王子様は捨て猫になつかれたい

oujisama wa suteneko ni natsukaretai

王子様は捨て猫になつかれたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神38
  • 萌×234
  • 萌8
  • 中立8
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
15
得点
358
評価数
89
平均
4.1 / 5
神率
42.7%
著者
井伊イチノ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ラブキスボーイズコレクション
発売日
価格
¥700(税抜)  
ISBN
9784344845664

あらすじ

仕事=楽しい、友だち=多い、Hの相手=困ったことがない。パリピな王子様系リーマン・吾郎は、まさに人生バラ色の日々。だが行きつけのゲイバーで同じ会社の同期・根湖(ねこ)良太と偶然出会ってしまった! 吾郎と正反対の、真面目で面白味のない地味な根湖が苦手だったのに、いきなり「俺のことって抱ける?」と誘われ、ホテルに行ってしまった! 恋なんて必要なかった吾郎の前に現れたカレシ持ちの一途な根湖。彼にHをねだられ、世話焼き体質の吾郎はこれから一体どうする!? Pixivコミックで累計閲覧数300万超の人気作品がついにコミックス化!!

表題作王子様は捨て猫になつかれたい

山田吾郎(ゴロー),建設会社営業部所属,25歳,パリピな王子様系リーマン
根湖良太,建設会社社員,彼氏持ち同期のリーマン

その他の収録作品

  • ゴローの気持ち
  • ねこの気持ち(描き下ろし)

レビュー投稿数15

読んで良かったです

甘々でキュンっとする作品です。
以前1話だけ読んだことがあったので、ずっと気になっていて、今更ですが手に入れて読みました。
遊び人で特定の恋人は作らずに恋を知らずにきたゴローと、恋人に酷いことを言われて悲しむけれど恋人の事が好きな根湖。
ゴローが根湖に落ちるのは早かった!
そこからなんです!!
根湖の気持ちが恋人にあるけれど、酷い仕打ちをされて、それを見ているのが辛くて抱きしめたくなる。そんなゴローの気持ちが、溢れまくってます。
根湖は鈍いから、ゴローがただただ優しい人なだけだと思っているけど、そのあたりも何だか温かい気持ちになります。
ゴローが諦めるところでのゴローの涙と、その後の展開が甘々で本当に良いです。

甘くて優しくて、スパダリゴローが最高です。

0

絶対に幸せになってほしい攻め

恋を知らないプレイボーイ・ゴローが恋に落ちるのが早くないか?と思ったりもしましたが…
恋をするのって理屈じゃないし、いつ人を好きになるかなんて分からないよねと、受けを好きで好きで仕方がない攻めの図をたっぷり楽しめる1冊でした。

こちらの作品、ジャンルで言うのなら応援系です。
誰を応援するのかって、それが攻めをなんですよ。
攻めのゴローが会社の同期で彼氏持ちの根湖のことを溺愛してやみません。
根湖の彼氏というのがやや難ありでして、「なんでこの人と付き合ってるの?早く別れた方が良くない?」なんて思ってしまう人物。
処女はよそで捨ててこいetc…高校時代からずっと好きだと言う根湖の好意にあぐらをかいているような、あまり良くはない印象から始まるわけです。

俺なら根湖のことを大切にするのにと、今まで知らなかった感情が芽生えるゴローのほだされっぷりと、優しくしたい・かわいがりたい・甘えてほしい・好きになってほしいんだと、恋を知ってとにかく真っ直ぐな気持ちを根湖に対して抱く姿がすごく愛おしい。
これぞ溺愛攻め。心根が本当に優しくて、この人と付き合ったら幸せになれるんだろうなと思える人なんです。
先述の通り、彼の恋愛が成就することを願ってしまいます。
好きな人のためなら身を引くことを厭わないゴローが好きでした。
個人的な癖かとは思いますが、攻めが泣く姿を見るとテンションが上がってしまう。絶対幸せにならなきゃだめだよ…

