も兼ねてどんどん育ててますw
私は電子描き下ろしのお話がお気に入りでネタバレになっちゃうんで詳しくは言いませんが、とってもかわいいので読んでほしいです!(作者さんのツイート見て、紙買ってたけど電子も買ったら個人的大正解でしたv)
「ワールズエンドブルーバード」を予約していて、コミコミさんから届く前に星名あんじ先生の作品を読んでみたいと思いこちらを購入してみました。
まず画力に驚きました。まず美麗さにうっとりして、それぞれのキャラクターの魅力に嵌りました。
勝手に画風からシリアス寄りな内容だと思っていたんですが、コミカルなのは春雷の前向きなキャラと彼の父親の明るさによるところが多いと思いました。
ちゃんとBLとしての萌と切なさもあり、気がつくと夢中で読んでました。ちょっと設定は難しいけど三兄弟とも魅力的で、メインカプも好きだけどライカンスプリームの鈴蘭の色気にまいりました。
この分だと新作もきっと面白いんだろうなと期待してしまいます。
素晴らしく、ややこしい設定の物語。←これ誉め言葉です
読み始める前に、この世界の説明ページをナメるように読み、気合いを入れて本編突入!!
こんな設定をよく考えられるなぁと、ホント感心してしまいます。
面白い!!
絶対大変な世界だし、苦しいこと沢山あるけど、その中でも、呆気らかんとしている登場人物たちに救われます。それぐらい恋に落ちると幸せなんですね。
こんな壮大なお話を軽々しくレビュー出来ないので、出来るならあらすじとか読まないで、手に取ってもらいたいです。
聖名先生の美しい絵にも、メロメロです。
BOBとは、BEAST OF BLOODの略です。
この世には、4つの種族が存在するという設定で、オメガバースの前日譚的位置付けになるそうです。
正直、こんな複雑な設定だとは思ってなかった^^;
何度も世界観の説明を見直しながら、読み進めました(汗)
とはいえ、何より表紙がかっこいい!
何度も見ちゃう‼︎
読み終わると誰が誰か分かるようになるので、また何度も見直してしまいました。
ーー以下、設定とあらすじ(ネタバレ含)
・ニーア:人間、カースト,発情期なし
BOB
・ライカン(陸):金色の瞳、カースト・発情期あり
・ヴァンプ(空):赤瞳、カースト・発情期あり、ニーアの血が好き
・セイレーン(海):希少種、発情期あり、カーストなし
※男女共に妊娠できる世界。
BOBがニーアと違うのは、見た目の性別に惑わされないことと、ケモノ由来の本能があることです。
ニーアの父がライカンと再婚することになり、鈴蘭、芙蓉、錦というBOBの3兄弟ができたニーアの春雷。
この3兄弟それぞれの恋愛模様を描いたストーリーです。
【鈴蘭(L)×紅(L)】
ライカンのトップ・鈴蘭は、高校生でミュージシャン。
全てのライカンの恋人的存在です。
ただ、鈴蘭が心から欲しいと思うのは、マネージャー兼幼馴染の紅だけ。
発情期に慰め合うだけの関係だった2人ですが、紅が〝失恋特効薬〟を服用していることを知りーー…
ここも複雑な設定があって、ライカンのスプリームである鈴蘭は、カースト最上位。
スプリームである以上、1人の人と結ばれることはできないのです。
両想いなのに高いハードルがある2人なのですが、紅の健気さを知った鈴蘭がプロポーズします。
なるほど、その手があったか!という感じ^^
鈴蘭のおバカさが切なさを吹き飛ばし、ハッピーにしてくれます。
【芙蓉(V)×春雷(N)】
この2人がメインカップルかな。
義兄弟同士の恋です。
ヴァンプはニーアの血が大好物!
ただし恋をしたヴァンプは、一生その相手の血しか飲めなくなってしまいます。
だから、片想いや失恋はヴァンプにとって命取りなのです。
一度、ニーアに恋をし、相手を不幸にしてしまった芙蓉。
ニーアの春雷には厳しく、恋にも否定的です。
でも、本当は誰よりも恋に憧れているのかな、とも思います。
芙蓉が、愛する気持ちを大切にしようと、自分の気持ちに素直になるまでを大切に描いています。
春雷は素直に自分の気持ちに従うタイプなので、引き寄せられる引力に逆らいません。
タイプの違う2人の恋なのですが、ある意味ピュアで、とても微笑ましかったです。
【三ツ葉(L)×錦(S)】
こちらは、正真正銘のピュア恋です。
ストーリーとしては、1番あっさりしてるかな。
H無しなのですが、描き下ろしをみるとリバカップルのよう。
リバか……見たかった(笑)
関係ないけど、芙蓉と春雷もお互い限定のリバっぽいんですよね。
……見たかった(笑)
芙蓉の従兄弟のヴァンプ・鵜堂が春雷にボコられるエピソードがあるのですが、そこで芽生えたMっ気とネコ素質(笑)
どこかで、鵜堂のその後を読んでみたいです。
次々登場するイケメンに癒され、ハッピーエンドの恋に胸キュンしました♡
一冊で終わりにするのはもったいない作品です。
続編、スピンオフ期待してます!