と、攻めは非常に好みだったのですけれど、いまいちハマらなかったのは受けの根湖。なぜかグッと来るものがなく、ふらふらとしていた印象です。
なので、ゴローが根湖に対して感じていた「なんで?」を私もゴローに感じてしまいました。
とはいえ、その後の2人の図も糖度の高い多幸感に満ちたもので良い甘みが広がる作品でした。
根湖の彼氏はもっと早く素直になっていればよかったね…

1

何回も読んじゃう激あま作品

この作品はもう何度読んだことか!
もう最高の一言に尽きます。
なんていったって、主人公の攻め様がイケメンすぎる。この主人公に愛される受け様はホント幸せだなと思うくらい、あまあまです。
大体あて馬の恋は実らないのがお約束なストーリーですが、この作者様によって報われてくれました。
恋に真っ直ぐな攻め様は神!

2

ネコチャン

◾️吾郎×根湖
吾郎の根湖を表すモノローグで「クールに見えて人なつっこい」などと言ってますけど、吾郎自身も恋愛なんて…ってフリして情に熱い子なのよね。優しすぎるほど優しい。星也登場シーンではその優しさを存分に見せつけてくれた。なんと…なんと優しい子なんだ吾郎…
会社の描写などほとんどなしで、主役2人で話が展開するので、吾郎の"いわゆる王子様感"はあまりなかった。プレイボーイ時代の吾郎描写がもっとあればバーの遊び仲間の嘆きも分かったものの、可愛い雰囲気を貫きたかったのかな?
個人的に彼単体では完全に受け。百合CP

1

王子様系リーマンが…

これは、吾郎(攻)がなかなか損な役回りだなぁと…。
王子様系容姿でモテるし、仕事も順調だし、人生を思いっきり楽しんでいるはずなのに…。

見た目が地味で、吾郎とは正反対な印象の根湖(受)は、まさかの彼氏持ちだけど、その彼氏がなかなか最低な男で…。
どんなブサイクな男が出てくるのかと思えば…あれ?かわいくない?
根湖が離れていき、焦って改心した彼氏が、吾郎に身を引いてくれないかと言ってきた姿に、ハラハラしつつも、思わず元彼と復縁する展開見たさに、元彼を応援しちゃいましたが…。

吾郎はもともとプレイボーイなので、性格的にもっと嫌な奴かと思ったけど、優しくていい人なんだなぁ。
根湖のピンチを助けてくれるし、見た目だけではなく本当に王子様っぽい!

そして、最後に出てきた吾郎ガチ恋の皆様がいい子達で良かったなぁ〜。
みんなで吾郎と根湖を祝福するシーンはあたたかくて和みました。

猫好きな私としては、吾郎が飼っている猫ちゃんたちがかわいくて癒されました。

5

ふにゃっと笑うの可愛い

今まで恋をしたことがない難攻不落のプレイボーイ・吾郎が初めて恋をした相手は、会社の同期で地味めな根湖。
苦手意識さえあった根湖に対する印象が親しくなる度に吾郎のなかで変化していく。
(ざっくりあらすじ)

ゲイバレしたくない根湖は
会社ではひっそりと目立たないようにしている姿が目に浮かびます。
からの~!あのふにゃっとした笑顔のギャップ‥!
吾郎が恋しちゃうのもわかるかも。

読み進めていくとなんとなく星也が可哀想に思えてきちゃったりしますが‥
当て馬ポジを主人公に描いた、と井伊先生が書かれているように
今まで幾度となく当て馬になってきたであろう吾郎に幸せ掴ませちゃうぞ!という狙いがあるんでしょう。
今回当て馬となった星也も、是非幸せになってもらいたいものです(笑)

1

恋する男は可愛い

〖DMM電子書籍〗
修正 : 濃霧、トーン
カバー折り返し : なし
カバー下 : なし
帯 : なし
裏表紙 : なし
カバーデザイン : 不明
電子限定特典 : 漫画1P(なぐさめる根湖)
備考 :
ふた言 : 心開いてる受けのふにゃっとした笑顔はクるな。いちいち赤面しちゃう受け可愛すぎ。