シーモア 修正はトーン+白短冊
ヴァンプにライカンにセイレーン。
アウターセックスにインナーセックスにコアセックス。
アッパーとかトップとかボトムとか雌雄同体とか。
ちゃんと理解しようとするとオメガバースより難しい世界観。
だけど主人公が「ニーナ」(人間)かつ人間以外の種族について完全無知なので、最初のページの小難しそうな説明を暗記したり理解したりしなくても、ついていけます!大丈夫です、あきらめないで!
というわけでBLに限らず漫画界隈にありがちな親同士の再婚による義兄弟の話です。
父の電撃再婚に怯みつつもニーナ(人間)である春雷(はるか)はひとりっこなので、新しく出来る3人の弟と会えるのをちょっと楽しみにしていたのだが…。
すごい一族ですよ。
継父となったのはライカン、3人の弟は春雷と同級生で二卵性双生児の芙蓉(ハーフヴァンプのアッパー=上流階級)と鈴蘭(ライカンのシュープリーム=15年任期で種族内の長)、2つ下の錦(セイレーン、絶滅危惧種、稀少)。
みんな、なんか、すごい。
編入させられた高校はBOBだらけで人間は見当たらず、ヴァンプに餌扱いされたり、初対面でいきなり芙蓉に襲われそうになったり、まあ、大変です。
そんなわけの分からない世界で、「人間」としての常識しか知らない春雷は驚きと危険の連続ながら自分らしさを貫き通しております。
三人三様の恋が順番に描かれています。
シュープリームである15年間は「みんなのもの」でいなければならない鈴蘭は、初めて目を開けた瞬間からずっと紅(幼馴染みで現マネージャー)のことが好きなのに、特定の人間と恋することを禁じられている状態。
紆余曲折ありつつも、しあわせになれる方法を見つけ出します。
「恋をしたら、そのひとの血しか飲めない」ヴァンプの芙蓉は、過去のつらい失恋でこころを閉ざしていたものの、BOBを特別視しないで、芙蓉の閉ざしたこころにどんどん入り込んでくる春雷に更にガードを強くするものの、春雷の性格が良すぎてナー。
物怖じしない、言いたいことは言う、間違っていることは許さない、まっすぐで感情豊か、表情もくるくる変わる。こんな子がいたら、ってやつですよ。
最後にまだ雌雄が決まっていないのに、周囲から性的な目で見られるせいで冷めている錦。兄2人に恋人が出来たことで、いつもなら断る告白を気まぐれに受けてみます。
一緒に過ごして相手のライカンを知るうちに、冷え切ったこころが溶けていって…。
という感じでみんなハッピーエンド+新しい家族がさらに増えるというしあわせ満載フェアでした。
設定とかいろいろあるけど、何も覚えなくても都度都度、春雷向けに説明してくれるキャラがいるので問題ないです。
ぼやっと掴むならヴァンプ=吸血鬼、ライカン=狼男的なやつ、セイレーン=人魚っていう一般的な知識で全然補えます。
3CP描かれているのでぎゅっと詰め込んだ感はあるけど、ちょいちょい挟んでくるボケに笑いつつ、楽しく読める作品でした。
笑いの一押しは継父です。このおやじさん、ほんと、どうしてくれようってレベルで天然でした。
オメガバース作品のようにストーリーに入る前にBOBについての説明があり世界観を詳しく解説してくれています。
細かな設定があるのでさらりと読める作品ではないかもしれませんが、複雑に感じる部分こそが活きるお話となっています。
春雷の父の再婚相手・乾隆はBOBで新しくできる3人の兄弟もBOB、というところから始まっていくお話。
3人それぞれの恋が描かれています。
特殊設定な物語でも感情は共感できるものばかり。すべての恋にキュンがつまってました。
オメガバースの前日譚という位置付けで描かれているだけあってそれに通ずる部分が多く、展開自体難しいことはないです。
一度読んで理解した上でまた読み返したい思える作品でした。
何より星名先生の描く人物が花が咲くようなキレイさがあり、この設定にすごくあっているなと思いました。
買った当時レビュー書いてなかったので、
2巻発売キッカケで読み返しながら書いてます。
ある3兄弟のそれぞれの恋愛模様が描かれてます。
オメガバースと似てるけどもっと複雑なオリジナル設定。最初に説明のページがあるけど大体そんなの読まずに本編読み始めるタイプです。