〖紙媒体〗
未読

1

惹かれる姿に共感

好きになるってどんな気持ちだろう、そんなゴローが根湖くんに恋をしてアピールする姿が可愛かったです!
根湖くんがゴローに惹かれていく様子、凄く共感できました。中でも、"ゴローは俺と同じなんだ"のシーンがお気に入りです。人間なんだから、それぞれ違うのは当たり前だし、個性も大切だし、全てが同じ価値観はありえません。でも、ここって言うツボが同じだと、それが惹かれるきっかけになると思います。根湖くんはゴローに、"自分が他の誰かに抱かれたら嫌か"を聞いて、ゴローは独占欲を隠すことなく"俺だけのものにしたいから 嫌に決まってる"と伝えます。大事にしてくれていることを感じ、同じように大切にしたいと、そう思った根湖くんの感情や感覚に凄く共感できて、キュンキュンしました!!

好きだから、相手のために一歩引くゴロー。それがゴローの愛の印なのかなと思ったら、胸が締め付けられて、切なくなりました。強引さもほしいし、ズカズカアピールされ過ぎるのも引いちゃうし、私はワガママなんですが笑、根湖くんにとっては、ゴローの一歩引いた行動が、煽りとなって火をつけたのかなと思ったら、そんな2人にニヤニヤしました^^

キュンキュンしたり切なくて泣いたり、温かい気持ちになりました^^

3

可愛いお話

可愛かった
絵も可愛いしお話も可愛い
キャラクターの名前がいかにも漫画で
コメディチックですがストーリーは
キュンキュンするお話でした

当て馬が見事に当て馬で
攻めの格好良さが光ります
大人になるとなかなか自分の気持ちを
前に出さなくなりますが
今作もそんなお話
素直になったもの勝ちですね

働く男のお話なので、もう少しスマートに事が進んでも良いのではと
スパダリスーツ好きなので思ってしまいますが
こちらは、スーツというより猫みたいな雰囲気が大事なお話なので
本当に可愛くてキュンキュンするお話が好きな方にオススメの一冊です

5

昔から、男はあざと可愛い天然系に弱いのです。

王子ぃー!逆にチョロ過ぎないか⁈ オイッ!ってツッコミ入れたくなる、この王道にして王道。こんなにチョロくて大丈夫なのか。逆にドンデン返されるのかも⁈ なんて、途中からハラハラしてしまったくらい。甘くて甘くて、なんていうか大丈夫なのだ。

イケメンでモテて来た吾郎は、恋をした事が無い。恋なんて、多分面倒クサい事はきっと自分の人生には不要なものだと何故か思い込んでいる。
そんなある日、馴染みのバーで思いがけず同僚の根湖に出会う。根湖は会社でも地味で目立たない存在だったが、その思わぬ可愛さに何故か引き込まれてしまう吾郎。
地味で陰キャ風なのに、まさか彼氏と同棲しているという根湖に翻弄されまくる吾郎。
根湖も根湖で、同棲している彼氏が好きだと言い、彼氏の為に処女を捨てたいと吾郎に抱かれようとしてみたり。やってる事がおよそ無茶苦茶なんだが。どういうわけか吾郎は根湖の事しか考えられなくなっちゃうんですよね。これは何か、根湖の方に裏があるんじゃないかと本当にドギマギしました。恋を知らないワンナイトスタンドを気取る吾郎がいつしか一途な男になっていて。応援したくなっちゃうんですよね。
それどころか自分の事より相手の幸せを一番に考えられる様にさえ、成長しているんです。
まぁイケメン王子が、側だけじゃ無く。ホンモノの王子さまに成るっていうサイドストーリーにもなっていて。心がほんわか温かくなるんです。
根湖の彼氏がとんだクズ野郎かと思えば、ちょっと勝気なクーデレタイプという驚きもあり、この子は本当には悪い子でも無くて不器用なだけなので、成敗+救済まで描いて欲しかったかもー。スピンオフ行くかなぁ。

この可愛いほんわか絵とは裏腹に、結構エッチは色々致しているのもビックリ。ブツは白抜きなんですけど、なんかもぅ汁ダクで。根湖の表情もトッロトロで、めっちゃエロいです。

5

この作品が収納されている本棚

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