父の再婚で突然アッパー系家庭に仲間入りした春雷。
今までの生活は一変。新たに3人の兄弟が増えちゃう。
双子の鈴蘭(ライカン)と芙蓉(ヴァンプ)、弟の錦(セイレーン)
ただの人間(ニーア)の春雷が、特別な遺伝子を持つ種族(BOB)ばっかりの学園生活スタート。
BOBには、ライカン(獣系の気質)、ヴァンプ(吸血鬼の気質)、セイレーン(人魚的な神秘的な気質)に分かれていて人間よりも優れた性質を持っている。
そんな中に突然掘り込まれた春雷なんだけど、順応性があり能天気な性分で生意気で態度の悪い芙蓉とも打ち解けていって、芙蓉のわだかまりまで解消して晴れてカップルにまでなってしまう。(最初感じ悪かった芙蓉が素直でいい奴に変わっちゃう)
芙蓉の双子の兄鈴蘭は幼馴染の紅とセフレ関係。
実は両片思い拗らせの2人なんだよね。
三男の錦くんは、兄達に恋人が出来てなんか面白く無い気持ちで言い寄ってきた三ツ葉(ライカン)の告白にすんなりOK
本気で付き合う気なんてなかった錦くんだけど、三ツ葉の良いトコ知っていって……。
3組ともお付き合いスタートしましたー。ってとこで終わりだったので、もっと読みたいなと思っていたら続くお知らせきたので楽しみに2巻を読みたいと思います。
身体の性別が未確定な錦くんの今後が気になる。
お話は面白かったのですが、読み返してやっぱり気になってしまった点を。
あんじ先生絵がとても綺麗でイケメンとオシャレがとてもお好きなんだと思うんです。
カッコいい、美人は描けても老人、赤ちゃんが下手な人っているんですよね。
あんじ先生の赤ちゃんの絵。もはや、何?気持ち悪いってレベルでした。きっと赤ちゃん描く事に興味がないんだと思うのですが、顔がまず赤ちゃんじゃないし、身体もおかしくて、ドリフの大爆笑で赤ちゃんとお母さんのコントで赤ちゃんの人形に顔を嵌め込むやつ(若い方絶対知らないよね?)みたいに違和感ありました。
とても絵が上手なので、余計にその違和感が際立っていてあのページ見たくないなって思うほどです。
イケメンと美人以外も登場するなら、いろんな年齢、顔つきの絵を違和感なく描いて頂きたいです。
う〜〜ん…
一回読むだけだと、なんか全然わかんない…
絵は、
とっても綺麗。
登場人物は魅力的。
美形どころの恋模様は素敵。
みんなは一回読めばわかるの?
編集さんもわかったの?
これならみんなにもすぐわかるよってgoサイン出したの?
読み込んでちゃんと理解しきってからレビュー書くべきなのかもだけどね。
一つ大きく感じるのは、
「詰め込みすぎ」なんじゃないのかな。
お父さんの再婚相手のBOB、その息子たちはそれぞれ違う属性で。
それぞれの彼らはそれぞれの恋愛をする。
そこはみんなかっこいい子達だから、萌えはある。
でもそれは物語をよくわかった上での萌えじゃなくて、かっこいいBたちがLしてる!Hしてる!っていう萌えであって、内容のない萌えなのだな。
まず最初のCPについてもう少しじっくり描いて欲しかったかな…
まあ、また何度でも読んでみます。
萌2に近い萌評価です。オメガバースの一段階前の設定を考えられたということで、人外の生き物を祖先にしたり、様々な性を持たせたりと、世界観は面白くも難解です。特にインナーセックスとコアセックスについては、冒頭の説明で理解した気になっていましたが、本編と最後のプロフィールを読んだら自分の理解と異なっていてちょっと混乱してしまいました(笑)。
ただ、設定をきっちり理解するには時間がかかっても、BL面は非常に分かりやすいです。オメガバースのように発情期やフェロモンなどの本能があって、それらに抗って全力で恋をする男子高校生たち。帯のキャッチコピーそのままでした。うじうじ考え込むタイプのキャラがほぼいないというか、いても相手が強力な愛で吹き飛ばしてくれるので、その疾走感も気持ちいい。メインの3組の中で芙蓉と錦のところはカップル成立までもっと長引きそうだと思っていましたが、どちらも1巻で成立しちゃいましたね。じっくり読みたい人には物足りないかも。予想外のスピードでくっつきましたが、私はこういうのも好きだなと感じました。